SSに戻る
投票結果
- すかい (採点:5)
- 内容とは関係ないけど一つ。
「陸奥園名流」って修羅の門、刻のやつですよね？
「陸奥圓明流」が正解で「こくうは」じゃなくて「むくうは」です。
虎砲と混じってるんだと思いますが。
他はあってるっぽいのでなおさら違和感が。
- 荒野草途伸 (採点:10)
- 中高生向けの体験会で、科学的探求心を育てるとかいうことでペットボトルロケットを飛ばしてたことがあったけど。よく考えれば、これで育つ探求心って、なんだか眉唾だよな・・・
- とらべる (採点:8)
- 北川の無駄な努力はしてはいけないのだろうか？という考えがよかったです。
- ジプシー (採点:10)
- 面白かったです。読んでて全然苦にならなかった。
馬鹿みたいな夢を本気で望む。自分の将来なんて気にせずに、やりたいと思うことをやる北川に共感しました。
文句なしです。
- 名無し＠デフォ (採点:9)
- いい最高
- 名無し＠デフォ (採点:8)
- 何となく、自分の高校時代とダブりました。
大事な時期だ何だと周りは言うんだけど、本人には明確な自覚がなくて。
何かしなくちゃいけないような気がして、でも、何をしていいのか分からなくて。
自分は、結局何もしないまま妥協点を見つける事で満足してしまいました。
だから、北川君がただ思いつきのままに『月へ行こう』として、
取りあえずの結果に辿り着いた事は、あの頃の『If』を見ている様な気分になりました。
そんな、今はツマンナイ大人に、ツマンナイ大人になるちょっと前の頃の気持ちを
思い出させてくれる作品だと思います。
- ヤマタ (採点:9)
- いや、もうなんて言っていいやら。
青春！
- 春日 姫宮 (採点:3)
- 言いたいことはわかります。でも、この作品の北川のようにハッキリと言わせてもらうなら借り物の言葉で蛮勇を誇っているように思えました。
- ＫＵＳＡＮＡＧＩ (採点:8)
- まさに青春って感じで素敵。
最後の台詞もポイント高いですね。
ただ北川の台詞に少し違和感を感じてしまいました。
もはや好みの問題ですが、２点引かせて頂きます。
- yusuke (採点:10)
- なんか、青春物に弱い私。
構成がしっかりしているし、こういう気持ちにも共感できるので読んでいて身にしみました。
しかし、ペットボトルロケットか〜
昔、私もやりましたよ。
あんまし飛ばなかったけど。
最後の北川のせりふがカッコ良かった。
- レン (採点:10)
- なんつーか、自分も心から沸き上がってくるものを形にしたいと思いました
- 名無し＠デフォ (採点:6)
- 美坂チームのただれた日常、って感じで面白く読めました。
特に香里が。
北川の馬鹿にため息をつきながらなぜか付き合ってしまう彼女……何だかいい関係ですね。
少し気になった…というか鼻についた点を一つ。
北川があまりに「自分語り」をしすぎです。
「周りがどう思おうが俺は俺の思った道をいくぜ〜」みたいな言葉を繰り返し彼が用いてるところが少々うざったく感じました。
- HQ (採点:9)
- 「月に、行ってみたいです」
理由や根拠はどうでもいい、とにかくやるんだ。それもまた、ひとつの努力なんだから。
…ことこの話では、激しく間違っているが。しかし、それもまたいいものなのだ。
- 電光刑事バン (採点:8)
- 『月へ行ってみたい』
そう言ったのはフォン=ブラウンだった。それを聞いた大人は誰もが笑った。夢を見ているのだと馬鹿にした。
その彼が後年、アポロ計画の中心人物となり、人類を月に送る立役者になると誰が予想しただろうか。
『天才とは１％のひらめきと、９９％の努力である』
と言ったのはエジソンである。これの意味するところは、ひらめきは誰にでもあり、それを現実のものにするのは困難である。と言う事である。
月へいこうとするのに、ペットボトルでロケットを作ろうとする北川が面白く、そこが高ポイントです。
- ふもふも (採点:7)
- いい話だったのです。
それだけに一箇所目についてしまったのは残念です。
「こくうは」ってなんですか？
正解は「むくうは」です。
他の知識を引用するときは間違えないようにお願いします。
- Time (採点:5)
- さてさて、この話どんな点数が出るのか楽しみです。
なんとも言えないとはこういう事を言うんでしょうねぇ。
文章力は高い、構成も悪くない、私は思いました。
ただね…あんたら小中学生やないんやでと言いたい。
だって、バカだろ？
「月に行ってみたい＝ペットボトルロケット」
こういう発想が簡単に出てくる北川に、私はなんと言えばいいんだｗ
- Foolis (採点:7)
- ペットボトルのロケットですか。自分も中学生のころ飛ばしたことがあります。
結構楽しいですよね。
もう、７年前にもなるだなぁ（遠い目）
青臭いというかなんというかそういうまっすぐさ見たいなものを感じられて非常によかったです。
自分も北川の気持ちが痛いほど分かりますし。
これくらいなら正直許されてもいいと思いますしね。
よかったです。
- Longhorn (採点:9)
- いったい作者さんはのっぺりとしたKanonの空に、幾つのロケットを打ち上げるのだろう。
とりあえず僕の中で、このロケットは静止軌道上まで到達したのは間違いないです。
- 言之米 (採点:6)
- 不思議系北川。気だるげな雰囲気が良いといえば良い。
- 燃焼系オギノ式 (採点:1)
- もうなんちゅーか、ダメ。
＞まずペットボトルにシャコシャコと空気を入れる。
＞「ロケットの試射だよ」
＞ピストン
＞「さて。準備は良いか？」
＞「良いよー」
＞「よし。それでは……発射！」
＞突き刺さったまま
あははーっ、下品ですねー
ま、こんな風に曲解して楽しむくらいしかどうしようもないＳＳですが（笑）
