『花吹雪の舞う中で』
「みんなに集まってもらったのは他でもない」
今はお昼休みです。
私達（美坂チーム+α）は相沢さんによって屋上前の踊り場に集められていました。
「なんなの？あたし達も呼ぶなんて・・・」
美坂先輩が口を開きました。
美坂先輩も内容を知らされていないようです。
「いや・・な。名雪や栞も無事進級できた様だしその祝いも含めて花見でもしないか？」
相沢さんの言う通りお二人の進級は危うかったです。
栞さんは入院していたと言う事実があったため追認考査を受けるだけですみました。
しかし、ほぼ毎日遅刻していた水瀬先輩は大変でした。
あの時は、相沢さんと美坂先輩が必死になって先生方を納得させてお咎め無しにしていただいたらしかった。
だから、いつか栞さんの完治祝いと共に進級祝いをしてもいいと思っていた。
しかし、それにしても・・・・。
「・・・唐突ですね」
私は相沢さんのいきなり過ぎる発言に抗議をしてみた。
「俺はその唐突さが売りなんだ♪」
「・・・ふぅ、相沢さんには何を言っても無駄ですね」
相沢さんの荒唐無稽さに溜息が出てしまいます・・・・。
「・・・天野、その溜息おばさ・・・」
「物腰が上品と言って下さい！」
「うぉっ！・・・りょ、了解ぃ・・・・・・」
まったく相沢さんは・・・・。
なぜこの様に上品で大和撫子なこの私を『オバサンくさい』などと言うのでしょうか？
ただちょっと好物が羊羹と緑茶で、洋服より和服が好きな女子高生じゃないですか。
・・・すみません、自分でもちょっとおばさんくさいかなぁなんて思っちゃいました。
でも、私は相沢さんの仰るほどおばさん臭くはないですよ。
スーパーの特売に興味があるわけでもないし、しみったれでもないです。
私はただ単純に大和撫子で純和風なだけです。
ええ、そうですとも！
「明日、学校が終わってからでいいか？」
「そうね、明日は土曜日だしね。それに、川澄先輩達にも連絡するんでしょ？」
「まぁな」
あちらでは私が自問自答している間に話が進んでいたみたいですね。
「じゃあ、メンバーは俺・北川・美坂姉妹・舞・佐祐理さん・名雪・真琴・あゆ・秋子さん・天野ってところか」
「そうね。それと、お弁当とかはどうするの？各自持ってくる？」
「そうだな、各自ってのが一番良いんじゃないか？みんながそれぞれ持ってきて、つつき合えば良いじゃん」
「分かったわ。栞もやる気みたいだしね」
「祐一さん、私の愛を一杯詰めて持っていきますからね♪」
「・・・言っておくが、俺は『フードファイター』じゃないからな」
「そんな事言う人嫌いですーっ！」
栞さんはお弁当を作ってくるみたいです。
「あたしも久しぶりに頑張ろうかしら？」
美坂先輩も作ってきそうな御様子です。
この様子だと相沢さんの周りの女性はみんな作ってきそうです。
相沢さんに自分の腕を見せつけるチャンスだからでしょうか？
・・・・・私もお弁当を作ってきましょうか？
私なんかの料理でも相沢さんにおいしいと言って貰えたら・・・・。
そんな事を考えてしまいます。
それは、私も相沢さんに好意を寄せる女性のうちの一人ですから・・・・。
でも、相沢さんはわたしなんか眼中に無い様です。
なぜなら、私に会うたびに「おばさんくさい」とバカにしてくるし、何より相沢さんの周りには魅力的な女性が多数います。
上は年上の魅力を持った倉田先輩、下は青空のような純粋さを持つ月宮さん。
私なんかが太刀打ちできないですよね。
それでも、私は・・・・。
その後あまり時間もないということで少し早く昼食を切り上げてそれぞれの教室へと戻りました。
お花見ですか、久しぶりですね。
思い返してみれば最近お花見に言った記憶なんてありません。
それも、”あの”相沢さんと一緒にいけるなんて・・・♪
午後の授業はその事だけで頭が一杯でした。
授業が終わった後、私はお花見に持っていく料理を決める為に買い物に出かける事にしました。
材料は何時もの商店街で購入です。
スーパーに行くという手もあったのですが相沢さんとのお花見という事で何時もより腕によりをかけなくちゃいけません。
恐らく他の皆さん方も気合を入れて作って来るに違いありません。
注意すべきは『倉田先輩』『美坂先輩』『水瀬先輩』と言った所でしょう。
真琴や月宮先輩は論外です。
美坂さんは以前持ってきたお弁当を頂いた所、私より腕は下のようです。
