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投票結果
- Longhorn (採点:7)
- 本編の設定との間に細かな違和感を覚えなければ……。
とても好きな話なので悔しいです。
- 久慈光樹 (採点:9)
- 展開が読めず、ドキドキしながら夢中になって読みました。素晴らしい。
Kanonという原作の登場人物たちが、独自の考えをもって実に活き活きと書かれた傑作だったと思います。名雪は言うに及ばず、ちらりと出てくるだけの香里もとても存在感があって、感心してしまいました。
惜しむらくは、ラスト。道中の先の見えないスリリングな展開の割に、随分と普通の結末になってしまったなと少々拍子抜けしました。非常に残念。
- proofreader (採点:3)
- まあ、なあ。Kanonの名を借りた、別の話だけど。祐一が「栞ちゃん」って。
- あー (採点:10)
- 記述の積み重ねにねじ伏せられた感じです。オチがどーだろうとはおもうんですが、栞の上靴を巡ってのシーンなどは読み応えのあるものでした。
余談ですが、オリオンは別の形ではアルテミスによって殺されます。兄アポロンの姦計にかかったアルテミスの弓によって、海を歩くオリオンは的にされ、射殺されてしまいます。
だからって「アルテミスが好きなくせに、アルテミスに射止められちゃうんだよ」とは繋げられないものがありますが。
- あおき哲夫 (採点:7)
- 「栞ちゃん」と呼んでいることを評価すれば、祐一の真意はある程度納得はいく…のだが。穿ってみれば名雪も栞も、祐一に良いように騙されているんじゃないか…とも思ってしまう。
栞の他人への態度が本当に陸上部員の言葉通りであるとしたら悲しい話だ。ちょっと貶めすぎではないか。それを翻すだけの栞の不安が伝わってこない。名雪に対しても直接的な攻撃はないし。視線だけで敵意を表現されても名雪の被害妄想である可能性も否定できないからどうにも落ち着かない。やはり祐一に騙されているのでは…。
文章それ自体は大変秀逸。香里に見つかった件は背筋が震えるほどの描写だった。
- 電光刑事バン (採点:5)
- 基本的に祐一×名雪でいいのかもしれませんが、この場合の秋子さんは死亡という事でしょうか。
この祐一は栞がらみで、つまりは栞と別れたいと思っているのでしょうか。
幼少時の名雪エピソードが出てくるところは、好感が持てます。
蛇足ながら、ギリシャ神話をモチーフにするときは、出版社が違うとかかれている内容が異なる場合があり、統一性にかける場合があります。
ここではオリオンをモチーフにしており、サソリに殺されたオリオンと言うのもありますが、実はアルテミスの矢によって殺されたと言うのもあります。
もっとも、オリオンと言えば浮気物の女好きで知られていますから、ある意味祐一にはふさわしいのかもしれません。
- hisa (採点:5)
- 祐一のしていることは栞にとってなんなんだろう？
そう考えると、特に落ち度が無く面白く読めたSSでもこの評価が最高点になってしまいます。
子供のころの名雪は、もしかしたらこういう名雪かもしれないけど自分は受け入れられない名雪でした。
結局、栞がかわいそう、名雪のキャラクターが納得いかないという理由できびしめの評価になってしまいました。
- はむ (採点:8)
- 名雪に感情移入できました。誤字が多少気になりますが、それでもよかったです。ただ……この話はどうしても私情が入ってしまうのを許してください。何を隠そう、私も小学生の頃にいじめを受けていたので。私も違うクラスの幼馴染でべったりの友達、いえ親友といってもいいでしょう――にはどうしてもいじめを受けているという事実を隠そうとしました。しかし、この話では祐一が名雪の親友（って言っていいのかな）という形で登場しています。それによって名雪も友達ができる。仮に、もしもですが、そういう異性の友達が私がいたら、自分がいじめられている、その子と従兄妹だといううわさが立つことを恐れてしまうと思うんですよ。そしてその子と壁ができてしまうというか作ってしまう。そして、この話の惜しいと思う点は、ストーリー展開と、いじめを目撃したシーンです。展開は……まぁ予想通り。そしていじめは……いえ……もしかしたら本当はマイナス点などではないのかもしれません。どうしても納得したくないという感情がこみ上げているのでムキになっているだけかもしれません。まぁ――私情は評価の妨げになるので排除しようと努めましたが。最後に、オリオンの話を絡ませていますが、ちょっと弱いと思いました。
最後に一言。お約束というか、名雪は結局、祐一がいないとダメなんですね。あとごちゃごちゃとした感想で失礼しました＞＜；
- 村瀬香奈 (採点:6)
- はじめまして。
……えーーーーっ？！
な、名雪シナリオじゃないんですかっ！
こ、ここまで引きこんでおいてっ！？
そ、それはあんまりです……
という初読の感想はおいておきまして、閑話休題。
祐一さんは栞「ちゃん」とはいわないきがしますが。
それがまるで別人みたいで。とってつけたみたいで、少し、好きになれませんでした。
それがなかったら……プラス１点、でした。
- HQ (採点:6)
- 一風変わった解釈を、うまい具合に消化しているが、ラストだけこなし切れてないように思う。
祐一色んなことをが→祐一が色んなことを ・・ま、そういうことです。
- Foolis (採点:6)
- 最後がややあっさりしすぎな印象を受ける。
祐一は名雪を選んだは分かるんだけど、もう少しその辺描写してほしいなぁと思った。
作品の雰囲気はよかったし、名雪の心情もよく描けていてよかったと思う。
- 犬くま (採点:6)
- 秋子さんが生きているのか死んでしまったのか、どちらとも取れるように書かれているのが気になります。
名雪の精神状態に大きな影響を与えるであろう問題なので、その点はハッキリさせて欲しかったです。
文章自体は好きです。キーとなる「オリオン座」が上手く使われていると思いました。
余談ですが、冒頭の「子供の頃お父さんがいなかった」という言い方と、その理由を知らされてないことから「もしかして父親が出てくるのか？」と思ってしまいました。家に秋子さんがいなかったのも、父親を探しに(もしくは迎えに)行っているのかと(笑)
- じゅう (採点:9)
- あ……なんか、いい。
したたかな女の子たちが魅力的。
すごく現実的なお話だったと思います。祐一のキスも含めて。
- 竹仙人 (採点:6)
- 祐一……なんでそんなにも献身的なんだｗ あんな理由で付き合ってるなんて、栞からすると衝撃の事実ですね。つか、すぐにでも知らせてやりたいｗ どんな壊れ方するだろｗ
最後を見た限り、祐一は名雪のことを好き……なのかな？ にしては、配慮がないような……。でもまあ、男は背中で語れともいいますし、あれはあれでいいのかも。
- Liar (採点:5)
- この後、そのまま栞が自殺未遂をやらかしそうな雰囲気です。
で、祐一はまたふらふらと栞に傾く……と。
祐一のヘタレ具合とそれに付随する不穏な空気に鳥肌が立ちました。
未来図を考慮すると、シリアスというよりはダークですね。
- 碧郎 (採点:8)
- あー、なるほど。これもありだと思いました。これはなし、という作品も多いので(笑)
そう思わされるだけでも凄いなあと。栞に対する扱いは多少乱暴ですが、しかしそういう
側面を推測できないキャラでは確かにない。それと名雪の描き方が見事。面白いです。
- 雨音 (採点:5)
- ……それで納得しちゃうんですね、名雪は（汗
いや、どうなんでしょう？ これで良いんでしょうか？
名雪の悩みや苦しみに対して、この結末は妥当なんでしょうか？
祐一の考えも、かなりサイテーですし。
綺麗にまとめているみたいですが、私にはとても酷いお話に思えました。
では、ツッコミを。
＞子供の頃、わたしにはお父さんがいなかった。
って、現在（原作）でもいないじゃないですか（ぉ
＞カテイノジジョウとかいう理由で、しばらく一緒に暮らし、同じ学校に通う事になった。
あれ？ 休みの間だけじゃなかったですっけ？
しかも２ヵ月後で転校って。公立小学校でしょ？ 住民票の扱いとか、大変なんじゃ？
＞栞ちゃんは……俺にすがってるんだ。
ちゃん付け……。
- まこみし感想隊Ｒ (採点:3)
- 真琴「あぅー、なんで栞のシナリオなのに、秋子さんが事故でしかも死んじゃってるのよぅ」
美汐「ありがちの設定改変ですね。相沢さんが幼い頃、長期間こちらに滞在した設定もないはずです」
真琴「なんか、これに出てくる人達って、すっごくムカツクの」
美汐「実は私もそう思いました。全ての人間が、自分の目の前のことしか見ておらず、
理解しようとしていません」
真琴「（こくこく）」
美汐「それに栞さん。『他人にいらない子だとみなされないか』恐れている人間が、
つんとしましているような行動をとるでしょうか？」
真琴「えとね、天の邪鬼なのよぅ、きっと」
美汐「栞さんにそういう設定がありましたか？」
真琴「……ううん、ないわよぅ」
美汐「結局このお話は、オリオン云々について書きたいが為に、都合の良いように設定や進行を作ったものだと思えました」
真琴「そういうの、あんまり面白くないの。だって、こんなの、栞や名雪って思えないんだもん」
美汐「それにしても最後の展開はすごいですね。まるでアニメ版の最終話を見ているようでした」
真琴「栞の方に行くかと思ったら、結局名雪をとるんだもんね」
美汐「香里さんとも仲違いしてしまい、おそらく祐一さんが県外の大学に行ってしまう、
この後の名雪さんが果たして幸福かというとどうでしょう」
真琴「……結構幸福じゃないのかも……」
美汐「それでもこのお話自体は見た目だけ幸せに終わらせていますね。そういうのもあまり好きではありません」
- 雪蛙 (採点:6)
- とりあえず祐一の「栞ちゃん」が全てぶち壊しています（祐一は栞を「栞」と呼ぶのでは？）。いい話だったのに。
痛かったぁー。香里にぶたれそうになると勘違いして、でも分かってくれて、でも自分は名雪の友達であることより栞の姉であることを告げる香里。一歩間違えばダークまっしぐらな内容（汗）。というかあの時点でダーク覚悟してしまいました（ｗ）。というかというかもう救済なしにダークにしてしまうのもありだったのでは？とも思う（マテ）。
しっかしこの展開だと痛いのは栞ですね。しかし祐一曰く「俺じゃなくても周りに彼女を必要としている人がいる」っていうのが先の香里の「栞は妹なの」発言につながっていて僅かながら栞救済の道を示しているというのは雪蛙の深読みでしょうか？
- 言之米 (採点:8)
- 名雪が切ない。
しかし・・・この後の展開を鑑みるに泥沼ですな。
- R・S (採点:8)
- オリオン、宝石箱かぁ。良いですね。名雪さんが苦しむさまもよく書けていると思います(偉そう(汗
そこが長いだけに最後の祐一君が告白する部分が短い気がしました。容量上しょうがないのでしょうけれど、もうちょっと書いて欲しかったです。
- 柾人 (採点:5)
- うーん、栞に嫉妬する名雪の描き方とか凄く良かったんだけどラストで裏切られた……本当に裏切られた。
オリオンとアルテミスがやりたかったとはいえ、その終わり方は無いだろう。
安直過ぎるうえに栞の想い完全に無視している。また祐一が栞をちゃん付けするのも違和感を感じた。
あと祐一は冬休みの間だけこの町に来ていたので、学校には通っていない。
- Manuke (採点:2)
- あの……。失礼ですが、Kanon原作をプレイされたことはおありでしょうか？
原作と明白に矛盾している部分が多いようなので……。意図的なもののようにも見えませんし。
祐一がかつて、Kanonの舞台である街で暮らしていたことがある可能性は否定できません。
が、少なくとも七年前は『冬休みの間だけ』街へやってきたという記述がはっきりとあります。
それ以前にも雪だるま作って遊んだりもしてますし、名雪と祐一の関係は原作との齟齬がかなり大きいように見えます。
