雪の町の物語
雪が降っていた。
重く曇った空から、真っ白な雪がゆらゆらと舞い降りていた。
冷たく澄んだ空気に、湿った木のベンチ。
俺は、そのベンチに深く座った。
祐一「俺はまた,この町に戻ってきたんだな.....」
七年前、俺は最後名雪を拒絶することしかできなかった。
名雪は俺に自分の気持ちを伝えてくれたのに。
俺はそれに答えることができなかった。
俺は言えなかったんだ、、たった一言の言葉が...
本当は言いたかったことがあったのに...
結局あの時俺は、彼女を傷つけることしかできなかった。
そんな事を考えていると。
俺の視界を、ゆっくりと何かが遮る。
名雪「・・・・・・」
雪雲を覆うように、女の子が俺の顔を覗き込んでいた。
名雪「雪、積もってるよ」
ぽつり、と呟くように白い息を吐き出した。
祐一「そりゃ、２時間もまたされたらな。」
名雪「わ・・・びっくり」
どこか間延びした女の子の口調と、とろんとした仕草。
そんなことを言っている間に。
女の子の肩越しに降る雪は、さらに密度を増していた。
祐一「いい加減、ここに居るのも限界かもしれない」
祐一「行くぞ、名雪」
名雪「うんっ」
雪に彩られた街の中で・・・。
７年ぶりの雪に囲まれて、
俺たちの物語が。
また、始まろうとしていた。
投票結果
- Foolis
- 内容がない、という感じ。ココから何か書き始める、というのならいいんだけど。
評価Ｃ
- Manuke
- 何？ 七年後ってことかな？
- 山の上
- たしかにかのんですね。
- はむ
- 原作のコピペ、おつかれさまでした。
- 電光刑事バン
- なんのひねりも無いプロローグ。
基本的にシナリオそのままなところが減点対象です。
- 荒野草途伸
- 単なるリプレイじゃ、ちょっとなあ。
１くさとし。
- 木村圭
- とりあえず、本編を何度かやって下さい。
どうしていきなり祐一が思い出してるんですか？七年前祐一はあゆにべた惚れだったんじゃないんですか？名雪の事好きだったんなら手紙を無視する必要全くありませんし、不可解な事だらけです。
- ふうがみこと
- いや、本編リピートされても。
- 歩人
- 記憶があるバージョンですか。まあ、普通。
- 名無しさんだよもん
- 記憶があるとどうなるんだろ？
このSS単独では分からないけど、何気に考えさせられる。
- 屈折する星屑
- ありきたりにも程があるー。
今になって、まさかこんなのが出てくるとは。
過去から学べることは山ほどありますよ？
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