投票結果

Foolis (採点:6)

話の内容としてはすごくいいと思うんですが…やや、演出不足に感じました。
ちょっと淡々としすぎているというか。なんというか。
最後の演出はめちゃくちゃよかったです。

あおき哲夫 (採点:7)

題名は「Me, too」の方が、しっくりきたかも。
気になったのはお互いの時間的距離と、下宿の意味、院の意味、瑞佳は勤めているのかいないのか、とか、瑞佳の母親の不自然さとか、色々。
　
お話自体は素直なものです。
誤解するようなアクシデントもないし、妙なことを吹き込まれるわけでもない。
というわけで緊張感がやや足りなかったか。やや惜しいと言うことで。

名無し＠デフォ (採点:5)

指輪ではなく領収書っていうところはよかったです。ただ英語はそれでいいのかなと。

夏葵 (採点:9)

あー、格好いいなあ。
七瀬がまた良い役どころですね。

瑞佳は大学院ですか？　勤めてるって書いてあったようなんですが……。
あと、片道二時間はちょっとやりすぎかな〜とか思いました（笑

なんにしても面白かったです。
とにかくラストがいいですね。

投票者二回目 (採点:10)

どのキャラも年齢相応の振舞いが似合っていて、恋愛ドラマのような格好良さがある作品でした。

七瀬との出会いのアレンジにはしびれました。浩平の美化が素敵です。
しかし作中の七瀬は乙女というよりは淑女ですね。進化でもしたんでしょうか？

すずめつめ (採点:6)

七瀬がかなりステキな女性になっていて、びっくりしました。
ああ、いいなあ、みんな幸せになって欲しいなあ…（思わず現実の自分を見つめる私）

Alice (採点:8)

ベタベタだが悪くない。前回、私のコンペでやりきれなかった…そんな内容だったりもして…ちと苦笑が漏れる。
女性からのプロポーズだったらもっと激情的であっても良いような気がする。
No.45ちっくないやらしさがあっても良いと思った。二人とも大人なんだしね…というと、私がたんなるおばちゃんみたくて、こんなこと言うの、本当は嫌なんですけどね。（でも言っちゃう）
それから、瑞佳はここまで弱い女だったかなぁ〜、とちと感じた違和感…それこそが面白味であると私は思いましたよ。
頑張って下さい。

由大 (採点:4)

ここに出てくる浩平や瑞佳が、原作の高校生である彼らの延長上にある人物なのかどうか。
文章は巧いと思うが、逆に綺麗すぎて、らしくない。

Revin (採点:5)

七瀬がイギリスっすか。新しいですねぇ〜（笑）。
なかなか面白いと思ったのですが、題材がちょっと気に入らなかったです。
最後も別に、英語を持ち出さなくてよかったような気がしますね。
領収書を抱きかかえるのがカワエエですな！

宗助 (採点:6)

二次創作ならではのつくりだなぁと思いました。でき自体は悪くないとは思うのだが、結婚ネタ自体がありふれているため相当なインパクトがなければ客の目はひきつけられんだろう。

Liar (採点:3)

「わたしは〜」が少々多すぎる気がします。
主語がなくても日本語は通用するので、それ程の強調は必要ないかと。
瑞佳の夢の部分がなければオリジナルになってしまう……というよりあの部分はなくても話としては成立すると思います。
展開や話の流れは良かったと思います。

仮面の男 (採点:8)

瑞佳の心情描写が、とても細やかで綺麗でした。
不器用で、それでも少しずつ進んでいく精神を
きちんと描いてる物語で、文体もそれに合わせ
て控えめに抑えられてて、好みです。

竹 (採点:8)

　微笑ましい話です。読んでいて下品な笑いばかり出てしまう自分のすず黒さに気付かせてくれました。くひ、くひひひ。
　ややもすると、その辺の恋愛小説に成り下がる……ん？　それって凄い事では？　…成り上がる。
　ぶっちゃけ話自体は、それこそ少女漫画で幾度となく使われた手法で、ありがちですが、コンパクトながらも丁寧に書き込んであって、とても心地良い。
　今回の作品群の中においての位置付けは……そーですね、訳の分からない群生物がそんじょそこらに生えている密林の中に咲く、一輪の花とでも。毒が無いし、一際美しい。

