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投票結果
- Revin (採点:9)
- レベル高いなあ中編。
ストーリー文句なしです。最後までノンストップで夢中になって読みました。
最後に不器用なプロポーズをするのがいかにも浩平らしいというか(笑)。
ただ子供に「つかさ」が蛇足だったように思います。
そこまでなぞらなくても十分にいい話だったと思います。
それでマイナス１点っす。あとは文句なしです! いい作品をありがとうございました!
- はまのじ (採点:6)
- 茜たちのパートと由起子さんのパートのバランスが悪いというか、由起子さんのシーンであれだけ重暗いことをやったのだから、それを払拭するなり飲み込むなりするくらいの茜パートであってほしかった。あとラストが急すぎと思った。
けど茜タンが幸せならそれでいいや（←オチはそこかよ）。
- まーきー (採点:2)
- 若者で埋め尽くされている山葉堂で、いきなりナーバスな話題をぺらぺら話し出す茜に物凄い抵抗を覚えました。仮にそれを瑣末なことだとしても、細かい台詞回しに気遣いが欠けているせいか、展開を急ぎすぎているせいか、キャラたちが人形のように思えてしまいました。
冒頭の雰囲気はわりと好みだったんですが……。
- 投票者二回目 (採点:3)
- 悲劇の主人公、それを助ける天佑、周りには良い人と悪い人。
これでは余程上手く見せなければ物語には成り得ないのではないでしょうか。
- あおき哲夫 (採点:5)
- ラストで転けました。
このオチは実に安易ですね。保険金を貰ったところまではまあまあでしたが…。
まず指摘しておくことは登場人物が多すぎること。
女性連では詩子以外はまったく必要ないです。こう言うところをばっさり切れるようになりましょう。
この作品で書くべきは「浩平の浩平による母への理解」だけで良いはずです。それ以外のことにまで手を出す必要はなかった。
最終的には浩平の視点一本で事足ります。茜に求めるべきことは浩平の不器用な優しさを受け入れること。ただ、それだけ。
シンを通るストーリーを複雑にしては駄目です。書きたいことはひとつに絞ること。その為の文章技術です。ひとつの物語（特に長編でもない限り）のなかにあれもこれもと放り込むのは感心しません。よほど巧ければ問題ないのですが。
作者の向上心を期待します。
- すずめつめ (採点:6)
- 複雑な事情の人が、普通に輪の中に溶け込んで幸せでいられる光景という話かな。
- Alice (採点:6)
- 中々どうして…う〜んMOON.な内容。
物語の流れは理解できる。結構面白く、読ませるように作っているのだけれども、どうしてもツメが甘いんでないの？ と感じました。
展開が安易なんですよね。ボリュームだってあるし、なんで？ 理由は文章の贅肉とでも申しましょうか。
このＳＳはもっとシャープにしなければ全体的に浮いてしまう。どこが浮くかといえば、ストーリーの展開が…かな？
わかりにくい物言いで申し訳ないけれども、茜との今〜結婚しようまでの下りがこの物語のラインなのだが、浩平の母の死、その理由など肝心な部分がペライ（薄っぺらい）。それは瑞佳や留美や澪が出てきてしまったからかもしれない。現状説明としてのキャラクターベースを作るのであれば詩子で充分だと思う。私的にはそういった贅肉部分が、物語の要の部分を曇らせているように感じてならないのです。
40kbという配分はかなり難しいです。私は今回どちらかと言えばプロットそのもののバランスが崩れたＳＳになってしまい、今更にしてそれが口惜しいのですが、この話に至っては力の入れどころ、そのバランスをもう一度考え直せば充分に名作になれる器です。
今後にかーなり期待します。
- Foolis (採点:6)
- ほのぼのとした雰囲気はいいですし、ストーリーは結構好きです。
でも、もう少しなんか描写がほしいです。やはり、ちょっと唐突過ぎると思いますし……。
- ふうがみこと (採点:4)
- 物語の設定に反して、内容が軽い。
なんつうか、各シーンの心理描写にこだわりが感じられなかった、かな。特に浩平の。
全体を通しての印象が中途半端で、ラストシーンも浮いてる感じがします。浩平が茜にプロポーズするラストシーンが主なのか、それとも浩平の家族への考えが主なのか、どちらが先に作者さんの頭の中にあったのかはわかりませんが、話としてはつながっていなければならない流れが乖離してしまっているように感じます。
ハッピーとアンハッピー、一つの作品の中で、しかも決められた字数の中で両立させるには、かなりの実力が要求されるのではないでしょうか。
