あまえてもいいか？
名雪と付き合い始めてからもう三ヶ月・・・。
秋子さんの事故以来、水瀬家では俺と名雪との二人きりの生活が続いていた・・・。
最初は名雪も寂しいらしく俺について回っていたが・・・、今はそうでもないらしい・・・。
少しずつ・・・、俺も名雪も慣れてきたのかもしれない。
そんなことを考えていたある日・・・。
・・・チュンチュン・・・、チュンチュン・・・。
祐一「ん・・・。」
カーテンの隙間から朝陽が差し込んでくる。
そして・・・。
ジリリリリリリ！！！
ビビビビ！！！ジリリリリ！！！
祐一「ぐ・・・ぁ・・・。」
いつものことながら頭に響く目覚まし時計・・・。
隣の部屋なのに今日はいつもに増して頭に響く・・・。
祐一「ん〜・・・、とりあえず・・・、名雪を起こさないと・・・。」
早くしないといい加減近所迷惑だ。
祐一「よっ・・・と。」
ふら・・・とベッドから脱け出すと妙に熱い・・・。
布団のほうがよっぽど涼しかったように感じる。
祐一「ふ・・・ぅ、まだ寝ぼけてるな。」
ふらふらとして・・・、なかなか視点が定まらない。
はぁ・・・、名雪でもあるまいし。
意外と伝染してたりして・・・。
祐一「・・・・・・・・・・・。」
それは絶対に嫌だ。
ガチャ・・・パタン・・・。
トタ・・・トタ・・・トタ・・・トタ・・・。
祐一「・・・・・・・・・・・・。」
パジャマがやたらと重く感じる・・・。
それに・・・、歩くたびにクーラーに当たってるかのように涼しい。
トタ・・・トタ・・・トタ・・・トタ・・・。
祐一「・・・ふぅ・・・。」
名雪の部屋と書かれたドアプレートの前に立つ。
なんだか廊下が長く感じたが俺の気のせいだろうか？
ま・・・、とりあえず目覚ましの戦地へとおもむきますか。
・・・ガチャ。
ジリリリリリリリリリリ！！！ビビビビビビ！！！
ジャ〜ンジャ〜ン！！ジリリリリ！！！
祐一「ぐ・・・ぉぉぉ・・・。」
ドアを開けた瞬間ものすごい騒音・・・。
それに頭が殴られたように痛む。
カチッ・・・カチッ・・・カチッ・・・カチッ・・・カチッ・・・カチッ・・・。
祐一「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
騒音が鳴り止んでもまだ頭が痛い。
名雪「く〜・・・。」
祐一「・・・・・・・・・・。」
なんであの状況で寝ていられるんだろうか・・・、その突っこみもいい加減飽きてきた。
・・・時間は・・・。
７時３０分か、ちょうどいい時間だ。
祐一「よ・・・。起きろ名雪〜・・・、学校遅刻するぞ〜・・・。」
・・・いてて・・・。
声を出すたびに頭が響く。
名雪「す〜・・・す〜・・・す〜・・・。」
祐一「ほら名雪〜、起きろ〜・・・。」
・・・いてて、頭が痛くてどうしても間延びに・・・。
名雪「ん・・・。」
むくっ、と名雪が上体を起こす。
祐一「ぉ・・・、今日は早いな。」
名雪「・・・・・・・・・・・。」
祐一「名雪？」
名雪「く〜・・・。」
寝ていた。
祐一「はぁ・・・、起きろ〜。」
ゆさゆさと名雪の方を揺さぶる。
名雪「うにゅ〜・・・、じ・・・地震だぉ〜。」
前にも聞きたかったがだぉ〜ってなんだだぉ〜って。
ゆさゆさゆさゆさゆさ・・・。
祐一「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
・・・なんだか妙に疲れた。
名雪「ん・・・。」
名雪が眠そうに目を擦る。
祐一「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・、お・・・起きたか？」
名雪「うん、おふぁよ〜ぅ、祐一。」
祐一「ぉぅ・・・、おはよ・・・。」
どさっ・・・。
祐一「ぅ・・・。」
突然目の前に猫のパジャマが・・・。
いや・・・、俺が名雪を押し倒してるんだ。
名雪「うぁ、ちょ・・・祐一っ。」
祐一「・・・・・・。」
・・・動けない？
名雪「ゆ・・・、祐一・・・。・・・こんな朝から・・・、はずかしいよ〜。」
恥ずかしそう顔を赤くしながら体をよじっている。
な・・・に・・・、勘違いしてるんだよ・・・。
