投票結果

Foolis (採点:7)

すごいというかなんというか…。いやはやすごいです。（＜意味不明）
大胆に世界が構成されていますね。うまいです。
ただ、もう少し詰めて欲しかったような気もしました。
具体的にどことはいえないんですが……。

syun (採点:7)

　感想つけにくい作品が多いのは何故でしょうか……。
　面白かったけど、何かが引っかかります。
　多分ラストなのでしょうけど……それがこの点数です、はい……。

かや (採点:2)

一つの永遠の解釈ですねえ・・・

あおき哲夫 (採点:10)

胡蝶の夢にコールドスリープ。そして語られる物語。
一応「夢」やら「現実」「過去」と銘打ってあるので読みやすいのはありがたい。
これは人気があるだろうな。こんぺで好まれる作品というものをちゃんと研究したのだろう。エンターテイメントとして徹底している。文章技術の使い方すら楽しませる為だけに使っている。内容の選び方も。

SFはあまり詳しくないが、人類を死滅させるほどの放射能汚染は百年程度で治まるのかな。
限定的核戦争では滅亡までは行かないだろう気もするので、全世界的規模の放射能汚染ですよね。
それとも付随した超温暖化の方だろうか。しかしそれだと東京は海の底の筈だしな。では核の冬とか。…色々考えるのも楽しい。

あと残されていた遺伝子は傷ついていなかったのだろうかという疑問もある。
まあクローン技術があるなら遺伝子の修復だって出来るのだろうけど。そんなレベルなのだろうし、可能性も低いって作中でも語られているから。

まあ些細な疑問はともかくとしてｗ
なんにしてもこのスケールの大きさは希有。
いくつもの終わりがみえて、でも続いていくのは優しき語り部ゆえか。
そして語り部すらいつか失われて、でも物語はなくならずに。どこかにそれは伝えられて。
読めてよかったと素直に思う。

これは創世記にでもなるのかな、なんて思ったのは秘密だ。

名無し＠デフォ (採点:1)

苦労のあとは非常によくわかる。だが文がいまいちおもしろくない。また落ちもいまいちだ。、また話が交錯しすぎてなにがなにやら・・・。

Alice (採点:10)

変化球だが…嫌いじゃない。
現実（？）になったしゅんかん、なんて落ちだと思ったのだが、読んでみれば面白かった。
瑞佳と浩平の結婚、友人たちとの語らい…それで良いんじゃないの？　と思うが、そのままだったら１０点はあげなかったと思う。
今回のコンペは良いなぁ〜。

雪蛙 (採点:10)

おもしろかったです。それぞれの場面転換がうまいと思います。
かなり考えさせられる話でまとまってると思います。

竹 (採点:5)

　逆さま……ではなくて。なるほどなるほどぅ。
　最低二回は読まないと分かりにくいかも。現実とは、そういう現実かー。まさしく現実でした。
　何なんだろう、何をどう結びつけるんだろうと頭を悩ませながら読み進めたので……最後に判明しても、なかなか精神疲労が蓄積。
　何しろ、【現実】パートを「えいえん」と誤解していたので、この並べ方は何なんだ、時系列が一体どうなっているのだこれは……うわ、騙されたー。という。
　勝手に泥ダンスしてしまいました。うわん。

Revin (採点:5)

なんというか、今までにない感想を抱きました。
最初はあまり期待せずに読み進めてました。シーンの使い分けで進めていく手法は割と好きでしたが、ストーリーが凡庸に思えました。

しかし、途中の「ふたりの唇が触」で途切れたところで、うおっ！　と思いました（笑）。
この先どうなるんだ！　と。続きが気になりました。
ですが、その後の展開が強引だと思いました。数十億のはずの人類の中からたまたま浩平が選ばれるのもおかしな話ですし。勝手にクローン作るのも、この手の世界観なら宇宙の規定みたいなもので禁じられて軽々しく出来ないんじゃないでしょうか？
かなり憶測ですが（笑）。

すずめつめ (採点:6)

SFとしては、何かちょっと足りないような気がしました。
それ以前に、SFの眼でONEを見るというのであれば、もっと良かったと思います。
純粋に、SFの「眼」だけを持って来て、ONEの本来のテーマを見るのであれば―