- 宗助 (採点:7)
- 見せ場は浩平の親族たちとの会話であろうと思う。
死んでしまった人間が何を思えるわけでもなく、故に生者は死者をただ悼むべし。
しかし、4つ年下の従弟君、壮絶に低脳ですな。よほど甘やかされて育ったのでしょう（笑
- かや (採点:7)
- ”幸せな家庭を作る義務と権利がある”という言葉が心の残りましたー。最後に囃されるのはお約束ですが、このプロポーズに至るまでの浩平の気持ちが伝わってくるというものです。
この家を買って、つかさ、という名前をつける、という結論への過程がよくわからないということは私の私的な感想かもしれませんが、ここだけちょっと気になりましたが。
ですが、やはりハッピーエンドはいいですねー
- Liar (採点:5)
- ３点リーダがやや多いです。
それと、誤字・脱字が幾つかありました。
キャラクタに「らしさ」が感じられて面白い作品だと思いますので、後はしっかりと見直しをしましょう。
- 名無し＠デフォ (採点:4)
- メインテーマは家族ですか。けどちょっと宗教団体のところがいらなかったかも
- ウェハ (採点:2)
- ちょっとプロットが安易に感じました。たしかに、浩平には幸せになる権利と義務があると思います。えいえんから帰ってきたならなおさら。でも、物語自体をチープでリアリティに欠けるものにしてしまうと、その言葉がすべてウソに聞こえてしまう。
作者さんの思いはわかるのに、伝わってくるのに、どこか白けた自分がいて、悲しかったです。
- 雪蛙 (採点:3)
- 母の死をきっかけにどうゆう思考が働いて茜へのプロポーズになったのかよく分かりません。
- 仮面の男 (採点:8)
- 全体的に、丁寧に積み上げられたお話という印象を
受けました。それぞれの想いが、強く伝わってきま
したし、何より由起子さんが口上を切る場面が格好
良かったです。
- proofreader (採点:9)
- そういや、アンソロであったなあ。
うまくまとまったと思う。ちょっと文章が洗練されてない気もするけど、それはそれで。
プロポーズでとちる浩平が、とてもらしかった。それまでのシリアスとのギャップが出て楽しい。でも子供に、女の子だとしてもつかさと名づけるのは微妙だよなあ、と思ったりも。
- 竹 (採点:5)
- 前半の物々しい雰囲気から、およ、これはって仄かに期待を寄せましたが。
……なんか山場が、なんでああもあっさり風味なのかという不満が残りました。もっと出して欲しいんであります。雰囲気。それまでの丁寧さと打って変わって書き込む量が少なかったため、プロポーズに踏み切るタイミングっつうか、いきなり飛んでるよーとでも言うか。
- 由大 (採点:4)
- 最後が唐突かなあ、と。
どうも全体に単調で、最後に至るまで話にのめり込めませんでした。
- 歩く人 (採点:7)
- なかなかに良いお話です。テンポも良く、飽きずに最後まで読むことが出来ました。特に最後のプロポーズは凄く良かった。良作です。
| 投票数 65 : 単純平均点 5.54 |
| 10点 | 0 |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | |
- 美鈴まさき 03/05/07 0:21
- 初めまして、美鈴まさきです。
コンペを開催運営していただいた、主催者様。力作を制作して投稿された各作品の作者様。拙作を読んでいただき、さらには感想をつけていただいた読者様。
皆様お疲れさま、そしてありがとうございました。
実はＳＳコンペティションの存在を知ったのは、３月の終わりでした。
そして過去の投稿作品のすばらしさに触発され、数年ぶりに筆をとることにしたのです。
もっともここ数年、プロットをたてても筆が進まず、そのうちネタが風化したり、原作のブームが枯れてからその作品に触れたりで、きちんと一本書き上げたのは、ＳＳを書き始めた初期の作品以来なのです。
おかげで、重ねた月日と実力とのギャップが如実に結果に表れました。
制作過程が順調には進まず、色々と反省点を抱えた作品ではあります。
しかし、書き上げた充実感と、読んでいただいた感想は得難い財産となりました。
このコンペを糧に、さらなる上達を計りたいと思います。
作品について
『何より時間が欲しい』
今回こればっかり思ってました。
──３月終わり こんぺの存在を知る
──４月はじめ プロット立てつつ短編公開を待つ
──短編公開 レベルの高い作品を読み、プロット１から立て直し
──４／８ 時間の都合上プロットを考えついたところから書き始める