＞俺は、今、月へ行きたいんだ
＞行けるわけ無いだろ、そんな玩具で
うわー、うわー、Ｙ談ＭＡＸですよ！
ご開帳ってやつですか！？
＞『時が解決してくれる』
ダメージ受けると使えるようになるまで数ヶ月かかることもあるそうですね。
便座に挟まれてしばらく不能になった人もいるとか。
＞俺にはどうして無駄な事をしちゃいけないのか、それが分からないだけなんだ
前戯と後戯のことでしょうか？
いや、子作りに結びつかない無意味な性のことを指してるのでしょうか？
ううむ……確かにそれは深い問題ですね。深いなあこのロケットＳＳ。
＞俺達の、それぞれの思いを乗せて。
＞どこまでも高く。
プラトニックセーーーーックス（謎）
＞思いっきりヒモを引っ張る。
ど、どんなプレイを！？
とりあえず、シリアスで固有名詞ネタ乱発はやめてください。
純粋に興ざめしますから。
で、普段私はＳＳは読ませてもらっているものと作者に敬意を払うようにしてますが……
最後まで読んでもらえただけありがたいと思って下さい。
こんぺじゃなかったら途中で既に読むの止めてます。
私はＫａｎｏｎのＳＳを見たくてこの『かのんＳＳこんぺ』の作品を読んでいるのです。
こんなくっだらねえ、どこかに転がってそうな一次創作を見に来たんじゃありません。
自分の表現力・構成不足をＫａｎｏｎに頼ってこんなもん書くのは止めてください。
人の褌で相撲を取るって言葉ご存知ですか？
少なくともかのんＳＳこんぺというＫａｎｏｎ二次創作における公の場に出す作品ではありません。
猥褻物陳列罪ものですね、このＳＳは。
キッド「月までブッ飛ばしてやるぜ！」
- あおき哲夫 (採点:9)
- ロケットの夏。小ネタ満載。ついでに青春も満載。
惜しい点をあげれば、ぶつぶつ文句言いながらも北川自身より楽しそうな三人を描写できていれば良かったかな。香里の絶叫が最高でした。
- 村瀬香奈 (採点:6)
- はじめまして。
……北川さんの愚直なバカさ加減（誉めてます）に１点。
あと一人称は「オレ」でお願い致します。点数には影響していません。
- はむ (採点:4)
- お月様ですか。ああ、月とすっぽんという言葉が思い浮かびました。何ででしょうね。内容は……まぁ悪くはないとは思います。ようするに、青春とか一生懸命にバカをやることを描いてるんでしょうが、まぁ失敗はしていないと思います。私にはちょっと臭いましたが。
- Liar (採点:4)
- 月に行ってみたい。
内容云々よりまずこのシンプルな願いに感銘を受けました。
ただ、ＫＡＮＯＮとしてこれを書く必要性はないと感じてしまったのでこの点数です。
- 鬼っ子ジェイ (採点:5)
- 内輪ネタが多すぎです。
- 辻音楽士 (採点:7)
- 実は、この手の話は大好きなんです。
- proofreader (採点:2)
- そこまでして北川がつくりたいんですか。というか、北川使って勝手な理論振りかざされても。しかもそれが、既出だったり。まあ、北川が祐一でも同じですが。しかも、みんなキャラ違うし。
十二国記読んでる人に、言いたくはありませんでしたが。
ちなみに、陸奥圓明流の奥義は、「むくうは」です。いや、それが作者氏の考えたオリジナルの技とかなら申し訳ない。どっちにしろ分からん人は分からんだろうけど。
- まこみし感想隊Ｒ (採点:8)
- 真琴「……あぅー、なんで月にこんなロケットで行こうとしたのよぅ」
美汐「それ自体は、まったく意味がないものでしょうね」
真琴「え？ そうなの？ だってずーっとロケット作って、最後に失敗してるわよぅ」
美汐「失敗すらも重要ではないのでしょう。重要なのは、北川さんがそれをやり遂げた、ということ」
真琴「でも失敗したら、意味ないわよぅ」
美汐「……真琴が……消える時」
真琴「！？」
美汐「消えると知っていて、でも相沢さんは何をしました？」
真琴「…………」
美汐「名雪さんや秋子さんは、どうでした？」
真琴「……うん」
美汐「それは真琴が消えた後、無駄になってしまうものでしたか？」
真琴「そんなことないっ！ ……あぅ……そか」
美汐「このお話の中で、香里さんも名雪さんも、そして相沢さんも大変な目にあって、
自分の行動を悔いているように見えました」
真琴「でも……じゃあなんで北川を手伝ったの？」
美汐「最初は単に、失敗を見届けるため、でしょうね。努力は無駄なことだ、ということを確認するためかもしれません」
真琴「うん……」
美汐「ですが最後、皆わかるのです。例え失敗しても、そこに費やした時間は――
経験は無駄ではないのだ、ということを」
真琴「あぅー、そんなところまで読めなかったわよぅ」
美汐「……実は半分くらい、妄想なのですけれどね」
真琴「えーっ！」
美汐「ですが私にはそう見えたものですから。筆者の人がどこまで意図されて書かれたのか、
それは私にも判りません」
真琴「あぅー、びっくりしたぁ」
美汐「気になる点があるすれば、少々説教くさかった所でしょうか」
真琴「北川の……ものろーぐっていうの？ あれがちょっとねー」
美汐「重要な部分を一人語りで終わらせるのは、損というものでしょう」
- ウンパス (採点:9)
- 「月に行きたい！」という願望から、このお話が始まっています。
無謀だと馬鹿にする美坂チームも、最終的には北川の手伝いをしている。
きっと北川のバカに引き込まれたのでしょう。
ただその際の表現がちょっと曖昧な気がします。
あと美坂の部室は出す必要もないと思いました。普通に空き部屋でいいと思うのですが・・・。
- 雪蛙 (採点:6)
- とっても素晴らしきほのぼの感が良かったです。
雪蛙も大学受験ドロップアウトした身なので妙に共感できるというか、同族意識ってやつでしょうか？
あせるのはわかるのですがやっぱり今楽しいのは今にしかないわけで。楽しそうな彼らの様子がはっきりと思い浮かんだり。
