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投票結果
- Foolis (採点:8)
- 不思議な世界、というものを堪能させてくれる作品でした。
読んでいてすごく心地がいい作品でした。
というか本当に描写が巧い。
ただ、不満をあげさせてもらうなら、大体想像はつくが、なぜ、祐一がこのような状態になったのか分からないことですね。
ちょっとそこが引っかかりました。
あと、これは欠点ではなく感想なんですが、祐一が見ている夢を覚ます存在は何者でしょうか？
それとも、彼は自分から目を覚ますのでしょうか？
……そんなことをふと考えました。
- たぶー (採点:4)
- 何が言いたいのかがいまいち。女性は、さゆりさんでしょうか？祐一は魔物にやられ、
少女はあゆで、とりが舞？
- 電光刑事バン (採点:8)
- ストーリーとしては悪くないと思います。
基本的には夢オチネタです。
- 燃焼系オギノ式 (採点:1)
- なるほど……そういう事ですか。なんちゃって。
あえて理解しなかったことにしときましょう。
多分私の理解で合ってるとは思いますが、そんな適当な理解で評価したら作家さんがかわいそうですよね？（笑）
なんでまあ、Ｋａｎｏｎでこうも面白みのない物を書こうとされるのかさっぱりです。
自己完結、場違いな表現方式、お茶濁し、原作寄生。
君達はでこぼこだ。余計なものが多すぎる。
ただ。ひとつ。
Ｋａｎｏｎへの崇敬さえあればいいはずだ
二次創作ですらいられぬのならば
今 ここでもろとも先に逝け
＞「……なんでそんなこと訊くんだ？ それに結構恥ずかしいこと言ってるぞ？」
＞「だ、だからっ、変な質問っていったよっ！」
＞顔を真っ赤にして拳を振り回す。それを見て、祐一は爆笑した。
どこに爆笑する要素があるのやら。ご大層な痔の文のおかげで今更大袈裟なことを言ってるようにも思えず。これが恥ずかしいなら、この作品の痔の文読んでるほうが恥ずかしいですね。
小賢しい詐欺師みたいな文章書いてないで、人が読んで分かるような話をまず書いてください。
不条理や電波にしてもこれは全く面白みがない、『無効』です。
- proofreader (採点:5)
- うーむ……。はっきりしないなあ。
なんとなく分からない気がしないでもないけど。Kanonあんまり関係なくもあるし。
シリアスってーよりは、どっちかってーとダークかも？
- はむ (採点:2)
- 情景描写、とにかく情景描写で塗り固められていて作品が散漫になっている印象があります。シリアスにもかかわらずラストの文で何も感じないのは問題だと思います。見かけの文章はいいとは思いましたが、内容は評価できませんでした。
- 言之米 (採点:3)
- あ〜・・・何言いたいのか解らんです。
読解能力なくですまそ。
- 鬼っ子ジェイ (採点:3)
- ん？わかりません。
- 春日 姫宮 (採点:7)
- 美しい描写が映えていました。が、それに比してセリフがあまりに陳腐。これでは狂言廻しとしか言えません。
Kanon（ＡＩＲ？）らしい雰囲気を構築していたのは高く評価しますが、やや分かりづらいです。
色々と言いましたが、この作品、好きです。
- Liar (採点:9)
- 美しい表現が光る、非常に完成度の高い作品だと思います。
ただ、作品中の現実世界で、舞はどうしているのか気になりました。
- 荒野草途伸 (採点:9)
- これはまた・・・文学的な作品ですね。
- 雪蛙 (採点:4)
- 話の前と回想、回想と後がつながりませんでした。回想が差し挟まれたから祐一に何が起こったか分かるわけでもなくただ「自由がいいか、籠の中がいいか」という問いを見せるだけのものになっていて寂しく感じました。
あゆが出てきたのもちょっと？でした。あゆ＝天使だからあゆに鳥の話をさせたのかなと。もしそうだとしたらちょっと使われすぎたネタかなと思います。
地の文は良かったです。拭いたタオルが汚れるなど相当の時間の経過が窺えましたし。しかしやはり時間の経過を表現しただから、なぜ祐一が病院で寝たきりになっているのかを見せてもらいたかったです。
- 雨音 (採点:6)