しぐるど (採点:6)

ラブストーリーとしては割と良い出来だとは思うし、こういうの好きでもあるんですが。
どーしてもキャラに違和感が。

かや (採点:9)

読んでると恥ずかしくなってくる、そんなお話ですねえ（笑
留美が既婚というのにも衝撃を受けましたが、彼女の話がラストに結びついていて、このお話が瑞佳にとって本当に思い出に残る大切なことになったということがわかり、良かったですー
指輪本体ではなく領収書が一枚の紙切れが一生の思い出、それも素敵な話ですよね。
当初、不安にさせた分、それに見合うだけの幸せをくれる、そんなｓｓは私はやはり好きなんだなあ、と考えさせてくれたお話です（笑）

雪蛙 (採点:10)

ぐはぁ。甘い。甘すぎますこのＳＳは。
微妙に七瀬もすごいキャラになってるし最高です。

ウェハ (採点:9)

　これまた甘い物語。ごちそうさまです。直球ど真ん中、時速はどれくらい出ているかはわかりませんが、ここまで王道を貫かれると、こちらも恐れ入ってしまうほかありません。
　もうこうなると、タイトルも「"I love you" "me,too"」で良かったんじゃないかって思いますね。作者さんの照れが読者に伝わると、そのまま物語のマイナス評価になってしまいそうなので。

まーきー (採点:7)

　ひっさしぶりに直球なラブストーリーを読んだような気がします。なんか、新鮮で、なんか、嬉しいかも(笑)
　王道もいいとこだし、ご都合主義なのも否定出来ないけど、まあ良いかなって思えてしまうのは、瑞佳がとても瑞佳らしく描けているからかな、と思います。依存心が強いくせに控えめなところとか、特に。ごく個人的には、彼女のそういうところはあんまり好きじゃないんですけど、でも、嫌いなところを含めた等身大の彼女はやっぱり可愛らしくて。最後には素直に、不器用な恋人たちに乾杯、といきたい気分になりました。こうなると作者さんの勝ちですねぇ(笑）

proofreader (採点:4)

展開はありきたりだし、別にONEじゃなくてもいいよなあと思いつつも、結構気に入ったので微妙な点数。

一般市民Ｄ (採点:8)

ほのぼのいい

歩く人 (採点:9)

ああ〜何だかラストが凄くいい。タイトルもいい感じ。表現もなかなかにグッド。甘痒い小説、堪能させていただきました。

長森長 (採点:7)

しっとりとした落ち着いた感じのお話ですね。
笑い所や泣き所はありませんでしたが、安心して読み進めることが出来ました。
「適齢期の女性は強い！」じゃなくて、「七瀬格好良い！」でもなくて、「お二人さん、お幸せに！」

投票数 65 : 単純平均点 6.45
10点	4
9点	7
8点	10
7点	12
6点	11
5点	10
4点	7
3点	1
2点	2
1点	1

火鳥　 03/05/08 16:43 ＜作者＞

火鳥ですこんにちは。

Myパソは主人のことがたいそうお嫌いらしく、結果発表のおよそ７時間前、ネットに繋がらなくなりました。
どうせサーバのトラブルだろう、などと甘い考えでいたら、今日修理の人を呼んで見てもらうまで直りませんでした。
というか、まだ直ってません。プツプツ切れるー、と言うより、ごくたまーーーーに繋がるといった感じです。

祭りの一番盛り上がる時期を逃したのはくーやーしーいー(T_T)

なにはともあれ、読んでくださった方、ありがとうございました。
感想へのレスはまだ少し遅れそうですが、できるだけ早くしていきたいと思います。

さて、夏葵さんとどこに飲みに行こう？(笑)

夏葵　 03/05/08 17:53

きぃぃーっ、死人に鞭打つような真似をするなんてっ（泣
おぼえてなさいっおぼえてなさいっ。いつかきっと当ててみせるからねっっっっ！！

なんて、それぐらいにして。
うーん。全然イメージが違いますね。この作者が火鳥さんであるなんてツメの先ほどにも思いませんでしたよ。
つーわけで、感想に書いた疑問へのお答えをお待ちしています（笑

