ある晩の話。
月夜のある晩。祐一の部屋から二人の声がする。
「なぁ名雪、見せてくれたっていいだろ?」
「だ、だめだよ祐一…恥ずかしい…」
「だって…秋子さんには見せたんだろ?」
「お、お母さんは特別だよっ!…だって、母娘だもん…」
「俺だって従兄弟だけどな」
「でも…祐一は男の子だもん…」
「意味が分からん…とにかく見せろっ」
「あっ…ダメだよ祐一っ…は、恥ずかしいよぅ…」
「ふむふむ…結構いいじゃないか…」
「あっ…や、やめてっ祐一…お、お願いだから…」
「…それにしても…名雪のも複雑になってるんだな」
「そ、それはゆ、祐一だってそうでしょ……?」
「ま、まぁな…お!これはまさか、赤…?」
「あっ…ダメだよ…それ以上見ないで祐一…おかしくなっちゃうよぅ…」
「へへっ…秋子さんに言っちゃうぞ〜」
「うにゅう…お願いだから秘密にしておいて…祐一…」
ドアが開く音がして、部屋を覗いた秋子さんが一言。
「あら、どうしたんです?二人で通信簿なんて見せ合って」
月夜の、学期末のある晩の話。
投票結果
- 山の上
- オチが弱いです。
ちょっとドキドキしましたが(笑)
- はむ
- えぇーい、期待させやがってー! 真面目に言いますと、これじゃあちょっと弱いです。
- 名無し@デフォ (採点:3)
- w
- Manuke
- 『言っちゃうぞ〜』はちょっと……。
- 屈折する星屑
- お約束?w
パワー不足は否めない。
- 電光刑事バン
- ある意味簡単にオチが読め、期待を裏切らない内容ですが、それだけと言うのも芸が無い様に思えます。
- Foolis
- よくあるネタですが個人的にはこういうの好きです。
評価B
- 蔵等はまだか
- コピペですな
- ぬ〜 (採点:3)
- 落ちで笑いました。いや〜、最初はどんな展開になるかどきどきしながら読んでたんですけど、最後に見事に落ちました。例えるなら大魔神佐々木のフォークぐらい落ちましたね。面白い作品でした!
- 投票者四回目
- ベタですけどいいですね。
- 荒野草途伸
- 5くさとし。
- 木村圭
- 秋子さんに言っちゃうぞ〜ってもう既に見せてるじゃないですか。会話のつじつまはきちんと合わせてください。
オチは読めなくて良かったですので。
- ふうがみこと
- よくあるネタ……
このネタで勝負しようとするなら、そりゃもうすべての期待も予想も裏切ってぶっ飛んでいく神レベルのものが必要になると思います。
満点か、零点か。二者択一。
残念ながら満点にはなりませんでした。
- 歩人
- 定番の思わせぶり系。でも良かった。
- 長森長
- この短さで矛盾があるのは、ちょっと厳しいかと。
- 名無し@デフォ
- いい歳して何をやってるんだか(w
あまりにベタですが、ベタでも面白いものは面白いですね。
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