- 最初、何がなんだかさっぱり分からなかったのですが、
もう一度読み直してみて、「なるほど」と。
このネタそのものはすごく面白いと思うのですが、
全体的に、抽象的に書きすぎだと思いました。
もうすこし、「少女」の直接的な感情がハッキリとした形で書かれていても、良かったと思います。
っていうか、それがないから、分かり辛くて、いまいち盛り上がれなかったんだと……。
また、余計な描写が多すぎですよ。
「一輪のコスモス」が何度も出てきたり、ＵＦＯキャッチャーについて懇切丁寧に説明してたり。
そんな描写は必要ありませんから（苦笑
あと、ツッコミを少々。
＞森。と真っ白な世界の息吹が止まる。
？？？
……シン？
＞「今日も元気はいいですか？」
こんな英文の直訳のような挨拶する人は見たことありません。
＞女性は汗をぬぐう真似をして、青年の頬にタオルをあてた。
真似って。汗はぬぐわなかったんですね……。
- まこみし感想隊Ｒ (採点:5)
- 美汐「……大方、予想通りでしたか」
真琴「あぅー、えーと、ベッドに寝てる祐一が本物で、舞と佐祐理と一緒に暮らしてる祐一は夢の中、でしょ」
美汐「そうですね。おそらく魔物との戦いで、舞さんは死亡、相沢さんは眠りについたまま――
あの、三人で暮らす夢を見たまま起きない、といったところでしょうか」
真琴「じゃあこの少女、って誰なの？ あぅ、現実の方で、佐祐理じゃなくて、最後に翼が生えて飛んでく方」
美汐「可能性として舞さん――まいさんかもしれませんが――とあゆさんが考えられますが、
おそらくあゆさんでしょう。もちろん、魂だけの存在……幽霊のようなものでしょうね」
真琴「あれ？ そうなんだ。舞かと思ったのに」
美汐「舞さんだったら佐祐理さんに対しても反応するでしょう。それに夢の中の情景でも、
あゆさんの言葉によってイメージが変わったりしていますからね」
真琴「そっかぁ……。やっぱり羽、っていうとあゆ、って感じ、するしね」
美汐「あゆさんは見守っているのでしょう。相沢さんが目覚めるまで――
つまり、籠の中から出ても良いと思えるようになるまで。夢の世界に介入しつつ」
真琴「ふーん。そうなんだぁ。ヘンな設定のお話ー」
美汐「そうですか？ 面白かったですけれどもね。ただ、いくつか解らない描写があって、困っていますが」
真琴「え？ 美汐が解らないのなんてあるんだ」
美汐「一つは、ホオズキの香りはなんだったのか。少女と鳥のダンスは何を意味していたのか」
真琴「最後のシーン、見た目は綺麗そうだけどね」
美汐「これだけの話ですから、何か意味はあるのかと思ったのですが……どうでしょう？」
- 柾人 (採点:7)
- 作品の雰囲気が凄く良い。
文章力も高く、地の文章がただの描写でなく『魅せる』ものになっている。
ただ祐一が昏睡している理由や、女性の正体についてなど作中の不透明な部分において不可解な点が多い。
祐一は胸に傷を負っているようだが、それは舞と魔物の戦いでうけたものなのか。
女性の正体は何物なのか。あゆだとしたら半年で口調が変わりすぎなのではないか。
そういった謎の部分が上手く辻褄合うように補完することが出来ず、どうもすっきりしなかった。
- delta-pj (採点:1)
- ？？？理解不能・意味不明。
- HQ (採点:5)
- 意識不明の患者への付添い人の思い出話…に見えるが、ひょっとしたら違うものなんだろうか？
なんとなく「現実」部分と「過去回想」部分がかみ合ってないように見える。
- Manuke (採点:8)
- 物悲しい雰囲気が良い作品ですね。描写も丁寧で読み応えがあります。
ただ、いくつか気になる点もありました。
まず、祐一は佐祐理さんに対して敬語を使いません。このせいで、他人行儀な印象を受けます。
それから、『舞の顔も、歓喜一色に変化する』という記述も違和感。
前段で、相変わらず舞が無表情（『見るものが見れば、微妙に舞の表情が動いているのはわかる』程度）と言及されていますから特に。
鍋のやりとりもちょっと疑問でした。確かに鍋は温まりますが、夏には食べないものというほどでもないような……。
（と言うか、私は食べます(笑)）
また、『それに、肉と野菜だけとはなんとも滑稽なセリフだ』の部分が分かりません。