火鳥　 03/05/08 20:50 ＜作者＞

感想にレスをするのって、意外と大変。
特に眠いときなんかは自分でも何を書いているのかわかんないです。

とりあえず、夏葵さんの疑問だけ解説ー。
瑞佳は、このお話の時点では社会人一年生です。大学院に入ったのは、２年とちょっと前の話。
二人の立場も踏まえて地理的な部分を説明すると以下のようになります。

浩平、瑞佳の家・・・お互い近所。
大学（院）・・・地元の大学。浩平、瑞佳ともに高校卒業と同時に入学。卒業。
浩平の下宿・・・地元、大学から遠い。
瑞佳の下宿・・・地元、大学から遠い。浩平の下宿との距離は、地元でのお互いの家の間の距離より遠い。
浩平の職場・・・下宿の近く。就職３年目。
瑞佳の職場・・・下宿から２時間。大学（院）や地元から遠い。どちらかというと地元からのほうが近い。就職１年目。

イメージとしてはだいたい今の季節くらいのお話なので、恋人関係になってから七年、とあるのはほとんど七年半なのでした。
あと、瑞佳が夕食を買って帰った地元というのは、下宿のほうです。ややこいね。

このあたりは設定ミスではなく、単純に説明不足でした。
原因は出勤時間の差、と書いてしまったので戸惑わせてしまったようです。あれ？結局ミスじゃん。

ちなみに、浩平は高校で一年留年しているのはないか、というあたりについては、空白の１年に対する人々の対応というのがフォローできそうになかったので、強引に進学させました。

こんなもんで良いでしょうか。
ああっ、どこかに矛盾点はないかとそんな血走った目で探さないでー。

イメージが違う、とのことですが、実はこれ、構想を考えたのは二年も前のことなんです。
あまり好き勝手やらずにONEをONEらしく書こうとすると、これしかないなーと思いまして。
おそらく夏葵さんの持っている僕のイメージは、狂ったように好き勝手やってる姿なんだと思います(笑)

＞おぼえてなさいっおぼえてなさいっ。いつかきっと当ててみせるからねっっっっ！！
よしよし、ほらぐいっと飲みなさい(笑)

火鳥　 03/05/10 14:43 ＜作者＞

ではレス。

・Foolisさん
＞話の内容としてはすごくいいと思うんですが…やや、演出不足に感じました。
＞ちょっと淡々としすぎているというか。なんというか。
気を抜くとドロ臭くなってしまう(笑)ので、淡々と、というのは狙ったものなのでした。しすぎてましたかー。

＞最後の演出はめちゃくちゃよかったです。
ありがとうございます。

・あおき哲夫さん
＞題名は「Me, too」の方が、しっくりきたかも。
これについてはウェハさんへのレスのところで。

＞気になったのはお互いの時間的距離と、下宿の意味、院の意味、
＞瑞佳は勤めているのかいないのか、とか、瑞佳の母親の不自然さとか、色々。
時間的距離と瑞佳が勤めているかいないのか、というのは、ひとつ上のレスを見ていただければおわかりいただけると思います。ん？時間的距離？
下宿の意味と院の意味は、一言で言えば溝です。
溝が生まれた理由が仕方のないものだとしても、瑞佳はその溝を必死に埋めようとしているわけです。

＞お話自体は素直なものです。
＞誤解するようなアクシデントもないし、妙なことを吹き込まれるわけでもない。
＞というわけで緊張感がやや足りなかったか。やや惜しいと言うことで。
なるほど。時代はアクシデントを求めているのかっ＜違
ただ、あまり狙った緊張感をいうのもどうかな、と思います。中間にコントロールできればいいんですけどねー。

・名無し＠デフォさん
＞指輪ではなく領収書っていうところはよかったです。ただ英語はそれでいいのかなと。
？　英語はダメだろう、ということでしょうか。
そういえば、他の方にも同じようなことを言われました。個人的にはこのままのほうが気に入っています。

