投票結果

久慈光樹 (採点:5)

　なかなかに面白くはあったのですが、どうもクライマックスが良くなかったです、私的に。
　作者さんの言いたいこと、作品にテーマとして内包したいこと、それらを登場人物にそのまんま喋らせてしまうのは、とても安易なことだと思います。
　オリキャラの使い方も安易すぎると思います。血が通っていないというか、話のためだけに創られたキャラクターという印象でした。
　文章それ自体は非常にこなれていただけに、残念です。

とらべる (採点:8)

生徒会（オリキャラだけのような気もしますが）対お馴染みの4人集＋栞の知略の戦いがとても白熱しておもしろかったです。自分も学生なので香里の美歌に語るシーンがとても印象に残りました。

燃焼系オギノ式 (採点:9)

ほぼ最高のバカＳＳ。
雰囲気的には文句なしですね。
このバカらしさ、まさに青春！！
ただ、こうなると一人称とかに文句を言いたいところ。
香里は『あたし』（どこかで私が混入）、北川は『オレ』、名雪は『わたし』です。
ちゃんと分けてもらってるほうがこの作品の場合、特に読みやすいので。
あと

＞「……あなたたちの考えは、享楽的で短絡的で近視眼的です。知識を蓄えることと、くだらないお喋りで時間を浪費すること、確かに一見後者のほうが魅力的に思えるでしょう。ですがその実、そこに中身はありません。言わば、メッキ貼りの像を見て『これは純金だ』と言い立てるようなもの。いつか人が大人になり、子供じみた一面的な観察眼から脱皮したとき、そのことを激しく後悔するようになるのは、目に見えているじゃないですか」
　凄い肺活量ですね、パチパチパチ。本当に高校生ですか？　私ならこんな口上喋らす前に黙らせますよ。相手もたかが一生徒なんですから。しかも数だけで言うなら香里達の方が多い。このあたりの下り、思いっきり引きました。雰囲気ぶち壊しです。せっかく日常でまとめた雰囲気もたったこれだけでおじゃん。最後の１点を入れなかったのはそのためです。どう考えてもこのあたり常軌を逸してます。


まあ、強いて言えばの不満です。
全体的には大満足でした。

Ｇａｒａ (採点:5)

　知恵比べ大作戦的ノリに楽しく読んでいたんですけど、最後の最後で「理屈の応酬」で決着が付く展開はかなりの肩透かしでした。これで解決しちゃうのなら、最初から論戦で戦ってた方が良かったのでは？
　「理屈」の中身もやたらと遠回りな言い方してますけど、要は「個人の個性」を楯に「余暇の自由」を正当化してるだけで、正直大した事は言っていないです。美歌さんが「余暇を一切認めない」という極論をそもそも基盤にしてるんですから、「それは極論だ」という指摘だけで「論破」が成立するのは変です。この場合、美歌さんの論拠である「大人になれば後悔する筈」という結論を否定するべきではないかと。即ち、「大人の方が余程多くの余暇を必要としている」という事実の提示だけで充分彼女の論拠は引っくり返るのではないかと。
　どうも作者さんが正しいと考える理屈が「絶対的真理」として扱われている気がして、全体がいびつな印象でした。
　ところで久瀬ってどうして美歌さんの作戦に問題点があるって感じていながら黙って作戦を決行させちゃったんでしょう？会長の立場から一言あっても良かったんじゃないですか？
　あと、ビデオの中身を確認しないままで鑑賞会を行うつもりだった、ていうのも無茶ですね。風紀を重んじる美歌さんが、卑猥なビデオだと見当を付けているビデオを校内で多人数に見せようと考えるのは不自然です。没収物を保管しに行く時についでに中身をチェックすれば済む事なのでは？
　どうも「北川の絶体絶命のピンチ」に話を持っていくために無理を通している印象ですね。もうちょっと設定を練り込んで、無理の無い方法でピンチを演出して欲しかったですね。

yusuke (採点:10)

いや最高!!
こういった、仲間内で何かやるというの好きなんですよ。
しかも、知恵を使った勝負。
スピーディーに進むストーリーに、構成も良かった。
これはいい作品だ。
これからも素晴らしい作品をよろしくお願いします。

春日　姫宮 (採点:3)

　思わず「大丈夫なのか？」と言いたくような固有名詞の数々、奇妙に高いテンション、ツボにはまれば面白いんだろうなあと思います。残念ながら自分にはずれていたみたいですが。

名無し＠デフォ (採点:5)

ちゃんちゃん♪

竹仙人 (採点:8)

　なんなんだ、あのクソ真面目なタイトルはｗ　と読み終えて真っ先に思いマシタ。
　変態仮面は心の師匠、ボン坂の徳大寺は目標です。

　にしても、抜き打ちの持ち検でエロビデオ……懐かしいシチュだ。
　とりあえず、顔写真つきで貼り出されるにしても平気面、むしろ誇って欲しかったかも。
　エロビデオを学校に持ってくる？　そんなの、男子の八割が経験済みだぜ！
　貧乏学生にはエロビの使い回しがどれ程ありがたい事か……
　友人と貸し借りをするにあたって、最も適した交換場所が学校なのですよ！　だって友達の家遠いし……というか、学校でエロビ持ってても見るワケないし、家で見るに決まってるだろ！　そんくらい分かれ！　生徒会め！
　……などとつらつらと。
　個人的には、美歌にエロビを思いっきり見せ付けてやりたかったんですがｗ　それでも平静で居そうｗ

　面白かったです。ちきしょー。

ＫＵＳＡＮＡＧＩ (採点:7)