楽しいお話ありがとうございました。
- 竹仙人 (採点:6)
- えらく共感できて、だからのめりこんでしまった。北川、分かるぞ、そのキモチ！ ダメ人間！
ダメだってダメなりに生きているのさっ。
- R・S (採点:5)
- なんだかコメディなような気が。ところどころ小さい笑いが出てしまいました。
北川君の自己問答に共感できる部分はありますが、いかんせん漠然としすぎというか、伝わってこないというか、わかりませんでした。
- 柾人 (採点:6)
- 北川の自己完結的な独白ばかりで、物語としてはイマイチ。
ただその精一杯自分の意思を貫く北川の姿勢に青春を感じたので加点。
- Manuke (採点:6)
- 面白いとは思います。
無駄の極致でしかなくても、何かをやってみたい。そう思う気持ちは誰しも持っているのかもしれません。
（とゆーか、SSなんて書いてても無駄って言われかねないしね(^^;)）
ただ、北川君は諦めちゃってるんですね。本当に月へ行くということを。
それが何故か悲しく感じられました。
- Ryou (採点:9)
- 良いなぁ。青春だなぁ。羨ましいなぁ。馬鹿だなぁ。
そんな感じで、好きです。
- 歩人 (採点:6)
- こういうことを実際に実行すると正気を疑われますが、それとは別に、「何故無駄なことをしてはいけないのか」ということは自分もよく思うことです。まあ、個人的に言えば無駄かどうかはやってみないと分からないし、例え無駄でも、それはそれで別に良いのだろうとは思いますねぇ……。
なかなかに面白かった。月に行きたいからペットボトルロケットで数ヶ月費やすのはちょっと馬鹿馬鹿しすぎますが、まあ、楽しければ無駄でもなかったでしょうね……。
以上。
- K (採点:9)
- 以前、サンデーでやってたパスポートブルーが、好き
でした。と、よく分からないことを口にしたところで。
序盤は拙い文章だと想ったのですが、実にならない夢を
追いかけるという清清しさが、後半になるにつれ加速し
ていき、気付けば夢中で読み終えてました。
こういう感性を持ってる人は羨ましいです。
森博嗣ちっくな作品って大好きなのでした。
- 夏葵 (採点:9)
- 人間切羽詰まったときほど馬鹿な事をしたがるものですよね。本当に楽しそうな四人が最高でした。このとき、この場所でしか出来ないことを彼らはやったんですね。
- ちいーゆ (採点:7)
- 陸奥圓明流の奥義は『無空波』じゃい。あと『園名流』でもない！ それにしても、所々の小ネタは講○社ネタが多いですねぇ。1999年当時にはまだ存在していないはずのネタもありましたが、それはご愛嬌（笑）
それはさておき、正直言ってこういう話はかなり好きです。最初はちょっとアホな話かなぁと思ってたんですが、中々どうして爽やかな青春ストーリーになってますねぇ（やっぱりアホなんですけど）。とても上手く纏まった話だと思いました。
ただ、逆に上手く纏まっているが故に、私の目を引くような面白さが欠けているとも思えます。無難に手堅く造られている替わりに、鋭さがないような……まぁ話の雰囲気からしてこれで正解なんでしょうけどね。
かなり良かったです。けれど、これ以上高得点つけたい理由がないんです。もうしわけない。
- VAL (採点:5)
- さわやかだー……（何
内容はとにかくさわやかです。非常に印象はよかったです。
ただ、やっぱり唐突過ぎとは思います。
- ゆーえむ (採点:5)
- 北川が宇宙に行きたがるのが最近の流行なのでしょうか……和気藹々としたほのぼの美坂チームが私は好きなのですが、こんな感じに爛れた美坂チームも悪くないですねぇ。
- 投票者３．５回目 (採点:9)
- 打ち上げに成功するにしても失敗するにしても、最後にどうなるのかは予定調和な事が、不満でもあり、安心もします。
青春っていいなあ、と思いつつも、私の意見は石橋教諭や相沢祐一と同じなので、青いなあと思いました。
- じゅう (採点:2)
- カッコ悪い。
「月へ行きたいからロケットを作る」と豪語しつつ、
ちょっと友達から揶揄されただけで怒る北川がカッコ悪いです。
１９９７年、芸人のエスパー伊東さんが
同じようにペットボトルロケットを身体に装備して自ら空を飛んで見せましたが、
それぐらい真面目にやってくれないと（←それともこれがこの作品の元ネタ？）。
っていうか全然Kanonのかけらもないですね。
- 長森長 (採点:4)
- キャラクタの自分語りは、読者を共感させる。もしくは説得力を持たせ、読者を納得させる必要があると思います。
（わざと支離滅裂に書いて狂気を演出するなら別ですが）
残念ながら私には、この作品からはそのどちらをも感じ取ることが出来ませんでした。
所々に差し込まれている小ネタも、平坦な文体に疎外され、少し上滑りしている感を受けました。
| 投票数 99 : 単純平均点 6.61 |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | |
- 雨音 03/12/07 1:25 ＜作者＞
- ３３位〜♪
ちょっと残念ですが、それでも目標の５０位以内は確保していたので、嬉しいです♪
作品の内容については、読んでいただいたとおりです。
ツッコミがあったように、ＫＡＮＯＮのキャラを使った一次作品になっていた事に関しては、平謝りというか……（汗
ただ、言い訳させていただくと、ＫＡＮＯＮを全く無視した作品にはしていないつもりです。
舞台の設定がオールバッドエンド後で、祐一も名雪も香里も、挫折しています。
奇跡なんて起きなかったＫＡＮＯＮの世界で、誰も救われなかったけれど、それでも北川君が１つの救いを指し示しているのだと……。
まぁ、その辺りの描写がとことん抜けていたので、やっぱり言い訳なんですけどねぇ（汗