・夏葵さん
＞七瀬がまた良い役どころですね。
瑞佳の脆さを浮き彫りにするために、七瀬には目一杯成長してもらいました。

＞瑞佳は大学院ですか？　勤めてるって書いてあったようなんですが……。
＞あと、片道二時間はちょっとやりすぎかな〜とか思いました（笑
このへんはひとつ上のレスにて。
ちなみに僕の高校時代の先輩で、片道２時間かけて高校に通っていた人がいました。

＞とにかくラストがいいですね。
ありがとうございます。

それはそうとまったくの私信なんですが、なぜNo.24が夏葵さんだと僕が怒るんでしょーか(笑)

・投票二回目さん
＞どのキャラも年齢相応の振舞いが似合っていて、恋愛ドラマのような格好良さがある作品でした。
年齢相応、というのは今回特に気をつけたことなので、そう言っていただけると嬉しいです。

＞七瀬との出会いのアレンジにはしびれました。浩平の美化が素敵です。
いやー、瑞佳視点ですから(笑)

＞しかし作中の七瀬は乙女というよりは淑女ですね。進化でもしたんでしょうか？
イギリスなだけに"Lady"になってしまったのかと(笑)

・すずめつめさん
＞七瀬がかなりステキな女性になっていて、びっくりしました。
本編の七瀬を見ていると、思わず応援したくなりますよね。ので、しちゃいました(笑)

＞ああ、いいなあ、みんな幸せになって欲しいなあ…（思わず現実の自分を見つめる私）
君にぃー幸あれぇー。

・Aliceさん
＞ベタベタだが悪くない。前回、私のコンペでやりきれなかった…そんな内容だったりもして…ちと苦笑が漏れる。
あれって、甘いの狙ってたんですかー。僕はあれはあれで良いと思います。

＞女性からのプロポーズだったらもっと激情的であっても良いような気がする。
偏見、偏見(笑)

＞それから、瑞佳はここまで弱い女だったかなぁ〜、とちと感じた違和感…それこそが面白味であると私は思いましたよ。
仰る通り、本編で語られている瑞佳はもっと芯の太い女性です。
ただ、アフターストーリーということを考えると、ヒロインの中で、浩平が消えたということを最も引っ張るのは瑞佳だと思います。
今回、僕はそのあたりに目を付けました。極端に言うと、瑞佳の弱い部分に。
一人でぷすぷすとくすぶり続けていた、というあたりでそのへんを指していたつもりだったんですが、どうも弱かったみたいでした。

このあたりはもう、口を阿呆の子のように広げて議論したいです(笑)　例の超のつくところで。もうお互い罵倒罵倒モードでいきましょう。って罵倒してどうする。

・由大さん
＞ここに出てくる浩平や瑞佳が、原作の高校生である彼らの延長上にある人物なのかどうか。
僕個人の意見ですと、Yesです。
正直に言ってしまうと、今回のこんぺでは特に瑞佳のキャラを意図的にしろそうでないにしろ
かなり変えてしまっている人が多いように思えました。
「それはお前のほうだー！（どーん）」とあちこちから言われるかもしれませんが、僕の中の瑞佳はこんな感じのイメージです。ひ、ひねくれてるのかなぁ？

＞文章は巧いと思うが、逆に綺麗すぎて、らしくない。
ありゃ。綺麗に書くやり方は、今回はできるだけ控えたつもりだったんですがー(T_T)

・Revinさん
＞七瀬がイギリスっすか。新しいですねぇ〜（笑）。
もう前のめりになりすぎて、ベッドから落ちてしまいそうですよねぇ(笑)＜なぜベッド

＞なかなか面白いと思ったのですが、題材がちょっと気に入らなかったです。
とにかくONEをONEを、と考えながら書いたつもりなので、僕かRevinさんのどちらかがひねくれているんだと思います(笑)

＞最後も別に、英語を持ち出さなくてよかったような気がしますね。
最後の英語は、七瀬へのリスペクトです。
瑞佳って、基本的に人の背中を追いかけて成長していくタイプだと思います。