美坂チームに栞、久瀬とオリキャラ。
それぞれに少しずつ見せ場があって、みんなで一つの物語を作っている。そう感じました。
二次創作をやる上で障害となるであろうオリキャラの存在もその特徴を掴みやすく、すんなり受け入れることが出来ます。
話の流れ自体は漫画や小説で使い古した感があり新鮮味には欠けるものの、キャラが非常に生き生きとしていて飽きを感じさせません。思わずのめりこんでしまいました。
ですがやはり目新しさに欠け、読後強く印象に残るということはないように思われます。
山場の論争も香里側の行動のきっかけが「エロビデオ奪還」だったことを考えると……。
オリキャラの思想、行動にも問題がないわけではありませんが、高校生がそんなものを学校に持ってきたら流石にまずいでしょうね。

hisa (採点:9)

いいです、ナイス美坂チームって感じです。
多少読みにくかった部分があったので-1点させてもらいましたが、話的にはとてもよかったです。
締め方も、僕好みでしたしとにかく読んでて楽しかったです。
オリキャラを使わなくても普通に久瀬にやらせたらって最初は思ったのですが、kanonのお話の後ですものね。オリキャラを使ったのは正解だと思いました。
また、美坂チームの作品が読みたいです（笑）

電光刑事バン (採点:8)

　美坂チーム＋１と生徒会の攻防に楽しませていただきました。
　久瀬＝嫌なやつと言う定理が使われていないのが高ポイントです。

delta-pj (採点:10)

大変面白かったです。
美坂チーム物が好きな私には、最高にツボにはまった作品でした。
ラストで作戦が見破られるが香里の説法で解決すると言うストーリ展開が最高です。

また、タイトルも意味深で良いですね。

村瀬香奈 (採点:5)

はじめまして。

えーと、なんとなくテーマはわかるのですが、いまいち歯車がかみ合っていない気がします。
オリキャラのひとしかり、北川くんしかり、祐一さんのツッコミしかり。
オリキャラのひとは名前を与える必要があったのかどうかにちょっと疑問です。

村人。 (採点:8)

ううむ。結構素で滅茶苦茶やってて面白かったのですが。最初とか。
やたらはりきってる香里とか、大好きです^^)/"
ただクライマックスの美歌と香里の言い合いは、絶対に感情的になって出てくる話し言葉ではありえません＞＜
演説するときに台本をしっかり準備しておいて、とかじゃない限りあの言い方は出ないです

あと「エロビデオ」だったら「十七歳」はダメですっ（そこツッコむのか
きっとアイドルのグラビアものを広義にエロビデオと解釈して言ったのですね、祐一くん？　ですねー？

犬くま (採点:9)

面白かったです。冒頭から引き込まれてしまいました。
文章力も高く、キャラクターも原作の印象を損なうことなく描かれていると思います。
満点を付けても良かったんですが、個人的に下ネタが苦手なため「バナナヨーグルトスペシャル」のくだりで1点減点しました。

HQ (採点:7)

　楽しかった。どこにでもありそうな光景を、うまく演出している。
ただ、敵役の子が、あまりに類型的（行動、性格）なのがもったいない。

YOU (採点:7)

アルファベット３文字でＰで始まりＡで終る団体の女性が言いそうな言葉が飛び交っています。美歌の言う事も状況によっては正しいので（この場合は対応として）一概に否定はできないんですが、美歌が美坂チームの陰謀に気づいて授業を飛び出した事は彼女が奇麗事を言って良い子ぶっている自分が特別だと思っているやつだと見えましたね。そこは作品といっしょです。また本筋以外の美坂チームのやりとり、会話などは面白く読ませてもらいました。…でどこがオールキャラなんでしょうか。

言之米 (採点:8)

サブタイトル付けるなら「美坂と愉快な仲間たち　〜生徒会室に潜入せよ〜」とか？ｗ

Foolis (採点:8)

青臭いのが非常にいいですね……。はぁ……。（超遠い目）
読んでて非常に楽しかったです。
それとともにああ、こういう日々があったんだなぁという自分がいたり。
雰囲気もよかったですしいい感じでした。

ていうか祐一よ、エロビのことを教室で堂々と話すのはやめましょう（苦笑

名無し＠デフォ (採点:7)

おもろかったです

K (採点:4)

途中まではコンゲームぽくて凄く楽しみに読んでたのに、最後で全部が台無しです。失敗させる必然性があればそれでも構わなかったのですが、最後まで読む限りにおいて、それが見当たらなかったので、評価はかなり低くつけさせて頂きました。短編のNo.076に辛らつな点を付けたのと全く同じ理由で申し訳ないのですが、推理のないミステリも、信念のないコンゲームも、私は好きになれません。ラスト、香里の長口上で解決させてしまうべき展開ではなかったと思います。そのため、これまでに組み立ててきたお話が全て、無駄になってしまいました。

話の雰囲気や、キャラ同士の掛け合いはは面白かったです。

雨音 (採点:5)

なんだか、説明が弱いですよ。
読んでいて、あれ？って思うシーンがいくつもありました。
よく読んでみれば、「あぁ、なるほど」と分かるのですが、
いつだって万全の状態で読めるわけじゃないですから、もう少し優しさが欲しかったです。

また、内容も。
ネタ自体はいいと思うのですが、ラストと、其処へ至るまでの展開がちょっと……。
行き当たりばったりな感じが強かったです。
もう少し伏線を張って、「あぁそういう方法（て）があったか」と思わせてくれたら、１０点だったんですけどね……。
ただただ、祐一たちが自分勝手な自由のために授業ホッポリだして、遊びまわってるだけの作品に見えて、少し残念でした。