見る眼、と、見る対象(となるテーマ)とを両方新たに持ち寄ってきて、
ONEの世界に上乗せしてしまったような気がします。

阿倍碧郎 (採点:10)

　凄く迷いました。迷いましたが、とりあえずこんぺに出展するんじゃなかったと思わされた
三つ目のお話であるということ、及び最後の部分を読み返してみたら印象がかなり変わったと
いう観点から満点をつけさせて頂きます。凄い作品でした。
　正直に言えば、【真実】から先を読んだ時には点数を半分以下にしようかと思いました。そ
れくらいあの流れは唐突で、それまでのほぼ完璧といっても良いであろう雰囲気とキャラを粉
砕する物に見えました。それがあったからどうだったかという問題はありますが、もう少しこ
の結末を明示する何かがあるべきだったように思います。
　しかし読み返せば、そして二次創作というものの本義に戻れば、こういうエンディングもあ
りなのかなと思えてきます。かなり大技荒業ですが、結果としては浩平と、そしてONEという
ゲームを貫いているテーマを徹底的に描ききる手段として優れている気もします。やっぱり微
妙だとは思うんですけれどね、僕のようなハッピーエンド至上主義者からすると(^^;　でもや
はり面白いと思えたので、これはこれで素晴らしいと痛感します。
　そこに至る前、あれだけキャラを出しておきながら僅かもくどくならないこと、及びこれだ
けぶつ切りにした視点の中でも統一感を出せること。その両方の技量にはただただ感心するば
かりです。あのまま、何か違う捻りを加えたハッピーエンドだったならやはり文句なく満点だ
ったでしょう。そういう確かな技術と前説という裏打ちがあったからこそ、この結末にも僕は
納得が出来たのだと思います。今回のこんぺにおいては、色々な二人の関係を突き詰めて、徹
底して描いたお話がありますが、このお話における浩平と長森の関係はほぼ完璧かと思われま
す。それがラストにああなるとは……お話としては、確かに強烈で凄いです、はい。
　なんともはや、お見事です！

名無し＠デフォ (採点:4)

落ちにビックリと言うか、やりすぎな感じが、それにそれまで積み上げてきた設定と合ってないような、、、登場人物の掛け合いが上手く書かれてただけにちょっと勿体ない気がする。

久慈光樹 (採点:4)

　なんてオチだ……
　どういう風に話を収束させるのか興味あったんですけれど、思いもよらぬ結果でしたね。でもこれはちょっと反則というか、こういう形にするのなら、前半部をああも細切れにする必要があったのでしょうか？　読み返すと伏線が張られていることは判るのですが、逆を言えば読み返さないとそれがわからない。
　構成は非常に上手いと思います、恐らく推敲を重ねた作品なんだと思います。ですがちょっとこのオチは突飛すぎました私には。

Liar (採点:8)

過去＝現代社会
現実＝現代から百年後、
夢＝クローン体の「こうへい」が冷凍装置の中で見ている「あるはずだった未来」のシミュレート
こう解釈してよろしいでしょうか？
やや設定を改変している部分がありますが、全体的に見ると殆ど違和感のない、非常に面白い作品です。

S‐スケルトン (採点:8)

展開が余りに急に変わったからちょっと驚いたけど、面白かったです。

ウェハ (採点:7)

　映画「AI」を思い出しました。その愛は真実なのに、その存在は偽り。
　前半部分の章わけは作品の完成度からすると大失敗だとおもいます。あやうくあのあたりで投げてしまいそうになりました。個人的な意見ですが、ダメなＳＳってよくそういうことをやって失敗していますから、よほど確信犯的でない限りは使わないほうがいいと思います。ボクはああいう書き方をされるとものすごく構えてしまいます。
　それとは直接関係はありませんが、MIZUKAが登場するまでがとても長く、そこまででエンスト起こしてしまう読者がいたのではないかと心配になります。
　MIZUKA登場後のＳＦテイストはボク好み。楽しませていただきました。

2% (採点:9)

巧い。そのうえ読みやすく、分かりやすい。こういうネタだと、思わせぶりすぎて難解になったり、逆に酷くありきたりになってしまうのが常だと思うのですが、これは素直に良かった。