・宗助さん
＞二次創作ならではのつくりだなぁと思いました。でき自体は悪くないとは思うのだが、
＞結婚ネタ自体がありふれているため相当なインパクトがなければ客の目はひきつけられんだろう。
今回は、インパクトの重要性は低かったのでした。そういう意味では、あまりこんぺ向きではなかったと思います。

・Liarさん
＞「わたしは〜」が少々多すぎる気がします。
つ、ついに言われてしまった。
ええもう、仰る通りです。読みのリズムを意識しすぎて、どうも無駄な主語が多くなるのが僕の悪い癖です。次までには直したいぃー。
というわけで、今回のこんぺの収穫はこれ。ありがとうございます。

＞瑞佳の夢の部分がなければオリジナルになってしまう
＞……というよりあの部分はなくても話としては成立すると思います。
仰る通り、成立します。ただそうなってしまうと本当にただのラブストーリーに成り下がってしまうので、それは本意ではありませんでした。
しかし、なるほど。オリジナルにONEとの関連を付加していっているのではないか、という見方もあるのですね。ちょっとSSの楽しみ方を損している気もしますけど。

・仮面の男さん
＞瑞佳の心情描写が、とても細やかで綺麗でした。
＞不器用で、それでも少しずつ進んでいく精神をきちんと描いてる物語で、
＞文体もそれに合わせて控えめに抑えられてて、好みです。
ぎゃー。なんだか誉められまくりですよ。ありがとうございますー。
少しずつ進んでいく精神、というあたりが今回僕が最も書きたかった部分なので、気づいていただけて嬉しいです。

ところで第１回かのんから徐々に１位に近づいている仮面の男さんの次の目標はいかほどでしょう。
期待してます。

・竹さん
＞微笑ましい話です。読んでいて下品な笑いばかり出てしまう自分のすず黒さに気付かせてくれました。くひ、くひひひ。
なげさんより竹さんのほうがエロイと、たった今認識しました。

＞ややもすると、その辺の恋愛小説に成り下がる……ん？　それって凄い事では？　…成り上がる。
いやー、この場合、成り下がる、です。
少なくとも、甘さ控えめのはずが甘さしか際立つものがなかった、というのはちょいと致命的かも。

＞ぶっちゃけ話自体は、それこそ少女漫画で幾度となく使われた手法で、ありがちですが、
＞コンパクトながらも丁寧に書き込んであって、とても心地良い。
おかしい。かのん短編のときも同じことを言われていた気が。コンセプトは全別物……あれ、なんか似てるかも？

・しぐるどさん
＞ラブストーリーとしては割と良い出来だとは思うし、こういうの好きでもあるんですが。
実はラブストーリーはなかったのでした、なんて言ったらダメですか？
ALICE先輩へのレスでも書いたんですが、この作品は瑞佳の弱い部分に光を当てたものなんです。
浩平がえいえんから帰ってきて、今度は瑞佳のほうが、姿の見えない、気配の感じられない、得体の知れない＜えいえん＞に縛られてしまう。
瑞佳の、束縛からの解放。まさにその瞬間を書きたかったのでした。

＞どーしてもキャラに違和感が。
橘さん、もといしぐるどさんに言われてしまうとさすがに辛いです(T_T)
おかしいな。キャラは100%ONEのキャラを書いたはずなのに。

・かやさん
＞読んでると恥ずかしくなってくる、そんなお話ですねえ（笑
照ーれーなーいーでー(笑)

＞留美が既婚というのにも衝撃を受けましたが、彼女の話がラストに結びついていて、
＞このお話が瑞佳にとって本当に思い出に残る大切なことになったということがわかり、良かったですー
結婚は、七瀬の成長です。掘り下げれば、瑞佳のお手本になってもらうためのものでした。
ラストはどちらかというと、後から付いてきたものです。そっちの部分を誉めてくださる方がたくさんいるということは、嬉しいような悲しいようなー(笑)

＞指輪本体ではなく領収書が一枚の紙切れが一生の思い出、それも素敵な話ですよね。
＞当初、不安にさせた分、それに見合うだけの幸せをくれる、そんなｓｓは私はやはり好きなんだなあ、と考えさせてくれたお話です（笑）
ありがとうございますー。
かやさんは、次はさっちんでしょうか(笑)