こうなれば、筆頭の倉田先輩さえ倒して（？）しまえば私の勝利は間違い無いです。
このままストレートに相沢さんとのゴールです！
でも、何にしましょう？
倉田先輩はシンプルに何時ものお弁当でしょうし、美坂先輩は美坂さんの所為で威力半減。
ダークホースの水瀬先輩ですが、これだけは予測不可能です。
そう呟きながら歩いていたら商店街の端にまで来てしまったので回れ右をして商店街の中へと入っていきました。
商店街で材料を買い家に戻ってきた時には門限の七時を超えていて親に注意されました。
こんな事は初めてです。
それからは、何時ものように食事をとり何時ものように入浴し寝るだけの状態になりました。
ここからは何時もと違います。
相沢さんの為に明日のお弁当を用意しなければなりません。
台所を使う許可もお母さんに話したら『美汐、頑張り無さいっ♪』って言われちゃいましたし。
お父さんは後ろで親指立ててましたし・・・。
何かと協力的ですね、ウチの家族は。
もっとも、これが私の『初恋』になるのですから存分に協力してほしいです。
『初恋は実らない』なんてジンクス”へっちゃらへ〜”です。
それからしばらく相沢さんとのサクセスストーリーを頭に浮かべて下準備をしました。
〜○分後〜
ずいぶん時間が経ったけど今何時でしょう？
えっ、１時？
始めたのが９時ごろだったので４時間もこうしていたんですか。
ふぁ〜。
時計を見て時間を把握したとたん眠くなってきました。
明日に支障があってはいけないのでこの辺りで床につきましょう。
ああ、”今日も”相沢さんの夢が見れますように・・・。
おやすみなさい。
朝です。
昨日”は”相沢さんの夢が見れなくってがっかりです。
それでも、学校もお花見も待ってはくれません。
仕方が無いのでいつも通り学校へ行きます。
でも、土曜日の授業も昨日の午後の授業と同様に上の空です。
私は、相沢さんに選ばれて幸せな家庭を築くためのシミュレートで大忙しです。
途中教師が私の名前を呼んでいたけれど、一切合切無視です。
き〜んこ〜ん か〜んこ〜ん
あっ、４時間目の終業のチャイムが鳴ってしまいましたね・・・・。
せっかくシミュレートで『出産』までいってたのに・・・・。
やっぱり、『結婚までは”ぷらとにっく”なお付き合い』があだとなりましたか。
しぶしぶ私は帰り支度をして相沢さんの教室に向かいました。
「お。ようやく来たな、みっしー」
相沢さんは、既に帰り支度を終えていました。
どうやら私達のクラスの方が終わるのが遅かった様で私がドベだったようです。
「遅れてすみませんでした。それと、みっしーって何ですか？」
一応、相沢さんのからかいに乗ってさし上げます。
私はそう呼んでもらってもかまわないのですが、体裁と言う物がありますから。
「ははっ、気にするな」
相沢さんが私をからかってくださっている時間は私だけの時間です。
正に至福の時です。
そう思ってるのもつかの間、もう相沢さんは別の方と話し始めてます。
この時は少しばかりセツナイです。
でも、そんな感情ももう少しです。
ぜったい、私のお弁当で虜にして見せます。
それからしばらく話し合いをして７時ごろ近くの公園に集合という事になった。
それまでは各自持ち物を準備する時間だそうです。
私は、この時間に全てを尽くしますよ！
とうとうこの時がやってきました。
お花見です。
私は何時ものように１時間早くやってきました。
周りは、私達のような高校生の集まりから大人達の集まりまで色々あります。
しかし、みんな楽しそうです。
当然ながら相沢さん達はいません。
少し早くきすぎてしまいましたか・・・・・。
「よぉ〜、姉ちゃん。こっちこんかぁ？」
酒気を帯びている中年男性が近寄ってきました。
絡まれると厄介ですね。
「・・・・結構です」
こう言うのは突き放した方が良いでしょう。
そう思って少しぶっきらぼうに返しました。
「姉ちゃん、連れないな〜。んなこと言わず、こっち来ぃって」
う〜、逆効果でした。
がしっ！
う、腕を掴まれてしまいましたっ！
結構、絶体絶命のピンチです。
真琴に貸してもらったマンガならここら辺で王子様が・・・・。
「おいっ、離せよおっさん！」
え、ホントに王子様ですか？
「嫌がってるだろ、こいつ」
いえ、相沢さんだったようです。
私にとっては、どちらもそう変わらないんですけどｖ