私の読み取りが甘いせいかもしれませんけれど。
- Ryou (採点:7)
- さすがに抽象的、暗示的過ぎるような気がします（苦笑
いえ、嫌いではないですが。
- 吐迄宴 (採点:5)
- 掴みの雰囲気がいいですね。その色彩感覚と"騒がしい"静寂が特に効果的だと思います。
日常の中にあってもそれが時折混じる辺りには、思わず息を呑まされてしまいます。
しかし、その情景の美しさを表現しきれていたかどうかちょっと疑問にも思ったり。
描かれた情景そのものは美しい(はず)なのに、それを描くはずの文章に難があるような気がします。
一言で済ましますと……とかく文章がクドイ。
情景はシンプルで極彩色でもなければ、賑やかでもない。なのに、これだけの文章量になるというのは
あまりテンポが良いようには思えませんでした。
敢えてそうしたもどかしいテンポを狙ったのかも知れませんが、良い間を生むというよりは
大量の無駄を生んでしまったような気がして多少イライラさせられてしまいました。
話の内容は新味はないものの、破綻もなく纏まっていてなかなか面白かったと思います。
特に籠の中の鳥を望む祐一にはゾクリとさせられてしまいました。
誰もが持っているであろう、幸せな幻想或いは過去への逃避の願望を指摘するなかなかにショッキングな
場面ではなかったかと思います。……私だけかも(汗
- 広坂美芳 (採点:7)
- どうして祐一が入院しているのか、とか。その説明が一切無いようだけど。
その欠落が却って、この作品に流れる雰囲気を支えているように思える。
蝉の鳴き声が繰り返されるのが効果的。
- じゅう (採点:3)
- 現実なのか比喩なのか幻想なのか解らない状況描写が混ざり合って、
よくわからないお話でした。
- K (採点:3)
- 書きたいことは分かるのですが、物語の構成が甘いため、
全体的にちぐはぐでしまりのないお話になってました。
ラストのサプライズを演出する話は総じて、全体の構成を
綿密に計算する必要があるのに、それを怠っている印象が
強かったです。
- ちいーゆ (採点:4)
- 文章自体って、話を伝え易くするのには勿論重要なんだけど、話の面白さ自体には全く関係ないんだよなぁ、ということを思いました。
楽しみどころがわからないSSの評価は難しいです。
- VAL (採点:2)
- 理解できませんでした。ごめんなさい。
- 歩人 (採点:6)
- 哀愁漂う作品。祐一は幸せな夢を見ているわけですね。良い作品です。
| 投票数 81 : 単純平均点 5.15 |
| 10点 | 0 |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | |
- TANUKIN 03/12/07 5:46 ＜作者＞
皆様初めまして。
おはようございます、作者のＴＡＮＵＫＩＮです。
この度はFoolis様を筆頭に、計二十六名の読者様方。
点数以外にも感想をお付け頂き誠にありがとうございます。
また、採点してくださった計八十一名の読者様方。
そして、採点はなさらなかったけれども、読んでくださった皆様にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
私用のため、今の時間帯個々のレスはできそうにありません。
誠に勝手ながら、個々のレスは私用が終わり次第とさせていただきます。
実は、初出場で六十一位も取れたことが嬉しくて仕方ありません。すごく歓喜してます（笑
短いですが、これを持ちまして挨拶とさせていただきます。
- TANUKIN 03/12/07 18:53 ＜作者＞
私用が終わりましたので、レスにうつりたいと思います。
待っていないかもしれませんが、長らくお待たせしました。
＞Foolis 様
初めまして。
八点もの高評価、ありがとうございます。
＞不思議な世界、というものを堪能させてくれる作品でした。
＞読んでいてすごく心地がいい作品でした。
＞というか本当に描写が巧い。
お褒め頂き恐悦至極にございます。
心地が良いと言われたのは初めてですので、本当に嬉しいです。
世界というものを感じていただけたのなら、満足でございます。