やはり、他を削ってでも結束イベントを入れるべきだったかと、反省しております。
さて……今回、小ネタを多少入れてみました。
小ネタは賛否両論あるとは分かっていましたが（全て分かってもらえるわけじゃないですしね）、それでも無理して入れてみました。
これはとある小説と、とあるＳＳを読んで、「あぁ、こういうのも良いなぁ〜」と感化されたためなのですが……
まだまだやりなれていないので、ちょっち露骨過ぎですね（苦笑
もうちょっとさりげなく、分かりやすいネタを入れられるようになれば良いのですが……。
ちなみに、「犀川助教授」か、「俺が王様だったら、絶対初勅でため息を禁止してやる」に反応した方、ご連絡待ってます（笑
一方で、ネタの仕掛けに失敗したのも……。
「陸奥園名流」じゃなくて「陸奥圓明流」で、しかも「こくうは」じゃなくて「むくうは」ですね。
ショック！！
マジミスしました。もう何年も前に読んだ作品だとは言え、ここまでしょっぱいミスをするとは！
ちゃんと確認するべきでした（涙
最後に。
コンペという機会をくださったいたちん様、そして読んでくださった皆様に、感謝いたします！！
……では、以降レスに移ります。
- 文月そら 03/12/07 4:2
- こんばんは、文月そらと申します。
僕は評価のみ（しかも半分くらい）で、感想参加してなかったんですが、今回、拙作に最も率直な感想を下さった雨音さんに、答礼ということで感想を書かせていただきに上がりました。
正直「お礼参りだぜげへへ〜」みたいな気分もなかったとはいえないんですが（こら
……いいお話でした。
森博嗣氏は、とくに犀川萌絵シリーズは僕も大好きです。
「人間だけが非生産的な行為に価値を見出す」
詩的私的ジャックの、この言葉をなんとなく思い出しました。
では、レス前に失礼しました。
- 仮面の男 03/12/07 4:48
- こんばんは、売った人です……じゃなかった。
仮面の男です。
感想に森博詞ちっくって書いた人間として、レスをしない訳には
いかないだろうということで。
犀川助教授、見た瞬間に吹き出しました。
ステキネタをありがとうございます。
また、それとは別に作品として、
とても気に入ったSSでもありました。
ということを、連絡しておきます。
それでは。
- 雨音 03/12/07 10:38 ＜作者＞
- 文月そらさん＞
こんにちは〜。どうも、初めまして。
文月さんの作品への感想……だいぶ長く書いてますが、半分以上は冗談ですので（ぉ
笑って赦していただけると、ありがたいです♪
（レスは後ほどそちらの掲示板で）
＞森博嗣氏は、とくに犀川萌絵シリーズは僕も大好きです。
仲間発見〜♪
えぇ、私もＳ＆Ｍシリーズの大ファンです。
最初に読んだのは随分前ですが、今でも読み返しますし、
犀川先生の名（たまに迷）台詞は、心に残っていたりします♪
どうもありがとうございまいた〜。
仮面の男さん＞
こんにちわ〜。
売られた男です（笑
＞犀川助教授、見た瞬間に吹き出しました。
＞ステキネタをありがとうございます。
こちらこそありがとうございます〜。
そう言っていただけると、無理してでも小ネタを入れたかいがあったのだと、ほっとさせられます。
今後は、仮面の男さんみたいにさりげなくできるよう、勉強します。
＞また、それとは別に作品として、
＞とても気に入ったSSでもありました。
今回も高くもないし低くも無いという、これはこれで困った順位なのですが、
一人でも「良かった」「気に入った」と言っていただけると、
まだまだ書いてみよう、って思わせてくれます。
どうもありがとうございました〜。
……個別レス、もう少し待ってください。
- 雨音 03/12/07 12:34 ＜作者＞
- 個別レス、一気にいきます！
すかいさん＞
＞「陸奥圓明流」が正解で「こくうは」じゃなくて「むくうは」です。
上でも書きましたが、マジ失敗でした。
うぅ〜、悲しいです〜。
荒野草途伸さん＞
＞中高生向けの体験会で、科学的探求心を育てるとかいうことでペットボトルロケットを飛ばしてたことがあったけど。よく考えれば、これで育つ探求心って、なんだか眉唾だよな・・・
探究心がどう動くかは分かりませんけど、その経験は無駄じゃないですよね。
北川君同様、そこで得たものは、１つも無駄になりません。
とらべるさん＞
＞北川の無駄な努力はしてはいけないのだろうか？という考えがよかったです。
そう言っても貰えると嬉しいです。
無駄だと理解していても、やっぱりそれに挑戦してみるって言うのは必要ですよね。
ジプシーさん＞
＞馬鹿みたいな夢を本気で望む。自分の将来なんて気にせずに、やりたいと思うことをやる北川に共感しました。
将来を全く気にしていないわけじゃないんですけどね。
むしろシビアな将来を理解しているから、今できる事をやろう、と思いいたったわけです。
高校三年生というかなり切羽詰った時期だからこそ、というつもりで書きました。
名無し＠デフォさん＞
＞いい最高
ありがとうございます♪
名無し＠デフォさん＞
＞そんな、今はツマンナイ大人に、ツマンナイ大人になるちょっと前の頃の気持ちを
＞思い出させてくれる作品だと思います。
ありがとうございます。
そうなんですよねぇ。私も高校時代、何もせずただ流されるままに生きていた人間だったので、こういう素敵な経験をする事もありませんでした。
そういう意味で、かなり貴重な時間を無駄にしてしまっているんだと思います。
ヤマタさん＞
＞いや、もうなんて言っていいやら。
＞青春！
青春です（笑
青春って良いですよね♪（オッサンの台詞だ）
春日 姫宮さん＞
＞でも、この作品の北川のようにハッキリと言わせてもらうなら借り物の言葉で蛮勇を誇っているように思えました。
「借り物」というのが何の借り物なのか良く分かりませんが、