また、祐一が栞のことを『栞ちゃん』と呼ぶはずはないでしょう。少なくとも、物語中の記述を見るかぎりでは栞ルートのはずですから。
けろぴーはいつ時計に変身したんですか？ ぬいぐるみを処分して、二代目ということでしょうか。
また、名雪も栞も、そして祐一も、およそ魅力が感じられません。特に祐一、どうみても二股でしょう。
名雪の祐一に対する依存が、栞のそれとどう違うのかも疑問です。同質のものにしか見えませんでした。
さらに、どうでもいいことなんですが、流星群ってそんなにきっかりと始まりや終わりがあるものじゃないと思うのですけれども。
- 春日 姫宮 (採点:5)
- 原作の補完をすることでキャラの内面に切り込んでいくＳＳは食傷気味。
今回も幾人かがそのようなＳＳを出展しています。正直自分もここまで多いとは思っていませんでしたが。
正直、この作品はかなりきわどいと思います。冒頭のあれを伏線だと思わない方は、祐一が栞から名雪に乗り換えるラストは唐突だというでしょう。そうでなくても栞ファンと祐一ファンの印象は良くないはずです。
ですが、それを吹き飛ばすくらいに名雪の内面描写がしっかりしています。ちなみに僕は名雪ファンなのでこちらが優先し、結構このＳＳに対する印象は良かったです。ただこれも、人によっては違うと言われそう。それくらい彼女を表現するのは難しいんです。
- K (採点:7)
- 名雪の意地らしい強がり方が、可愛いなと思えました。
だからこそ、ラストがハッピィで終わってくれたのに
は、ほっとしました。過去と絡めて名雪の心の機微を、
よく書けていたと思います。
- ちいーゆ (採点:4)
- ……おっそろしい人だぁ、あんた……。
正直、途中までのいい具合に後ろ向きで暗い雰囲気に呑まれ、かなりの高評価だったんですが……。
「栞ちゃん」で引っくり返りました。結末で飲んでたビールを吹き出しそうになってしまいました。前者はともかく（もしかしたら私の記憶違いかもしれない。何か他の作品でもそうなってたし）、後者は……オチとしては最悪の部類に入るかもしれない。
どうにも収拾つけられなくなって無理矢理終わらせたのかなぁ、何て思ってしまいました。恐ろしい人だ、あなたは。途中までは、あれだけいいものを書けているというのに、ラストで全部ブチ壊すとは……。
- VAL (採点:4)
- ……「栞ちゃん」や「祐一が一時的に学校に通っていたこと」の違和感や、「秋子さんの事故」の悪印象を払拭出来るほどには……（汗
終わり方も、ちょっと短すぎかなあ、と。言葉が要らない……ってこともないでしょうし。
- 夏葵 (採点:5)
- 栞が悪者だ…。う～ん、わざわざ栞を悪役に仕立てなくとも良かったのでは…。
名雪贔屓が透けてみえて、逆にあまり応援できそうにありません。祐一もちょっと…。
- 名無し＠デフォ (採点:4)
- 「起承転結が問題ではない！ それ以前の人間のレベルでの問題だっ！！
きさま！！ そのラストでいいと思ってるのかっ！！
栞ちゃんはどうなる！ 栞ちゃんはどうすればいいんだ、栞ちゃんはぁ…
きさまの世界では女をボロボロにして捨てる男が幸せになるのかっ！ えっ！ 答えんかっ作者！！」
と島本和彦に言ってもらいたくなるような話だった。((c)燃えよペン)
でも途中の名雪の鬱っぷりは凄く良かったんだよ。だからこそラストで思い切りがっくりと来たわけだが…。
- 歩人 (採点:10)
- 名雪が凄く魅力的。心が締め付けられるような切なさが身に染みます。気になるところも無いわけではないのですが、これだけ出来が良ければ大した問題にも感じません。心を揺さぶられた作品。感服いたしました。
| 投票数 78 : 単純平均点 5.58 |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | |
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/07 1:34 ＜作者＞
- | ／ ／ |〒|／ ／／ ／ (´⌒(´祭だ!!祭だ!!｀）⌒｀）
|／ ／. ＿.|￣|／|／|／ (´⌒(´∧ ∧⌒｀）｀）｀）⌒｀）
／|＼／ ／ ／ |／ ／ (´⌒(´（,゜Д゜ ）つ ｀）｀）
／| ／ ／ ／ヽ (´⌒(´⌒ (´⌒（ つ |〕 /⌒｀）⌒｀）
| |￣| | |ヽ／| 遅れるな!! ( | (⌒)｀）⌒｀）
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| |／| |／ (´⌒(´（ ´∀｀ )つ ド ∧＿∧⌒｀）
| | |／ (´⌒(´( つ/] / ォと（ ・∀・ ） 突撃――!!
| |／ （ | (⌒)｀） ォ ヽ[|⊂[] ）｀）
| ／ （´ ´し'⌒＾ミ ｀）｀）ォ (⌒) |
|／ . ￣ （＿）｀）｀）
●Longhorn (採点:7)さん
＞本編の設定との間に細かな違和感を覚えなければ……。
＞とても好きな話なので悔しいです。
( ゜∀゜)人(゜∀゜ )
●久慈光樹 (採点:9)さん
＞展開が読めず、ドキドキしながら夢中になって読みました。素晴らしい。
＞Kanonという原作の登場人物たちが、独自の考えをもって実に活き活きと書かれた傑作だったと
＞思います。名雪は言うに及ばず、ちらりと出てくるだけの香里もとても存在感があって、感心
＞してしまいました。
＞惜しむらくは、ラスト。道中の先の見えないスリリングな展開の割に、随分と普通の結末になっ
＞てしまったなと少々拍子抜けしました。非常に残念。
。0・(ノД`)0・。
●proofreader (採点:3)さん
＞まあ、なあ。Kanonの名を借りた、別の話だけど。祐一が「栞ちゃん」って。
(つД｀)
●あー (採点:10)さん
＞記述の積み重ねにねじ伏せられた感じです。オチがどーだろうとはおもうんですが、栞の上靴を
＞巡ってのシーンなどは読み応えのあるものでした。
＞余談ですが、オリオンは別の形ではアルテミスによって殺されます。兄アポロンの姦計にかかっ
＞たアルテミスの弓によって、海を歩くオリオンは的にされ、射殺されてしまいます。
＞だからって「アルテミスが好きなくせに、アルテミスに射止められちゃうんだよ」とは繋げられ
＞ないものがありますが。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!!
●あおき哲夫 (採点:7)さん
＞「栞ちゃん」と呼んでいることを評価すれば、祐一の真意はある程度納得はいく…のだが。穿って
＞みれば名雪も栞も、祐一に良いように騙されているんじゃないか…とも思ってしまう。
＞栞の他人への態度が本当に陸上部員の言葉通りであるとしたら悲しい話だ。ちょっと貶めすぎで
＞はないか。それを翻すだけの栞の不安が伝わってこない。名雪に対しても直接的な攻撃はないし。
＞視線だけで敵意を表現されても名雪の被害妄想である可能性も否定できないからどうにも落ち着
＞かない。やはり祐一に騙されているのでは…。
＞
＞文章それ自体は大変秀逸。香里に見つかった件は背筋が震えるほどの描写だった。
( ゜∀゜)人(・∀・)人(゜∀゜ )
●電光刑事バン (採点:5)さん
＞基本的に祐一×名雪でいいのかもしれませんが、この場合の秋子さんは死亡という事でしょうか。
＞この祐一は栞がらみで、つまりは栞と別れたいと思っているのでしょうか。
＞幼少時の名雪エピソードが出てくるところは、好感が持てます。
＞蛇足ながら、ギリシャ神話をモチーフにするときは、出版社が違うとかかれている内容が異なる
＞場合があり、統一性にかける場合があります。
＞ここではオリオンをモチーフにしており、サソリに殺されたオリオンと言うのもありますが、
＞実はアルテミスの矢によって殺されたと言うのもあります。
＞もっとも、オリオンと言えば浮気物の女好きで知られていますから、ある意味祐一にはふさわし
＞いのかもしれません。
(・`ω´・)ノ
●hisa (採点:5)さん
＞祐一のしていることは栞にとってなんなんだろう？
＞そう考えると、特に落ち度が無く面白く読めたSSでもこの評価が最高点になってしまいます。
＞子供のころの名雪は、もしかしたらこういう名雪かもしれないけど自分は受け入れられない名雪でした。
＞結局、栞がかわいそう、名雪のキャラクターが納得いかないという理由できびしめの評価になって
＞しまいました。
( ゜ω゜)ノシ
●はむ (採点:8)さん
＞ 名雪に感情移入できました。誤字が多少気になりますが、それでもよかったです。ただ……この話
＞はどうしても私情が入ってしまうのを許してください。何を隠そう、私も小学生の頃にいじめを
＞受けていたので。私も違うクラスの幼馴染でべったりの友達、いえ親友といってもいいでしょう
＞――にはどうしてもいじめを受けているという事実を隠そうとしました。しかし、この話では祐
＞一が名雪の親友（って言っていいのかな）という形で登場しています。それによって名雪も友達
＞ができる。仮に、もしもですが、そういう異性の友達が私がいたら、自分がいじめられている、
＞その子と従兄妹だといううわさが立つことを恐れてしまうと思うんですよ。そしてその子と壁が
＞できてしまうというか作ってしまう。そして、この話の惜しいと思う点は、ストーリー展開と、
＞いじめを目撃したシーンです。展開は……まぁ予想通り。そしていじめは……いえ……もしかし
＞たら本当はマイナス点などではないのかもしれません。どうしても納得したくないという感情が
＞こみ上げているのでムキになっているだけかもしれません。まぁ――私情は評価の妨げになるの
＞で排除しようと努めましたが。最後に、オリオンの話を絡ませていますが、ちょっと弱いと思い
＞ました。
＞ 最後に一言。お約束というか、名雪は結局、祐一がいないとダメなんですね。あとごちゃごちゃと ＞した感想で失礼しました＞＜；
;y=ー( ゜д゜)・∵. ターン
●村瀬香奈 (採点:6)さん
＞はじめまして。
＞……えーーーーっ？！
＞な、名雪シナリオじゃないんですかっ！
＞こ、ここまで引きこんでおいてっ！？
＞そ、それはあんまりです……
＞という初読の感想はおいておきまして、閑話休題。
＞祐一さんは栞「ちゃん」とはいわないきがしますが。
＞それがまるで別人みたいで。とってつけたみたいで、少し、好きになれませんでした。
＞それがなかったら……プラス１点、でした。
(TдT)
- 名無し 03/12/07 1:40 ＜作者＞
おらっしゃあぁぁ！！！
∩ ∧ ∧
ヽ（ ゜Д゜）
＼⊂＼
Ｏ-、 ）～
∪
●HQ (採点:6)さん
＞一風変わった解釈を、うまい具合に消化しているが、ラストだけこなし切れてないように思う。
＞ 祐一色んなことをが→祐一が色んなことを ・・ま、そういうことです。
（/ω＼）
●Foolis (採点:6)さん
＞最後がややあっさりしすぎな印象を受ける。
＞祐一は名雪を選んだは分かるんだけど、もう少しその辺描写してほしいなぁと思った。
＞作品の雰囲気はよかったし、名雪の心情もよく描けていてよかったと思う。
(・`ω´・)ノ
●犬くま (採点:6)さん
＞秋子さんが生きているのか死んでしまったのか、どちらとも取れるように書かれているのが気に
＞なります。
＞名雪の精神状態に大きな影響を与えるであろう問題なので、その点はハッキリさせて欲しかった
＞です。
＞文章自体は好きです。キーとなる「オリオン座」が上手く使われていると思いました。
＞余談ですが、冒頭の「子供の頃お父さんがいなかった」という言い方と、その理由を知らされて
＞ないことから「もしかして父親が出てくるのか？」と思ってしまいました。家に秋子さんがいな
＞かったのも、父親を探しに(もしくは迎えに)行っているのかと(笑)
(`・ω・´)シャキーン
●じゅう (採点:9)さん
＞あ……なんか、いい。
＞したたかな女の子たちが魅力的。
＞すごく現実的なお話だったと思います。祐一のキスも含めて。
キタ━━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━━━!!!!!!!!!!