・雪蛙さん
＞ぐはぁ。甘い。甘すぎますこのＳＳは。
砂糖はセルフサービスになっております(笑)

＞微妙に七瀬もすごいキャラになってるし最高です。
国際結婚ですよ！きっと親に反対されても竹刀振り回して万事解決ですよ！（違！

・ウェハさん
＞これまた甘い物語。ごちそうさまです。直球ど真ん中、時速はどれくらい出ているかはわかりませんが、
＞ここまで王道を貫かれると、こちらも恐れ入ってしまうほかありません。
王道であることは否定しませんが、ど真ん中ではなーいーのーでーすー。
それに、時速を競うストレートではなく、どちらかというとチェンジアップ？たぶん。

＞もうこうなると、タイトルも「"I love you" "me,too"」で良かったんじゃないかって思いますね。
＞作者さんの照れが読者に伝わると、そのまま物語のマイナス評価になってしまいそうなので。
えっと、実はですね、このSSの本当のタイトルは『ハックルベリーとはじまりを』だったんです。
はい、今デスクトップの前でニヤニヤ（・∀・）した人、正解ー。適当にタイトルを付けて、あとで言葉の意味を知って、内容と全然一致していないことに気づいて慌ててタイトル変更したアレです。聞かれてもいないことを言うと、ちゃんと書き進めてます。

で、ですね。つまりしぐるどさんへのレスで書いたように、これはラブストーリーではないんですよ。極端な話、自殺することが瑞佳が束縛から解放される最も自然な流れなんだ、と感じたなら、そういう話を書いていたのかもしれない、ということです。
「"I love you" "me,too"」というタイトルも悪くはないんですが、それだと完全にラブストーリーに成り下がってしまいますからね。

「わたしはあなたと歩きたい」は、ハックルベリーがどうしても使えなくなったときの予備のタイトルなのでした。

・まーきーさん
＞ひっさしぶりに直球なラブストーリーを読んだような気がします。なんか、新鮮で、なんか、嬉しいかも(笑)
もうラブストーリーていいです(笑)
なんて言ったら、これまで言ってきたことの説得力がゼロになってしまうので、そのあたりを読んで、まーきーさんがこのSSに対する僕の本意なんかを読み取ってもらえたら嬉しいかなー、なんて思います。

＞王道もいいとこだし、ご都合主義なのも否定出来ないけど、まあ良いかなって思えてしまうのは、瑞佳がとても瑞佳らしく描けているからかな、と思います。
うわーいヽ(T_T)ノ　まーきーさんにそう言っていただけると、本当に嬉しいです。
瑞佳を瑞佳らしく、というのが今回の主目標でした。

＞依存心が強いくせに控えめなところとか、特に。
そう！そう！特に！
瑞佳の一番愛らしいところですよねー。

＞ごく個人的には、彼女のそういうところはあんまり好きじゃないんですけど、でも、嫌いなところを含めた等身大の彼女はやっぱり可愛らしくて。
＞最後には素直に、不器用な恋人たちに乾杯、といきたい気分になりました。
ええもう、乾杯してやってください。
まーきーさんに乾杯されたことで、瑞佳も立派な詐欺師への道を歩みだすことができます＜え？

＞こうなると作者さんの勝ちですねぇ(笑）
もう、してやったり、といった感じです。嘘です。同意してくれる人が少なくて心細かったです(笑)

・proofreaderさん
＞展開はありきたりだし、別にONEじゃなくてもいいよなあと思いつつも、結構気に入ったので微妙な点数。
おかしいなあ。これ（真ん中の）だけは言われないものを書いたつもりだったのにぃ。
ともあれ、気に入っていただけたようでなによりですー。

・一般市民Ｄさん
＞ほのぼのいい
こんなにもアレなのにちよはほのぼのと言う……＜違

・歩く人さん
＞ああ〜何だかラストが凄くいい。タイトルもいい感じ。表現もなかなかにグッド。甘痒い小説、堪能させていただきました。
ありがとうございます。でもやっぱり砂糖はセルフサービスです(笑)