別に蛮勇を誇らせたつもりはありませんでした。
というか、個人的に「蛮」勇という言葉を一番つけて欲しくなかったんですけどね（汗
う〜ん、やっぱり説明力不足ですか。
がんばります〜。
ＫＵＳＡＮＡＧＩさん＞
＞最後の台詞もポイント高いですね。
ありがとうございます♪
この部分が、共感して欲しいと期待した最大のポイントだったので、そう言っていただけて嬉しいです。
＞ただ北川の台詞に少し違和感を感じてしまいました。
あぅ……すみません。
もったいないことしちゃいました。
yusukeさん＞
＞構成がしっかりしているし、こういう気持ちにも共感できるので読んでいて身にしみました。
共感できましたか〜。
それはとても嬉しいです♪
構成については、ちょっとヤバイかなぁ〜と思っていたので、「しっかりしている」と言っていただけて、少しほっとしました。
＞しかし、ペットボトルロケットか〜
＞昔、私もやりましたよ。
……こんな作品を書いておきながら、実はペットボトルロケット作った事も、飛ぶところを生で見た事もない私……（ぉぉ
レンさん＞
＞なんつーか、自分も心から沸き上がってくるものを形にしたいと思いました
自分で書いておきながらなんですが、こういう自慰率の高い作品は批判の対象になるので、程ほどに……（死
でも、そう思っていただけたのなら、とても嬉しいです♪
名無し＠デフォさん＞
＞北川の馬鹿にため息をつきながらなぜか付き合ってしまう彼女……何だかいい関係ですね。
北川×香里派（もしくはその逆）ではないので、恋愛の要素は含めませんが、
こういうなんだかんだ言って、非常に近しい友達というのは、好きだったりするのです。
＞北川があまりに「自分語り」をしすぎです。
あぅあぅ。「自分語り」に関しては、私の癖です。
いつも、すき放題語らせちゃいます。
程ほどにすべきだと毎回思っていても、書いちゃうんですよねぇ〜。
情けない話で……精進します（涙
HQさん＞
＞…ことこの話では、激しく間違っているが。しかし、それもまたいいものなのだ。
努力の仕方に間違っているも何も無い、と思うのですよねぇ。
だから、「とりあえずやってみれ！」という形で、書かせていただきました。
電光刑事バンさん＞
＞月へいこうとするのに、ペットボトルでロケットを作ろうとする北川が面白く、そこが高ポイントです。
かなり荒唐無稽なのですが、それもまた高校生っぽくていいかなぁと。
面白おかしく読んでいただけたのなら、幸いです♪
ふもふもさん＞
＞他の知識を引用するときは間違えないようにお願いします。
あぅ〜。すみません（平謝り
うろ覚えの知識に頼るべきではなかったと、猛省しております。
ファンの方が見たら殺されそうな間違い方ですし……。
次からはちゃんと確認してから書くようにします。
Timeさん＞
＞だって、バカだろ？
＞「月に行ってみたい＝ペットボトルロケット」
確かにバカですね♪（苦笑
でも、最初に馬鹿だと言わせるように、そしてその後で馬鹿でも良いかもと思わせるように、書いたつもりだったのですが……やっぱりそうそう簡単にはいかないですね。
この辺り、思った以上に難しかったようで、もっと書き方を考えていかなきゃと、反省しております。
Foolisさん＞
＞青臭いというかなんというかそういうまっすぐさ見たいなものを感じられて非常によかったです。
青春です。青春なのですよ！（ぉ
いや、まぁそれはいいのですが。
共感していただけたのなら、ありがたいです。
Longhornさん＞
＞いったい作者さんはのっぺりとしたKanonの空に、幾つのロケットを打ち上げるのだろう。
＞とりあえず僕の中で、このロケットは静止軌道上まで到達したのは間違いないです。
月には届きませんでしたか（笑
いえ、でも静止軌道上までたどり着いたのなら、大成功ですよね♪
ありがとうございます。
言之米さん＞
＞不思議系北川。気だるげな雰囲気が良いといえば良い。
げふっ！（血
不思議系……ですか……。
確かに微妙に飄々とした風に書きましたが、不思議系と言われるとは思ってませんでした（滝汗
燃焼系オギノ式さん＞
う〜む。どうやら不快にさせてしまったようで、申し訳ありません。
一次創作になっていた点に関しては、まったくその通りで、猛省しております。
次の機会があれば、その時はＫＡＮＯＮなＫＡＮＯＮＳＳを読んでいただけるよう、ネタを練っておきます。
あおき哲夫さん＞
＞惜しい点をあげれば、ぶつぶつ文句言いながらも北川自身より楽しそうな三人を描写できていれば良かったかな。香里の絶叫が最高でした。
40ｋｂという制限の中で、出来る限り絞り込みたかったので北川君だけを書きましたが、
他三人に関してももう少し触れたほうが良かったですね。
詰め込めるだけの技量があればよかったのですが……（涙
村瀬香奈さん＞
＞……北川さんの愚直なバカさ加減（誉めてます）に１点。
愚直ですね（苦笑
それでも誉めていただけて、ありがたいです。
＞あと一人称は「オレ」でお願い致します。点数には影響していません。
他キャラに関しては相対表でチェックできたのですが、北川君の一人称が分からなくって……。
オレ、でしたか。次からは気をつけるようにします。
はむさん＞
＞私にはちょっと臭いましたが。
青臭さがあったのは仕様ですから（笑
ご容赦くださいませ。
Liarさん＞
＞ただ、ＫＡＮＯＮとしてこれを書く必要性はないと感じてしまったのでこの点数です。
必然性の無さに対するツッコミは、「ごもっとも」なだけにとても痛いです（涙
ＳＳを書く上で一番注意しなきゃいけなかった点ですからね。
これに関しては次の機会に。必ずちゃんとしたのを書かせていただきますので、どうかご容赦ください。
鬼っ子ジェイさん＞
＞内輪ネタが多すぎです。
内輪ネタ……というのは、私の言うところの小ネタですよね？