──４／１７ 残業続きでこの時点で『承』の半分。ちなみに７２時間、１文字も打てず
──４／１８ 帰宅後貫徹で書き上げる
──４／１９ ９時過ぎ帰宅。ぎりぎりまで推敲。もっとも１時間強で締め切り
よく間に合ったと思いましたよ。もっとも時間があっても、順位変動に影響はないと思いますが。
書きたいシーンはとりあえず書けました。
浩平の母の事。浩平のプロポーズ。詩子に『つかさとクリスマス〜』と言わせること。茜に雨の日も好きになってもらうこと。
とりわけ浩平と茜、二人の完全な幸せを願いつつ書いておりました。
そして結果、各キャラの心情描写を時間の犠牲としてしまいました。
話のプロットは、ジャンヌ・ダルクの『シルビア』という曲から。
プロポーズシーンは、ほぼ歌詞通りにしてしまったのは反省点です。
そして相手は……と本編をＰＬＡＹしているうち、ふと思ったのです。
『茜って雨の日は辛いことしか無いんじゃ？』
確認すると、やっぱり良いことなし。（浩平の告白シーンも単純なハッピーとは思えないし）
さらに進めると、みさおの葬儀も雨じゃないですか。
２人の悲しみが始まったのは雨。では、悲しみを終わらせるには？
いつかは必ず雨は降る。ならば雨の日も好きにさせるのが一番の解決法ではないか。
そんな思いを込めて書き上げた作品だったりします。
これから皆様の感想を読ませていただいた後、また改めて作品の補足をさせていただきます。
こんぺ中編部門について
レベルが高いと評判だったこの部門ですが、私も同感です。
基本的な文章作法はもちろん、作品としての完成度が過去のコンペの水準以上だからでしょう。
『ＯＮＥ』が発売されてから５年経ちます。ゲーム界で５年というのはとても長い年月です。
それに加え『ｋａｎｏｎ』のブーム。並の作品ならば、とっくに忘れ去られてもおかしくありません。
それでも『ＯＮＥ』を書くのですから、よほどの思い入れがある人が集まることは必至。
作者さんの平均年齢も２３歳は超えるはずですので、ベテラン域の人たちが多く集まり、必然的にレベルがあがったのだと考えてます。
お話的にはいわゆる変化球タイプのものが多く、採点に苦労しましたが、これも作者さんがその能力を全開にした結果だからでしょう。
賛否両論あると思いますが、過去最上の質のこんぺになったと思いますし、参加できたことを誇りに思います。
只今出張中なので、簡単にしかご挨拶出来ませんでした。戻りましてから、いただいた感想のお返事をさせていただきます。
最後に繰り返しになりますが、感謝を込めまして…………
みなさま、ありがとうございました。
- 美鈴まさき 03/05/13 23:36 ＜作者＞
- 只今ちょっぴりヘコんでます。
順位？ いえ、予想通りです。平均点？ 予想以上です。では？
それは……予想数です。感想数２０……トップとの差３０。
標準偏差１０位ということからも、『当たり障りない話』ということが如実に……。
作品についての補足２
皆様の感想を読ませていただきました。
『展開が急で人物の心情描写が不足している』
『よけいな文章が多く話の本筋が薄れている』
この２点をほとんどの皆さんに指摘されています。
心情描写と展開は、はじめにも書きました通り時間切れが原因ですので、執筆最中からお叱りは覚悟していました。
もっとも、与えられた時間内で仕上げることもまた実力。今回の結果が今の私の精一杯の力なのでしょう。
よけいな文章が多いというのも薄々感じていました。最初『承』の部分を入れるか迷ってました。２０Ｋの容量を超えられるか微妙でしたのでそのまま入れましたが、無くて良かったと言う意見が多かったですね。
また今回ラストシーンを最初に考え、そこにたどり着く為のシーンを色々考えてから書き始めたのですが、最終的にはそれぞれのシーンをただつないだだけになってしまったことも、展開の早急さの原因になりました。
いずれにしても実力不足が如実に表れた訳ですが、話の全体もしくは一部でも『良いね』と好印象を持っていただいて、とても嬉しく思っています。
このお叱りとお褒めを財産に、もっと精進していきたいと思います。
──それでは、遅れましたが個人別レスです。
＞Revin様 (採点:9)
＞レベル高いなあ中編。
＞ストーリー文句なしです。最後までノンストップで夢中になって読みました。
＞最後に不器用なプロポーズをするのがいかにも浩平らしいというか(笑)。
＞ただ子供に「つかさ」が蛇足だったように思います。
＞そこまでなぞらなくても十分にいい話だったと思います。
＞それでマイナス１点っす。あとは文句なしです! いい作品をありがとうございました!