・長森長さん
＞しっとりとした落ち着いた感じのお話ですね。
＞笑い所や泣き所はありませんでしたが、安心して読み進めることが出来ました。
そうですね。そういうしっとりとした感じのものを狙いました。

＞「適齢期の女性は強い！」じゃなくて、「七瀬格好良い！」でもなくて、「お二人さん、お幸せに！」
その通り！お幸せに！

……うまいことまとめてクレル！(笑)

ウェハ　 03/05/10 23:12

「火鳥が吐きました」
「認めたか」
「いえ、それが……」
「どうした？」
「『詐欺』に気づいてもらえなくて悲しくなったと……」
「――余罪がないか追及しろ。みんなは供述の裏をとってくれ」
「わかりました」
　部屋で待機していた捜査員たちが思い思いに散って行く。
「まーきー、しくるどにつづき、彼までも……」
　ブラインドを指で下げる。ガラスのむこうは嵐だった。


　のっけからゴメンナサイ。お名前を勝手に使わせてもらったまーきーさん、しくるどさん申し訳ありません。敬称略失礼しました。
　もともとスピード（実力）が１６０Ｋｍ以上あるために、チェンジアップ投げたつもりでも豪速球にしか見えなかったとおもわれます。火鳥さんのコメントを読んだ後でもう一度再計測しても、やっぱりボクのスピードガンは１４０ｋｍをマークするわけで。だいたいチェンジアップって投球の組み立ての中で投げるもんでしょう。一球（一級）勝負のこんぺでいきなり投げてタイミングはずせなんて無理、無理です。なので。


「火鳥、出ろ」
　留置場でうずくまる彼は、どこか奇妙な輝きを瞳に宿していた。並み居る詐欺師たちの仲間入りが出来たのをよろこんでいるのか。
「弁護士？」
　ほとんど少年といってもいいようなあどけなさで、彼は無邪気に聞いた。
「釈放だ」
「なぜ」
　鋭い声が狭い留置所の中で、にぶく壁にぶつかりはじける。スイッチが切り替わったかのような驚きの表情。ますますあどけなさ、いたいけさが増す。
「証拠不充分だ」
「そんな、証拠はあれだけ並べてやったじゃないか。どうしてわからないんだ、ボクはやったんだ。ボクはやったんだよ！　くそ、能無しども、日本の警察はいつからこんなにレベルが低くなんたんだ。なんでこんなことすらわからないんだよっ！」
　あばれる彼の手錠を外しながらつぶやかずにいられない。
「ハックルベリーってなんだ？」
　建物の中にいてさえ聞こえてくる雨音につぶやきはかき消される。外はまだ嵐がひどい。

　……我ながら酷いレスで申し訳ありません。夏葵さん、しっかり付き合って飲んであげてください。しかし、ボクが邪推する所ではまだ火鳥さんはティーンエイジャーだと思うのですが……。

夏葵　 03/05/10 23:48

「ぐすぐす…」
「どうして泣いてるのかな？」
　少年は不思議そうに小首を傾げた。
　泣いているのはよれよれのネクタイを鉢巻きにして空になった一升瓶を抱えた少女。
「泣いてばかりじゃわからないよ」
「……だって」
　少女は鼻を啜った。
　アルコール臭い息が周囲に漂う。
「――って、言ったもん」
「え？」
「『こんぺにダークで参加する人の考えってわかんないなあ。』って言ったもん」
「それは――」
　少年は絶句する。
「だ、だからわたし……」
「……」
「だからわたしはっ……」
　少女の声はやがて嗚咽へと変わる。
　喧噪に包まれる居酒屋の中で、その一角だけ時間が止まったように――

　終わりー。
　ついでにラブストーリーをラブストーリーじゃないと声高に言い張る火鳥さん萌えー。
　必ず出てるだろうと思っていたから「詐欺」は適用されませーん。残念がる火鳥さん萌えー。
　ウェハさんに邪推されてる火鳥さん萌えー。
　
　さて、球ばかり撞いていないで飲みに行きますよ。