●竹仙人 (採点:6)さん
＞ 祐一……なんでそんなにも献身的なんだｗ あんな理由で付き合ってるなんて、栞からすると
＞衝撃の事実ですね。つか、すぐにでも知らせてやりたいｗ どんな壊れ方するだろｗ
＞ 最後を見た限り、祐一は名雪のことを好き……なのかな？ にしては、配慮がないような……。
＞でもまあ、男は背中で語れともいいますし、あれはあれでいいのかも。
( ゜∀゜)人(゜∀゜ )
●Liar (採点:5)さん
＞この後、そのまま栞が自殺未遂をやらかしそうな雰囲気です。
＞で、祐一はまたふらふらと栞に傾く……と。
＞祐一のヘタレ具合とそれに付随する不穏な空気に鳥肌が立ちました。
＞未来図を考慮すると、シリアスというよりはダークですね。
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
●碧郎 (採点:8)さん
＞ あー、なるほど。これもありだと思いました。これはなし、という作品も多いので(笑)
＞そう思わされるだけでも凄いなあと。栞に対する扱いは多少乱暴ですが、しかしそういう
＞側面を推測できないキャラでは確かにない。それと名雪の描き方が見事。面白いです。
キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(｀ )━(∀｀ )━(´∀｀)━━━ツ!!!!!
●雨音 (採点:5)さん
＞……それで納得しちゃうんですね、名雪は（汗
＞いや、どうなんでしょう？ これで良いんでしょうか？
＞名雪の悩みや苦しみに対して、この結末は妥当なんでしょうか？
＞祐一の考えも、かなりサイテーですし。
＞綺麗にまとめているみたいですが、私にはとても酷いお話に思えました。
＞では、ツッコミを。
＞＞子供の頃、わたしにはお父さんがいなかった。
＞って、現在（原作）でもいないじゃないですか（ぉ
＞＞カテイノジジョウとかいう理由で、しばらく一緒に暮らし、同じ学校に通う事になった。
＞あれ？ 休みの間だけじゃなかったですっけ？
＞しかも２ヵ月後で転校って。公立小学校でしょ？ 住民票の扱いとか、大変なんじゃ？
＞＞栞ちゃんは……俺にすがってるんだ。
＞ちゃん付け……。
_、_
（ ,_ノ` )y━・~~~
●まこみし感想隊Ｒ (採点:3)さん
＞真琴「あぅー、なんで栞のシナリオなのに、秋子さんが事故でしかも死んじゃってるのよぅ」
＞美汐「ありがちの設定改変ですね。相沢さんが幼い頃、長期間こちらに滞在した設定もないはずです」
＞真琴「なんか、これに出てくる人達って、すっごくムカツクの」
＞美汐「実は私もそう思いました。全ての人間が、自分の目の前のことしか見ておらず、
＞ 理解しようとしていません」
＞真琴「（こくこく）」
＞美汐「それに栞さん。『他人にいらない子だとみなされないか』恐れている人間が、
＞ つんとしましているような行動をとるでしょうか？」
＞真琴「えとね、天の邪鬼なのよぅ、きっと」
＞美汐「栞さんにそういう設定がありましたか？」
＞真琴「……ううん、ないわよぅ」
＞美汐「結局このお話は、オリオン云々について書きたいが為に、都合の良いように設定や進行を作
＞ったものだと思えました」
＞真琴「そういうの、あんまり面白くないの。だって、こんなの、栞や名雪って思えないんだもん」
＞美汐「それにしても最後の展開はすごいですね。まるでアニメ版の最終話を見ているようでした」
＞真琴「栞の方に行くかと思ったら、結局名雪をとるんだもんね」
＞美汐「香里さんとも仲違いしてしまい、おそらく祐一さんが県外の大学に行ってしまう、
＞ この後の名雪さんが果たして幸福かというとどうでしょう」
＞真琴「……結構幸福じゃないのかも……」
＞美汐「それでもこのお話自体は見た目だけ幸せに終わらせていますね。そういうのもあまり好きで
＞はありません」
キタ━━━━(゜д゜)━━━━!!!!!!
●雪蛙 (採点:6)さん
＞とりあえず祐一の「栞ちゃん」が全てぶち壊しています（祐一は栞を「栞」と呼ぶのでは？）。
＞いい話だったのに。
＞痛かったぁー。香里にぶたれそうになると勘違いして、でも分かってくれて、でも自分は名雪の
＞友達であることより栞の姉であることを告げる香里。一歩間違えばダークまっしぐらな内容（汗）
＞。というかあの時点でダーク覚悟してしまいました（ｗ）。というかというかもう救済なしにダ
＞ークにしてしまうのもありだったのでは？とも思う（マテ）。
＞しっかしこの展開だと痛いのは栞ですね。しかし祐一曰く「俺じゃなくても周りに彼女を必要と
＞している人がいる」っていうのが先の香里の「栞は妹なの」発言につながっていて僅かながら栞
＞救済の道を示しているというのは雪蛙の深読みでしょうか？
￣|＿|○
●言之米 (採点:8)さん
名雪が切ない。
しかし・・・この後の展開を鑑みるに泥沼ですな。
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
●R・S (採点:8)さん
＞ オリオン、宝石箱かぁ。良いですね。名雪さんが苦しむさまもよく書けていると思います
＞(偉そう(汗
＞そこが長いだけに最後の祐一君が告白する部分が短い気がしました。容量上しょうがないの
＞でしょうけれど、もうちょっと書いて欲しかったです。
( ゜∀゜)人(・∀・)人(゜∀゜ )
●柾人 (採点:5)さん
＞うーん、栞に嫉妬する名雪の描き方とか凄く良かったんだけどラストで裏切られた……本当に裏切
＞られた。
＞オリオンとアルテミスがやりたかったとはいえ、その終わり方は無いだろう。
＞安直過ぎるうえに栞の想い完全に無視している。また祐一が栞をちゃん付けするのも違和感を感
＞じた。
＞あと祐一は冬休みの間だけこの町に来ていたので、学校には通っていない。
＿|￣|○
●Manuke (採点:2)さん
＞あの……。失礼ですが、Kanon原作をプレイされたことはおありでしょうか？
＞原作と明白に矛盾している部分が多いようなので……。意図的なもののようにも見えませんし。
＞祐一がかつて、Kanonの舞台である街で暮らしていたことがある可能性は否定できません。
＞が、少なくとも七年前は『冬休みの間だけ』街へやってきたという記述がはっきりとあります。
＞それ以前にも雪だるま作って遊んだりもしてますし、名雪と祐一の関係は原作との齟齬がかなり大き
＞いように見えます。
＞また、祐一が栞のことを『栞ちゃん』と呼ぶはずはないでしょう。少なくとも、物語中の記述を見る
＞かぎりでは栞ルートのはずですから。
＞けろぴーはいつ時計に変身したんですか？ ぬいぐるみを処分して、二代目ということでしょうか。
＞また、名雪も栞も、そして祐一も、およそ魅力が感じられません。特に祐一、どうみても二股でしょう。
＞名雪の祐一に対する依存が、栞のそれとどう違うのかも疑問です。同質のものにしか見えませんでした。
＞さらに、どうでもいいことなんですが、流星群ってそんなにきっかりと始まりや終わりがあるもの
＞じゃないと思うのですけれども。
Щ(｀д´Щ)カカッテコイ!
●春日 姫宮 (採点:5)さん
＞ 原作の補完をすることでキャラの内面に切り込んでいくＳＳは食傷気味。
＞ 今回も幾人かがそのようなＳＳを出展しています。正直自分もここまで多いとは思っていませんで
＞したが。
＞ 正直、この作品はかなりきわどいと思います。冒頭のあれを伏線だと思わない方は、祐一が栞から
＞名雪に乗り換えるラストは唐突だというでしょう。そうでなくても栞ファンと祐一ファンの印象は良
＞くないはずです。
＞ ですが、それを吹き飛ばすくらいに名雪の内面描写がしっかりしています。ちなみに僕は名雪ファ
＞ンなのでこちらが優先し、結構このＳＳに対する印象は良かったです。ただこれも、人によっては違
＞うと言われそう。それくらい彼女を表現するのは難しいんです。
(つД｀)
●K (採点:7)さん
＞名雪の意地らしい強がり方が、可愛いなと思えました。
＞
＞だからこそ、ラストがハッピィで終わってくれたのに
＞は、ほっとしました。過去と絡めて名雪の心の機微を、
＞よく書けていたと思います。
フッカ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(｀ )━(∀｀ )━(´∀｀)━━━ツ!!!!!
●ちいーゆ (採点:4)さん
＞ ……おっそろしい人だぁ、あんた……。
＞ 正直、途中までのいい具合に後ろ向きで暗い雰囲気に呑まれ、かなりの高評価だったんですが……。
＞ 「栞ちゃん」で引っくり返りました。結末で飲んでたビールを吹き出しそうになってしまいました
＞。前者はともかく（もしかしたら私の記憶違いかもしれない。何か他の作品でもそうなってたし）、
＞後者は……オチとしては最悪の部類に入るかもしれない。
＞ どうにも収拾つけられなくなって無理矢理終わらせたのかなぁ、何て思ってしまいました。恐ろし
＞い人だ、あなたは。途中までは、あれだけいいものを書けているというのに、ラストで全部ブチ壊す
＞とは……。
;y=ー( ゜д゜)・∵. ターン
●VAL (採点:4)さん
＞ ……「栞ちゃん」や「祐一が一時的に学校に通っていたこと」の違和感や、「秋子さんの事故」の
＞悪印象を払拭出来るほどには……（汗
＞ 終わり方も、ちょっと短すぎかなあ、と。言葉が要らない……ってこともないでしょうし。
(つД｀)
●夏葵 (採点:5)さん
＞栞が悪者だ…。う～ん、わざわざ栞を悪役に仕立てなくとも良かったのでは…。
＞名雪贔屓が透けてみえて、逆にあまり応援できそうにありません。祐一もちょっと…。
（´д⊂）
●名無し＠デフォ (採点:4)さん
＞「起承転結が問題ではない！ それ以前の人間のレベルでの問題だっ！！
＞ きさま！！ そのラストでいいと思ってるのかっ！！
＞ 栞ちゃんはどうなる！ 栞ちゃんはどうすればいいんだ、栞ちゃんはぁ…
＞ きさまの世界では女をボロボロにして捨てる男が幸せになるのかっ！ えっ！ 答えんかっ作者！！」
＞と島本和彦に言ってもらいたくなるような話だった。((c)燃えよペン)
＞でも途中の名雪の鬱っぷりは凄く良かったんだよ。だからこそラストで思い切りがっくりと来たわけだが…。
(((;´Д`)))ガクガク
(((( ；゜Д゜)))ブルブル
(||゜Д゜)ヒィィィ!(゜Д゜||)
●歩人 (採点:10)さん
＞名雪が凄く魅力的。心が締め付けられるような切なさが身に染みます。気になるところも無いわけで
＞はないのですが、これだけ出来が良ければ大した問題にも感じません。心を揺さぶられた作品。感服
＞いたしました。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!!