祐一「ぁ・・・のなぁ・・・。」
変な誤解をされたくないので体を起こし・・・。
祐一「・・・・・・。」
あれ・・・？
本当に・・・、体が・・・、動かない。
名雪「ゆ・・・、祐一？」
変に思ったのか名雪の手が顔に当たる・・・。
・・・何で冷たいんだ？
名雪「ゆ、祐一っ。すごい熱だよっ。」
・・・熱？
祐一「何を馬鹿な・・・。」
名雪「ちょ、祐一。動かないで。」
ドタドタドタドタドタドタ・・・。
祐一「・・・はぁ・・・。」
ふ・・・ぅ・・・。
祐一「ね・・・熱・・・か。」
ど・・・道理で・・・、おかしいわけだ・・・よな。
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン・・・キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン・・・。
香里「で、相沢君を見捨てて学校に来たわけね。」
名雪「人聞き悪いよ香里〜。」
北川君「でも、そんなにひどい風邪じゃないんだろ？」
名雪「熱が３９．８℃もあったの。」
北川君「はぁ？」
香里「ちょ・・・、大丈夫なの？」
名雪「うん・・・。だから、看病するって言ったら・・・。」
香里「俺はいいから遅刻するから早く行けって言われたのね？」
名雪「うん・・・。」
はぁ・・・、名雪ってこれだものね・・・。
北川君「だからって普通いかないと思うぞ？」
香里「あたしだってそう思うわ。」
もし栞がそうなったら学校休んででも看病するわよ。
今頃、上の階で元気に友達とでも話してるんだろうけど。
北川君「ま、相沢はそういったところが頑固だからな。」
名雪「うん・・・。」
香里「でも、さすがに今の状態で一人ってのは危ないわね。」
名雪「どうしよう・・・。」
どうしようって、少しは考えてよ。
北川君「そうだっ、今から早退するってのはどうだ？」
香里「そうね、それがいいと思うわ。」
名雪「うん・・・。」
香里「なに？なんだか浮かない顔ね・・・。」
名雪「香里・・・、北川君・・・。」
香里「ん？」
北川君「ん？」
名雪「わたし、やっぱり祐一に無理させてたのかな？」
香里「かもね、最近の名雪、相沢君に頼りっきりだったし。」
北川君「ま、その分。水瀬がしっかり看病してやればいいさ。」
名雪「うん・・・。」
あ〜、もうじれったいわね〜。
香里「ほら名雪！早く相沢君のところに行きなさい！」
強制的に学校から退場してもらうわよ！
名雪「わ・・・、香里押さないで・・・。」
香里「こうでもしないとあんたは動かないでしょ。」
北川君「石橋には俺たちから言っておくから、心配すんなって。」
名雪「う・・・うん。わかったよ。」
タッタッタッタッタッタッタッタッタッタ！！！
香里「ふぅ・・・、全く世話の焼ける娘ね〜。」
北川君「ま、いいんじゃねぇの？」
石橋「こら水瀬！どこに行くんだ？まだ授業は残ってるぞ？」
・・・ふぅ・・・。
香里「行くわよ北川君。」
北川君「やれやれ・・・。」
・・・・・・チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ、チ・・・。
祐一「げほっ！げほっ！！」
ぅ・・・。
・・・まだ・・・昼過ぎか・・・。
時計の音だけでも頭に響く・・・。
熱くて・・・、体の節々まで痛くて・・・、動けない・・・。
祐一「く・・・、はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
それにしても・・・、静かだよな・・・。
は・・・はは・・・、そりゃ・・・そうだよな・・・、いま家には病人の・・・俺しかいないんだから・・・。
祐一「ぅ・・・げほっ！！・・・げほっ！！・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
ま・・・マジでやばいかも・・・。
名雪がいれば・・・、多少は楽なんだが・・・。
祐一「はぁ・・・はぁ・・・。」
いや・・・、秋子さんのいない今・・・、俺がしっかりしないと・・・。
・・・カチャカチャ・・・バタンッ！
名雪「ただいま〜。」
祐一「・・・ぇ？」