さて、少しツッコミを。
＞「まさか、俺だっていつも変なことばっかじゃないって」
敬語でも丁寧語でも良いから、言葉遣いをなんとかしろ、祐一……（涙

＞あたしたちにとっては、エラぶった選民気取りの戯言なのよっ！
……そうですか？
なんだかこの説得法には、頭の悪さしか感じ取れませんでした。
言っている事を極論で捉えるなら「殺人すらその人の自由だ」と言っているのと同じですしね。
祐一ならこういうのも似合ったんでしょうけど、香里に言わせたのは失敗なんじゃないかなぁと。

歩人 (採点:6)

後半部の浅月美歌と香里のやりとり以降からエピローグまでの間の話がちょっとつまらない。してやったりという結末を期待していたからでもありますが……ここ以外は良かった。展開の仕方も面白かった。始まりが上手かったですね。楽しませていただきました。

はむ (採点:3)

あー、なんといいますか、香里の最後の演説に説得力を感じませんというか、キャラとしての説得力を感じませんでした。どういうことかといいますと、「ああ、香里なら絶対出てくる言葉だー」という感じがぜんぜんしませんでした。オリキャラにも魅力というか、オリキャラと明記しなくてもよかったのでは？　最後に持ち物検査は明らかな人権侵害ですね。検閲は禁止されています。突き詰めると髪型だって『表現の自由』という日本の最高法規で定められている憲法で自由が保障されているわけですからいけないですね。だめですよーそんなことしちゃーだめーだめー（何

proofreader (採点:1)

あー。Kanonキャラ使って勝手な理論振りかざされてもなあ。ごたくは他所でやってくれ。

Liar (採点:6)

オリキャラを含んだ全員が等身大の高校生として書かれている事に非常に好感を持ちました。
ただ、これは好みの問題ですが、形容詞がやや大仰すぎる様な気がしました。
特に、
＞光の手紙〜
あたりは少々やりすぎかな、と。

まこみし感想隊Ｒ (採点:2)

真琴「あぅーっ、オールキャラって書いてあるのに、真琴出てこないーっ！！」
美汐「私も、舞さんも佐祐理さんも出てきません。ひどいですね。嘘つきです」
真琴「それに、浅月美歌ってだれよぅ」
美汐「もちろん、オリジナルです」
真琴「なんでこんなのが増えてるのよぅ」
美汐「潔癖性で完全主義。いかにもこの話のために作られた方ですね」
真琴「変なお話だったよねー。なんで学校に遊び道具、持ってっちゃいけないんだろ」
美汐「……真琴は学校がどういうところか、よくわかってないようですね」
真琴「知ってるわよぅ。みんなと遊ぶところっ。……ちょっとは勉強もするけど」
美汐「……はぁ。まぁ間違ってはいませんけれども。
　　　　さて、このお話ですが、端的に言わせてもらえれば、
　　　　どうぞオリジナルでやってください、といったところですか」
真琴「そうそう。ぜーんぜん、Kanonの話、入ってないんだもん」
美汐「キャラクタは確かに皆、それらしい言動をしていると思います。ですが、
　　　　それだけだと思いました」
真琴「そっかなぁ、久瀬がいい人っぽかったのがすっごい違和感あったのよぅ」
美汐「……それはそれで、偏見のような気もしますが。
　　　　ですが違和感というならば、栞さんの過去の病気に触れない、
　　　　名雪さんの七年間想いも出てこない、香里さんの葛藤もないところはそうでしたね」
真琴「結局このお話、何がいいたかったんだろ？　みんなの準備も、結局無意味だったし」
美汐「おそらくはこの最後の、美歌さんと香里さんの対決シーンを思いついたのでしょう。
　　　　残りはそこから肉付けしたように思えます」
真琴「そなの？」
美汐「単なる予想です」

R・S (採点:6)

　ハッピーエンドですねぇ。ううむ。あまりにもあまりな普通の日常すぎて、なんとも。

柾人 (採点:5)

オリキャラの美歌は中々良かった。が、生徒会室で開き直った香里が屁理屈をこねてそのまま勝ってしまう展開はどうかと思う。
ルールを無視して義務を果たさないでそれでいて権利だけ主張しているような言い分だし、何より他人の持ち物漁ったあげくに生徒会室に不法侵入しているあの状況では、何を言っても言い訳にしか聞こえない。

アスパラギン酸 (採点:7)

のりのいい学園ハードボイルド？にはまりました。
途中で、
　あんたなんで持ち物ないの？
　俺のかばんはいつも空だ
ってギャグ入れてほしかった

Manuke (採点:4)

それなりに楽しくはあるのですが……。
色々と詰めの甘い部分があるように思われます。
まず、没収という手段を取った上、違反者をさらし者にすると決めた時点で、生徒の暴挙に警戒しません？
無防備に鍵を鞄に入れたままというのはかなり愚かな行為だと感じます。
紐にでも付けて首から下げてもいいし、体育の間だけ教師に預かってもらってもいいわけで。
持ち物検査を承認しておいて、後から難癖を付ける久瀬も変に思えます。原作ともキャラが違いますし。
祐一がやけに北川君に冷たいのも気になります。冗談を通り越して友達甲斐がないように感じられました。
栞と香里のキャラクタは良い味を出していると思います。

鬼っ子ジェイ (採点:8)

香里様かっこいいです。

あおき哲夫 (採点:9)

久瀬が良い奴でしたね。美歌がややステロタイプなのは残念でしたけど、サイズを考えればこれぐらい単純化した方が良いのでしょうね。まず面白かったと思います。

じゅう (採点:7)

くだらないことに情熱を傾けるキャラクターたちが高校生らしくて楽しかったです。
もちろんクライマックスの香里のセリフも口からでまかせなんでしょう。

ちいーゆ (採点:3)

