とある病弱な少女の詩




 雪の降る夜。寒い夜。

 こっそりお家を抜け出して、あなたのお側へ参ります。

 お土産片手に駆け足で、雪の降る中参ります。

 白い吐息を吐き出しながら、冬の夜道を参ります。

 あなたはきっと驚くでしょう。

 あなたはきっと怒るでしょう。

 けれどキスして抱きついたなら、あなたはきっと笑うでしょう。

 微笑み求めて走ります。温もり頼りに走ります。

 

 雪の降る夜。寒い夜。

 あなたのお側へ参ります。

 月の光を浴びながら。

 あなたのお側へ参ります。




投票結果

Foolis
うーん。ここまで短いのにここまで雰囲気を巧くかもし出すとは。見事。
評価B+


はむ
これは、詩ですかね。タイトルにも詩って書いてありますしw内容は残念ながら汲み取ることができませんでした。ただの栞の夜這いとしか。


Manuke
あー、良い雰囲気とリズムです〜。


電光刑事バン
 どうにも状況が飲み込めません。
 作者の自己完結ものとしか思えません。


歩人
強いて言えば美汐かな?


荒野草途伸
4くさとし。


ふうがみこと (採点:1)
なんか好きですー。
可愛らしくって、みょうに心がぽかぽかと温まります。
うん、どうなるかわかりませんが、点数候補に入れておきますぅ


山の上
どうも思いませんでした。


屈折する星屑 (採点:1)
このテの短い詩っぽい作品の中では、一番いいかも。
内容とかテンポとか、好みにあっていたので。
ギャグばかりにHP取られるのもなんですし……。
じぎーは1のダメージを受けた!!


言之米
ふむん?


名無しさんだよもん
栞はいい娘だよ・・・
と思って見返してたら、これはちょっとという矛盾があったな。
雪が降るためには雲が出てないといけないので、月は出ないはず。



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