跳べっ! 飛ばせっ! お母さん!!
俺は今、舞の家に来ている。
何故なら舞と佐祐理さんの卒業後に俺達三人で暮らす許可を貰うためだ。
アパートの一室、コタツを挟んで舞の母親が座っている。
舞は案内した後、茶菓子を買い忘れたとかで紹介もせずに出て行った。
「初めまして、相沢 祐一です。今日は――」
「ええ、舞から『色々』聞いてるわ。卒業したら一緒に暮らしたいそうね、ゆ う い ち 君?」
「? はい」
何だ? 妙に名前を強調されたような?
それに体も微妙に震えてるし。
「……十年間も放置しておきながら今更迎えに来て『私の舞』を連れて行こうだなんて」
「え? あの――」
「娘の体!? 私が毎晩揉み続けたあの胸が目当てなの!?」
「なっ、ちょっ――」
「許せない! 隠れて舞の援護をしていた私の実力、見せてあげるわっ!!」
「色々気になるが話を聞けよ! って、うわぁあっ!?」
奇声を上げてコタツを跳び越えるその姿は怪鳥と言うに相応しく、立ち上がろうとした俺の膝を踏み、がら空きの側頭部に突き刺さる彼女の膝は俺の意識の殆どを吹き飛ばした。
朦朧とした意識の中、上半身を尻とコタツに挟まれ、両腕が天井に向かって捻り上げられる自分の体を遠くに感じながら思った。
舞、お前知ってて逃げたのか……?
投票結果
- Manuke
- ふぇ……?
- 山の上
- 笑うと場所がないのですが。
- Revin
- なんでやねーん!
- Foolis
- ネタてきには悪くないがもう一ひねり欲しい。
評価B
- はむ
- うはははははは! 舞のおっぱいがでかいのはこういうことだったのか! 壊れすぎです。
- 電光刑事バン
- 舞母ネタはいいのですが、かつて死にかけた経歴があるとは思えない豹変振りです。この母なら別に、舞が街を引っ越す必要もなかったのではないかと思います。
- 木村圭
- この後、どうなるんでしょう。微妙に気になります。
爆弾発言多々、身体能力測定不能。掴み所の無い母親に捕らえられた祐一の運命は!?
次回をお楽しみに!
…続きませんか?
- ふうがみこと
- ちょっと好きw
- 荒野草途伸
- このお母さん、MOON.の天沢郁美さんですか?
5くさとし。
- 歩人
- 舞のお母さん健康になって良かったねという話(笑。
- 屈折する星屑
- なるほど、揉んでたのですかw 笑いました。
でも、本文よりタイトルの方が面白いかもw
- 投票者四回目
- いい母親なので1点候補でした。
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