ただ、瑞佳の語尾が少し「だよ」すぎるような気がしました。すごく些末なことで申し訳ないのですけれど。

“ Ｉ ” (採点:2)

物語に引き込まれずに徐々に引き剥がされた感じです。その原因は文章の構成だったり科白にキャラの記号化が見えたり誤字だったり…ラストのSFチックな所にはもう自分から離れるくらいでした。科学的なツッコミも人物の言動にもツッコミたくなる個所が多かったので。

投票者二回目 (採点:10)

二重引用符は始めと終わりを使い分けて欲しかったです。
半角文字は特に気になりませんでした。
基因は起因の誤りでしょうか。
妊娠している長森が飲酒をするというのは考え難い事です。
『携帯電話を取り出すと手元で操作すると』『有名だっとしても』　微妙です。
『痛々しい位までの欲望』　語感の明るい言い回しを望みます。加えて脱字です。
細かい指摘でしたが、十点の作品には完璧を期待してしまうという心理を理解して頂けると助かります。

初読の途中までは章の副題が安易であると思っていました。
読み終わった今は、納得しつつ、悲しいです。

読者の心に何かを残す、という点ではＳＳ最高峰の作品ではないのか、とさえ思いました。作者様の今後の活躍も期待しています。

まーきー (採点:9)

　……なるほど。強引さは否めませんが、それを補ってあまりある魅力的なストーリーだったと思います。「物語る」ことを知っている人の書いた作品。僕自身が「物語る」ことをはっきり理解しているわけではありませんが、なんとなくそんな印象を受けました。読み手を強く引き込んで離さないその力強さには目覚しいものがありますし、すべての場面に切なさを忍ばせる描き方も良い。ていうか凄いです。他にも、冒頭と最後の御伽噺のフレーズもかなりの引き込みと余韻をもたらしてくれましたし。ああ、なんだかもう羨ましいくらい。書き手として一番大事だと思っているストーリーテリングの力をここまで見せ付けられると、細かいアラなんてどうでもよくなります。ええ、バンザイです。脱帽です。尻尾巻いて逃げてやります。それくらいに、とても、面白かったです。有難うございました。

一般市民Ｄ (採点:10)

感想は一言でいうならよくわからない。

仮面の男 (採点:9)

わ、まさかこのような着地点だとは……。
ラストまで読んでから『過去』『現実』『夢』のパートを吟
味し直し、もう一度読み返してみると確かに結末を匂わす
描写が幾つもあり、改めて作品の凄さを確認しました。

SF的でありますが、私としてはそこまでの伏線を張り隠し
切ったミステリィ的な技量もまた、素晴らしいと思います。
素直に脱帽です。

nage (採点:9)

　あまりに破天荒な展開に頭がくらくらしました。騙される快感がたっぷり。
　夢・現実・過去がそれぞれ入れ替わっているように見えて、最後のどんでん返しでそれが正しかったのだ、というのがわかった瞬間は思わず膝を叩きたくなりました。唇が触れる直前で切ったのも絶妙。
　ちょっと最後がくどいのと、二読目では完全にネタがあがっていて楽しめないのが残念ですが、かなり楽しめました。どうも、ありがとうございました。

夏葵 (採点:10)

独創性溢れる作風には感嘆するばかりです。
ほとんど気にならない程度の不自然さ（妊婦にビールのましちゃまずいでしょう（笑）とか、放射能汚染はどうなった？　とか）を軽く飲み込むスケールの大きさのみならず、細部の心遣い、内包されるテーマ、その他は乱造される商業作を軽く上回っています。

「永遠」についていろんな解釈が読めるだろうと思っていましたが、基本的には内面世界とSFに二分されている感じですね。あとはファンタジーだったり黄泉まがいだったりでしょうか。夢オチもかな。
流石に平行世界は前回こんぺのおかげで皆さん控えていたようですね（笑
その中でもこの解釈は面白かった。
厳しくて切ないですが、でも優しいラストには胸を打たれました。

いやはや、二次創作の奥深さを再認識できました。
ありがとうございます、と言わせて頂きます。

proofreader (採点:8)

