おねSSこんぺ・短編部門結果発表
第5位 Naoyaさん作
晴れた終わり
澪 『第５位は、Naoyaさんの【晴れた終わり】なの。おめでとうございます、なの♪』
浩平 「こんぺ上位の常連で、既に名のあるＳＳ作家としての地位をより浮動の物にする順位だな。内容は極めて無難ながら、良く纏めてると思う。……まあ、一部の掲示板で作者予想が的中してたりもしてたみたいだけどな（苦笑）」
茜 「それだけ注目される程に力のある方ですから……。浩平が絡まない、私と詩子のお話ですね。決して、何か特別な事が起こるという話ではありませんが、日常を良く描いていると思います」
詩子 「うんうん。平和な事はいい事だと思うよ。あ、でもあたしから一言。みんなも言ってるけど、改行不足だよ。あたしが言わなくても茜が言ったと思うけどね」
浩平 「茜は将来、母親になったら子供に色々と言いそうなタイプだからな〜」
茜 「……まだ何も言っていない私には、そこまで言われる筋合いは無いと思いますけれど」
雪見 「短編の容量というのを念頭において、それを実に良く生かした短編ならではの話だと思うわ。全体評価でも３点まで一切無しというのも凄いわね」
長森 「じゃあ、順位変動に行くよ」
| 投票数 70 : 単純平均点 6.80 |  |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | 0 |
| 2点 | 0 |
| 1点 | 0 |
長森 「上がったり下がったり、だけど最後は元通り、っていうグラフだね」
浩平 「この話も７点が一番多いって言うのが興味深いな。ＴＯＰ４に来ると採点の傾向がどんな風に変わるのかにも注目すると面白いかもな」
みさき「浩平君。そろそろ時間が危ないよ〜。早くしないと収録時間終っちゃうよ」
浩平 「うわっと。それじゃあ、第４位の発表に行くぞ！！」
第4位 相沢和也さん作
名枯れぼし
浩平 「第４位は相沢和也さんの『名枯れぼし』だな。相沢和也さん、おめでとう！」
長森 「うわぁ……凄い良い話だよ、浩平……私ちょっと泣いちゃったよ」
浩平 「んで、だ。まあ、この話の主役を呼ばないわけにもいくまい。おーい沢口――！」
南 「誰が沢口だ、誰が。俺は南だって言ってるだろ。えー、こほん。折原の奴がいない間の、俺と里村の話だな。まずタイトルのセンスが抜群にいい。次に俺や里村の心情が実に良く書けてると思う。それでいてＯＮＥの雰囲気も満点だ。もっと言うと、俺的には里村が一緒になる可能性も出てて、それが何とも……」
浩平 「あーーもう、長いっての！ 一人で三行以上使うなってさっきも言ってただろうに！」
茜 「……浩平」
浩平 「な、なんだ茜」
茜 「ワッフル、食べますか？」
詩子 「あっ！ 茜、それあの甘い奴……」
茜 「……食べますか？」
浩平 「食うさ！ 食ってやるよ！！ 幾らでも食ってやるからそんな目で俺を見るなぁー！！」
七瀬 「弱い男ねぇ……それじゃあ順位行きましょうか」
| 投票数 68 : 単純平均点 7.24 |  |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | 0 |
七瀬 「最初は１位にも立っていたのね。でも、上位３本に押されて、最後は４位にまで落ちちゃったけれど」
詩子 「ねえ、茜。茜はこの話、点を付けるとしたら何点？」
茜 「私は……１０点です、このお話は」
浩平 「何点満点だ？」
茜 「…………１０点です」
みさき「あ、でも茜ちゃんの話って上位に来るの多いね」
茜 「……そうみたいですね。ですが、全体の話の比率はそうでもないと思いますけど……」
浩平 「比率、ねぇ。そういえば長森。お前話の数を数えてたよな、どうだったんだ？」
長森 「ちょっと待ってね……。里村さんが１０本、七瀬さんが４本、澪ちゃんが２本、私が１０本、川名先輩が６本、柚木さんが５本、深山先輩が１本、南君が２本だよ。数が合わないのは、ジャンルに書いてあったのをそのまま抜き出したからだよ」
浩平 「……沢口が２本、か。こいつも出世したな……。しかし、オレ気がついたらいけない事気がついた」
長森 「……うん。私も」
繭 「？」
南 「いやー、これで俺、もしかすると主役にもなれるかもな。ヒロインの繭ちゃんよりも数が多いなんて……」
茜 「あ……」
繭 「う……ひくっ。うわぁーーーーん！」
浩平 「あぁあ……これだから沢口は……言ってる側から地雷踏むか、普通？」
長森 「繭。いい子だから落ち着いて、ね？」
繭 「うわあぁーーん……」
南 「……すまん。俺が全部悪かった」
浩平 「じゃあ、椎名が泣き止む間に３位の発表に行くか」
第3位 まーきーさん作
"けものたちのうた"
浩平 「いよいよ第３位の発表だ！ 第３位はまーきーさんの『"けものたちのうた"』だ。まーきーさんおめでとう。オリンピックなら差し詰めメダルだな」
雪見 「このお話は、内容もさる事ながら作者さんの名前にみんなびっくりするんじゃないかしら？ 私もびっくりしたわよ」
みさき「うん、私も。『メアリーに花束を』の印象が強いからかな？ こんな話も書くんだぁ……ってびっくりだったよ」
茜 「図書館・司書・そして内なる世界……ＯＮＥらしさが最もあった話だと思います」