感想ありがとうございます。
詩子に『つかさとクリスマス〜』と言わせることを初めのうちに考えていたので、本当に必要かどうかまで見直せませんでした。 確かに無くても影響無いかも知れませんね。
ご指摘ありがとうございました。
＞はまのじ様 (採点:6)
＞茜たちのパートと由起子さんのパートのバランスが悪いというか、由起子さんのシーンであれだけ重暗いことをやったのだから、それを払拭するなり飲み込むなりするくらいの茜パートであってほしかった。あとラストが急すぎと思った。
＞けど茜タンが幸せならそれでいいや（←オチはそこかよ）。
感想ありがとうございます。
浩平パートが重苦しいかな、と思い茜パートは軽くしたのですかが、結果裏目で必要性が無くなってしまいました。
後半はおっしゃる通り書き上げることを優先していて、展開を急いでしまいました。
本編のＥＤで茜が幸せになったと思えなかったので、この話を書いてみました。茜に限らず、みんな幸せになって欲しいですから。
ご指摘ありがとうございました。
＞まーきー様 (採点:2)
＞若者で埋め尽くされている山葉堂で、いきなりナーバスな話題をぺらぺら話し出す茜に物凄い抵抗を覚えました。仮にそれを瑣末なことだとしても、細かい台詞回しに気遣いが欠けているせいか、展開を急ぎすぎているせいか、キャラたちが人形のように思えてしまいました。
＞冒頭の雰囲気はわりと好みだったんですが……。
感想ありがとうございます。
『承』の部分、ＴＰＯを考えると確かによくありませんね。もっと静かな所か、電話でのやりとりにした方が良かったかも知れませんね。
展開の早急さと心情描写は上記の通りです。これでは人形のように感じられても仕方ありません。
『起』の書き方、重苦しいかな？ と思っていたのですが、好印象を持っていただいたようで嬉しいです。ここだけは満足いく出来だったので。
ご指摘ありがとうございました。
＞投票者二回目様 (採点:3)
＞悲劇の主人公、それを助ける天佑、周りには良い人と悪い人。
＞これでは余程上手く見せなければ物語には成り得ないのではないでしょうか。
感想ありがとうございます。
厳しいご意見ですが、まさしくその通りですね。シーンをただくっつけた物は物語とは呼べません。それを滑らかに融合させて、一つにしたものこそが物語ですから。
実力不足を受け止め、よりいっそうの努力をしたいと思います。
ご指摘ありがとうございました。
＞あおき哲夫様 (採点:5)
＞ラストで転けました。
＞このオチは実に安易ですね。保険金を貰ったところまではまあまあでしたが…。
＞まず指摘しておくことは登場人物が多すぎること。
＞女性連では詩子以外はまったく必要ないです。こう言うところをばっさり切れるようになりましょう。
＞この作品で書くべきは「浩平の浩平による母への理解」だけで良いはずです。それ以外のことにまで手を出す必要はなかった。
＞最終的には浩平の視点一本で事足ります。茜に求めるべきことは浩平の不器用な優しさを受け入れること。ただ、それだけ。
＞シンを通るストーリーを複雑にしては駄目です。書きたいことはひとつに絞ること。その為の文章技術です。ひとつの物語（特に長編でもない限り）のなかにあれもこれもと放り込むのは感心しません。よほど巧ければ問題ないのですが。
＞作者の向上心を期待します。
感想ありがとうございます。
具体的なご指摘、とても参考になります。
ラストを書く為に話を組み立てていったので、好みはそれぞれだと思います。ですが安易なオチを安易なままに書いた事は、一考すべきでしょうね。もう少し違う書き方があったとも思います。
不必要な人物及び場面の削除については、まさにおっしゃる通りです。あれもこれもというきらいはありました。
ご指摘ありがとうございました。
＞すずめつめ様 (採点:6)
＞複雑な事情の人が、普通に輪の中に溶け込んで幸せでいられる光景という話かな。
感想ありがとうございます。
浩平が消えたときの茜のショックはとても大きいはず。浩平が帰還しただけで完全には消えないだろう、と考えました。