- 名無し 03/12/07 1:44 ＜作者＞
- 真面目なレスと言い訳は後日させて頂きます。
とりあえず掲示板機能をＯＮにして……失礼します。
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/07 12:57 ＜作者＞
名無しさんだよもんＭの中の人、ありがとう。でも戦地を違えたのが僕らの過ちだった。
結局名無しさんだよもんシリーズで実戦投入されたのは俺らだけですか、コンチクショウ。
で、宣言通り言い訳に入りますが。
今こんぺ、私は短編に参加するつもりでした。香里＆名雪のシリアス。題名は「ヤッホー！」。
ところが筆がすすまねーすすまねー。書きたいこともストーリーもはっきりしてるのですが、ＳＳ内で名雪を香里より内面的上位に置こうとした所為で、二人の会話が上手く運ばない。
そうこうしているうちに、短編締めきり２日前。こりゃあかん、絶対間にあわねえ。
なら中編に参加するか。
そう考えて引っ張り出したネタがこの「オリオン」でした。
当初これはジャンル「ダーク」にする予定でした。
祐一と名雪は両想い、でも栞という蠍によって絶対に結ばれることはない。そういったお話を書きたかったからです。プラス、私の名雪に対する正の感情と、祐一に対する負の感情。
名雪は祐一の言葉を信じて、独りきりで水瀬家で帰りを待つ。しかし祐一は帰ってこない。よしんば帰ってきても、待ち構える蠍に刺されてしまって名雪と一緒にはなれない。それを示唆するラストにしたかったのです。
祐一オリオンと名雪アルテミスの物語は、祐一が蠍に刺された時点で終わっている、と。オリオンはもう死んでしまっていて、星空で蠍から逃げまわるだけなんだと。
蠍は栞であり、イコール名雪です。祐一は季節が変わると二人から逃げていくんです。それがあゆを忘れる祐一の変わらない癖なんです。そんな脳内イメージでした。
気持ちを確かめ合い、一見ハッピー。そして名雪はそれを拠り所にしてこの先を生きていく。でも光は既に失われている。ダーク。宝石箱も、蠍の毒も、それが書きたかった……
心の裏には、暗い考えもありました。
以前私が投稿した作品に、ハッピーなのにダークととられてしまったものがあったので、じゃあ今度はダークなのにハッピーととられるようなもの書いてやれ、という復讐心もあったのです。
ジャンル「ダーク」にして、「これはダークじゃない」という感想をいただくことが野望だったのです。
ところが書いていて悟りました。
時間がない、容量がない。
途中に結末を示唆する仕掛けを打つ余裕がない。
ならば余分なものを取っ払ってハッピーなままにしてしまえ。そう考えたのです。
しました。
で、出来たものがこのＳＳです。ジャンル「シリアス」。「小ダーク」と「栞当て馬」を付け加えようかとも思ったのは内緒。
でも多くの方々は不満を感じられたようで、結末を激しく指摘されてしまっています。とほほー。
この結末は、これはこれで恋のハッピーとしてアリなんじゃないかと思ったんですが、どうやら失敗失敗。
それと「栞ちゃん」の問題について。
出来るなら祐一に名雪の前で「栞」という単語を喋らせたくなかったのです。
好きな人（この場合は名雪）の目の前で、然もその人が嫉妬していることがわかっているのに（作中で祐一の描写が出来なかったけれど）、浮気相手（栞ちゃんゴメン）の名を呼び捨てにする人はいないでしょう。
ここらへん登校後の教室で、香里の祐一に対する疑惑やなんかも含めて、香里・北川・祐一・名雪に会話させられれば良かったんですが。
兎にも角にも、感想を下さった皆さん、評点してくださった皆さん、読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
いたちんさん、お疲れさまでした＆ありがとうございました。
そして参加者の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
他の名無しだよもんの皆さん……次回があったらおねげえします
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/07 12:58 ＜作者＞
あ、個別レスは夜にさせて頂きます。感想を下さった皆さんすいません。
- 名無しくん、、、（以下略 03/12/08 19:38
- とりあえず、乙。
だよもん関係のひとには、こちらのHNのほうが通りがいいでしょうか？
ともあれ、読ませていただいたので、感想を書いてみたいと思います。
はじめに。
言い訳のための言い訳はかっこ悪いと思いますー。
さて、内容について。
ネタを生かせるほどには状況を上手く書ききれなかった、という印象です。
私の考えたところによると、祐一は二人とも好き、だけど結論が出せないからはぐらかしてる。名雪は祐一が栞のほうを好いていると思ってる。栞は祐一が自分のほうを好いていると思ってる。物語の構成的には祐一と名雪が結ばれてエンド。
……うわぁ、複雑。
意図的に複雑にされたのかどうかは分かりませんが、そのせいで、
＞アルテミスが好きなくせに、蠍の毒にやられちゃうんだよ
という台詞が生かせてないように思います。
現状では、偏執気味の名雪の事実誤認以外の何物でもないですからねぇ。
使われる場面も不自然だし。ようやくキスしてもらったというところで、このような皮肉を言うものでしょうか？
できることなら、栞ｘ祐一でくっつけておいて、アルテミス云々の言葉は恋敗れた名雪の捨て台詞のような感じで読みたかったな。違う話になるかもしれないけれど。
過去編をまじえた壮大な仕掛けの割には不満の強いラストでした。
というわけで、今更ながら叩きばっかりでゴメンの感想でした。Bye.
- 名無しさんだよもんＲ 03/12/08 21:57
- 存在できなかった仲間から、英霊となった仲間へ。
面白かったよ。
つーか、コンチクショウでごめんｗ
打ち切りっぽい終わり方だな、と思ったのは、あながち間違いでもなかったようで。
文章は好みだし、ネタも興味深い。ただご多分に漏れず、ラストが気に入らないｗ
確かに予想は裏切られたけど、ある種の期待も裏切られた感じ。
あなたが書いたこのＳＳの、１００ｋver.を読んでみたい。
次回があったら、……あっても、期待しないでー。頑張ってみるけど。
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/09 0:8 ＜作者＞
- こんばんは。Ｆです。
それでは個別レスに入らせて頂きます。
●Longhorn (採点:7)さんへ
本編との差異は、半分は覚悟の上で、半分は本当に忘れていていたせいです。
ですが気に入って下さったようで良かった。
ご感想ありがとうございました。
ヤッタネ( ゜∀゜)人(゜∀゜ )
●久慈光樹 (採点:9)さんさんへ
各キャラは私の脳内の信念に基づいて描写しました。とくに名雪は妄想全開。
展開は当初予定していたものより微妙に変わっていき、香里登場シーンは当初の予定と全く変わってしまいました。それがよかったのかも。
ラストに関しては、私の見通しが甘かったようです。マジカルに日和ってしまいました。精進します。
ご感想ありがとうございました。
。0・(ノД`)0・。ウレシイヨー
●proofreader (採点:3)さんへ
Kanonの名を借りたと言われるのは非常に辛い。これは私にとってはKanonの話であるから。
尤も脳内でのキャラ特色を中心に据え、その特色を活かそうとしたストーリーと舞台なので、その特色の捉え方が違っていればそう見られても仕方がないかと思います。覚悟はしていました。
ご感想ありがとうございました。
(つД｀) でもぐっすん
●あー (採点:10)さんへ
オチはオチは……アカンでしたか……
読み応えがあったということで、嬉しい事この上ありません。
ギリシア神話に関してはそのバージョンも知っていましたが、それは無視しました。理由はおっしゃる通りです。好きな人に殺されるより、邪魔者に殺されるほうが「らしい」とｗ
ご感想ありがとうございました。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!!シアーワセ～
●あおき哲夫 (採点:7)さんへ
その穿った見方は真実です、多分ｗ 善意の予防線を張って逃げる男、相沢祐一。
陸上部員の言葉は、事実ですが誇張でもあるつもりで書きました。彼女達にとっては栞が気に食わないということがいじめる最大の理由で、栞の態度や名雪はその道具にされているだけ……と描写したかったのですが、ちょっと上手くいってなかったようです。
また視線だけでは不充分ということなので、やはり美坂チーム内で少し会話をさせて客観的に見てどうかを示しておくべきだったようです。
香里のシーンは……見所が見所として機能したようで嬉しいです。
ご感想ありがとうございました。
オメデトー( ゜∀゜)人(・∀・)人(゜∀゜ )アリガトー
●電光刑事バン (採点:5)さんへ
秋子さん死んでません。入院中。死にかけてます。
たしか途中で書いた「私には（親は）いない、いなくなりかけてる」というのが、父親と秋子さんを指していたつもりです。その他にもちょっと匂わせてたり。でも上手く機能していなかったかも。
栞と別れれたいと考えているのはそのとーり！ です。
オリオンが浮気者というのは知りませんでしたΣ(゜Д゜；)
なにぶんギリシア神話は子供の頃に読んだだけで、今回ネットで調べたのもその確認でしかなかったので……
でも、なるほど、祐一にぴったりだｗ
ご感想ありがとうございました。
(・`ω´・)ノ ←ちょっと照れ
●hisa (採点:5)さんへ
実は私もhisaさんと同意見です。栞にとってこの祐一は酷いヤツ。でも三角関係では自分の気持ちを殺すか、他人の気持ちを殺すか、どっちかしかないと思ってこうしました。
名雪は納得行きませんでしたか……シクシク。でも私の脳内ではこんなキャラです。強さと弱さが表裏一体。汚い所もずるい所もある、と。
ご感想ありがとうございました。
( ゜ω゜)ノシ その意見に賛成
●はむ (採点:8)さんへ
実は。
実は実は。
私も小学生の頃いじめられていた時期がありました。親の職業の関係で転校が多く、小学校だけで四回変わっています。その際に転校先でいじめられたことが二回ありました。もっとも私の場合はすぐにまた転校するだろうと自分でも思っていたので、相手が上級生だろうと後腐れなくガンガン喧嘩できたのですが。そして俺はぜってー弱いものいじめしねえぞ、と思っていました。
いじめられる人間に手を差し伸べると、差し伸べる側もいじめにあう。そういった面は確かにあります。いじめという事実が友人関係を崩してしまう、それもあります。それでも俺は仲良くするぞ、と考えていました。例え異性でも。もっともそれでますます泥沼になって、トラウマも負ったのですが（ｗ
ですから、このお話の祐一もこの街に長く居る事はないと自分でも思っているから、名雪を擁護する事が出来たのではないでしょうか。……書いてる時はそこまで考えていませんでしたが（笑）。
いじめのシーンは……先にも書きましたが、栞自身の非は小さなものです。人間にはどうしたって欠点があります。本人にその気がなくても、無意識に態度に出たりします。周囲の先入観でそう見えたりもします。でもそれは誰にだってあることです。大小に関わらず、いじめる理由にはならない。いじめを正当化する事は出来ない。
私はむしろあのシーンは、名雪の本来なら他人が軽軽しく口を挟めない重い状況を口実に、自分達の憂さを晴らそうとする陸上部員二人の浅ましさ醜さを感じてもらいたくて書きました。彼女達の行動が名雪と香里を決別させるきっかけとなるんです。名雪を追い込むんです。陸上部員二人は傷つくことなく。
それとこれも書けなかったシーン……登校後の美坂チームの会話で書いておきたかったことなのですが、栞が名雪に向ける敵愾心・視線は嫉妬だけでなく、このいじめにあっている事実が関わっている、ともしたかったんです。
いじめは関わる人の心すべてを卑しく醜くする恐れがある。そしていじめる側はそのしっぺ返しにあうことは少なく、被害者の持つ本来の関係だけが崩れていってしまう。被害者はいじめられているというプレッシャーだけで、冷静な判断が出来なくなってしまいます。疑心暗鬼になります。
だから私自身はいじめを許せません。