　うーーーーん、まぁ安心して読める話ではあったかなぁ、と。この手の話によくありがちなネタも使わず、きっちりと纏められているとは思うんですが……。
　残念ながら相対評価すると、とても高い点をつけられる作品ではないんですよね。オリキャラも影薄くて、相手役としては不足すぎますし……。思いっきり「型」に嵌った作品なんですよね、キャラも主張も。オリキャラを久瀬に変えても何ら違和感がなさそうな分、ちょっとマイナスしたい気持ちに。

夏葵 (採点:8)

やー、笑ったｗ
前半が特に面白かった。

祐一、受難ですねぇｗ

VAL (採点:7)

　美坂チーム。満たされてますね。さわやかですね。大好きです。
　ほんのちょっとした出来事なんですけど、「これこそ彼ら、彼女達」です。

投票者３．５回目 (採点:3)

浅月美歌のキャラクターは安易が過ぎるかと思います。

祐一達のやっている事は犯罪スレスレではなく、犯罪そのものですので、香里の啖呵には説得力がありません。

ゆーえむ (採点:9)

　ああ、いいなぁこの雰囲気。美歌が若干理屈っぽすぎる気もしますが（こんな高校生いたらイヤだ）、いや楽しかったです。そう言えば珍しく久瀬がわりといいヤツっぽいですね。まあ、学生生活とカケラも関係ない舞踏会の主催側の立場にいるわけですから、美歌のように学業に関係ないものは全て強制排除と考える方が珍しいのかも。
　しかしジャンル表記はオールキャラではなく、美坂チームなのでは？

はね〜〜 (採点:5)

　まず最初に、ジャンルで『オールキャラ　オリキャラ』と書いてあるのを見て、思わずため息をついて「期待できないなぁ……」と愚痴った事をお詫びいたします（汗）

　ストーリーの筋としてはかなり面白いです。持ち物検査を通しての、北川のピンチをどうにかする為に奔走する美坂チーム４人組、というのは良い目の付け所です。
　オリキャラである美歌は、想像以上にキャラが立っていたと思いましたし、名雪や香里の描写も二人のらしさが、かなりしっかり書かれていました

　では何故５点かというと……問題点が非常に多いんですねぇ……。

１　名雪の人称は×『私』○『わたし』　　香里の人称は×『私』○『あたし』
　基本的な事ですが、まずこれを。

２　ストーリーの展開に無理がある
　北川から借りたビデオを水瀬家で皆で見る所（普通、祐一も察すると思います）
　北川が何故翌日もビデオを入れたまま学校に来たのか（学校で見られる訳でもないのだから不要でしょう。昨日カバンに入れたままそのままにして持ってきた……でいいと思います）
　ほいほいと何度も保健室などに行ける事（まあ、確かにこのくらいでは先生にばれないとは思いますが……ちょっと使いすぎです、もうちょっと減らしましょう。一人１回だけとか）
　他にもあるのですが、まあとりあえずこの辺りで。このような違和感はちゃんと物語自体を詰めていけば解消できるだけに残念です。

３　北川に対する祐一の友人としてのスタンス

　恐らく作者さんは「別にあんなの親友ってわけじゃねえよと口では言いつつ、何だかんだで北川の事をきにかけている祐一」を描きたかったのだと思います……が。
　正直それが描けていません。仲が悪いわけではないけど、別にそんなに良いわけでもない……という風に私には見えました。クラスが分かれれば楽勝で自然解消するくらいの友人関係程度しか見て取れません。
（それでも後半はかなりましになりましたが、序盤〜中盤はかなり気になりました）

４　栞の影が薄すぎる（この項目は評価に影響してはいません）
　いや、多分栞の「私って影が……」って台詞は作者さんの代弁ではなかろうかと思うのですがー。それにしたって出番少なすぎです。久瀬よりも影が薄いのは……ちょっと残念です。

５　地の文がこなれていないせいで、物語に入り込み辛い
　普段は一人称主体で書かれている方でしょうか？　後半くらいまで来ると慣れて来たのだと思いますが割と前半部よりは良くなっているのですが、序盤は地の文の比率その物が少ないので誰が誰に語っているのかで混乱する事もしばしばでした。ただ、２回か３回ほど練習すればこの作者さんならば三人称描写も慣れるとは思います。頑張りましょう〜。

６　クライマックスが浮いている
　家庭科室の鍵の下りは凄く意表を付かれて『おおっ！』と思った分、余計にそう感じたのかもしれませんが、香里と美歌の討論が……何ていうのか、ずっこけ（汗）
　美歌のキャラが立っている、とは言いましたが……それはあくまで日常を描くレベルでの話です。シリアスまっしぐらでクライマックスを描くならば、彼女の内面性をもっとしっかり描かないと、そこが浮いてしまいます。後は……ここの香里だけは、やたらと香里らしくありませんでしたし。

　そんな訳で、結構気にいっている話ですが点数はこれが精一杯です（汗）ただ、これは私自身がリテイクしてみたいと思うくらいにストーリーの根幹はかなり面白かったです。
　良い点はそのままに、欠点を少しづつ減らせるように頑張って下さいね〜。

長森長 (採点:5)

スパイものの洋画を借りました。
家に帰ってデッキに挿入。期待に胸を膨らませながら再生ボタンを押しました。
お約束ともいえるコメディシーンからはじまり、キャラクター紹介、舞台説明と流れ、そしていよいよ主人公が行動を開始します。
幾多もの策を巡らし、相手の仕掛けた罠をかいくぐり、ようやく最終目的地に到達したその時。
運悪く相手のボスに見つかり、一気に窮地へと立たされます。そこで主人公の取った行動とは！

……説教、ですか。
ある意味、斬新ではあるのですが……。

名無し＠デフォ (採点:6)