また浩平も、母親とのしがらみが残っていて、いつかは向き合わないといけない。この苦しみ、悲しみを乗り越えたとき、二人は本当に幸せなれるはず。
そう思って書いた話でしたが、主題が薄れてしまったようですね。
＞Alice様 (採点:6)
＞中々どうして…う〜んMOON.な内容。
＞物語の流れは理解できる。結構面白く、読ませるように作っているのだけれども、どうしてもツメが甘いんでないの？ と感じました。
＞展開が安易なんですよね。ボリュームだってあるし、なんで？ 理由は文章の贅肉とでも申しましょうか。
＞このＳＳはもっとシャープにしなければ全体的に浮いてしまう。どこが浮くかといえば、ストーリーの展開が…かな？
＞わかりにくい物言いで申し訳ないけれども、茜との今〜結婚しようまでの下りがこの物語のラインなのだが、浩平の母の死、その理由など肝心な部分がペライ（薄っぺらい）。それは瑞佳や留美や澪が出てきてしまったからかもしれない。現状説明としてのキャラクターベースを作るのであれば詩子で充分だと思う。私的にはそういった贅肉部分が、物語の要の部分を曇らせているように感じてならないのです。
＞40kbという配分はかなり難しいです。私は今回どちらかと言えばプロットそのもののバランスが崩れたＳＳになってしまい、今更にしてそれが口惜しいのですが、この話に至っては力の入れどころ、そのバランスをもう一度考え直せば充分に名作になれる器です。
＞今後にかーなり期待します。
感想ありがとうございます。
ご指摘の通り、心情描写が足りなく内容が薄くなってしまいました。
他の方のご指摘にもいただきましたが、『承』はほとんど必要ありませんね。こういう不必要な部分をプロット構成の段階で削れるよう努力したいと思います。
『名作になれる器の作品』とはちょっと褒められすぎの様な気がしますが、その言葉とてもありがたいです。
歩は遅くとも、少しでも期待に応えられるよう、精進したいと思います。
ご指摘ありがとうございました。
＞Foolis様 (採点:6)
＞ほのぼのとした雰囲気はいいですし、ストーリーは結構好きです。
＞でも、もう少しなんか描写がほしいです。やはり、ちょっと唐突過ぎると思いますし……。
感想ありがとうございます。
ご指摘の点、反論の余地ありません。本当に書き込みが足りませんでした。
それでもストーリー自体は好き、というお言葉ありがとうございます。
作品の出来はともかく、話の核心は良いところついている、と言う自信がありましたから。
ご指摘ありがとうございました。
＞ふうがみこと様 (採点:4)
＞ 物語の設定に反して、内容が軽い。
＞ なんつうか、各シーンの心理描写にこだわりが感じられなかった、かな。特に浩平の。
＞ 全体を通しての印象が中途半端で、ラストシーンも浮いてる感じがします。浩平が茜にプロポーズするラストシーンが主なのか、それとも浩平の家族への考えが主なのか、どちらが先に作者さんの頭の中にあったのかはわかりませんが、話としてはつながっていなければならない流れが乖離してしまっているように感じます。
＞ ハッピーとアンハッピー、一つの作品の中で、しかも決められた字数の中で両立させるには、かなりの実力が要求されるのではないでしょうか。
感想ありがとうございます。
心情描写、ご指摘の通りです。致命的に足りなく、話全体が薄っぺらくなってしまいました。大きな反省点です。
浩平パートと茜パートを巧く融合できなかった事も、私の実力不足を痛感させられました。
ご指摘ありがとうございました。
＞宗助様 (採点:7)
＞見せ場は浩平の親族たちとの会話であろうと思う。
＞死んでしまった人間が何を思えるわけでもなく、故に生者は死者をただ悼むべし。
＞しかし、4つ年下の従弟君、壮絶に低脳ですな。よほど甘やかされて育ったのでしょう（笑
感想ありがとうございます。
浩平の母親は、二人を捨てた訳ではないと思ってます。二人を思っていたからこそ神にすがったのでしょう。もっとも与えられたのは偽りのえいえんだった訳ですが。