これはまた……度肝を抜かれたというか。「みずか」をこう解釈するとは。
ときどき挟まれる時系列にも意味があって、それがまたうまくまとまってる。
ただ、似たようなSFをどっかで読んだような気もする。
後、長森の台詞に無理やり「だよ」をつけようとして、変な言葉になってるのは困りもの。

歩く人 (採点:5)

なかなかに面白かったのですが、最後の現実で突っ込み個所が満載してます。が、ここはこういうものとしておきます。あと、妊婦に酒を勧めるのはどうかと。それと、最後は流石に唐突過ぎでしょう。前触れが欠片も無いです。……小説冒頭の【過去】は読み終わった後に初めてその意味に気付かされました。ここは妙に感じるものがありました。

沙友 (採点:7)

マウンドから投げられる球を待ていたら、いきなり背後に現れたボールに
あたて昏倒しました。

……よくわからないですがそんな読後感です。

投票数 65 : 単純平均点 6.22
10点	7
9点	4
8点	10
7点	12
6点	7
5点	10
4点	5
3点	4
2点	4
1点	2

風見由大　 03/05/07 1:7

どうも作者です。
主催者の方々。参加者の皆さま。どうもお疲れ様でした。

さて、今回は。
とにかく「奇を衒う」が目標でした。1点or10点。でも多分1点ばっかりみたいな。
思いがけず好意的な評価を頂き、本当に驚いています。

個別レスはまた後ほど。
どうもありがとうございました。

風見　 03/05/07 3:14

まずは作品の解説をば。
【現実】　現代から100年後。戦争により滅亡した世界。MIZUKAと”こうへい”しか存在しない。＝ゲーム中の「えいえん」
【過去】　この現代。2003年4月。オリジナルの折原浩平が生きた世界。＝ゲーム中には登場しない。
【夢】　　MIZUKAによって【現実】で電脳空間に再現された浩平の見ている景色。＝ゲーム中の「現実」
という感じです。

なるべく分かりやすくを心がけたつもりでした。この設定が理解頂けたようで作者としては何よりです。

では、個別に。

★Foolisさん
＞すごいというかなんというか…。いやはやすごいです。（＜意味不明）
こう言って頂く事が今回の目標でした。意味不明でごめんなさい。
＞ただ、もう少し詰めて欲しかったような気もしました。
＞具体的にどことはいえないんですが……。
これは最大の欠点ですね。あとでも触れますが、ラストは自分でも書きたいことがぶれてしまいました。

★syunさん
＞面白かったけど、何かが引っかかります。
＞多分ラストなのでしょうけど……それがこの点数です、はい……。
ラストは反省点です。自分で書いていてしっくり来なかったので、読まれた方は当然でしょう。
何度も書いては消しを繰り返したので、流れが悪くなっているのかと。

★かやさん
そうですね。ONEのこんぺに参加する以上、えいえんの解釈には触れたかったのです。
賛否両論あることは承知の上でした。ただ、本当に原作者がこんなこと考えていたとは思ってませんよ。はい。

★あおき哲夫さん
過分なお褒めの言葉を頂き、感謝感激です。
些細な問題はすべて、宇宙人の超技術で解決しています。はい。
＞なんにしてもこのスケールの大きさは希有。
この点、感じ取って頂けて幸いです。

★名無し＠デフォさん
苦労のあとが読者の方に分かってしまうようでは、私も書き手としてはまだまだです。
精進させて頂きます。

★Aliceさん
＞瑞佳と浩平の結婚、友人たちとの語らい…それで良いんじゃないの？　と思うが、そのままだったら１０点はあげなかったと思う。
最初から壊すために書きました。これはどうかなぁ、と思われても仕方ないのですが。汲み取って頂けたようで。嬉しいです。

★雪蛙さん
＞ かなり考えさせられる話でまとまってると思います。
どうぞ気軽に読んで下さいませ。何か少しでも心に残ったものがあるのならば幸いです。

★竹さん
分かりにくい点は反省です。一回ネタばれすると二回目は読みにくいところ、読んで頂きありがとうございます。
騙された、と言ってもらうのが目標のひとつ。やりました。

★Revinさん
最初のうちはできるだけ本編をなぞって、最後に壊す、という手法でしたから。
どうしても凡庸になってしまいました。このあたりもっと引き付けられるようにならないと。
えーと。最後のパートのツッコミは宇宙人の超技術で勘弁してください。