い・・・、今・・・、名雪の声がしたような・・・。
ドタドタドタドタドタドタ！！！
祐一「ぐ・・・ぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・。」
あ・・・、頭に響く・・・。
・・・ガチャッ！！
名雪「はぁ・・・はぁ・・・、ただいま祐一っ！」
息を切らした名雪が俺の前に立っている・・・。
祐一「・・・い・・・痛てて・・・、名雪・・・、学校は？」
名雪「早退してきたんだよ・・・。」
祐一「別に・・・、大丈夫だ・・・。げほっ！げほっ！！！」
名雪「祐一、そんなに咳きしてたら説得力ないよ。」
た・・・たしかに・・・。
祐一「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。・・・あ。」
名雪の手が額に置かれる・・・。
・・・一瞬・・・、呆気に取られたのか不思議と落ち着いた・・・。
名雪「すこし・・・、熱が上がってる・・・。それに、何か食べないと・・・。」
祐一「・・・いらない。」
今はとても食べたいと言う気にはならない・・・。
名雪「だめだよ。少しでも食べないと、よくならないよ。」
祐一「はぁ・・・、無理だ・・・。」
名雪「無理でも。少しだけでも・・・、食べないとだめだよ？」
・・・これ以上言っても駄目らしい・・・。
言い合うのも疲れるので仕方なく頷く。
祐一「はぁ・・・、それじゃぁ・・・、何か作ってくれ。」
名雪「うんっ！」
嬉しそうな表情で笑う名雪・・・。
すると名雪の手が布団の中に入ってきた・・・。
祐一「・・・ぅ・・・。」
一瞬布団の中に入った外気がやけに冷たく感じる。
名雪「わ、祐一汗びっしょり・・・。」
祐一「・・・だろうな・・・。」
水をかけられたように体中が濡れている。
名雪「それじゃあ、着替えもしないきゃね・・・。」
そう言って立ち上がる名雪。
名雪「今日は、祐一の世話をぜ〜んぶするから、ゆっくりしてね。」
そう言って頬にキスをして部屋を出て行った・・・。
祐一「・・・はぁ・・・。」
は・・・はは・・・、名雪が帰ってくるまでだめかもとか思ってたのに・・・。
名雪が帰ってきたらなんだか安心してる自分がいる・・・。
変・・・、だよな俺って・・・。
・・・・・・カチャカチャ・・・。
あの後、名雪は慣れない手つきで俺を着替えさせてくれた・・・。
流石に下着を取り替えるわけには、と思いきや下着までしっかりと着替えさせられた・・・。
それから名雪は真っ赤な顔のまま下に降りて（俺のほうは恥ずかしさと熱で更に赤かっただろう）・・・。
今、名雪特製のお粥を食べているところだ・・・。
名雪「大丈夫祐一？」
祐一「あ・・・あぁ。」
名雪の作ってきてくれたお粥を食べて少しは気分がよくなっていってる。
意外と・・・、食べたくないこそ食べたほうがいいのかもしれない。
名雪「もう少し食べれる？」
祐一「あと少しなら・・・。」
そう言うとお粥をすくって俺の口に運んでくれる・・・。
・・・しかし。
名雪「はい、あ〜ん・・・。」
祐一「・・・・・・。」
これがまた恥ずかしくてたまらないのだが・・・。
頭がふらふらしててそうも言っていられない・・・。
祐一「・・・ぅ・・・、げほっ！げほっ！！」
名雪「だ、大丈夫祐一？」
背中をさする名雪の手・・・。
苦しくて体はいっぱいいっぱいなのに気分はやけに落ち着く・・・。
祐一「ふ・・・ぅ・・・、大丈夫だ・・・。」
名雪「うん・・・。あと、これ、お薬だから。」
コトン、と水と薬が置かれる。
どうやら解熱剤と・・・、風邪薬のような白い粉がある・・・。
名雪「飲める？」
祐一「た・・・多分・・・。」
少し苦しいだろうけど・・・。
そう思いながらコップを持って薬を口に運ぶ・・・。
・・・こく・・・こく・・・こく・・・。
名雪「大丈夫？」
・・・こく・・・こく・・・、コトン・・・。
祐一「・・・ぅ・・・、げほっ！げほっ！！」
名雪「わ、大丈夫？」
っ・・・はぁ・・・、流石に・・・、苦しい・・・。
祐一「げほっ！！・・・、げほっ・・・。」
名雪「大丈夫・・・、大丈夫だから・・・。」