もっとも、いじめている側にはいじめとの認識がないことも多くて、客観的に見ようとしても線引きが難しくて、厄介なんですが。そしてなおさら許せないんですが。私自身、そう考えつつ、自分はいじめはしないと思いつつ、いじめる側に回っていた（本人にそう取られていた）ことがありました。
まあ、そんな訳で少し落ちついて……深呼吸。すー、はー。
このレスを書いていて思ったのですが……今回私はこのＳＳの祐一に自己を投影している部分が、通常より大きいかもしれません。ダークにしようとしていた部分など特に。恥ずかしいことですが。
経験をされているはむさんに嫌悪感を抱かせてしまったのが、今回このＳＳで一番情けないことで、力不足を感じることです。申し訳ありませんでした。
名雪は、私の中では頼る人がいるときにはとことん依存しますが、実はどんな辛い状況も受け入れて一人で生きていくことが出来る、というキャラです。強さと弱さが表裏一体。スタンドで言うとエコーズ。成長率Ａ・モノスゴイ。まあ世間ではそれを「甘えてる」と評価するのでしょうけれどｗ
はむさんご感想ありがとうございました。
;y=ー( ゜д゜)・∵. ターン
続きはまた後日させて頂きます。
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/11 23:5 ＜作者＞
- レスの続きです。
お返事が遅れていますがどうかご容赦下さい。
村瀬香奈 (採点:6)さんへ
はじめまして。名無しさんだよもんＦは偽名なのですが、とりあえず今後ともよろしくお願いします。
と、挨拶を済ませたところで。
あ……う……確かに名雪がヒロインで始まってるのに、栞が出てくるまで基本が栞シナリオだとわからない作りになってます（汗）。ちょっと引っ張りすぎているかもしれません。引き込むことは出来ていたようなので、勿体無かったかも……すいません（汗
栞ちゃんに関してはもう述べているのですが、さらに付け加えると。
「彼女は……」と呼ばせるのも考えたのですが、私が祐一の立場ならあまりにも白々しく、名雪に疑念を持たせる恐れがあるのでは？ なんて考えてしまったために却下となりました。
でもこのＳＳの２大欠点は「栞ちゃん」と「ラスト」だということで衆目は一致してるようです。あうう……
ご感想ありがとうございました。
(TдT)ゴメンナサイ
HQ (採点:6)さんへ
ラストです。オチです。画竜点睛欠いてしまってごめんなさい。竜じゃなくてミミズかもしれません。でも栄養は有るんです。
おまけにご指摘の通り、誤字脱字の嵐。投稿後読み返してみて、中盤の惨状に眼を塞ぎたくなりました。
……そういうことですよね。ですよね？ 私もそう思います。あう
ご感想ありがとうございました。
（/ω＼）ハズカシー
Foolis (採点:6)さんへ
やはり最後ですか。「おちてねーよ」という超短編で散々書いていた言葉が我が身に返ってくる……人を呪わば穴二つ。
名雪を選んだ理由は描写不足でしたか……最初からわかるように書いてしまうと、名雪の心理状態に説得力がなくなりますし、最後は不意打ちにしたかったという点もあったのです。でも……それを含めて最後の場面なんですよね。さめざめ
雰囲気と心情に及第点を頂いて嬉しいです。雰囲気はいつも心掛けているつもりです。てへへ
ご感想ありがとうございました。
(・`ω´・)ノテヘッ
犬くま (採点:6)さんへ
秋子さんは入院中ですが、特定しにくいように書いてます。朝の場面とか。
少しでも読み手の興味を引きたいという考えでｗ 名雪の精神状態に関わるからこそ、その効果があるんじゃないかなと思ってたんですが……うぬぬ、ちょっと失敗したかな。でもそこに興味を持って頂けて嬉しいです。
それはそうと、ようやくオリオン座のネタを誉めてくださる方が……ありがとうございます（泣
＞余談ですが、……
そうか、そういう発想もあったのですね！ そのオチにしたら、今以上にすんごいことになっていた気がしますｗ 「子供の頃」と書いたのは、今SS内に説明のない、まさに妄想全開自分設定の所為です。まあ、ニュアンスだけ受け取って下さったらそれでよかったのですが。あはははは
ご感想ありがとうございました。
(`・ω・´)オレハマチガッテナカッタ!
じゅう (採点:9)さんへ
ああ……これが今回一番欲しかった感想かもしれません。恋愛ネタをはじめてやりました。
「全然がわかってネエヨ」とぼこすこに叩かれたらどうしよう、なんて震えていたのですが、そう言って頂けてほっとしています。代りに他の欠点でぼこすこやられてますがｗ
そのうちにらぶらぶ全開バカップルものにも挑戦したいと考えております。
ご感想ありがとうございました。
キタ━━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━━━!!!!!!!!!!
竹仙人 (採点:6)さんへ
私が見るにＫａｎｏｎ本編の祐一は献身的に見えて、実は自分に酔ってるだけなんじゃないかと思うときがあります。
このＳＳの祐一は名雪を好きなんですが、それは愛と呼べるものなのか……三者三様の勘違いかもしれません。配慮がない、と感じてくださったのは少し嬉しかったりします。
栞には衝撃的でしょうけど、事実を知ってもむしろ以前以上に熱を上げて偏執的に迫ってきそうデス。そっち系でスプラッタも作れるかも……
子は親の背中を見て育ち、女は男の背中に惚れる。背中って便利です。私も向き合うのは止めて、背を向けて生きていこうかと思います。
( ゜∀゜)人(゜∀゜ )ヤッタネ！
まだご返事していない人達には申し訳ないのですが、続きは後日とさせて頂きます。
本当にすいません……
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/13 11:11
- 今気がつきましたが竹仙人さんへのレスだけ「ご感想ありがとうございました」が抜けていました。 す、すいません！！
他意はありません! ごめんなさい！
改めて述べさせて頂きます……竹仙人さん、ご感想ありがとうございました。そして、ごめんなさい。
レスの続きはまたあとでさせて頂きます。とりあえず上記の件で書きこみさせていただきました。失礼します。
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/14 10:30 ＜作者＞
- ●Liar (採点:5)さんへ
未来を考慮するとシリアスというよりはダーク、ってのは構想段階で狙っていたものなのでいよっしゃ！ とガッツポーズ。私が思うに祐一君は状況に流されやすいし、名雪を想いつつ栞を救うという行為に自己陶酔しちまいそうです。最低やな。大概にせいよ、コラ。
ですけどハッピーを狙ってからは、ハッピーでも納得していただけるように頑張って作ったつもりだったんです……けどほとんどの方が納得されていない模様（涙
うぬ。心の奥底を読まれまくっています。
ご感想ありがとうございました。
読心術キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
●碧郎 (採点:8)さんへ
「あり」と受けとってもらえて嬉しいです！ いよっしゃ！
投稿する際の最大の懸念は、栞・名雪といった女性キャラの心情を説得力をもって書けたかどうかでしたから……
特に栞は可哀相な扱いになっていると、私自身も思います。栞ファンには嫌悪感抱かれるだろうと予想してましたが、実際の所はどうだったのでしょうか？ ファンからのその類の書きこみがないからわからない……
ご感想ありがとうございました。
キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(｀ )━(∀｀ )━(´∀｀)━━━ツ!!!!!
●雨音 (採点:5)さんへ
ええ、祐一サイテーです。私が彼の友達だったらソッコー砂にして溝に捨てます。
名雪は納得というより、自分の恋がかなう……祐一が自分を選んでくれた・栞＆あゆ（忘れてる過去だけど）に勝ったという事実に満足してるんです。納得とはちょっと違う。違うからこそ最後に「蠍の毒にやられちゃう」とイヤミを言ってるわけです。
喜びが全てを上回ってる状態、です。全て納得円満解決、ってのは恋愛ごとでは難しいと思います。いや、聞いた話ですけれど（汗
さてさてそれでは
_、_
（ ,_ノ` )y━・~~~ 質問にお答えしよう
＞＞子供の頃、わたしにはお父さんがいなかった。
＞って、現在（原作）でもいないじゃないですか（ぉ
（ぉ）ｗ
ニュアンスで察してくださいｗ
真面目に答えますと、子供の頃は「父親という存在が名雪の中でウエイトを占めていなかった」という「いない」。現在は（SS内）では「名雪の中に“親”としての父親がいる」ので、一人称の名雪述懐としては「子供の頃、わたしにはお父さんがいなかった」なのです。
といってもこれは全然描写していない脳内妄想全開設定ですし、冒頭でこう来られたら「？」となられても仕方がない……申し訳ありませんでした。
ここらへん、超短編で私が書いたものと併せて読んで下さったら、ちょっと嬉しいっす。
＞＞カテイノジジョウとかいう理由で、しばらく一緒に暮らし、同じ学校に通う事になった。
＞あれ？ 休みの間だけじゃなかったですっけ？
＞しかも２ヵ月後で転校って。公立小学校でしょ？ 住民票の扱いとか、大変なんじゃ？
休みの間だけってのは全然知りませんでした！ 申し訳ありません！
同じ学校に通ってる描写は無い、とは覚えていたのですが、はっきり「休みの間だけ」だと記述されているのは知りませんでした……「期間がはっきりしないんだから、ま、いっしょに通ってたことにしてもかまわねーだろ」とか考えてました……あうあうあー。
転校手続きやら住民票の扱いやらは結構簡単ですよ。地域によるかもしれませんけれど。私の最短転校記録は４ヶ月です。公立→公立で。自分でもおいおい、とｗ
いま私がしているお仕事でも、かなり簡単にできてしまいます。
＞＞栞ちゃんは……俺にすがってるんだ。
＞ちゃん付け……。
そこはレスの冒頭に述べた理由によるもので……予想以上にツッコミが多くてびびってます。うわーん。
ご感想ありがとうございました。
●まこみし感想隊Ｒ (採点:3)さんへ
とうとう「趣味に合わないから嫌い」と口にする方々が現れましたな。遠まわしに言われなくても貴方のお心はわかります。ええええ、わかりますとも（涙
自分の目の前しか見えていない人間というのは、私がそう描写したかったから。特に祐一を。
栞がツンとすましているというのは、他の方のレスで説明しましたけど……天邪鬼ではありませんよ。栞がいじめられており、いじめている側とクラスメイトとして接点を持たずにいられないのなら、笑顔で気に入られようとするか、あるいは極力気にしないでいようにするか、敵対するか、でしょう。敵愾心が表に出ることもあるでしょうし、それをどうとるか、というのはいじめている側の受け取り方の問題です。私は栞は泣き寝入りするのではなく、いじめ側と別のグループに入りこんで敵対するようなタイプと私は受け取ってます、はい。でも留年組だからクラスのグループになじむのには時間がかかるでしょうし、なじんでも同年代と全く同じ扱いを受けるというわけにもいかないでしょう。
悪役の台詞を全て真に受けちゃあいけません。少しは疑ってくださいｗ
あと……考えついたネタを真ん中に据えて書き始めるのは、私自身は悪い事と思ってませんよ？ 何故ならこのネタは私が考える名雪や祐一の内面を描写するのに格好のものだと考えてチョイスしたのですから。設定をちょっと変えてしまった（忘れていた部分もあります。はっはっは）のはこのSSを作るにあたってはキャラ描写を第一に考えていたからですし、述べたいものを述べるために物語を動かすことが進行です。萌えだろうと泣きだろうと。それを放棄するなら２次に限らず創作する意味ないですよ？ というか、物語の進行を考えずにSS書く人って、いったいどれだけいるのでしょうか。
まあ、その書き方が下手で展開に納得できない、と言われているのならば、うなだれるしかないのですがｗ キャラは私にとっちゃこういうキャラ達なんだもん、としか言えません。
ラストの展開についても他の方を参照。つうか、裏に隠しているはずの書き手の心情をずばずば悟られて、それなのにちっとも理解を示してもらえず、まこみしRさんの嫌悪感が読み取れる感想を頂いたのは非常にコンチクショーです。
噛み付きますよ、ガウガウ。布施君ちの犬はバウバウです。あれ、嬉しいのかな？
ご感想ありがとうございました。
イヤミキタ━━━━(゜д゜)━━━━!!!!!!