だったら最初から止めろよ…＞久瀬

投票数 96 : 単純平均点 6.16
10点	6
9点	9
8点	15
7点	17
6点	12
5点	17
4点	6
3点	6
2点	4
1点	4

広咲瞑　 03/12/07 17:26 ＜作者＞

当こんぺには初めての参加となります、広咲です。
正直な話、結果を見て驚いてしまいました。こんなレベル高いＳＳがゴロゴロしてんだもん、俺の話とかマジ霞んでるし、８０位前後にでももぐり込めりゃ御の字だよな……と思っていたものですから、半分の山を越えられたことが嬉しくてしょうがないんです。
というわけで、その勢いで各感想レスとかやってみます。

＞久慈光樹さん
丁寧な感想、ありがとうございます。
『作品のテーマは、登場人物ではなくストーリーそのものに語らせるべきだ』――ということですよね。
僕では実力が足りなくて、そういった高等技術を使うことができませんでした。キャラの語りが過度になると、押し付けがましくなって、読む側も冷めてしまうでしょうから、話で魅せる技術を鍛えていかなければいけませんよね。今後の課題にしたいと思います。
美歌に関しては、頑張ってキャラを立てたつもりでしたが、駄目だったみたいですね……。そっちも反省です。

＞とらべるさん
ありがとうございます。生徒会……確かに実質一人しか出ないですね（苦笑）
あのシーンが現役学生さんの印象に残ったというのは嬉しいです。あの辺りを嘘っぽいと思われたら終わりでしたから。
つっても僕も学生なんですけどね、実は。

＞燃焼系オギノ式さん
いざ青春！　ってカンジの疾走感を出したかったので、そう言ってもらえると本望ですー。一人称に関しては、原作のやり込みが不足していました。個人的に人称間違いとキャラ改変だけはしたくなかったんですけど……。
台詞、指摘されてみれば激しく違和感がありますね。むやみに言葉を中断させると、話のテンポが崩れそうだと思ってああしたのですが、途中で香里なり北川なりに、上手に口を挟ませた方が良かったかもしれないです。

＞Garaさん
ご意見、とても参考になります。ありがとうございます。
希望としては、最後まで知恵比べで戦い抜かせたかったのですが、うまいネタが思いつきませんでした。結果、論戦でカタを付けるという、何か逃げっぽいストーリー展開になってしまいました。
香里の言葉を絶対的真理にするつもりはなかったのですが（むしろそれは避けたかったのですが）、論争自体に穴があるから、そういう風に受け取られてしまうんですね。ここはきちんとした理屈を通すべきでした。
久瀬が美歌を止めなかったことと、鑑賞会のことについては、完全に僕の手落ちです。
……というか、この辺りに矛盾が出てきたら、話自体が破綻してまう気がする。なんてこった……

＞yusukeさん
素晴らしい作品なんてはじめて言われました（喜）ありがとうございます。
仲間内で色々するの、楽しいですよね。僕も憧れを込めて書きました。

＞春日　姫宮さん
法的には、ちょこっと名前出すくらいなら、固有名詞使っても問題ないみたいです。
ツボに嵌められなかったのは残念です。次の機会にはもっといいのを書こうと思います。

＞名無し＠デフォさん
おあとがよろしいようで。（←じぶんで言うものではない）

＞竹仙人さん
あんな人たちを目標にしてはいけません（笑）いえ僕も好きですけど。
エロビデオの使い回しですか。素敵な青春を送られてきたのですね……。僕も自分が小学生だった頃、友達と一緒に自宅のガサ入れをしている最中、父親が隠していたエロビを発見した瞬間の、背筋を駆け抜けた戦慄を未だに忘れることが出来ません。
それがＳＭものだったってあたりがまた（爆）
美歌は生真面目な副会長ですが、単純なきっかけでスイッチが切り替わるかもしれません。大変です。

＞KUSANAGIさん
印象に残らない、というのは自分でも思います。それがどうしてなのか時々考えるのですが、目新しさに欠けているから――というのは自分で思いつかなかったので、なるほどと思いました。
見せ場に関しては、全員の扱いが平等になるようかなり気を遣ったので、そう感じてもらえると幸いです。
その割には、名雪とか栞が何も目立ったことをしてないのが、しくったかな……という感じですけど。
……そう言えば、エロビデオって一応１８禁でしたっけ。実質無きに等しい規制とはいえ、確かに高校生が持ってたらまずいのかも。

＞hisaさん
美坂チームを書くのはこれが初めてなのですが、香里や北川のあまりの動かしやすさに驚いています。ナイスと言ってもらえるくらいの書き方は出来てるってことですね。良かった……。
何となく、久瀬にばかり悪役？　押し付けるのは可哀想だよなあと思ったことから、こういうオリキャラが出てきました。
高得点付けてくださってありがとうございます。いつかどこかで、僕の書いた美坂チームＳＳを見かけたら、そのときはよろしくお願いします（笑）

＞電光刑事バンさん
前述したような理由で、久瀬を少しおおらかな人にしてみました（本当はそれだけじゃないんですけど）。いい印象を与えられたみたいで良かったです。
美坂チーム対生徒会（一名……）の描写、意外と好評なんでしょうか。「全然知略戦わせてないじゃん」とか言われるのも覚悟していたんですけど。

＞delta-pjさん
よし、一人ツボに嵌まった（何）
美坂チーム好きの方にそう言っていただけるのは、本当に嬉しいです。ラストに関しては、たくさんの人から突込みを受けているところですが、気に入っていただけたようで幸いです。
タイトル意味深ですか？　五月の放課後の光は、今も祐一の背中に降り注いでいます。
まるで、傷ついた心を慰めるように。

