「祐一さ〜ん」
祐一さんの家の前で元気良く挨拶します。
今日は祐一さんと昔の写真を見せ合う日。
思い出の交換会。
二人が出会う前の自分を教え合う日です。
私、今わくわくしています。
今日は良い日になる。
そんな気がします。
私の予感は絶対に当たるんですからね。
思い出の交換会
きっかけは祐一さんと名雪さんが子供の頃の話をしていた事でした。
名雪さんは私が知らない頃の祐一さんを知っています。
二人は従兄弟同士ですから当たり前なんですけど、
私はそれが羨ましくて。
これは祐一さんには絶対に秘密なんですけど、
私なんかが恋人でいいのかな、なんて考えてしまいました。
でもその時祐一さんが、
「どうした、栞」
なんて優しくて。
私知ってます。
優しい時の祐一さんは本気で心配してくれていることを。
だから前向きになろうって。
そう思ったんです。
だから決めました。
昔の祐一さんを教えてもらおうって。
そして私のことも知ってもらおうって。
そうしたら、
二人はきっとなれるから。
ドラマみたいなすてきな二人に。
あっ、祐一さんです。
「よぅ、栞」
なんだか照れてるようです。
昔の写真を見られるのが恥ずかしいんでしょうか。
祐一さんらしいです。
「こんにちは。祐一さん」
今日は良い日になる。
そんな気がします。
投票結果
- はむ
- 結局、思い出の交換会をやってない気がするのは私だけですか？ 短編投稿用のネタを圧縮して超短編に出展しようとしたのなら話はわかりますが。
- Manuke
- ほのぼの〜。
- 山の上
- 栞はかわいいなって思いました。
- 屈折する星屑
- んー、そうなのかなあ？ って、そんなふうに思いました。
説得力に欠けるって言うか……栞の感情に乗り切れなかったです。
- 電光刑事バン
- 栞のほのぼのとした日常が良く書けていると思います。
ただ、大作のオープニング的な構成が減点対象です。
- Foolis
- なんか物語の一部分だけ切り取られた、っていうかんじです……。
それが残念でした。
評価Ｃ
- 荒野草途伸
- ７くさとし。
- ふうがみこと
- Kanonヒロインの内面は外面と同じなのか、ちょっと疑問に感じてしまうような文章だったので、違和感が先立ってしまいました。
- クリボー
- 写真見せ合うって言ってるのにその場面がないと何とも言えません。
てゆうかその場面が見たかったのです。
- 歩人
- 良い日か……幸せそうで何より。
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