続きはまた後日……って、レスが全然進んで無いよ！ 誰かどうにかしてくらはい！ ひぃ～
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/15 0:36 ＜作者＞
- ●雪蛙 (採点:6)さんへ
うう……また「栞ちゃん」にツッコミが。あまりにもツッコミくらいまくってるので、額から流血しそうです。でも「いい話」と言ってくださって嬉しいです……「だったのに」って続いていますけれど（涙
せっかく覚悟完了してもらえたのですから、突っ走ったらよかったのかも？ 皆さん結構ダーク好きなんだな～、とちょっと頬がにやけてきます、邪悪に。げへへ
おっしゃる通り、香里は栞にとっての救いです。香里はきっと祐一の真意にも気付いています。それでも、いやそれだからこそ、名雪より栞を選んだんでしょう。しかし栞はその香里よりも祐一を第一に求めるかもしれません……香里が名雪より栞を選んだように。
って、ここらへんはやはり書けなかったことですけれど。
裏の心と表の心、私の両方の意を汲んでくださって嬉しいです。って、おい！ それでいいのか私！
ご感想ありがとうございました。
￣|＿|○ネライガスベッタヨ……
●言之米 (採点:8)さんへ
正にその通りです！
ああっ しまったっ！ レスがこれ以上書きようがない！
ええっと……ええっと……
言葉って深いですよね。たぶん１言に八十八之意味が込められているんですよね？ 謎です。
ご感想ありがとうございました
ズバリキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
R・S (採点:8)
うう……ありがとうございます。誰も宝石箱に触れてくれないんだもん……それに高評価もありがとうございます。よっしゃ！
最後が短かったのは容量の問題もさる事ながら、時間の問題、そして私の心身の問題もありました。連日の徹夜でテンパっていたのです（ｗ
ラストに書きこみが足りないのは、もうこれ以上ないくらいに同意です。次の機会がありましたら最後まで頑張りたいと思います。全体の調和も考えて……
ご感想ありがとうございました。
バンザーイ( ゜∀゜)人(・∀・)人(゜∀゜ )バンザーイ
●柾人 (採点:5)さんへ
ららららら～♪ らすとらすと～♪
お願いです。もう勘弁してください（涙）。私が悪かったとはわかっていても、ちょっと辛い……。
なんか皆さんに指摘されていることを、柾人さんにまとめて言われています。ぐさぐさ。
でもまあ、栞の思いを無視しているのは狙ってやっているので、そこでオーライ、ということで。
ご感想ありがとうございました。
＿|￣|○モウユルシテクダサイ……
●Manuke (採点:2)さんへ
なに～！
原作プレイしてるに決まってるじゃないか！ 失礼だなぷんぷん！
発売日に買ったぞ！ 初回限定版だぞ！ プレミア付きの買値に惑わされて売りそうになるのを必死に堪えてとってるんだぞ！ 極貧だったのに！ 文句あるならかかってこいやおらぁ！
とはいっても……すいません。冬休みの間だけという記述は見逃しておりました。ごめんなさい。
「栞ちゃん」は既に説明している通りで、けろぴーはご推察の通りです。時計もぬいぐるみも処分したあとで、その二つを兼ね備えたものを探し出してきたのでしょう。つうか小物すら原作に無いものを出したらアカンとゆーのか！ かかってこんかおらぁ！
でもまあ、普通の時計を止めるより可愛いでしょ？ え、可愛くない？ ……かかってきいやおらぁ！
ちなみに祐一の二股もわざとです。キスで誤魔化してるしｗ
それに「栞の依存＝名雪の依存」というのは、本文で狙って描写したことです。だからそこに文句を言われましても……ちゃんと読んで下さってありがとうございましたと、むしろお礼しか言いようがありません。
依存性が異質だから名雪を選んだんじゃありません。そこらへん伝わらなかったでしょうか。
流星群はきっかり始まりと終わりがわかるはずありません。当たり前じゃありませんか……ていうか、１つ目のお星様が流れなきゃ始まらないわけですしｗ 名雪達が目にした１つ目の流れ星が、「名雪達にとっての」流星群の始まりなんですよ。
終わりに関しても別にきっかり終わるはずありません。最後の一つが流れた時が終わりです。もっともそれがほんとに最後かどうか、普通に地上から眺めていたって判断できませんが。つまり名雪達がそれが最後の一つだと確認してから（もう流星群は流れ終わったと思い込んでから）、何秒も経ってから後、溜息。つうわけです。実際に流れ星が流れ終わってから、いったいどれほどの時間が経ってから溜息が出たんでしょう……なんて。
名雪と祐一の関係はおかしいとは思えません。流星群見てから仲良くなったとは考えられませんか。このお話では流星群後に名雪は祐一を好きになったと書いてますが。
設定改変上等！ 「冬休みの間だけ」という記述は見逃しましたが、一緒の学校には通ってなかったことは承知の上で書いたお話ですから。
しかし……たった一つの記述を見逃しただけで、まさかKanon未プレイでSS書いてるような嫌疑を掛けられるとは思いませんでしたｗ
今回は故意ではない見逃しの部分がありますが、設定改変自体は構わないとわたしゃあ考えてますよ？ でなければオリキャラが出てくるＳＳは全て否定されてしまいますし。
ＳＳ海は奥が深い。底が見えない。なんて毒を吐きます。
ご感想ありがとうございました。
Щ(｀д´Щ)カカッテコイ!
●春日 姫宮 (採点:5)さんへ
うう、飽きられてますか。Kanonの二次創作の歴史は深いと聞いてますが、私自身のKanonSS歴はそれほど長くなく、書いている本数も少ないのです。ですからネタ被りの可能性や、ジャンルの常識とかははあまり考えないで書いてるんですぅ。私個人としてはまだまだ補完もしたりないですし……
それはそうと、きわどいですか。ぬぬ、そうかもしれません。でもファンに嫌われることは覚悟してました。
名雪ファンの方に名雪の内面描写を誉めていただいたのは非常に嬉しいです。各キャラの印象は十人十色。一人として同じ名雪がいるはずありません。人によって違うのは当然だと思います。ですがそれだけに「キャラが違う」ではなく、キャラが書けているかどうかで評してくださると大変あり難いのです。
どうあがいても他人の名雪を私が描くことは出来ず、私は私の名雪を描写するしかないのですから。
それでも「キャラが違う」といわれたら、裏で泣いて、枕を濡らすのです。でも時々噛み付きますｗ
あ、名雪というのは単なる例です。北川でも南でも可。むしろそっちの方で語りたいぞおりはｗ
え～と、その、なんかちょっと支離滅裂になりましたが。
ご感想ありがとうございました。
(つД｀)ヨカッタヨー
残りの方へのレスはまた後日……
- 春日 姫宮 03/12/15 1:23
- レスありがとうございます。
……ええと、食傷気味などとえらそーなこと書いてますがこれ、あくまで自分の観点です。お気になさらないよう。
とはいえ、そう感じたことはあながち間違いでもないと思っています。私、名雪ＳＳだけは人に負けないだろう数を読んでいますが、読んできたＳＳでは１０に一つくらいはこういった傾向のものがありました。
……とか言いつつ自分もそんな感じのＳＳをこんぺに出展しましたが（笑）
ええと、ついでに申し上げますと私、名雪以外はキャラが違っても楽しめるみたいです。名雪が自分の中の名雪と違うときはもうガンガン点数に影響させますが（笑）。というわけで北川クンや南クンで是非語って下さい。ついでにどんどん噛み付いてきて下さい。痛かったら噛み付き返しますが、宵越しの恨みは持ちませんので。
最後に、超短編では私は名無しさんだよもんＦさんと非常に相性が良かったようで、また新作を思いつかれたら是非読ませてください。
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/16 21:21 ＜作者＞
- ●K (採点:7)さんへ
いよっしゃあー、と。我が子名雪がかわいく見られて、親としても嬉しいです。我が子というか、養子というか、さらって来たというか。
名雪の内面描写を受け入れてくださって嬉しいです。何よりもハッピーエンドを受け入れてくださってありがとうございます（ＴＴ
ほっと一息、コカ○ーラ。じゃない、ジョ○ジア。
ご感想ありがとうございました。
フッカ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(｀ )━(∀｀ )━(´∀｀)━━━ツ!!!!!