分からない人にとってはつまらないだけだと分かっていながら入れてしまいました。
申し訳ありません……。
辻音楽士さん＞
＞実は、この手の話は大好きなんです。
大好き、と言っていただけて、とても嬉しいです♪
ありがとうございます。
proofreaderさん＞
＞そこまでして北川がつくりたいんですか。というか、北川使って勝手な理論振りかざされても。
＞しかもそれが、既出だったり。まあ、北川が祐一でも同じですが。しかも、みんなキャラ違うし。
あぅ……これもつまりオリジナルな作品になってしまっていた、ということですよね。
申し訳ないです。
この手の作品は、合わない人にはとことん合わないと分かっていたんですけどね。
次回作をご期待ください、ということで、なんとか赦してください。
ちなみに……既出でしたか？
まぁ、既出はあんまり気にしていないんですけど。
文章かいてる限りは、どうしたって一度は引っかかるものですからね（苦笑
＞十二国記読んでる人に、言いたくはありませんでしたが。
十二国記読んでいる人、一人発見♪
まこみし感想隊Ｒさん＞
短編部門ですごく気になってた感想書きさんだったので、自分の作品にも感想を書いていただけて、なんだか妙に嬉しいです♪（笑
内容に関しては、そこまでしっかり読んでいただいて、非常にありがたいです。
（なんか、何度も表面だけを読んで感想書いて後で間違ってたことに気づく自分が本当に情けなくなるほどに……）
「語り」に関しては、他の方のレスでも書いたように、癖です。
どうやっても、抜けてくれません（涙
ウンパスさん＞
＞ただその際の表現がちょっと曖昧な気がします。
はい。曖昧でしたね。
完全に北川君の視点に偏った書き方をしてしまったので、その部分がまったく書けませんでした。
この辺り、もう少し考えるべきだったと反省しております。
＞あと美坂の部室は出す必要もないと思いました。普通に空き部屋でいいと思うのですが・・・。
あぅ……部室以外に使えそうな部屋が思いつかなかったので。
雪蛙さん＞
＞あせるのはわかるのですがやっぱり今楽しいのは今にしかないわけで。楽しそうな彼らの様子がはっきりと思い浮かんだり。
なんだかんだいってすごく楽しそうにしている四人を見ていただけたのなら、ありがたいです。
やっぱり、楽しいことは、楽しめるときに楽しまないといけませんよね♪
竹仙人さん＞
＞えらく共感できて、だからのめりこんでしまった。北川、分かるぞ、そのキモチ！ ダメ人間！
＞ダメだってダメなりに生きているのさっ。
そうです！ ダメ人間だって頑張ってるんです！！（ぉ
って、まぁそれはいいのですが。
共感できる部分があったのなら、幸いです♪
R・Sさん＞
＞なんだかコメディなような気が。ところどころ小さい笑いが出てしまいました。
笑いに関しては、最近完全に脳が死んでしまっているので、
小さくても、ところどころでも、笑ってもらえたのなら嬉しいです〜♪
＞北川君の自己問答に共感できる部分はありますが、いかんせん漠然としすぎというか、伝わってこないというか、わかりませんでした。
説明、弱かったでしょうか？
申し訳ありません〜。
柾人さん＞
＞北川の自己完結的な独白ばかりで、物語としてはイマイチ。
あぅ……また「語り」に対するツッコミ（涙
頑張って治すようにします。
Manukeさん＞
＞無駄の極致でしかなくても、何かをやってみたい。そう思う気持ちは誰しも持っているのかもしれません。
＞（とゆーか、SSなんて書いてても無駄って言われかねないしね(^^;)）
そう感じていただけたのなら、ありがたいです。
ＳＳに関しては……ノーコメントの方向で（笑
＞ただ、北川君は諦めちゃってるんですね。本当に月へ行くということを。
諦めちゃってます。
他キャラ同様、どれほど願っても叶わないことがある事を理解しています。
それでも、何もせずに終わってしまいたくない、と。
この辺り、ＫＡＮＯＮキャラに共通するものがあると思って書いたのですが……
でもやっぱり、ちょっと悲しい事でしたね。
Ryouさん＞
＞良いなぁ。青春だなぁ。羨ましいなぁ。馬鹿だなぁ。
＞そんな感じで、好きです。
こういうバカっぽさを好きと言っていただけて、嬉しいです♪
ありがとうございます。
歩人さん＞
＞なかなかに面白かった。月に行きたいからペットボトルロケットで数ヶ月費やすのはちょっと馬鹿馬鹿しすぎますが、まあ、楽しければ無駄でもなかったでしょうね……。
馬鹿馬鹿し過ぎましたか（汗
まぁ、皆楽しめたってことで……。
少しでも面白く感じていただけたようなので、ありがたいです。
Kさん＞
＞序盤は拙い文章だと想ったのですが、実にならない夢を
＞追いかけるという清清しさが、後半になるにつれ加速し
＞ていき、気付けば夢中で読み終えてました。
文章の拙さに関しては、まだまだ発展途上、ということで（苦笑
気持ちよく読んでもらえたのでしたら、今はそれで充分です。
＞森博嗣ちっくな作品って大好きなのでした。
仲間発見〜♪（勝手に仲間呼ばわりしたら失礼だろうに
夏葵さん＞
＞人間切羽詰まったときほど馬鹿な事をしたがるものですよね。本当に楽しそうな四人が最高でした。このとき、この場所でしか出来ないことを彼らはやったんですね。
高校三年生という設定じゃなきゃ、こんな作品書けませんね（苦笑
本当にこれが最後だからこそ、四人で一つのことができるんじゃないかと考えながら書きました。
ちいーゆさん＞
＞陸奥圓明流の奥義は『無空波』じゃい。あと『園名流』でもない！ それにしても、所々の小ネタは講○社ネタが多いですねぇ。1999年当時にはまだ存在していないはずのネタもありましたが、それはご愛嬌（笑）
すみませんすみませんすみません（平謝り
いやもうマジで！ 陸奥圓明流云々のミスは、死んでお詫びしたいほどです。
