とある「おやこ」と「しまい」の物語
この街で出会った彼女と一緒にいるために……
俺はある決断をして母さんに電話をかけた。
「母さん、実は俺大学も水瀬家から通いたいんだけど」
「あらそう。いいわよ」
「……やけにあっさりしてるな」
「祐一がいないと家事が減るから楽でいいわ〜」
って、コラ。あんたそれでも一児の母か！？
「あ、そうそう祐一」
「なんだよ」
「次にできるなら弟と妹、どっちがいい？」
「はいはい、俺は邪魔ってわけね」
ったく、年考えろよ。息子の俺と同時期に子供でも作る気か？
「あ、祐一」
「まだなんかあるのか？」
「秋子に『双子だったら片方おすそ分けするけど、どう？』って聞いといて」
プツッ。ツーツーツー
激しく頭痛がしてきた。
彼女にはうちの母親の真似だけはしてもらいたくない。
ていうか、会わせたくない。
投票結果
- Manuke
- オリジナルすぎ〜。
- 屈折する星屑
- 実は名雪がおすそ分けされた――ってワケではないのですか。どっちだろうか。微妙だ。
- 山の上
- オチが弱い。
- はむ
- 子供は玩具じゃないです。
- 木村圭
- 呆然としてそうな祐一がいいです。
名雪は誰と会っても名雪のままでいそうですから結婚する前には挨拶くらい行きましょう。
- Foolis
- 微妙に落ちていないかなぁ……。そんな感じがしました。
評価Ｂ−
- 電光刑事バン
- 基本的に祐一ネタですが、誰とのカップリングか不明なので減点です。
ネタは良かったのですが。
- 荒野草途伸
- 価値観の違いですかね？ 祐一の母親のどこがいかんのか、さっぱりわからんのですが。
１くさとし。
- ホモリングビッグスキンヘッドクモリングメガネ＆短パン
- ＞この街で出会った彼女と一緒にいるために……
＞俺はある決断をして母さんに電話をかけた。
決断したんなら、学費くらい自分で稼ぎましょうね（はぁと）。
なんとなく弱かったような気がします（僕にとっては）。
- ふうがみこと (採点:1)
- ブラックですな。
こういうユーモア好きです。
- 歩人
- うーむ、昨今の親というのは全く嘆かわしいなぁ、というお話。
- 名無しさんだよもん
- む、読んだ後に気づいた。
姉妹か、姉妹なのかー！？
やはり秋子さんもお盛んなのかー！！？
超短編掲示板へ
戻る