相沢さんは中年男性の腕を振り解くと向こうの方へ追い払ってくださいました。
「だいじょぶか、天野？」
「いえ、ありがとうございます。助かりました」
本当に助かりました。
「それにしても、なんでこんなに早くいらっしゃったんですか？」
ま、まさか私の聞きを察知して来てくださったんじゃ・・・・？
「いや、天野が待ってるだろうから秋子さんに頼んで少し早めに来たんだ」
そうですか・・・・、残念です。
そう言えば向こうの方に水瀬先輩や真琴もいます。
「祐一ぃ〜、今のかっこ良かったよ〜ｖ」
「真琴もあんなシーンで助けられたいなぁ・・・・」
あっという間に二人は近寄って来て相沢さんを囲んでしまいました。
残念です。
向こうの方では秋子さんがレジャーシートを引きながら苦笑いをしています。
秋子さんには私の想いは分かっているみたいですね。（もっとも近くに似たようなのがいくつもあれば分かると思いますが・・・・）
時計を見てみると実は結構良い時間でした。
後１０分もすれば皆さんもいらっしゃるでしょう。
私達は秋子さんの引いてくださったレジャーシートに座って待つことにしました。
「あぅ〜、おなか減ったぁ〜」
座ってから５分もせずに真琴が駄々を捏ね始めました。
「真琴、みんなが来るまで待ちましょうね？」
「でもでもぉ〜、お腹減ったぁ〜」
なかなか言う事を聞いてくれません。
少し、お話でもしますか。
「真琴、良いですか？」
「う、うん」
「もし真琴が逆の立場だったとして、待っててもらえないで先に食べられちゃったら嫌でしょう？」
「・・・・うん」
「だったら待ってましょうね、真琴」
「うん、分かった」
真琴は分かってくれたようです。
昔の真琴だったらこうはいきませんね。
あ、れ？
祐一さんがこっちの方を見てます。
それも、瞬きもせずにジット私のほうを・・・・。
・・・・・・・ぽっ。
少し顔が赤くなってしまいます。
でも、これにはやっぱり裏があるわけで。
「物腰が上品だとおっしゃってください」
「なっ、なにぃ。なぜ心が読めるんだ、天野？」
「カマかけただけですよ」
「くっ、さすが天野。一筋縄じゃいかないかっ」
なんなんですか、貴方は？
と思ったりしている反面、こんな意味の会話も結構好きだったりします。
だって、数少ない相沢さんとの戯れなのだから。
「あははーっ、遅かったですか？」
「・・・・・遅かった？」
「いえ、俺達も今来た所ですよ佐祐理さん」
ぽかっ
「おいっ、叩くなっ舞！」
「祐一が私を無視したから」
川澄先輩は、子供みたいに駄々を捏ねてます。
倉田先輩と同じ大学生とは思えません。
「悪かった、悪かった」
そう言って相沢さんは川澄先輩の頭を撫でています。
ああ、羨ましいです。
私も１度試して見ましょうか・・・・。
そうこうしている内に美坂先輩や北川先輩達も集まってきました。
これで全員集合でしょうか？
「よし、全員そろった事だし広げるか！」
全員そろった様ですね。
ちょうど回りは薄暗くなり始めていました。
それからすぐにみんなで準備をしました。
「よし、そろそろ良いか？」
相沢さんがみんなの様子を確かめます。
「こっちはＯＫだよ〜」
「あたしもよ」
「わたしもです〜」
「ボクもだよっ」
「了承♪」
「おっけ〜よぅ」
「万全ですよ、祐一さんｖ」
「・・・準備完了」
「大丈夫ですよ、祐一さん」
皆さん大丈夫の様ですね。
「ＯＫだぜ、相沢！」
「北川には聞いてないっ！」
「おいっ、扱い酷いなっ！」
「冗談だ！」
相沢さんと北川先輩が何時もの冗談を始めてしまいました。
「「わっはっは」」
今度は何やら二人で笑い出しました。
これは、始まる前から収拾がつかなくなりますね。
「・・・・相沢さん、そろそろ始めないと・・・」
「おう、そうだな。みんなぁ、コップは持ったか？」
みんなさっき回された紙コップを持ちます。
「・・・こほん。今日は花見の席だ。と言う事で、無礼講だ。気にせずいこうぜ、カンパーイ！」
『カンパーイ』
お花見が始まりました。
「祐一さんっ、私のお弁当食べてくださいっ！」
「祐一ぃ、私のからだよ〜」
「祐一さん、佐祐理の本気っ、ですよ」
早速お弁当戦が始まってしまいましたね。
でも、ここは１歩引いた方が勝ちです。
相沢さんは、案の定３人から逃げ様としています。
「相沢さん、私のお弁当はどうですか？」