この従弟みたいな人間はそうそう実在しないとは思いますが、見かけだけの自由と大金に非人道的な事件が起きている現実から、浩平に殴られる為に出してみました。もっと酷い言葉を考えてましたが、人としての心がそれを押しとどめ、今の形になりました。
ただ他の人のご指摘にあるように、『転』『結』の部分の描写が足りなく、中身が薄くなったことは反省しています。
＞かや様 (採点:7)
＞”幸せな家庭を作る義務と権利がある”という言葉が心の残りましたー。最後に囃されるのはお約束ですが、このプロポーズに至るまでの浩平の気持ちが伝わってくるというものです。
＞この家を買って、つかさ、という名前をつける、という結論への過程がよくわからないということは私の私的な感想かもしれませんが、ここだけちょっと気になりましたが。
＞ですが、やはりハッピーエンドはいいですねー
感想ありがとうございます。
主人公とヒロイン、二人の悲しみの要因が無くなって初めてハッピーエンドになると思ってます。
消えた幼なじみ（司）、司と浩平が消えた空き地。悲しさの象徴を幸せの象徴に変換したかったのですが、うまく伝えられなかったようですね。
描写不足もしくは余分な文章だったのでしょうね。
ご指摘ありがとうございました。
＞Liar様 (採点:5)
＞３点リーダがやや多いです。
＞それと、誤字・脱字が幾つかありました。
＞キャラクタに「らしさ」が感じられて面白い作品だと思いますので、後はしっかりと見直しをしましょう。
感想ありがとうございます。
ご指摘の３点リーダー、多かったかも知れません。心情描写の不足をリーダーでごまかしている感じになってますね。
地の文の描写を増やしてリーダーの数を減らす事で、内容の厚みも増すことになりますし。
文章構成を含めた推敲不足も反省点です。
『キャラのらしさ』はかなり気を遣いました。それでもまだまだ違和感を指摘されたりしますが。
ご指摘ありがとうございました。
＞名無し＠デフォ様 (採点:4)
＞メインテーマは家族ですか。けどちょっと宗教団体のところがいらなかったかも
感想ありがとうございます。
確かに宗教団体のくだりは、あまり必要ありませんね。こういう無駄を切り捨てるよう努力したいと思います。
ご指摘ありがとうございました。
＞ウェハ様 (採点:2)
＞ ちょっとプロットが安易に感じました。たしかに、浩平には幸せになる権利と義務があると思います。えいえんから帰ってきたならなおさら。でも、物語自体をチープでリアリティに欠けるものにしてしまうと、その言葉がすべてウソに聞こえてしまう。
＞ 作者さんの思いはわかるのに、伝わってくるのに、どこか白けた自分がいて、悲しかったです。
感想ありがとうございます。
上記の通り、描写不足と構成の無駄が話の説得力を無くしてしまいました。
ウェハ様が白けてしまわれるのも無理はありません。もっと読者を引き込む努力をします。
ご指摘ありがとうございました。
＞雪蛙様 (採点:3)
＞母の死をきっかけにどうゆう思考が働いて茜へのプロポーズになったのかよく分かりません。
感想ありがとうございます。
これもきびしい指摘ですね。浩平には一度えいえんに行ってしまった負い目があると思うんです。それで茜に後一歩が踏み込めずにいる。
そんなとき、母の葬儀をきっかけに家族から幸せになる為の力と、背中を一押ししてくれる言葉をもらいました。
これ、と決めたときの浩平の行動はとても早いので、茜の悲しみを幸せに変える方法を、思いつく限り用意してプロポーズに踏み切った。
と書いていたのですが、心情描写の不足や文章の無駄のせいで、伝わらなかったのでしょう。悩ませて申し訳ありません。
＞仮面の男様 (採点:8)
＞全体的に、丁寧に積み上げられたお話という印象を
＞受けました。それぞれの想いが、強く伝わってきま
＞したし、何より由起子さんが口上を切る場面が格好
＞良かったです。
感想ありがとうございます。
由起子さんの告白、頑張りました。浩平を引き取ったのは、姉である浩平の母親を慕っていたからだと思っています。