＞ただ、不満をあげさせてもらうなら、大体想像はつくが、なぜ、祐一がこのような状態になったのか分からないことですね。
＞ちょっとそこが引っかかりました。
ここは敢えて明確にせずにいました。
言い方だけはいいですが、ヒントをもとにして読者様のご想像にお任せするという手法をとってみました。
人任せとなる手法なのと、私がそれほどの筆力を持っていないために行ったため、愚策となってしまったようです。
＞あと、これは欠点ではなく感想なんですが、祐一が見ている夢を覚ます存在は何者でしょうか？
＞それとも、彼は自分から目を覚ますのでしょうか？
＞……そんなことをふと考えました。
これは籠を御考え下さい。
最後のセリフに、『自由の〜』といれました。
いつか目覚めたいとおもうその時まで。ずっと守っていこうという意図です。
ですから、答えと致しましては、どちらともいえない。ということになってしまうかもしれません。
＞たぶー様
初めまして。四点との評価、ありがとうございます。
＞何が言いたいのかがいまいち。
単に私の読ませようとする力が足りなかったようです。もっと精進いたしたいと思います。
＞女性は、さゆりさんでしょうか？祐一は魔物にやられ、少女はあゆで、とりが舞？
はい、たぶー様の御考えで会っております。
ただ、とりの一点だけは少し違うとだけ言わせて貰います。近いですが少しだけ違います。
＞電光刑事バン様
初めまして。八点との高評価ありがとうございます。
＞ストーリーとしては悪くないと思います。
ありがとうございます。そのようなお言葉が本当に嬉しいです。
＞基本的には夢オチネタです。
はい、夢オチネタをとらせて頂きました。
これが私の考える夢オチネタとなっています。
＞燃焼系オギノ式様
初めまして。一点との評価、ありがとうございます。
＞なるほど……そういう事ですか。なんちゃって。
＞あえて理解しなかったことにしときましょう。
＞多分私の理解で合ってるとは思いますが、そんな適当な理解で評価したら作家さんがかわいそうですよね？（笑）
＞なんでまあ、Ｋａｎｏｎでこうも面白みのない物を書こうとされるのかさっぱりです。
＞自己完結、場違いな表現方式、お茶濁し、原作寄生。
＞君達はでこぼこだ。余計なものが多すぎる。
＞ただ。ひとつ。
＞Ｋａｎｏｎへの崇敬さえあればいいはずだ
＞二次創作ですらいられぬのならば
＞今 ここでもろとも先に逝け
＞「……なんでそんなこと訊くんだ？ それに結構恥ずかしいこと言ってるぞ？」
＞「だ、だからっ、変な質問っていったよっ！」
＞顔を真っ赤にして拳を振り回す。それを見て、祐一は爆笑した。
＞どこに爆笑する要素があるのやら。ご大層な痔の文のおかげで今更大袈裟なことを言ってるようにも思えず。これが恥ずかしいなら
、この作品の痔の文読んでるほうが恥ずかしいですね。
＞小賢しい詐欺師みたいな文章書いてないで、人が読んで分かるような話をまず書いてください。
＞不条理や電波にしてもこれは全く面白みがない、『無効』です。
価値観の違いでしょうか……ともあれ、その御考えを今後の糧とさせていただきます。
『無効』とまで仰っている作品に一点をつけていただきありがとうございました。
＞proofreader様
初めまして。五点との評価ありがとうございます。
＞うーむ……。はっきりしないなあ。
私の『読もう』とさせる文章力不足の結果だと思われます。
＞なんとなく分からない気がしないでもないけど。Kanonあんまり関係なくもあるし。
そうでしょうか？
Ｋａｎｏｎがなければそもそも成り立たない話だと私は思っておりますが。
アフターストーリーとして書いたつもりでした。
＞シリアスってーよりは、どっちかってーとダークかも？
そう考えなくもなかったですが、私がシリアスだと思い、シリアスとして書いたのでシリアスとして登録させていただきました。
＞はむ様
初めまして。二点との評価、ありがとうございます。
＞情景描写、とにかく情景描写で塗り固められていて作品が散漫になっている印象があります。
なるほど。その点につきましては、私の考えは全く及びませんでした。
確かに情景描写で塗り固められてる節がありますね。ご忠告ありがとうございます。