＞村瀬香奈さん
はじめまして。（ぺこ）
このオリキャラには、名前を与えとかないと、話が上手く進まないだろうだなと思ったんです。一応大切な役を任せていますから……。
歯車が噛み合っていないというのは、メインのはずの北川があんまり動いてないとか、オリキャラ美歌との行動の温度差が大きいとか、そういうことでしょうか。
推敲が足りなかったんだと思います。これも反省課題です、ね。

＞村人。さん
……まさか感想つけていただけるなんて思ってなかったっ……
前回中編こんぺに続き、今回の２位という高順位、おめでとうございます。というかファンです。今年の春頃、偶然に見た『らぶらぶなゆちゃん劇場』に一撃で仕留められて以来、ずっと溶けっぱなしですっ（←なに、このミーハー発言）
あの論争……言われてみれば不自然ですね。せっかく物語なんだし、クライマックスの演出ってことで、ちょっとくらいデフォルメ効かせてやろうかと思ったのですが、やりすぎたかもしれません。香里に至ってはキャラ違うとまで言われてますし……

なお『ゆうな十七歳　びしょ濡れの夏』は、まぎれもなくエロビデオです。
主演女優は２１、でも童顔なので１７歳という設定で、絡みも初々しい清楚系ＡＶ女優として一部高校生の間でコアな人気を誇っているという……のは、無理があるでしょうか。
スリーサイズは、上からはちじゅ

―――――――
いったん中断です。

広咲瞑　 03/12/08 16:46 ＜作者＞

＞犬くまさん
しまった、という感じです。
僕は日ごろから『下ネタを扱うときには、老若男女どんな人間でも楽しめるものにするべきである』と考えているので、その下ネタで引かせてしまったのは心残りです。
でも、それ以外は良かったと思ってもらえたみたいで……。ありがとうございます。

＞ＨＱさん
敵役の美歌については、もっと工夫の余地があったかもしれません。せっかく昼食の場面なんかも作ってたのに、あんまり生かせていなかったってことですよね。
次にやるときは、類型的にならないよう気を配りたいです。

＞YOUさん
言われてみれば美歌、風紀を重んじてるくせに、授業抜けたことに関して悪びれもしてないですね。彼女を嫌なやつだと思わせたくはなかったのですけど、描写が足りませんでした。
オールキャラ云々に関しては何も言えません（泣）僕がアホでした。ごめんなさい。

＞言之米さん
いいですね（笑）
むしろ別作品で「北川と愉快な仲間たち　〜女子行為室に潜入せよ！〜」とか書きたい感じです。
……もうどっかにあるかな。

＞Foolisさん
そういう心持ちになってもらえたなら、僕もとても幸せです。
エロビに関しては……いやらしい話させたわけではないので、許してください（何）

＞名無し＠デフォさん
ありがとうです(゜∇゜)ノ

＞Kさん
失敗させる必然性ですか……。『香里が保健室から戻らない』みたいな偶然に頼らず、もっと上手に出来れば良かったんですけど、僕には無理でした。
ラストに関しても同様に。すみません、半端で。作中で知恵比べだと公言している以上、最後までやりきるべきでした。

＞雨音さん
説明弱いですね。普通に書く文章が舌足らずな上、やたら言葉を省略する癖があるもので……。今後はもっと、頭にすんなり入ってくる文章を書くよう心がけます。
ラストに関しては、いろんな方に、いろんな観点から厳しい指摘を受けています（泣）困りました。練り込み不足なのが目に見えてきてる。
香里の説得（のみならず論争全体が）見返すとひどく感情的になってました。学年一頭がいいって設定なのに、発言に「〜という理由で、あなたの意見は間違っている」の部分がほとんどないし。
祐一の言葉遣いに至っては、むしろ自分にツッコミたいところです。そこ書くとき何考えてた自分っ……
最後に、たくさんの問題点を指摘して下さり、ありがとうございました。
次はもっとちゃんとしたの書きます（泣）

＞歩人さん
美坂チームが生徒会を完全に騙し切る展開――ということでしょうか＞期待
それも考えたのですが、生徒会がとんでもない間抜けになりそうだったのでやめました。その期待を裏切ってでも、なお面白いものが書けていれば良かったのですが……

＞はむさん
他の方のオリキャラ作品を読むと、もっとずっとオリキャラが前面に出てますね。確かに『美坂チーム』とだけしておいても良かったかもしれません。
オールキャラって何だよ俺のバカっ（←独り言）
香里については、僕の中ではああいうのもありだったのですが、気付かないうちに自己解釈しすぎてたんでしょうか。Kanonキャラらしさは失いたくなかったので、やっちまったな――って感じです。
持物検査って駄目なんですか……？　Kanon中の舞シナリオで「この学校は生徒会の権力が強い」みたいな記述がされていたので、そのくらいはやらせてもいいよね、と思ったんですけど。
何にしろ、楽しませることは出来なかったみたいで……。次はもう少し気張ります。

＞proofreaderさん
耳が痛いです……
ことごとく原作無視してるのはやっぱり駄目でしょうか。心の底からKanonが好きな方には、不愉快だったかもしれません。

＞Liarさん
ありがとうございます。普通の高校生らしさを出したかったので、そう受け取ってもらえて本望です。
そしてごめんなさい、形容詞は僕の趣味です（苦笑）個人的に本こんぺのポエティック大賞（何）を狙っていて、描写とか台詞回しとかポエティックにして、「ポエティックですね」って感想を貰えたらいいな……と思ってたんです。
結果、Liarさんにつっこみ受けただけでしたけど（爆）
なお、僕の中のポエティック大賞は２８位の「gift for love」だったりします。痺れるくらいポエティックでした。