●ちいーゆ (採点:4)さんへ
あ、あははははははははは……
おそろしいですか。おっそろしいですか。なんかこれから皆さんに避けられそうで、私もおそろしいです……いじめはんた～い(涙
栞ちゃんは冒頭で説明したとおり、でもってオチは……オチは……
そうなんです。このお話を最悪のオチにしたのは、書き手である私が天然ボケであるせいです。これでもいける、ハッピーだ、と考えていたからです……あああああ～
引っくり返って怪我したり、絨毯を汚して要クリーニングになったりしてないか心配です。請求書は私に回してください。
とにかくもうお詫びするしかありません。途中までは興味深く読んでいただけたようなのに……申し訳ありませんでした……
ご感想ありがとうございました。
;y=ー( ゜д゜)・∵. ターン
●VAL (採点:4)さんさんへ
栞ちゃんはご説明したとおりで……（ああ、こればっかりだ)、祐一君が学校に通っていたことも述べているとおり、半分わざと、半分ボケです。うう、ぐすぐす。
でも秋子さんの事故も悪印象与えてしまいましたか……これは人によっては「なし」になるのでしょうか。私は「なし」「あり」どっちもありだと思ってます（紛らわしい書き方だ)。
ラストは……もう私自身なんて言っていいのか、言葉が思いつきません。全部私が悪いのです。ううう……
でもハッピーでも、あのキスは単なる誤魔化しだと思います（ｗ。
ご感想ありがとうございました。
(つД｀)ゴメンナサイ……
●夏葵 (採点:5)さんへ
私の頭の中では栞ちゃんは悪役じゃなくて憎まれ役かつ被害者なんです。けして悪い女の子ではありません。そこらへん上手く描写できなかったようで……ごめんなさい……。でも私は恋愛で相手を蹴落としてでも勝とうとする女の子は好きです。そこらへんが描写に影響してるかも。
メインヒロインの中で一番好きなのは名雪ですが、二番目は栞です。これホント。でも（だから）名雪贔屓は否定できませんｗ。祐一は意図的に貶めてます。このSSでは私が感じる祐一の嫌な面を書きたかったので。
ご感想ありがとうございました。
（´д⊂）グスン……
●名無し＠デフォ (採点:4)さんさんへ
うう……情けないフィクションを書いてしまってすいません……
この熱き引用だけで、そりゃもう名無しさんの憤りのほどがわかります……
な、名無しの名に泥を塗ってごめんなさい～～～～ひいぃぃぃぃ～～っ！！！！
(((;´Д`)))ガクガク
(((( ；゜Д゜)))ブルブル
(||゜Д゜)ヒィィィ!(゜Д゜||)
ご感想、ありがとうございました……
●歩人 (採点:10)さんさんへ
歩人さん、最後に頂いた感想が貴方でよかった……
救われます、本当に救われます。ありがとうございます。
反省は色々とあるＳＳですけれど、次に生かせるように努力したいと思います。
ご感想ありがとうございました。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!!シアーワセ～
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/18 4:57 ＜作者＞
- ●名無しくん、、、（以下略 さんへ
＞言い訳のための言い訳はかっこ悪いと思いますー。
わかってらあ！
でも……でも……今更気にする体裁などないんだあっ！ えいコンチクショー……
＞私の考えたところによると、祐一は二人とも好き、だけど結論が出せないからはぐらかしてる。
＞名雪は祐一が栞のほうを好いていると思ってる。栞は祐一が自分のほうを好いていると思っ
＞てる。物語の構成的には祐一と名雪が結ばれてエンド。
＞……うわぁ、複雑。
う、そんなに複雑だったでしょうか……恋愛もので結構よくあるパターンかな……なんて書き手である私は思ってたんです。でも書きたかった状況を誤認されてる部分がある（名無しくん（以下略）さんにも）ので、描写が下手だ・書ききれてない生かされてないと言われれば頷くしかありません。ひえん。
＞ようやくキスしてもらったというところで、このような皮肉を言うものでしょうか？
あの場面でしかいえない台詞だと思って書きました。他の状況でいうと、ほんとーに単なるイヤミや恨み言にしかならんと思うのです。お互いの幸せを疑い様がない（名雪はそう認識してる）ので、ああ言えた、と。幸せだからこそ、逆説的に言える言葉ってあると思うのです。
それとよく言われることではありますが、恋と愛は違います。私は高校生の恋愛に愛を求めてません。恋という勘違いで充分……なんて考えが根底にはあります。これじゃ萌えとか書けない訳だ、グスン。
ア～ンド、一人称視点で書く場合には、多分に「主人公の誤認を含んで書かなければならない」とちょっと思ってたりする私です。ただしこのＳＳでは客観的な視点を提示する場面がなかったので、含んだだけで終わってしまってますけれど。とほほ
＞アルテミス云々の言葉は恋敗れた名雪の捨て台詞のような感じで読みたかったな
ラストの名雪の台詞は将来的に敗れることを示唆するものなんです。このＳＳは恋のお話。愛を書くならこの舞台設定はそもそも適してないんですよ～。全面的に別物語に書きなおさなきゃいけなくなります。若しくは大長編にしないと。
＞過去編をまじえた壮大な仕掛けの割には不満の強いラストでした
壮大ちゃうがなｗ
ラストに対する不満は本当に申し訳ありませんでした。色々な面で力量不足でした。言い訳しててますが、言い訳効かん問題です。わかっちゃいるけどやめられない♪
でも、次回は頑張ります。
なんか叩かれすぎて面の皮が厚くなってきた気がしますｗ
でもでも何にせよ、仲間からの支援弾は有り難いです。私の背中にクリティカルヒット！ 誰だかシラネーが覚えてろよ～
ご感想ありがとうございました。
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/20 21:54 ＜作者＞
- ●名無しさんだよもんＲさんへ
＞存在できなかった仲間から、英霊となった仲間へ。
所詮は名無し。勲章なんか欲しくもねえぜ、コンチクショウ（涙
＞つーか、コンチクショウでごめんｗ
コンチクショウってのはアレです、Good luck！ と同じです。或いはFuck You！
まあ仲間じゃないですか、他人行儀は滑稽だぜ、HAHAHAHAHAHAHAHA!
＞打ち切りっぽい終わり方だな、と思ったのは、あながち間違いでもなかったようで。
＞文章は好みだし、ネタも興味深い。ただご多分に漏れず、ラストが気に入らないｗ
＞確かに予想は裏切られたけど、ある種の期待も裏切られた感じ。
すまねえアミーゴ。俺は最後まで戦い抜けなかった……いや本当にごめんなさいごめんなさい。
予想は裏切り期待は裏切らないってのが正しい在り方なんですが、とんでもない事になってしまって申し訳ありません。仲間を裏切るってのは、軍人として最低です。
ラストは本当にアカンかったんだな……と、今更ながらに反省しております……
＞あなたが書いたこのＳＳの、１００ｋver.を読んでみたい。
物資が足りません、ムチャ言わんで下さいｗ
〆切に追われてるならともかく、私は普段だと１００kb書こうとすると４ヶ月くらいはかかってしまうのです。書き直してみるか、或いは違う形で再挑戦したいな、とは思いますが……
でも、どちらにせよ勝算がなければ宣戦布告・発表進軍致しませんよｗ
＞次回があったら、……あっても、期待しないでー。頑張ってみるけど
ええ、頑張りましょう！ 次回こそは名無しでランキングを埋め尽すのです！
でも過剰な期待はしないので安心してー。そのかわり、私に期待するのも止めてねーｗ
ご感想ありがとうございました。
●春日 姫宮 さんへ
＞ とはいえ、そう感じたことはあながち間違いでもないと思っています。私、名雪ＳＳだけは
＞人に負けないだろう数を読んでいますが、読んできたＳＳでは１０に一つくらいはこういった
＞傾向のものがありました。
ちょっとのショックと共にちょっと納得です。多分名雪のイメージは、正でも負でも大まかな所で似通ってくるのでしょうね。
でもストーリーテラー（ってほどのもんじゃないけど）としてはそれじゃあかんです。せめて100に1つしかないような発想や傾向を持ちたいと思います。
うん、がんばらな。
＞ ええと、ついでに申し上げますと私、名雪以外はキャラが違っても楽しめるみたいです。
＞名雪が自分の中の名雪と違うときはもうガンガン点数に影響させますが（笑）。というわけで
＞北川クンや南クンで是非語って下さい。ついでにどんどん噛み付いてきて下さい。痛かったら
＞噛み付き返しますが、宵越しの恨みは持ちませんので。
噛む時は甘噛みでお願いします。はむっ、と優しく。
キャラが書けているか否かで評価してくださると有り難い、とは書いたのですが、好き嫌いで評点に影響させるのは極めて当然と思います。むしろ「好き嫌い・違う」にもっともらしい後つけの理由をつけられるよりは、ずっとタメになります。振り回されることも有りませんしｗ
まあそこらへんをどう感じるのかは、発信者と受信者次第でやはり難しいですけれど……卵が先か鶏が先か。
色んな感想の書き方があるから、貰うほうは楽しいし成長できる……と頭で思っていても、現実は楽ではない……ぬう。
北川君と南君を語るにはあまりにもスペースが足りません。フェルマーの定理を述べるより時間がかかるのでご容赦下さい。
＞ 最後に、超短編では私は名無しさんだよもんＦさんと非常に相性が良かったようで、また
＞新作を思いつかれたら是非読ませてください。
嬉しいお言葉をありがとうございます。でも１ＫＢだと発表する場所が問題ｗ
新作では有りませんが、例の非公認交流場の練習スレで名無しのまま投稿してるのが二つあります。たぶん春日さんとは相性の悪いＳＳだったと思うのですが……148の「1月31日」と218の「3つの奇跡」です。がっかりしてくださいｗ
ご感想ありがとうございました。
超短編のレスはまた後日とさせて頂きます。遅れてしまっていて本当に申し訳ありません……
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/23 22:44 ＜作者＞
- 「おう名雪、今日お前の誕生日だったな」
「あ、プレゼント？ 祐一ありがとー」
「おっと」
「あれっ？」
「名雪、世の中はそんなに甘くないぞ。確かにこれは包装してあるしリボンもかけてある。お前に渡すために買って来た。だがタダじゃない」
「えー」
「物々交換だ。これをやる代りに、お前から貰いたいものがある」
「…………うー、祐一のけち」
「そう言うな。中身見て気に入らなきゃ断ってもいいぞ。等価が物々交換の基本だからな。とにかく開けてみろ」
「うん……え～っとこれは腕時計と……券？ 劇団「時期」の「キャッツ」？ でも２枚あるよ？」
「まあな。つまり、その、なんだ。俺が代りに貰いたいものってのはな、」
「うん……」
「明日の名雪の時間を、全部俺にくれ」
日が変わる前に……名雪たんお誕生日おめでとー。
わー、ぱちぱち♪
幸せなイブを過ごしてね～、なんて。
……言葉だけで構成するのって難しいですね。
という訳で、超短編の感想全レスに行きたいと思います。
●はむさんへ
＞うーん、秋子さんがー、でも原作とちょっと矛盾してますような気がしますねー。だって父親
＞の遺影があったら絶対
＞シーンとして出ますし。
うーん、矛盾してると考えられても仕方がないとは思いますー。確かに原作には遺影なんて出てこないし、名雪は父親の顔とか全然覚えてないと言ってますし（でしたよね？）
ただ漫画や映画でよくあるパターンとしては、例え写真が残っていても子どもにその存在を知らせない、ってのがあるじゃないですか。何らかの理由があって、母親はなくなった父親のことを娘には伝えない、或いは嘘をついている、というのが。それぞれの事情によって。
そして娘が成人したり、何かのきっかけがあって親元を離れるときに、今まで隠していた写真を娘に渡し、「あなたのお父さんはね……」と秘密を語り始める。私の中では水瀬家で父親のことが話題に出ないのは、それと似た類のことなんだろうというイメージがあります。妄想ですけれど。
だから遺影があっても、「絶対」シーンとして出るとは限らない。むしろ一般の家庭で父親の写真もなければ話題もない、娘が知らない、ということは「通常ならば絶対にない」状況だと思っています。だからシーンとして出ない何らかの裏があるのでは……と。