遅くなりました故。今日はここまでにさせて頂きます。またあした。

風見　 03/05/07 21:10

やっぱりメモ帳に書いてから、貼り付けるべきですね。はい。

★すずめつめさん
＞SFとしては、何かちょっと足りないような気がしました。
これについては。私がSF読みではないからですね……。うーん、まだまだ。
最初の構想では、もっとSF的な科学根拠を用いて「えいえん」の解釈をしてみようか、とも思ったのですが。
自分の知識の余りの無さに断念しました。

★阿倍碧郎 さん
＞それまでのほぼ完璧といっても良いであろう雰囲気とキャラを粉砕する物に見えました。
＞それがあったからどうだったかという問題はありますが、もう少しこの結末を明示する何かがあるべきだったように思います。
【過去】パートでは、幸せを築き上げて、それを敢えて壊すという手法を取りました。
その「幸せ」部分の描写が上手くいったかが不安だったのですが。上手くいったようで良かったです。
それを感じ取って頂いた上で、「壊す」ことを良しとされなくても、それは仕方ないと思っていましたので。

……なんか嫌な奴ですね。自分。
ともかく。誉めすぎな感想ありがとうございます。恥ずかしい。

★名無し＠デフォさん
阿倍さんのレスにも書きましたが。「壊す」ことに否定的な意見があることは覚悟してました。
自分としてはむしろ自信の無かった「登場人物の掛け合い」の部分を誉めて頂いた点が嬉しく思います。

★久慈光樹さん
＞ですがちょっとこのオチは突飛すぎました私には。
はい。今回は「突飛」を狙いました。「突飛すぎる」は誉め言葉と取らせて頂きます。
流れを読み取って頂いた上での評価。ありがとうございます。

★Liarさん
＞やや設定を改変している部分がありますが、全体的に見ると殆ど違和感のない、非常に面白い作品です。
やや、どころか滅茶苦茶ですが。この話だと、どうやってもみさおを登場させることができませんでした。
この点、もっと突っ込まれると思っていたのですが。
違和感なく読んで頂けたのであれば、自分の目論みは多少なりとも成功したということですね。ありがとうございます。

★S‐スケルトンさん
訳の分からない話ですが。面白いと言って頂けたのであれば、何よりです。

★ウェハさん
章分けは、ミステリィで言うところの「叙述トリック」を試みた結果でした。
引っ張り具合は難しいですね。最後のネタばれが長すぎても引かれるし、それまでの展開が冗長でも飽きられるし。
SFについては、まだまだ改善の余地ありですが。気に入って頂けて嬉しいです。

★2%さん
難解なのは、自分に書くような度量がありません……。訳の分からない話を、できる限り分かりやすく、は注意した点です。
自分の想像以上に多くの方に理解いただけたようで、嬉しく思います。
長森の「だよもん」は難しいですね……。

★“ Ｉ ” さん
ウェハさんのレスにも書きましたが。その辺りの匙加減はこれからも試行錯誤していきたいと思います。
＞科白にキャラの記号化が見えたり
これは【過去】パートのことでしょうか。なるべく多くの人物を出したかったので。書き分けを安易に台詞に頼ってしまったかも知れません。

★投票者二回目さん
＞妊娠している長森が飲酒をするというのは考え難い事です。
これについては返す言葉がございません。指摘されるまで、まったく気付きませんでした。こちらの思慮不足でした。
他の誤字などは、公開されてから発見し。モニタの前で悶々としていた次第。
そんな中で、過分なお言葉を頂き、ありがとうございます。

★まーきーさん
「物語る」ことは。自分も分かりません。日々、模索中です。今回は「見せ方」に気を配ったつもりです。少しは上手くいったということでしょうか。
というか、これまた誉めすぎです。こちらが（一方的に）尊敬している書き手さんから、こんな過分な言葉を貰うと恥ずかしくて、穴に入りたい。
冒頭と最後の一文は、何か物足りないと思って急遽入れたものでした。あとから失敗したかな、とも思ったのですが。ほっとしています。