＞無難に手堅く造られている替わりに、鋭さがないような……まぁ話の雰囲気からしてこれで正解なんでしょうけどね。
鋭さ……。そうですね。そういう点で「これはっ！」と思わせるようなパワーは無かったように思います。
見せ方の勉強を、もっともっとしていきたいです。
＞かなり良かったです。けれど、これ以上高得点つけたい理由がないんです。もうしわけない。
いえいえ。上のトンデモビックリなミスがありながらも７点をいただけただけでありがたいです。
VALさん＞
＞内容はとにかくさわやかです。非常に印象はよかったです。
ありがとうございます〜。
唐突過ぎ……に関しては、容量制限の問題がありまして……（汗
それでもなんとか頑張ってみたのですが、詰め込めるだけの力量がありませんでした。
すみません。
投票者３．５回目さん＞
＞打ち上げに成功するにしても失敗するにしても、最後にどうなるのかは予定調和な事が、不満でもあり、安心もします。
打ち上げがどうなるかは、比較的読めた方は沢山いらっしゃったのではないでしょうか？
別段、意外な展開というのは意識せず、「お約束」を優先しました。
＞青春っていいなあ、と思いつつも、私の意見は石橋教諭や相沢祐一と同じなので、青いなあと思いました。
青いのも良いのです♪（笑
じゅうさん＞
＞「月へ行きたいからロケットを作る」と豪語しつつ、
＞ちょっと友達から揶揄されただけで怒る北川がカッコ悪いです。
怒ったり、迷ったりするのは、全て北川君の自信のなさからくるものですから、
格好悪いと言えば、まったくその通りですし、事実そういう風に書きました。
でも、だからこそのラストだったと思ってもらえれば嬉しいですね。
胸を張って堂々と宣言することが出来た彼は、もう怒ったりすることはなくなったわけですから。
＞っていうか全然Kanonのかけらもないですね。
あぅ……ごもっとも。
猛省しております（涙
長森長さん＞
＞キャラクタの自分語りは、読者を共感させる。もしくは説得力を持たせ、読者を納得させる必要があると思います。
共感してもらえるかどうかはその人しだいなのでなんとも言えませんが、
説得力に関しては、精進します。
どちらかというと共感を期待した作品でしたので、そういう意味ではあんまり変な説得力を出したくは無いのですが。
＞所々に差し込まれている小ネタも、平坦な文体に疎外され、少し上滑りしている感を受けました。
これは……全て私の経験不足からくる問題です。
小ネタを上手く使いこなせるよう、もっと勉強していきます。
総評としては、「青春っぽくて良かった」という高評価と、
「小ネタの使い方下手くそ（しかも間違ってる）」「語りすぎ」そして何より「ＫＡＮＯＮなＳＳを書け！」という叱責が分かれた形になりましたか。
「ＫＡＮＯＮなＳＳを書け！」という点に関しては、最悪、なんとかしたいです。
コンペという場で出すのなら、やっぱり重要ですからね。
これからも勉強していきたいと思います。
感想を下さった皆様、本当にありがとうございました！
ではでは〜。
- じゅう 03/12/08 21:59
- 雨音さん、こんばんは。突然おじゃましてすいません。
あんまりいい話題で来たわけではないのですけども失礼します。
初めに申し上げておきますと、私は数多くの感想人さんの中でも
特に雨音さんの感想がお気に入りです。愛があふれていて。
だから今回のこんぺでも、雨音さんが自分にどんな評価を下すかに注目していました。
結果は○○でした(笑)。
でもなぜか私は雨音さんのＳＳとは相性が悪いらしく月姫のときと共に低評価してしまいました。
皆さんの感想の中でも浮いているぐらい低いです。そこで再読してみました。
……で。その結果、かのんＳＳであるという点を無視して一般の青春ドラマとしてみた場合ならば４点、という評価です。
やっぱり低かったです。
本来私はこのテの話は好きなはずなのに何故私の心に響かなかったかというと、
やっぱり北川クンに好感が持てないというところにあるようです。
私がこの作品で一番よかったと思ったのは、
終盤なんだかんだ言いながら美坂チームの他の３人が北川クンに最終的には協力してくれるあたりからエンディングまでで、その友情にとてもさわやかな印象をうけました。
話が飛びますが、私はお笑い芸人という職業を尊敬しています。
人を楽しませるために真面目にふざけるところや、
他人から笑われる覚悟が出来ているところに敬意を表しています。
で、北川クンなんですけれども、鼻についたのが、月へ行くためのペットボトルロケットを作成している最中、
周りから直接的ないし間接的にバカと言われるたびにいちいち怒っているところです。
本気でやりたいことをやるつもりなら「バカにされる覚悟」ぐらいはしてほしい、と思いました。
また、北川クン本人の口から何度も「月に行くつもりだ」「本気だ」という言葉が出てきますが、どうしても本気だとは思えません。
まともな計画もたてず、苦手だからと計算もせず、とロクに努力もしていないクセに「努力が無駄なのか？」などという問いをするのは本末転倒です。
一生懸命にどうすればロケットは良く飛ぶのだろうか、と考えて工夫している姿の描写も無く、本気を疑います。
口先だけで本気だ、などと言うのは駄々っ子でもできます。バカは真面目にやってこそ意味のあるものと思います。
この作品と一番近いノリの作品で思い出したのが
マンガですけど天野こずえさんの「おさかな狂想曲」という作品です。
高３で受験生の水泳部の女子と男子のお話です。
テーマは全く同じです。ちょっと入手困難かもしれませんがもしめぐりあえたならばご一読いただきたいと思います。
- 雨音 03/12/09 21:46 ＜作者＞
- じゅうさん＞
こんばんわ〜。えっと、はじめまして、ですかね？
＞初めに申し上げておきますと、私は数多くの感想人さんの中でも
