舞の幸せは佐祐理の幸せ

だから佐祐理もあなたといると幸せなんです

舞にとって大切な人は佐祐理にとっても大切な人

だから佐祐理もあなたと一緒にいたいんです

ほら、楽しいでしょう、3人でいると

ほら、幸せでしょう、3人でいると

でも…










あなたを見ていて気づいたんです












楽しそうに笑いますよね

幸せそうに笑いますよね

舞と一緒にいるあなたは



楽しそうに笑いますよね

幸せそうに笑いますよね

あなたと一緒にいる舞は










いつでしたっけ

2人が帰ってこなかった夜

電話では「お盛んですね」なんて笑ったけど

その後、1人で泣いたんですよ

幸せなはずなのに1人っきりで泣いたんですよ



どうしてですか










いつでしたっけ

いつもみたいに川の字になって寝ていた日

知ってるんですよ、2人が手を繋いで寝ていたこと

知ってるんですよ、夜遅くにキスする2人を

その後、1人で泣いたんですよ

声を殺して泣いたんです

幸せそうに眠る2人の隣で泣いたんですよ



どうしてですか










あなたを見ていて気づいたんです

佐祐理が泣いてるその理由に





理由は簡単

佐祐理が幸せじゃなかったから










佐祐理の舞を返してください

佐祐理の幸せ、返してください















あなたを見ていて気づいたんです

佐祐理の幸せが舞の幸せ

ほんとはそうなんだって

そう気づいたんです












投票結果

Manuke
ちと物足りない感じ。


Revin
む、暗い。
簡潔でよかったと思います。


はむ
うーん、最後にいたるまでの過程に説得力がありませんでした。


まてつや
いいけど、やだなぁ。
おさかんですね。なんていう佐祐理さん。


屈折する星屑
タイトルの入れ方が……。これは、狙ってるのでしょうか……。
私が読んだときに感じた印象をフォントを変えずに表してみると。

 でも…

 あなたを見ていて気付いたんです!!

みたいに読めたので、これ絶対ギャグだと思った。
楽しそうに笑いますよね 幸せそうに笑いますよね という続く文も、なんかシリアスっぽくないです。もう少し、文章の端っこまで気を配ってみてはいかがかと。


電光刑事バン
 三人で暮らす幸せと言うのもありますが、こうも露骨に佐祐理を無視するのでは佐祐理もすねますな。
 まあ、私から見ればこ描写は当たり前すぎて面白くないですな。
 三人で暮らすと言ったのは祐一なのに、一人を無視して話を進めるのでは本末転倒です。


木村圭
佐祐理が幸せじゃなくても舞は十分幸せな気がしますが、狂気に走り出している佐祐理にはそんな理屈は通用しないでしょう。
祐一は舞がいなければ佐祐理にとって…。


Foolis (採点:1)
なんていうか、寂しいというかやや狂気的というかそんな作品ですね。
なかなか巧く雰囲気が出ていてよかったです。
評価A−


荒野草途伸
5くさとし。


ふうがみこと
>佐祐理の幸せが舞の幸せ
ここからダークに進むことを期待してしまいます。だからダークに進むことを示唆する一文があったら、多分好きなSSになっていたと思います。
でも今のままだと、作者さんがダークを目指したのか、それとも切ない心情を描こうとしたのか、どちらなのか私には判断がつかず中途半端に感じてしまいました。残念です。


歩人
深い。


言之米
佐祐理さんも書き手によって痛い展開とほえほえな展開が激しく真っ二つだよなぁ・・・


VAL (採点:1)
 何か感じるものがありました。いいです。


名無し@デフォ (採点:2)
佐祐理さんの言動は相当ムカツイたね。
だが、それが逆に良かった。
舞との関係が一弥の愛情からの変異と考えるとこっちの方が本当っぽいから。


山の上
うーん。
一点あげるか迷いました。
ラストが弱いということで。
惜しいです。


投票者四回目
怖いです。Good.


柴楽 (採点:1)
タイトルを本文に挟ませた演出は効果的。
佐祐理さんの声を押し殺した悲鳴、は良かったんですが、
ラストが着地に失敗した感あり。ちょっと惜しいですね



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