詩子 「おとぎ話を思わせるよね、こういう話って。凄く上手いよ、あたしもびっくりした」
みさき「タイトルの由来、私は直接作者さんに聞きたいな。どんな隠された意味があるのか、今からドキドキなんだよ」
浩平 「そんなこの作品の順位変動はこれだ！」
| 投票数 71 : 単純平均点 6.80 |  |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | |
みさき「ほとんどずーっと２位だったんだね。最後で落ちちゃったのが私は残念だな」
茜 「１０点が一番多いというのが、実に特徴的ですね。その代わりに低い点も入ってますが、何か大きな物を読了後に与えてくれるお話だと思います」
長森 「はぁ……ようやく繭落ちついたよ」
繭 「ふいふい……」
浩平 「何ていって落ちつかせたんだ、長森？（小声）」
長森 「中編では繭の話もきっと絶対あるから、心配しないでって（小声）」
浩平 「……もし無かったら、今度こそ止めようが無いぞ、それ」
長森 「うん……。じゃ、じゃあ第２位の発表に行くよ」
第2位 草壁てつろうさん作
雨ふりと灰色ひつじ
長森 「第２位は草壁てつろうさんの『雨ふりと灰色ひつじ』だよ。草壁てつろうさん、おめでとうございます」
澪 『おめでとうなの』
みさき「茜ちゃんが澪ちゃんを突き飛ばしたのは、やっぱりこの話で凄くインパクトがある所だよね。読んでる人を飽きさせないで、最後まですっと読める話だったよ」
茜 「ごめんなさい……突き飛ばしてしまいまして。痛かったと思います」
澪 『全然気にしてないの』
浩平 「といいながら、実は腹のそこでは『こんちくしょう！ 髪が長いと思っていい気になりやがってなの！』とか思ってたり……」
澪 はぅ〜（ボカボカ）
浩平 「冗談だっての。スケブでボカボカ叩くな叩くな」
長森 「雨ふりと雨上がりっていう対比も、比喩表現も上手だったよ。欠点らしい欠点はほとんど無かったんじゃないかな？ じゃあ繭、お願い」
繭 「じゅんばん〜」
| 投票数 69 : 単純平均点 7.14 |  |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | 0 |
詩子 「わ。凄いね、これ……」
澪 『げこくじょう、なの』
浩平 「微妙に意味が間違ってる気がするのはさておいて……ここまではい上がってきたのは見事だな。それでも１位には届かなかったのか……」
茜 「心情吐露が凄く心に響きました……これからも頑張っていって下さい」
浩平 「それではっ！ 栄えある１位の発表を行うぞ！ みんな、準備はいいか？」
一同 『ＯＫ！』
長森 「準備はいいけど……放送時間もう無いよ〜！！」
浩平 「わかったわかった！ １位の作品は、これだ！」
第1位 じぎーすたーだすとさん作
永久にあなたと雨の中
浩平 「激戦を勝ち抜いた第１位は、じぎーすたーだすとさんの『永久にあなたと雨の中』だ！ じぎーすたーだすとさん、あなたが短編のＫＩＮＧだ。おめでとうー！」
みさき「ダイアモンドダストを抱きしめて、の作者さんだよね。私ファンなんだよ〜」
浩平 「……みさき先輩、結構詳しいな意外と」
みさき「うん。でね……私思いっきり泣いちゃった、このお話で。でもね……未来を変えないで立ち去った私……頑張れって凄く応援したくなったよ……私のことなんだけどね」
茜 「ハンカチが凄く必要な話です。ただ、感想の中にはあの先輩の選択に首を傾げる方もいたようですね」
詩子 「あ゛かね゛〜〜っ！ あたし、涙が止まらないよ〜！！」
澪 『みさき先輩、大変だったの……』
みさき「あはは……うん。でもね、私はやっぱりあれで良いと思うな。だって、今までの私も全部ひっくるめたのが、私、川名みさきだと思うから」
雪見 「みさき……」
みさき「じゃあ、雪ちゃん。最後の順位変動だよ」
| 投票数 67 : 単純平均点 7.37 |  |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
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| 2点 | 0 |
| 1点 | |
繭 「！」
浩平 「こうなると完璧以外の何ものでもないな。まさに不沈艦だ。１度１位にたって、後は完全に独走状態だ」
長森 「地の文だけでの構成っていうのも凄いと思ったよ。私始めて見たもん」
七瀬 「……どうでもいいけどね、時間無いわよもう」
茜 「そうですね……予定収録時刻を１時間近く過ぎてます」
澪 『みんな待ってるの』
繭 「みゅ〜」
詩子 「急がないと暴動が起きるかもね、待ってる人から」
浩平 「げ！ じゃあみんな、最後だけ駆け足だが仕方が無い。それでは、この企画に参加した全員に大して声を合わせて言おうか。それじゃあ、みんな！」
一同 「どうもありがとうございました〜！！」
楽屋にて
広瀬 「いくら時間ないからってさぁ……普通あたしの事出すの忘れる？ 酷いにも程があるわよ、絶対……」
な（略）「……しくしく……。せめて出演権利くらい欲しかったなぁ……」
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