＞特に雨音さんの感想がお気に入りです。愛があふれていて。
あはは、ありがとうございます（苦笑
毎回微妙にピントのずれた感想で沢山の作者さんを困惑させているので、微妙に心苦しいです（ぉ
＞でもなぜか私は雨音さんのＳＳとは相性が悪いらしく月姫のときと共に低評価してしまいました。
それは……まぁそういうこともありますね。
雨音の書く作品は「いいんじゃないの？」と言ってくださる方もいる一方で、
嫌われている人にはとことん嫌われているようです（汗
なんとか沢山の人に楽しんでもらえるよう努力はしていますが、なかなか上手く行きません。
＞で、北川クンなんですけれども、鼻についたのが、月へ行くためのペットボトルロケットを作成している最中、
＞周りから直接的ないし間接的にバカと言われるたびにいちいち怒っているところです。
＞本気でやりたいことをやるつもりなら「バカにされる覚悟」ぐらいはしてほしい、と思いました。
これは……えっと、感想に対するレスでも書きましたが、意図的です。
この作品における北川君は、非常に意志が弱いです。
それは作中でも説明している（語らせている）通り、何もやり遂げたことの無い自分に対する不安からくるものです。
自分よりも正しい人間が居ること、自分よりも強い人間がいること、自分よりも上手い人間が居ること。
そのことを知っていて、敵わないと思っている北川君には、自分自身が考えて、行動にうつしたことが本当に正しいのか、何時だって不安に思っています。
もしかしたら自分は間違っているんじゃないのか、という不安が常にあるので、「正しいんだ」と胸を張って言うことが出来ず、だから怒るしかないんです。
自分に自信がないから、他人に認めてもらわないと、一歩も動けないのです。
「テロリストの論理」と語らせているのはそういう意味です。
自分のやっている事に自信があるのなら、胸を張って堂々としていれば良いのに、それが出来ず、
喧嘩をするわけでもなく、ただ自分の中で鬱屈した感情を高めていくしかない。
……そんなキャラで書きました。
（お笑い芸人だって、自信があるから他人から笑われる仕事をやってられるんじゃないでしょうか？
自分の天職がそれだ、と思えるからこそ、バカをやれるんだと思います）
また、
＞また、北川クン本人の口から何度も「月に行くつもりだ」「本気だ」という言葉が出てきますが、どうしても本気だとは思えません。
＞まともな計画もたてず、苦手だからと計算もせず、とロクに努力もしていないクセに「努力が無駄なのか？」などという問いをするのは本末転倒です。
＞一生懸命にどうすればロケットは良く飛ぶのだろうか、と考えて工夫している姿の描写も無く、本気を疑います。
これも北川君の自信のなさからくる行動です。
努力の仕方が分かってない。「月に行きたい」という気持ちはホンモノなのに、どういう風にやっていけばいいのか分からない。
どこか不真面目で、周囲に対して飄々と逃げるような理屈を並べ立てているのも、同様に。
心の中に沢山のものを抱えているのに、それを実際に口に出したり、行動に起こすことには臆病。
そんなキャラです。
ですから、駄々っ子という表現は、まさにその通りです。
非常に幼稚で、救いようの無い馬鹿です。
でも、だからこそのラストだ、と――いえ、正確にはラストのためのこの人格なのですが――私は考えて書きました。
そんな人格だからこそ、ラスト、警察と教師という高圧的な――高校生にとって一番自分の気持ちを吐露するのが難しい――相手に向かって、
胸を張って堂々と「月へ行ってみたかっただけだ！」と言えたことに意味が発生するのだと考えました。
努力は無駄にはならない、というのはそういう意味も含まれています。
友人達と過ごす貴重な時間……青春の時間を得られたのと同様に、
掛け替えの無い、何かをやり遂げた自分に対する自信を手に入れられた……と。
これは、北川君の成長の物語でもあります。
ついでにいうと、一番最初の作者あとがきで、
＞奇跡なんて起きなかったＫＡＮＯＮの世界で、誰も救われなかったけれど、それでも北川君が１つの救いを指し示しているのだと……。
と書かせていただいてますが、この『救い』というのは、北川君が見せた成長のことです。
誰も救われなかったとしても、祐一たちは何も得られなかったわけじゃない、と。
というわけなので、じゅうさんが感じた北川君に対する憤りや不快感は、
こちらの意図したもので、ラストのための伏線だったのです。
……だったのですが……。
伝えきれない可能性は覚悟していましたが、まさかここまで伝わらないものだとは（じゅうさんに限らず、どれだけの人にそこまで理解してもらえたでしょうか？）、正直思っていませんでした。
これは完全に私の技量不足です。
いつも何故か、肝心な部分の説明が抜けてしまうのですよねぇ。
見せ方、の勉強は頑張っているのですが……なかなか上手くいってくれません。
……いえ、それに。正直な話、こんな説明をしても共感を持って貰えない人には、一生共感を持って貰えないだろうという覚悟をもっています。
「嫌いな人はとことん嫌い」というのは、まさにこういうところからきてるんでしょうねぇ（滝汗
まぁ、しかし。
こんな説明にはそれほど意味はありません。
これは私が目指すものであり、また、いつか本当の意味で使ってみたい言葉ですが……
『読んで、感じたものが、その作品の意味です』
まだまだこの言葉を本当の意味で使えるほどの技量はありませんが、一応この場で使わせていただきます。
＞マンガですけど天野こずえさんの「おさかな狂想曲」という作品です。
天野こずえさん、というと真っ先に「クレセントノイズ」を思い出します（笑
他作品は全く読んでないので、その作品も読んでいませんが。
古本屋で運良く出会える機会があれば、読んでみることにします。
でわでわ〜。どうもありがとうございました♪
戻る