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そしてもっかい中断。

広咲瞑　 03/12/10 16:50 ＜作者＞

ひとつ書いとかなきゃいけないこと。
ネットで調べる限り、プロジェクトＸでトヨタの社長の話が扱われたことはなかったみたいです。作中でウソをつくのは嫌だったので、名雪に「ごめん香里、ホンダの社長さんと従業員さんが、車のエンジンのことで対立する話しかなかったんだよ……」とか言わせようと思ったのですが、いくらなんでもアホすぎるのでやめておきました。
それとは別に、もうひとつ、気付かずについてしまったウソがあって、

＞まこみし感想隊Ｒさん
ごめんなさい、ジャンルがオールキャラのくせに真琴も美汐も出てきませんでした。何で美坂チームって書かなかったんだ俺……
栞の病気や名雪の想いについては、栞エンド後の一場面ということで『過去のこととしてみんな既に吹っ切っている』という裏設定のもと、敢えて割愛しました。本筋に関わらないところで話を重たくするのも嫌でしたので……。
結果、Kanon本編とはほとんど関係ない話になってしまったのが申し訳ないです。次に書くときは、ひとつの独立した話としながらも、きっちりKanonにも絡むような話をやりたいと思っています。
……なお、美汐さんの予想は、残念ながらはずれています。最初に思いついたのはあくまで『エロビが絡んでくるアホな話』であり、むしろ対決の場面の方が肉付けです。そっちの方がよほどタチ悪いんですけど（爆）

＞R・Sさん
普通の日常が好きなもので……。それでも僕としては、ひと波乱起こしたつもりでしたが、物足りなかったでしょうか。しまったな。

＞柾人さん
推敲不足でした。この話、香里たちの側に非があると、その時点で論戦に説得力がなくなってしまいますね……。
それでもいいやって思わせるくらいの勢いがあれば、あるいは良かったのでしょうが、そっちの方も足りてなかったようです。
道徳を遵守した上でどたばたさせるか、ンなこと知るかよクソッタレってくらいに突き抜けるか。僕はまだどっちも出来てないです。

＞アスパラギン酸さん
嵌ってくださってありがとうです。二人目☆（何）
祐一の鞄って何が入ってるんでしょうね？　いつも空ってのも信憑性ありますけど。というか僕自身そうだったような（←ヘタレ）

＞Manukeさん
生徒の暴挙に警戒した結果、生徒会室に施錠することにした……というつもりでしたが、その指摘で「しまった！」と思いました。
ストーリー的も『久瀬なり美歌なりが首に下げてる鍵を如何にしてかすめ取るか』っていう見せ場も作れますね。もっとも、どのようにして奪ったものか、まるで考えつかないのがネックですけど（苦笑）
祐一の北川への態度、今見返してみれば……冷たいな。おもしろい掛け合いをさせようとしすぎて、その辺りの配慮がおろそかになってました。失敗です。
久瀬に関しては何も言えません。……致命的です。すみません。

＞鬼っ子ジェイさん
わーい（笑）「こんなの香里じゃねえよ」とか言われたらどうしようかなあだったので、かっこいいと言ってもらえて嬉しいです。ありがとうございました。

＞あおき哲夫さん
こんな久瀬も好きなんです。本当はらしくないんだろうなーとは感じながらも。
美歌に関しては少し反省してます。もっと思想とか語らせて（話の邪魔にならない程度に）深みのあるキャラにすればよかったのでしょうけど、書いてる最中はそんなこと全然考えてなかった（せいぜい出番増やしてやろう、くらいのもの）から、ありきたりなキャラになってしまいました。
それでも、面白いと言っていただけたのは嬉しい限りです。ありがとうございました。


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……今回で終わらせるつもりだったのに。

広咲瞑　 03/12/11 16:42 ＜作者＞

ラスト。今度こそラスト。

＞じゅうさん
高校生らしいキャラになるよう気をつかったので、そう感じていただけて幸いであります。
香里の台詞については――どうなんでしょう？　僕にもわかんないとこなのですけど、そういう風に深読みしてくれると、書いた者としてはとても嬉しいです。

＞ちいーゆさん
安心して読める……か。現時点ではとてもありがたい評価です。最低限駄作って呼ばれるのだけは避けたいな、というのが、このこんぺでの願いでしたから。
ストーリー的には、敵役を久瀬にやらせても問題ないんでしょうけど、個人的に久瀬には嫌われ役させたくなかったもので……。その他二、三の理由から、敢えて敵役としてオリキャラを用意しました。
それならせめて、と、美歌を魅力的に書くべく頑張ってみたのですが、指摘の通り「型」に嵌ったキャラになってしまいました。もっとキャラ立て勉強しなきゃいけないです。

＞夏葵さん
笑ってもらえて嬉しいです。書きながら「この掛け合いって笑えるのかなあ、自分ではそこそこだと思うけど、他の人から見て寒かったらどうしよう……」と心配していたので。
この後、祐一の部屋からはたくさんのエロ本が発見されます。そしてそのことごとくが巨乳ものだったことから、彼は栞の反感を買うことになってしまいます。
そして話は「.79」へ続いたり――とか（笑）

＞ＶＡＬさん
ありがとうございます。満たしてみました。
ちっちゃな幸せを積み重ねて、なんてことない毎日を生きていく彼らが、いつだって笑顔でいられればいいと思います。

＞投票者３．５回目さん
やっぱり犯罪ですよね、持ち物あさり……。ここの場面をなくした上で、かつ話を破綻しない方向に持っていければよかったんですけど。
……というか今思いついたけど、事務室に行けば、スペアキーとか簡単に手に入ったのかも。しまった。
美歌に関しても、造形が不足していました。反省しています。

＞ゆーえむさん
ありがとうございますー。ちょっとだけでも、青春の一ページみたいなのを感じてくだされば幸いです。
美歌は極端で理屈っぽいひとです。久瀬をいいやつにするため、敵役をオリキャラで作ろうとしたらこんなふうになりました。本当はもう少し、思想も性格も型通り一辺倒ではなく、可愛げもあるキャラにしたかったのですけど、力不足でうまくいきませんでした。
なお……ジャンルは明らかに誤記です。ごめんなさい。