「おっ、天野のか。ひとつ貰おうかな？」
ないすですっ。
ベストのタイミングで渡せました。
私は、自信満万に重箱の蓋を開けました。
「・・・・・・」
「・・・・・・おばさん臭いは、飽きましたよ？」
釘を打っておきます。
相沢さんは洋食メインで育ってきたのか、私が和食を出すとすぐにこう言ってくるからです。
「じゃあ、ひとつ貰おうかな・・・・」
「どうぞ・・・・」
この瞬間は覚悟していても恥ずかしい物ですね。
じーっ
相沢さんの口に釘付けになってしまいます。
「あの・・・・、天野？」
「なんでしょう？」
「『じーっ』っとみられてるとものすごく食べずらいんですけど？」
「気にしないでください」
「さいですか・・・・」
相沢さんは、こう言う所だけ細かいですね。
「で、味のほうはどうでしたか？」
「良かったぞ。天野らしくあっさりした味だった。今後の期待大だな♪」
「私らしくというのが気になりますが、ありがとうございます」
相沢さんの言い方はいつも含んだ言い方ですね。
「気にするなって。これでも飲んで落ちつけよ♪」
「・・・はい」
私は相沢さんに渡されたコップで中の液体を”コクリ”と一口のみました。
えぇぇぇぇ？
「って、これお酒じゃないですか！？」
「何を今更？」
「私達未成年ですよ。秋子さんからも何か言って下さい！」
私は頼りの綱の秋子さんに振りかえります。
「了承♪」
「ふぇ？」
「せっかくの無礼講なんですし、美汐ちゃんも硬い事いいっこ無しですよ」
頼みの綱は切れました。
「お、もしかして天野は酒ダメなのか？」
「私だって、お酒ぐらい飲めます！」
「ホントか〜？」
「ホントですっ！」
相沢さんはもうお酒が回っているのか絡んできます。
「それなら飲んでみろよ〜♪」
「分かりました。ええ、飲みますとも！」
私は”ノリ”で相沢さんのコップを引っ手繰ると中に入っている清酒をいっきに胃に流しました。
「これでも、下戸だって言うんですかぁ〜？」
「お〜い、名雪ぃ〜」
相沢さんはもう水瀬先輩の所へ行ってしまっていました。
人を煽るだけ煽っておいてどっかいくなんて人として不出来です。
やる事が無いので、コップにお酒をついで飲む事にします。
ゴクゴクッ
結構おいしいお酒ですね。
秋子さんの秘蔵品でしょうか？
もう一杯頂いちゃいましょう。
ゴクゴクッ
もう一杯。
ゴクゴクッ
ふぇ・・・。
頭がぼーっとしてきました。
相沢さんに開放してもらいたいでしゅ。
あれ、喋り方変でしゅか？
まぁ、いいでしゅ。
相沢しゃんも相沢しゃんでしゅ。
こんな大和撫子が側にいるのになんで他の女性の所に行くんでしゅか！
考えられましぇん！
がたっ
熱くなっていた私は自然に立ってしまいました。
「相沢しゃんっ！」
「へっ、天野？」
私の声でみんなが注目してしまいました。
でも、そんな事気にしましぇん
「相沢しゃんは、なんでしょんなに節操が無いんでしゅか！」
「え、どうしたんだ天野？」
「黙ってききなしゃい！」
「は、はいっ」
ようやく祐一しゃんは黙ってくれました。
「私は、祐一しゃんの事がこんなに好きなんでしゅよ！なのになんで余所見ばっかりしてるんでしゅか？」
あれ、私って何を言ったんでしゅか？
えっと・・・。
私は、相沢さんを・・・・好きってぇぇぇぇぇ！？
私の酔いは一気に覚めてしまいました。
なんて事をしてしまったのでしょう。
初恋の告白は放課後の学校って決めてあったのに・・・・。
よりにもよって、こんな所でこんな風に・・・・。
よった勢いで告白なんて、かなり恥ずかしいじゃないですか？
「・・・・・・・・（赤面）」
私はもう何も言えなくなってしまいました。
「あの、天野？」
「ひゃ。は、はい何でしょう？」
私は相沢さんの答えを待ちました。
「お前もなのか・・・？」
「へ？」
「いや、天野も俺の事好きなのかぁ・・・って」
なんですか、相沢さん？
その”も”って凄く気になりますよ？
「いや、ここに来ている中では秋子さんと北川以外からはもう告白されちまっててなぁ・・・」
そうなんですか？
もしかして私ってとんでもなく出遅れですか？
「それで、どう答えたんですか？」
私は、中間をはしょって結論を聞くことにしました。
「保留だ」
「保留・・・、ですか？」
「ああ、そうだ」
相沢さんの答えとは曖昧な物だった。