火鳥　 03/05/11 13:47 ＜作者＞

ここは関西人のノリで続きを書くべきなんでしょうけど、僕が書くと主人公への自己投影どころか完全に俺小説になってしまうので控えます(笑)
というか、別に詐欺師なんか狙ってないですってば。不参加宣言はブラフではなく、締切り前日まで本当にその気だったんですってば。言い出すタイミングが掴めなかったんですってば。内容も、迷彩かけたわけでも、砂糖を投げ込んだわけでも、ヤケになっていたわけでもないんですってば。いい加減言い訳考えるのが辛くなってきましたってば（ぉ

・ウェハさん
＞もともとスピード（実力）が１６０Ｋｍ以上あるために
あれ？　この場合、スピード＝王道の貫き具合、でしょう？　コース＝方向性、なんですから。
はっきり言って、僕は王道を貫いたことなんてほどんどないですよ？(笑)

＞だいたいチェンジアップって投球の組み立ての中で投げるもんでしょう。
＞一球（一級）勝負のこんぺでいきなり投げてタイミングはずせなんて無理、無理です。
いやー、普段偏ったものばかり書いているので、今回は良い感じにバッターを翻弄できたいみたいです。
夏葵さんが、これが僕の作品だと思わなかったと仰っているのが、なによりの証拠。詐欺師な方やなげさんも全く気づかなかったと言っていたし、それって良く言えば違った書き方ができた、と取れるのかも。悪く言えば自分のスタンスというものがはっきりしていない。ん？どっちやねん。
立派なチェンジアップですとも(笑)

ちなみに、ハックルベリーの意味はビートルズ（だったような）の曲を聴いていて初めて知りました。
あと、ティーンエイジャーは卒業しました(^^)/

・夏葵さん
＞泣いているのはよれよれのネクタイを鉢巻きにして空になった一升瓶を抱えた少女。
萌えるんですが(笑)

＞「『こんぺにダークで参加する人の考えってわかんないなあ。』って言ったもん」
いやいや、ダークを否定しているわけではないんですよ。↑は純粋な疑問です。
ダークって、読者にどれだけインパクトを与えるかが主目的じゃないですか。問題はそこからだと思うんです。そこから作者が何を望むか。
・読者にインパクトを与えて、ダークというジャンルでこんぺ上位を切り開く。
・読者にインパクトを与えて、ダークでもここまでできるんだと示す。
・読者にインパクトを与えて、鬱な気分にさせてやる。
こんなところだと思います。
１つ目と２つ目は良いと思うんです。夏葵さんや久慈さんなんかはまさにそうだと思いますし。
ただ、３つ目をこんぺで実行する考えがわからない。読者の気分がそのまま評価に繋がるんだから、勝負を放棄しているか、純粋なマゾかのどちらかだと思います。非常に申し訳ないんですけど、短編のダーク作品からはそういったものしか伝わってこなくて。

あ、ちなみに僕はダーク嫌いだとかそんなことは全然ないです。昔それっぽいの書いてみたこともあるくらいだし。
柴楽さんのSSの中で一番好きなのが、『少年期の終りに』という、真っ黒も真っ黒なものだったりしますし(笑)

＞ついでにラブストーリーをラブストーリーじゃないと声高に言い張る火鳥さん萌えー。
Ya――Ha――!! Notラブストーリー!!（声高？）
書き手がいくら違うと言っても、読者の大半がラブストーリーだと受け取ってしまえば、これはラブストーリーなんだと思います。だ、ダメダメだ……。
あと、萌えないでください。

＞必ず出てるだろうと思っていたから「詐欺」は適用されませーん。残念がる火鳥さん萌えー。
へへーん。詐欺を狙っていると見せかけてそんなことはないという詐欺だったのさ！……はて？何かおかしい。
あと、萌えないでください。

＞ウェハさんに邪推されてる火鳥さん萌えー。
ふ、不穏なオーラがー。
あと、萌えなッチュン！

＞さて、球ばかり撞いていないで飲みに行きますよ。
あーとーごーふーんー(笑)