姉が帰ってきたとき笑顔で迎えて、成長した浩平を引き合わせる。それを望みながら暮らしてきたのだと考えました。
この話ではその望みを叶えさせられませんでしたが。
＞proofreader様 (採点:9)
＞そういや、アンソロであったなあ。
＞うまくまとまったと思う。ちょっと文章が洗練されてない気もするけど、それはそれで。
＞プロポーズでとちる浩平が、とてもらしかった。それまでのシリアスとのギャップが出て楽しい。でも子供に、女の子だとしてもつかさと名づけるのは微妙だよなあ、と思ったりも。
感想ありがとうございます。
アンソロジーで似た話ありましたか？ アンソロはノーチェックでしたので、ちょっとビックリ。出来ればそのアンソロ教えて頂けますか。
最後の『つかさ』はあまり評判よろしくないようですね。ちょっと反省してます。
＞竹様 (採点:5)
＞ 前半の物々しい雰囲気から、およ、これはって仄かに期待を寄せましたが。
＞ ……なんか山場が、なんでああもあっさり風味なのかという不満が残りました。もっと出して欲しいんであります。雰囲気。それまでの丁寧さと打って変わって書き込む量が少なかったため、プロポーズに踏み切るタイミングっつうか、いきなり飛んでるよーとでも言うか。
感想ありがとうございます。
ご指摘の通り、『転』『結』の部分の薄さ、反省しております。
『起』が自分でもよく書けたと思ってるので、なおさら後半の描写不足が目立っています。もっともっと書き込むべきでした。
ご指摘ありがとうございました。
＞由大様 (採点:4)
＞最後が唐突かなあ、と。
＞どうも全体に単調で、最後に至るまで話にのめり込めませんでした。
感想ありがとうございます。
他の皆様からも指摘をいただいている通り、心情描写の不足と描写の無駄が単調さを招いたようです。
この辺りの改善を心がけて、さらなる向上を目指します。
ご指摘ありがとうございました。
＞歩く人様 (採点:7)
＞なかなかに良いお話です。テンポも良く、飽きずに最後まで読むことが出来ました。特に最後のプロポーズは凄く良かった。良作です。
感想ありがとうございます。
ラストのプロポーズが書きたくて作った話だったりしますので、そこを褒めて頂くと、とてもありがたいです。
いろいろな反省点も多く、改良の余地のある作品ですが、私自身とても気に入っている作品です。良作と言っていただいたことを糧に、更に向上したいと思います。
以上で皆様へのレスを終了させていただきます。
返答についての意見や、期間中に感想をいただけなかった人の書き込みなど頂けると嬉しいです。
このような生の声をいただく機会が、今までほとんど無かったので、今回のコンペでたくさん勉強させていただきました。
次、があるかはわかりませんが、今回学んだことを少しでも作品に生かし、より良い作品を書きたいと思います。
感想を投稿していただいた皆様、本当にありがとうございました。
- proofreader 03/05/14 0:7
- どもども。
＞ アンソロジーで似た話ありましたか？ アンソロはノーチェックでしたので、ちょっとビックリ。出来ればそのアンソロ教えて頂けますか。
はい、お答えします。
ツインハートコミックスのアンソロジーコミックONE〜輝く季節へ〜第1巻145P、坂巻あきむ氏の大切な場所〜Place〜がそれにあたります。
最後当たりの、浩平があの空き地に立てた家に茜を連れて行くという展開が似てるんですね。
まあネタ被りだけなら今回他にいくらでもありますが（笑）、この発想が似てるのは珍しいなあ、と思って書きました。
ではでは。
- 美鈴まさき 03/05/14 1:13 ＜作者＞
- ＞proofreader様
早速のレスありがとうございます。
＞ ツインハートコミックスのアンソロジーコミックONE〜輝く季節へ〜第1巻145P、坂巻あきむ氏の大切な場所〜Place〜がそれにあたります。
すくには確認出来ませんが、いずれ読んでみたいと思います。
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