そう言いながらさすってくれる名雪が・・・。
今はとても頼もしく感じた・・・。
・・・・・・・・・・・・ピチャ・・・。
祐一「・・・ぅ・・・。」
つ・・・冷たい・・・。
冷たいものが額に置かれた・・・。
祐一「・・・・・・・・・・・。」
名雪「あ、大丈夫祐一？」
祐一「名雪？」
どうやら寝ていたらしい・・・。
それに冷たいものは水で冷やしたタオルだ・・・。
名雪「うん・・・。気分はどう？」
祐一「・・・悪くない・・・。」
薬が効いてるのか、頭も痛くないしさほど気分も悪くない。
名雪「はぁ〜、よかったよ〜。」
そっと、胸を撫で下ろしている。
祐一「・・・・・・。」
時計を見ると既に１１時を過ぎたところ・・・。
祐一「ずっと・・・、看病してたのか？」
名雪「うんっ。だって、祐一が大変なときだから。一生懸命看病したんだよ？」
祐一「あぁ・・・。」
名雪「あと・・・、ごめんね祐一。」
・・・は？
祐一「なにがだ？」
名雪「祐一に・・・。無理させて・・・。」
祐一「・・・別にそんな・・・。」
言い切ろうとするところで名雪の言葉に遮られる。
名雪「わたし・・・、バカだから・・・。ちょっと祐一に甘えすぎちゃって・・・。」
祐一「名雪・・・。」
名雪「・・・なに？祐一。」
祐一「ばか・・・。」
名雪「ぅ・・・、いきなり失礼だよ祐一〜。」
でも本当にばかなのだから失礼も何もない。
祐一「あの時・・・。俺が・・・甘えていいって言った・・・、俺が支えてやるって言った・・・。」
名雪「うん・・・。」
祐一「だから・・・、別に無理をしてるとは思ったことなんてない・・・。」
名雪「で・・・でも・・・。それじゃあ祐一が・・・。」
祐一「俺がそう言ってるんだから・・・。名雪が心配しなくても大丈夫だ・・・。」
名雪「う・・・うん・・・。」
いまいち納得がいかない表情をする。
祐一「げほ・・・げほ・・・。でもな名雪・・・。」
名雪「うん・・・。」
祐一「今日は・・・、俺が名雪に甘えていいか？」
名雪「え・・・？」
祐一「ちょっと今日はきついから・・・、甘えたいんだ・・・。名雪に・・・。」
名雪「う・・・うんっ！」
嬉しそうな顔で笑う名雪・・・。
俺は名雪に手を伸ばすと、名雪は俺を優しく抱きしめてくれる・・・。
やわらかい・・・、名雪の肌・・・、匂い・・・。
名雪の暖かさにつつまれながら・・・、俺は名雪に甘えるように目を閉じた・・・。
・・・・・・翌日・・・。
朝の教室で携帯から一本の電話がかかってきていた・・・。
名雪「＜・・・というわけなの〜・・・。＞」
香里「あ・・・、あのね名雪・・・、あんたまで風邪ひいたら意味ないでしょ〜！」
北川君「まさに、ミイラ取りがミイラになる・・・、だな。」
香里「それで、相沢君は大丈夫なの？」
名雪「＜うん、祐一も・・・わたしも同じくらいの熱だから・・・。＞」
そういう意味で言ったんじゃないんだけど・・・。
香里「ま、わかったわよ。それじゃね。」
ピ・・・。
北川君「まったく、なにやってんだかな。」
香里「そうね・・・。もう・・・、仲がいいとしか思えないわね・・・。」
北川君「そうだよな〜・・・。」
香里「はぁ〜・・・、後でお見舞いに行く？」
北川君「そうだな・・・。」
・・・・・・カチャ・・・。
名雪「ふぅ・・・。けほ・・・けほ・・・。」
祐一「なんだって？・・・げほ・・・げほ・・・。」
名雪「うん・・・。わたしまで風邪ひいたら意味ないでしょ〜、だって。」
そりゃまそうだよな・・・。
まさにミイラ取りがミイラになる、だ。
祐一「でも・・・、俺の風邪をうつしたみたいで・・・。悪いな・・・。」
名雪「ううん・・・。けほ・・・けほ・・・。これでおあいこだよ。」
祐一「・・・そうだな・・・。」
名雪「早く寝て治さないとね。」
祐一「そうだな・・・、早く治さないと香里がうるさいからな・・・。」
名雪「うん・・・。けほ・・・けほ・・・けほ・・・。」
トタ・・・トタ・・・トタ・・・トタ・・・トタ・・・トタ・・・トタ・・・。
名雪「祐一・・・。」
祐一「ん？」
名雪「一緒に寝ていいかな？」
祐一「・・・あぁ・・・。」