★一般市民Ｄさん
なんじゃ、こりゃ？　訳が分からん。でも、面白いかも。
と思っていただけたようで。狙ったのは、大体そんな感じでした。

★仮面の男さん
ミステリィに造詣の深い方から、ミステリィ的と言って頂けるとは。
【現実】の伏線には気を遣ったつもりでした。

風見　 03/05/07 21:13

★nageさん
＞あまりに破天荒な展開に頭がくらくらしました。騙される快感がたっぷり。
こちらの思惑に見事に嵌って頂けたようで。作者としてはこんなに嬉しいことはありません。
「再読に耐えられるミステリィが本当に面白いミステリィ」と言われます。
この点は今後の課題ですね（こんな変な話をまた書く気か。自分も）。

★夏葵さん
さて。個人的な話ですが。夏葵さんの前回のこんぺの「姉妹、或いは繰り返されて行く物語」を勝手に意識したりしていました。
最後の一行で、それまでの世界がひっくり返るような。
残念ながら、自力不足で一行というわけにはいきませんでしたが。
というわけで、この作品が生まれるきっかけのひとつであった夏葵さんに勝手に謝辞の言葉を贈らせて頂きます。
次は家族計画かーにばるで。

★proofreaderさん
うーん。このようなネタは商業では有り触れているでしょうから。どこかで見たとしても仕方ないですね。
あと「だよもん星人」は侮り難いです。

★歩く人さん
【過去】の終焉に前触れが無いのは。わざとです。世界ノ終わりは唐突だ、ということで。
＞妊婦に酒を勧めるのはどうかと。
これに関しては、まったくその通りです。ご指摘ありがとうございます。

★紗友さん
皆が野球の試合をしているところに一人でバスケットボールを持っていったようなものです。
そりゃ、そんなものを後ろからぶつけられれば昏倒くらいしてしまいます。
訳の分からない話でしたが。なんか面白いのかも知れない、と思って頂いたのならば幸いです。

風見　 03/05/07 21:22

漏れた方は多分いないと思いますが。万が一あったらごめんなさい。

細かい誤字や設定ミスを公開後に見つけ、もうどうしようもありませんでした。
指摘はありませんでしたが、雪見が澪を呼ぶときは「澪ちゃん」じゃなくて「上月さん」だし。

色々と勝手に思うところがありながら、出した作品でした。
結果次第では、今後の方向性を考えなきゃいかんかも、とか思いながら。

ひどく独りよがりな話だったと思うのですが。
それでもこれだけの感想を頂けたことに本当に感謝しています。
改めてありがとうございました。

夏葵　 03/05/07 21:39

風見さんにそんなことを言われてしまうと、変にのぼせ上がってしまうのでやめてください（笑
ただでさえ寡作になりつつあるのに、下手を打てなくなるじゃないですかー。

実は、風見さんが日記に「永遠」の解釈を読みたいと書かれていたのを見て、私は今回の作品構想を練り上げました。
だから「呪いの唄」は風見さんこそ生みの親であったりします。ということで謝辞のお返しをしておきます（笑

今後もその独自の作風でもって良作を生み出し続けてください。
では。

風見　 03/05/08 23:30

夏葵さん。
お返事わざわざどうもです。
お互いに頭をぺこぺこと下げている状態ですね。

家族計画かーにばるの運営で大変かと思いますが。
せめて参加することで応援させて頂きます。枯れ木も山の賑わいということで。

proofreader　 03/05/09 12:19

期せずしてお手柔らかになってしまったようで。

＞あと「だよもん星人」は侮り難いです。

ですね。後でテキスト読み返してみたら、それ日本語として間違ってるだろ、と思ってた「〜んだよ！」が普通に出てきてました。
確認してれば＋１点してたんですが……まあ、過ぎたことなんで勘弁してください（自分で言うな）。

風見　 03/05/10 1:27

proofreaderさん（とここでは呼ばさせて頂きます）、お返事どうもです。
結果的に好意的に読んで頂けました。ほっとしてます。

＞「早く戻るんだよ！」
の部分ですかね。個人的には違和感は無かったのですが。
むしろ
＞「どうなってるんだよ？」
は間違えたかな、とも思いますが。正直、分かりません。長森とか名雪とか、難しいですね。
あと今気付いたのですが、今回実は長森は一度も「もん」を使ってなかったり。
「だよだよ」星人でした。

今後もよしなに。