「実際俺はお前らの事を友達レベルでしか見てなかったんだ。」
「そう、ですか」
「もしここで気まぐれで付き合ったら自分の選んだ相手だけじゃなくて他のみんなも不幸にするかもしれない」
「でも、そんなの分かりませんよ？」
「だから、１年猶予をもらうようにみんなに頼んだんだ」
「そういうことですか。分かりました」
簡単な事だったんですか。
これで、皆さんと私の違いが分かりました。
私は、皆さんに追いつく様にあの手この手とやってきていたけどまだ”スタート”にも立っていなかったんですね。
でも、これからは違いますよ。
覚悟しておいてくださいね、皆さん。
「それと、相沢さん」
「ん、なんだ？」
「今日は無礼講なんですよね？」
「一応そうだが？」
「なら許して下さいね、”祐一”さんｖ」
「えっ？」
ちゅっｖ
私の、初告白は失敗だったけどファーストッキッスは大成功でした。
えんど
投票結果
空明美 (採点:4)
美汐が見た一番年下って、あゆ？
殺陣倉Xp (採点:3)
ほんのり赤くなった美汐さんはかわいいんだろーなぁ〜
ugen (採点:3)
美汐の一人称は良かった、落ちが弱い
名無しさんだよもん (採点:2)
まず、長い。テーマがないものをこんなに長くしてどうするのか。人に読ませることを前提として書かれてるとは思えない。面白い部分もあるんだから、それを引き立たせるためにもエピソード自体取捨選択する必要がある。それから、誤字はおいといても「♪」はないだろう。出だしで語尾が統一されてない所があるなど、全体的に推敲不足。オチは都合良過ぎ。ヒネリが無いと。
naoki (採点:2)
壊れ？ 不覚にも笑ってしまいましたが……。
今井 秀平 (採点:5)
天野の酔いっぷりに笑えました〜
ケイ (採点:4)
は、話し方が「みきぽん」・・・（爆笑）
フール (採点:5)
ちょっと壊れ気味の美汐が良い感じです
橘征五郎 (採点:1)
文章を書くなら基本的な文章作法の勉強を。モノを書いたらとにかく最低一度は読み直す癖をつけるように。ちゃんと読んだのならば、この作品が駄作であることを感じるはず。誤字脱字も多いし文章がメチャクチャ。正直に言って読むに耐えない。ジャンルはどうでもいいのでとにかく何か小説を読んで自分の作品と比べてみよう。まずは文章に触れることから。
kuryu (採点:4)
ナイスパンチでした。。
コーダイ (採点:4)
天野が妄想して先生に注意されても無視しているところが面白かった。
qawsed (採点:4)
何故にみきぽん風味ですか？
グＥ (採点:4)
美汐のぼうそうっぷりとかが最高でした♪
かずき (採点:1)
祐一ハーレムって書いてて楽しいのかねえ？
まちゃる (採点:3)
美汐視点でこれだけ乙女乙女してるのって珍しいかも。
Alice (採点:2)
読むのがキツイ。このＳＳにおける美汐の一人称が一人歩きしすぎていて、ついていけない。飛ばし飛ばしで途中から読んでました。あと、オチなんですが、ベタすぎる。ほのラブだからこういうオチにしたいっていうのもわかりますが、ベタすぎて…ちょっと。ただ自分の書きたいシチュエーションのみに特化しているきらいがあるので、そこらへん、読み手の方も意識してみて下さい。ＳＳのタイトルも、あまりそそられなかったです。
Ｇａｒａ (採点:3)
告白から後は周りの事一切描写が無いんで、どういう反応してるか気になりますね。目の前でキスされては全員平静でなくなったとは思いますが。この後は随分な修羅場になったような気がします。
神崎隆一 (採点:3)
他のキャラクターと美汐の掛け合いがもっと欲しかったです。
tabibito (採点:4)
がんばれ、美汐
神代 悠 (採点:2)
いや、美汐可愛いんですけどね。腐れ外道め…
taka (採点:3)
みしおんスーパーモード発動♪酔った勢いってよくあるらしいですからね〜（謎
Ｖｉｓ (採点:4)
美汐さんをもう少し壊しても面白かったかと思います。ほのらぶにはなりませんけど
全採点
5点 : 11
4点 : 39
3点 : 72
2点 : 35
1点 : 22
このSSは、作者の方に二次著作権が存在します。
転載、無断引用を固く禁止します。
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