名雪「うれしいよ〜・・・。」
赤い顔をしながら笑顔の名雪。
実際、風邪がうつった原因が昨夜同じ布団で寝たからかもしれないのだが・・・。
今は、もう二人で治したほうがいい・・・。
祐一「ほら、名雪・・・。」
名雪「うん・・・。」
二人で布団をかぶるとすぐに眠りに落ちていった・・・。
支える人と・・・、支えられる人・・・。
でも、支える人が疲れれば、支えられる人がその人を支えてやる・・・。
結局・・・、人というものは・・・、支え・・・支えられながら生きていく・・・。
そして・・・、絆を深め・・・、友情・・・愛を育んでいくんだと思った。
その証拠に・・・。
俺と名雪は・・・。
お互いを抱きしめるように寝ていたのだから・・・。
・・・ＥＮＤ
投票結果
久慈光樹 (採点:1)
人称が途中で唐突に変わるので混乱しました。
ａｓｈ (採点:1)
視点移動が唐突です。ゲームと違って絵がないので、場面転換と一緒に視点移動をするのにも、それなりの流れを作らないとすんなりと読めません。
ugen (採点:3)
文章がきちんと書けてるので台詞の前に名前を書いて誤魔化さずにかいたほうがよい
Kanade (採点:2)
ト書きはどうも、生理的に受け入れ難い。話は悪くないのですけれど。
烏賊悪魔 (採点:2)
この設定で秋子さんが居ないことへの『悲しみ』がないのは不自然。そのダークさが加わればもっといい作品になったと思う。
naoki (採点:1)
趣向の問題、かなぁ？
荒野草途伸 (採点:3)
読みやすさという点では評価
kuryu (採点:4)
なんか、ほっとする感じのいい作品です。
グＥ (採点:4)
祐一と名雪のラブらぶな雰囲気が非常によかったです。
コーダイ (採点:3)
このあと香里が来てどうなったんでしょう
かずき (採点:4)
最近では珍しい我侭でない名雪が良い。
り〜だ〜 (採点:5)
名雪の優しさが全面に出ていてよかった！
Alice (採点:2)
あ〜、まぁ、良いSSになりそうだとは思いますけど、とりあえず、台詞にキャラ名入れなくてもわかりますんで、入れない方が良いです。ちょっとウザイんで。まぁ、展開は良かったんですけど、そーゆー部分で私的にマイナス評価。評価：C
神崎隆一 (採点:1)
シチュエーションとか雰囲気とかは好きです。でも、3点リード使いすぎ。あと、「〜〜。」は読みにくいとされているので控えましょう。さらに、セリフの前にキャラ名を入れるのもあまり好印象を残せません。その辺は最低限やっておくべきだと思います。
musu (採点:1)
・・・が多すぎ。
神代 悠 (採点:3)
ああもういいなぁっ！ やっぱ祐一×名雪は良いと思うのですよ〜。萌え。
浮動明王 (採点:3)
祐一&名雪のラブものはすでに多数ある ひとひねり加えるべき
taka (採点:2)
普通でしたね・・・。似たようなSS読んだ事あるのでちょっと・・・。
橘征五郎 (採点:1)
まずは基本的な文章作法の勉強を。突込みどころが多すぎるので以下箇条書きで。三点リーダーもどき（・・・）が多すぎる。熱があっても布団の中の方が涼しいというのはおかしい。地の文が説明的過ぎる。作者が楽をするため、もしくはそれ以外の展開のさせ方を知らないがためのご都合主義。北川だけ「君」づけは変。キャラクターを掴めていない。名雪が風邪をひいた祐一を放って学校に行くとは考え辛い。行動にリアリティがない。SSは最後にテーマを論ぜねばならない、などという約束事はない。また、テーマを論ずるにしてもあまりに不恰好。そもそも文章力が致命的に足りない。駄作。
はぐ (採点:3)
「いい感じです」 内容的には、よかったです。あまり奇を衒わず、それでいて自然(？)に二人の間を覗かせてくれる感じです。ただ、意味をもってないキャラ表記はいりません。
全採点
5点 : 13
4点 : 46
3点 : 61
2点 : 35
1点 : 21
このSSは、作者の方に二次著作権が存在します。
転載、無断引用を固く禁止します。
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