ただし、これをこのＳＳ内で「そう知って、理解してくれ」と私が叫ぶわけにはいきません。なぜなら私自身がその部分は妄想に過ぎず、このＳＳ内では匂わせることすらしていないと考えているからです。
当初の案では“「おかえりなさい」 パタンと写真を伏せ、廊下へと席を立つ”といった描写にしていたのです。或いは机の引出しなどに写真をしまってから名雪を迎えに行く、といった描写にしようとしていました。
ですが……１ＫＢでは容量が足りなかったのです（涙
どうしてもどこかを丸々削らなければならなくなり、『 そちらはお変わりありませんか。」という呼びかけの始まりを削るか、もしくはこちらを削るかで迷い、結果的に今の形にしました。裏設定にこだわるより、私がＳＳで書きたかった雰囲気を重視したのです。ここで私は取捨選択をしました。
と、まあ、これ幸いと長々と口を書いてみたりして（ｗ
長いSSも難しいですが、短いSSというのも（特に容量が限られていると）難しいです。
ご感想ありがとうございました。
●春日 姫宮 さんへ
＞ この短さで感動できました。良作です。
うおお～ん！ ありがとうございます！ そういっていただけて幸せです！
ご感想ありがとうございました。
●Manukeさんへ
＞ほんわか。
ぽかぽか。陽だまりなのです。
ご感想ありがとうございました。
●山の上さんへ
＞足りない・・・
うん、エロが足りないですよね。萌えも足りない。何よりビタミンが足りません。
ご感想ありがとうございました。
●Foolisさんへ
＞亡き夫に語りかける秋子さん、ですか。
＞ほのぼのとした雰囲気は好きです、いい感じでした。
＞評価Ｂ
語っても語っても。あの人は黙っているのです。
ほのぼのとして暖かい幸せの中の、一抹の寂しさ。そんなものを表現したかったのです。
でもちょっと失敗かな。
ご感想ありがとうございました。
●Revinさんへ
＞これは一点差し上げます。
＞巧いと思いました。
１点ありがとうございます！
あまり難しいことは考えずに書いてますが、とにかく気にいって下さったようで嬉しいです。
ご感想ありがとうございました。
●屈折する星屑さんへ
＞悪くはない。そんな感じ。
次は「良い」とご感想いただける様に頑張ります……果たして次があるのかなあ？
ご感想ありがとうございました。
●電光刑事バンさんへ
＞ 秋子独白形式、旦那死亡バージョンですが、個人的にはちょっといまいち。
＞ 名雪とのカップリングが成立している状況ならともかく、それ以外の状態で恋して可愛くなった
＞のは早計。また、旦那が祐一の事を知っているのなら、名雪が父親の顔を覚えていてもおかしくな
＞いのに、実際には顔も覚えていないという矛盾があります。
＞ それに、写真があるのに名雪がそれを知らないと言うのも不自然です。
うーん、電光刑事バンさんと私の間には、かなり深い認識のずれがあるようです。
女の子は恋して綺麗になる、ってのが私の認識です。これは恋人が出来てからじゃなくて、恋心を抱くと表情が多彩になり心象として他者の心象に影響を与えたり、身だしなみに気を掛けるようになる、という意味が多分に含まれるものと私は解釈しています。ですからカップリングの成立云々を抜きにして、恋すれば綺麗になる、と考えているのです。ですから私の中では早計ではありません。
また「旦那さんが祐一を知っている」という文は、なにも顔を知っているという意味に限られません。「親戚として名前だけ知っている」「赤ん坊の頃の祐一を見たことがある」そういう意味とは考えられないでしょうか。前者の場合は旦那さんは祐一と直接会ったことはない、だが知っている、という状態。後者は旦那さんだけが祐一に会ったことがあり、祐一は旦那さんを認識していないという状態、ですね。
私には０～１８歳（オイｗ）くらいまでの甥がたくさんいるのですが、その全員を把握はしてません。ですが顔だけ知ってたり、逆に名前だけ知ってたりします。甥達にしても、私のことを覚えていたり認識しているのは半数くらいでしょう。赤ん坊の頃に会ったきりの子はこちらの顔を覚えてないでしょうし、私も相手がどのくらい大きくなり、どんな子に成長しているか把握してませんから。
しかしそれでも私は甥達を「知っている」のです。その程度は非常に問題ですがｗ
ですから全く矛盾はないと思いますよ。多分「知っている」の言葉の程度を電光刑事バンさんと私とでどう捉えているのか、その違いから矛盾を感じられたのでしょう。
写真に関しては、はむさんへのレスを参照してください。
色んな人が色んな経験をしているので、私一人の経験で得た情報が絶対ではありません。また言葉の定義も文脈によって用い方・受け取り方が変わってきます。それだけに色んな事実・認識があるのだと思います。
ご感想ありがとうございました。
●木村圭さんへ
＞本編に全く出てこないだけに謎な人、秋子さんの旦那。
＞秋子さんの旦那だけに祐一みたいに意地悪なところはなくて、ただもう優しいんだろうな、なんて
＞幸せそうな秋子を見ながら思いました。
私のイメージの中旦那さんは 本っ当～～っにっ！ 優しい人です。
ちょっと祐一とイメージがあわないのですが、そこはＳＳ書く際に自分を騙しましたｗ
秋子さんは今幸せなのでしょうが、旦那さんが隣にいてくれたらもっと幸せになれるんじゃないかな……なんて思います。
ご感想ありがとうございました。
●荒野草途伸さんへ
＞６くさとし。
名無しさんだよもんＦは６くさとしを得た！
レベルアップ！
ちからがあがった ちりょくがあがった ゆうきをがあがった！
たからばこをみつけた！
たからばこをあけた！ なかには感想がはいっていた！
だがオチはなかった！
●Q-birdさんへ
＞秋子さんの人となりが良く表れていて、本当に素晴らしいお話だと思いました。
＞こんな秋子さんに育てられたから、名雪がおっとりとした性格になったんでしょうね。
＞家族を思う秋子さんの心が、とてもきれいに描かれていると思いました。
うう、２点も入れて下さってありがとうございます……
子は親を見て育つのです。名雪もきっと色んな辛さや悲しみを包み込んで、秋子さんのような女性になるのでは、と思います。
ご感想ありがとうございました。
●歩人さんへ
＞娘を想う気持ちと亡き夫への想い。いい感じ。
いい感じですか、やった！
優しさに触れると、優しさをお返ししたくなるのです。
ご感想ありがとうございました。
大分お待たせしてしまいましたが（ここまで待たせてるの私ぐらいですよね……）、皆さんご感想ありがとうございました。並びにいたちんさんと、他の参加者の皆さん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
又の機会がありましたら、ＳＳなり感想なりで、なんとか参加させて頂きたく思います。今回の反省を活かして……たぶん……
それでは失礼します。本当に、皆さんありがとうございました。
- 春日 姫宮 03/12/24 1:5
- 追加のショートショートも素敵です♪
ああ、ファンになってしまいそう……（もうなってる）
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/25 21:43 ＜作者＞
- なってくださいなってください、ファンも彼女も大募集！
えへへ、やはり反応や応援があると嬉しいものなのですよ。春日さんありがと～
それはそうと、大学の頃は卒論の〆切がクリスマスでした。社会人になってからは次年度予算算定の〆切がクリスマスになりました。
イブって私には無縁なのね……彼女もいないし。とほほ。
- 名無しさんだよもんＦ 03/12/31 20:39 ＜作者＞
- せっかくだから、この掲示板が閉じる前に突貫で超短編を一つ。
『いくとしも、いつまでも』
「年が暮れますね……」
「ああ……」
一組の男女が病室のＴＶを眺めていた。ブラウン管の中では華やかな衣装の人々が、大きく拍手を打ち鳴らしている。
男は視線を窓の外へ向けた。
そこには雪。
漏れる光を反射し、ひらひらと舞い落ちている。
「来年も雪だろうね」
「ええ、きっと」
抑揚無く、しかし優しさに溢れる声を聞き、男は思った。
もうこの女性と共に歳を越すことは無いだろう、と。
そして、この女性といつまで共に過ごせるのだろう、と。
街に積もる雪が溶けるまでか、止むまでか。
いずれにしても長くはない。
「秋子、僕はね」
雪を眺めながら言う。
「寂しくはないよ。悲しくもね。君に逢えて良かった」
伝えたいことがあった。
彼女を自分に縛りたくない。彼女とその子を、幸せにしたい。
だからそう口にしようとした。
だが、振り返り開こうとする唇は、女の人差し指で塞がれた。
「私も……寂しくはありません。私は貴方と見たこの雪を、この時を、いつまでも抱いて育んで……貴方と共に、幾年も超えていくんですから」
女の瞳は潤んでいた。母になった女の前に、男が伝えようとした言葉は意味を失った。
外には雪。
去り逝くものと生まれ来るものを繋いで、ひらひらと、ひらひらと、舞い落ちていた。
５１１文字です。まる。
ついでに文字数を削る前の、一番最初に書いたバージョンも載せておきます。
「年が……暮れますね……」
「ああ……」
一組の男女が、病室の小さなテレビを眺めていた。小さなブラウン管の中では華やかな衣装に見を包んだ人々が、過ぎ行く歳を惜しみ、来る歳を歓迎し、大きな拍手を打ち鳴らしている。
男はベッドの上で半身を起こしたまま、ついと視線を窓の外へと向けた。
漏れる光に照らされた、雪。
光を反射し、ひらひらと舞い落ちている。
「来年も雪だろうね」
「ええ、きっと」
この街で雪が積もらぬことなどない。
抑揚無く、しかし優しさに溢れる声を聞き、男は思った。
もうこの女性と共に歳を越すことは無いだろう、と。
同じ歳を過ごし、同じ雪を見て、同じ歳を迎えることは無いのだろう、と。
自分自身の痩せこけた手を、くぼんだ頬を、生気を失った肌を思う。
この女性と、いつまで共に過ごせるのだろう、と。
この街に積もる雪が溶けるまでか、止むまでか。
いずれにしても、長くはない。
「秋子、僕はね、」
男は雪を眺めながら言った。
「寂しくはないよ。悲しくもね。君に逢えて良かったと、そう思ってる」
そして振り返り、隣の女性を見つめた。
彼女に伝えたい言葉があった。彼女を自分に縛りたくなかった。彼女とその子を、幸せにしたかった。
だから、そう口にしようとした。
だが開きかけた唇を、女は人差し指で軽く塞いだ。
「私も……寂しくはありません。私は貴方と見たこの雪を、この時を、いつまでも抱いて育んで……貴方と共に、幾年も超えていくんですから」
女の瞳は潤んでいた。母になったばかりの女の前に、男が伝えようとしていた言葉は意味を失っていた。
窓の外には雪。
去り逝くものと生まれ来るものを繋いで、ひらひらと、ひらひらと、舞い落ちていた。
それでは皆々様方、よいお歳を過ごされてください。一年間ありがとうございました。そして来年もどうぞよろしくお願い致します。
- 春日 姫宮 03/12/31 22:29
- ……なんてこったい！！
これこんぺに出されたら２点つけたと思います。作者さんが誰か知らなくても。
素晴らしい超短編ＳＳを数多く見せて下さった貴方に感謝します。そして、出来ることならばまた読んで行きたい。
来年になっても続けて下さいね（はあと）
- 名無しさんだよもんＦ 04/01/01 9:59 ＜作者＞
- 明けましておめでとう～！！
皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。
……って、年内で閉まらなかったんですね、この掲示板（笑
春日姫宮さんご感想ありがとうございます。
ああちくしょう、２点貰えるならこちらを投稿すればよかったい！ 時よもどれ～
でもまあ、時候ネタというのもありますからｗ
今年も続けるかどうかは……あまり期待しないで下さい。ネタと情熱次第です。私がLinkの自薦感想板を利用したりすれば、また続くかもしれません。非公認にもありますが、私物化はちょっとｗ
それでは繰り返し、ご感想ありがとうございました。そして繰り返し、春日姫宮さん、本年もどうぞよろしくお願いします ｍ（＿）ｍ
- 春日 姫宮 04/01/02 0:50
- あ、こちらこそ今年もよろしくお願いします。
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