＞シリアスにもかかわらずラストの文で何も感じないのは問題だと思います。見かけの文章はいいとは思いましたが、内容は評価でき
ませんでした。
見かけの文章というお言葉は少々キツく、的を得たお言葉ですが、『いい』という評価ありがとうございます。
今度は、内容も評価のできる作品を頑張ってみたいと思います。
＞言之米様
初めまして。三点との評価、ありがとうございます。
＞あ〜・・・何言いたいのか解らんです。
＞読解能力なくですまそ。
上記でも語っておりますが、単に私の『読もう』とさせる筆力に問題があるようです。
読んでくださり、誠にありがとうございました。
＞鬼っ子ジェイ様
初めまして。三点との評価、ありがとうございます。
＞ん？わかりません。
何度も同じことを言いますが、単に私の能力不足です。
読んでくださり、誠にありがとうございました。
一度区切らせていただきます。
- TANUKIN 03/12/07 18:54 ＜作者＞
続きとなります。
＞春日 姫宮 様
初めまして。七点との高評価、ありがとうございます。
＞美しい描写が映えていました。が、それに比してセリフがあまりに陳腐。これでは狂言廻しとしか言えません。
美しい描写との褒め言葉、ありがとうございます。
セリフが陳腐と感じられたのは、私ができるだけ小難しいことを語らせようとさせなかったかもしれません。
描きたかったのは、夢の日常でしたから。
できるだけ日常的な、飾らないセリフを言わせたかったという考えでした。狂言廻しと言われても仕方ないのでしょう。
＞Kanon（ＡＩＲ？）らしい雰囲気を構築していたのは高く評価しますが、やや分かりづらいです。
やはりわかりづらかったですか。これでもわかりやすいように色々と入れてみたのですが……あ、そこがわかりづらくなっていたのか
もしれませんね（汗
＞色々と言いましたが、この作品、好きです。
そのお言葉だけで喜びにたえません。ありがとうございます。
＞Liar様
初めまして。九点との高評価、ありがとうございます。
＞美しい表現が光る、非常に完成度の高い作品だと思います。
お褒めの言葉、誠にありがとうございます。
特に、美しい表現が光る、という言葉はとても嬉しいです。
＞ただ、作品中の現実世界で、舞はどうしているのか気になりました。
それにつきましては、簡単に言えば死を迎えております。
少し後根拠等を少しばかり語りたいと思いますので、お手数ですが、そこを御覧になってください。
＞荒野草途伸様
初めまして。九点との高評価、ありがとうございます。
＞これはまた・・・文学的な作品ですね。
褒め言葉として受け取っていいのですよね？
ふ、不快になられたのならすみません。文学的といわれても実感がわかないもので（汗
高評価、誠にありがとうございます。
＞雪蛙様
初めまして。四点との評価、ありがとうございます。
＞話の前と回想、回想と後がつながりませんでした。回想が差し挟まれたから祐一に何が起こったか分かるわけでもなくただ「自由が
いいか、籠の中がいいか」という問いを見せるだけのものになっていて寂しく感じました。
寂しく感じた。というご意見に関して言えば、思い当たる節があり気まずいものがあります。
確かに、それだけのシーンとなっている可能性が高かったですね。もう少し強化したほうがよかったようです。
ただ、何を持ちまして『回想』と表現なされているのかが少しわかりませんでした。
文字通り『回想』と意味で捉えることになったならば、私の力量不足でした。
『回想』が夢の世界である、という捉え方ならば、何もいうことはありません。
＞あゆが出てきたのもちょっと？でした。あゆ＝天使だからあゆに鳥の話をさせたのかなと。もしそうだとしたらちょっと使われすぎ
たネタかなと思います。
それは少し違います。あゆは夢の世界の支配者――といえば聞こえは悪いですが、祐一を守っているのです。
あゆがとりの話をしたのは、祐一の意思を確かめるため。ただし、鳥が介入してきたのはイレギュラーでしたが。あゆはＵＦＯキャッ
チャーのところから、夢を動かしていたとご理解下さい。
＞地の文は良かったです。拭いたタオルが汚れるなど相当の時間の経過が窺えましたし。しかしやはり時間の経過を表現しただから、