＞はね〜〜さん
気にしないで下さい、僕自身ジャンルのとこ見て「ああ、これ見る人、絶対期待とかしないだろうな……」と思ってましたから（苦笑）
美坂チームと書かなかった自分が間抜けだったんです。
ストーリー展開に関して、自分でも詰めが甘かったと思います。北川が二日続けてビデオを持ってきた辺りは特に。
自分でもそう思うくらいだから、他人から見ればもっと穴だらけに見えるんだろうな……。
北川への祐一の態度は、別の方にも指摘されたことですけど、ひどく冷たいものになってしまいました。掛け合いにこだわりすぎて、友達らしい描写をおろそかにしてしまったんです。キャラがいやな奴だと感じたら、読む側も興醒めしてしまうでしょうから、もっと気をつかうべきでした。

地の文は、普段から三人称で書いています。
にも関わらず、文が読みにくいと指摘される辺り、鍛錬不足なのが目に見えるようです（泣）もっとたくさん書かなくちゃですね……。
クライマックスについては、他の方からも山ほど問題点をつつき出されました。あの論争だと、美歌は香里に言われるまま屈するかたちになってしまい、内面を描くどころの話ではないですよね。
というか、ラストがヘタれてたら全部駄目だし（苦笑）

Kanonのやり込み不足が一人称ミスを招きました。ある意味致命的です。原作への愛が足りてない証拠ですから……。
影の薄い栞は代弁です。おっしゃる通りです。まさか見抜かれるとは思いませんでした（爆）
扱いの悪い彼女を補完するため、超短編に祐一とのラブラブＳＳを投稿しようと思っていたのですが、時間が足りなくて断念したのはここだけの話です。

というか、正直なところ、はね〜〜さんがこれリテイクされたらどうなるのか、すごく読んでみたいのですが（笑）
たくさんの感想、ありがとうございました。これからもお話書いていきます。

＞長森長さん
秀逸な比喩ですね……
自分のやったことが、いかに拙いことだったのかを浮き彫りにされた気がします。
知恵比べのスタンスを貫き切れなかった自分を反省しながら、次の話を書こうと思います。

＞名無し＠デフォさん
おっしゃる通りです（泣）


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ギャグＳＳで爆笑したり、ダークＳＳで背筋震わせたり。
シリアスで泣きかけたり、魂の底まで熱くなったり、卓越した描写でアッパーになったり。
萌え系ＳＳで変質者みたいにハァハァしたり（爆）
そんな、素敵な話でいっぱいのイベントに参加できて、本当に良かったと思います。

――萌え萌えでした。
では、また。（挨拶）

村人。　 03/12/12 8:23

　こんにちは。感想お返事、お疲れ様でした。ありがとうございました^^)/

>希望としては、最後まで知恵比べで戦い抜かせたかったのですが

素敵ですねーっ
もしこれが実現していたらもっともっと面白かったと思います。
お約束ですけど、香里の方がギリギリで負けたようで、実は最後の最後で１枚上手だった…みたいな
確かに考えるのは難しそうです…＞＜
これいいなっ、と思ったので今回書きこみさせていただきました。
最初から最後までどたばたコメディ一貫。やぱりそのほうが合ってたノリでした^^)b

>前回中編こんぺに続き、今回の２位という高順位、おめでとうございます。
>というかファンです。今年の春頃、偶然に見た『らぶらぶなゆちゃん劇場』に

げふ、げふ
ありがとうございます。あうあう。
更新全然してなくてごめんなさい。あうあう。

>なお『ゆうな十七歳　びしょ濡れの夏』は、まぎれもなくエロビデオです。

キター

…いえ、その。
るーるがあるので本当に１７だろうと実は違おうと１７というのをタイトルに出すわけには
いかないというのがお約束なのでありましてっ
そう、登場人物はみんな小学生にみえても全員設定上18才以上という名目がありましてっ
たとえ高校の制服を着ていても１８以上なのです。せかいのほうそく。

広咲瞑　 03/12/13 0:53

青春とはいつでも、ほのかな下ネタとともにあるものだと信じています。
目を閉じて思い出すのは、秋風の中で友達と交わした、河原に棄てられたいやらしい雑誌を、拾って神社の裏に隠してるとか、こういうポーズで興奮するとか、興味本位で見た写真が好きな女の子に似ていたことでなんとなく罪悪感覚えちゃったりとか……そんな昔の景色。
男限定だけど。

＞村人。さん
書き込みありがとうございますー。
知恵比べの話、いつかは完璧なものを書きたいのですが、今はまるで案が浮かびません。香里なんか学年一頭がいいって設定なんだから、キャラの方で勝手に動いて、案から策略から全部自分で決めてくれたら楽なのですけど（無茶。）
この話を気に入ってもらえて嬉しい限りです。僕自身書いてて楽しかったものですから……。
シリアスとかも好きなんですけど、やっぱりこういうのもいいです。

しかし、１８未満だってこと、例えウソでも書いちゃいけないんですね……。初めて知りました。
素敵です、せかいのほうそく。おかげで、僕みたいにほのかな炉の人でも、自分を抑圧せずに生きていけます。
たとえぺったんこでも１８歳以上。
ランドセルとかすげえ似合ってても１８歳以上。
スク水着せて水鉄砲でいじめたら「ふえぇ、びちょびちょになっちゃったよぉ」とか言って涙目になるような娘でもやっぱり１８歳以上。
いつもありがと、ぱそげーさん。

なゆちゃん劇場、いつまでも待ってます。