なぜ祐一が病院で寝たきりになっているのかを見せてもらいたかったです。
お褒め頂きありがとうございます。
上記でも語りましたが、祐一が病院で寝たきりになっている理由は敢えてぼかしました。
それが最善だと私には思えたからです。
＞雨音様
初めまして。六点との評価、ありがとうございます。
＞最初、何がなんだかさっぱり分からなかったのですが、もう一度読み直してみて、「なるほど」と。
＞このネタそのものはすごく面白いと思うのですが、全体的に、抽象的に書きすぎだと思いました。
やはり抽象的に書きすぎでしたか。
私にもその危惧はありました。大きいものを少しでもわかりやすくするために、小さいものを増やしたのが原因なのでしょうね。
小細工をしたのが失敗だったのかもしれません。
＞もうすこし、「少女」の直接的な感情がハッキリとした形で書かれていても、良かったと思います。
＞っていうか、それがないから、分かり辛くて、いまいち盛り上がれなかったんだと……。
なるほど。もう少し直積的な感情をハッキリと、ですか。
貴重なご意見をありがとうございます。直接的、ですか……一考してみます。
＞また、余計な描写が多すぎですよ。
＞「一輪のコスモス」が何度も出てきたり、ＵＦＯキャッチャーについて懇切丁寧に説明してたり。
＞そんな描写は必要ありませんから（苦笑
余計。といわれればそれで終わってしまいますが、少しこだわりをいれてみました。
まず、『一輪のコスモス』ですが、これは『コスモスの花』との対比を狙ってのこだわりでした。
『一輪のコスモス』と捨てられた『コスモスの花』は違うのだぞ、と主張したかったものでした。
しかし、思えば『一輪』を外し、『コスモス』と『コスモスの花』にすれば少しだけクドさがなくなったかもしれませんね。
ＵＦＯキャッチャーにおいても、少しだけこだわりを入れてみました。
ささやか過ぎて感じられないと思いますが（これは完全に私のミスです）、『何故か巧くいく』というのを隠したかったためにうだう
だ語りました。
やはりそこがクドサにつながり、そして余計な描写に繋がったのでしょうね。
これからはもっと精進いたしたいと思います。
＞あと、ツッコミを少々。
すこしだけビクビクさせていただきます。
＞＞森。と真っ白な世界の息吹が止まる。
＞？？？
＞……シン？
森の静けさと、しんとした静けさ。
この二つをかけて、森。と真っ白な〜と表現させていただきました。
＞＞「今日も元気はいいですか？」
＞こんな英文の直訳のような挨拶する人は見たことありません。
これは私の不手際です。申し訳ございません。何度も読み直したにかかわらず発見できませんでした。
＞＞女性は汗をぬぐう真似をして、青年の頬にタオルをあてた。
＞真似って。汗はぬぐわなかったんですね……。
はい、ぬぐいはしませんでした。
少し疲れたな、ということを表現したかったのですが、どうにもつながりが悪くなっていたようです。
重ね重ね申し訳ございません。
ご指摘等。誠にありがとうございました。
＞まこみし感想隊Ｒ様
初めまして。五点という評価、ありがとうございます。
＞美汐「……大方、予想通りでしたか」
＞真琴「あぅー、えーと、ベッドに寝てる祐一が本物で、舞と佐祐理と一緒に暮らしてる祐一は夢の中、でしょ」
＞美汐「そうですね。おそらく魔物との戦いで、舞さんは死亡、相沢さんは眠りについたまま――
あの、三人で暮らす夢を見たまま起きない、といったところでしょうか」
＞真琴「じゃあこの少女、って誰なの？ あぅ、現実の方で、佐祐理じゃなくて、最後に翼が生えて飛んでく方」
＞美汐「可能性として舞さん――まいさんかもしれませんが――とあゆさんが考えられますが、
おそらくあゆさんでしょう。もちろん、魂だけの存在……幽霊のようなものでしょうね」
＞真琴「あれ？ そうなんだ。舞かと思ったのに」
＞美汐「舞さんだったら佐祐理さんに対しても反応するでしょう。それに夢の中の情景でも、
あゆさんの言葉によってイメージが変わったりしていますからね」
＞真琴「そっかぁ……。やっぱり羽、っていうとあゆ、って感じ、するしね」
＞美汐「あゆさんは見守っているのでしょう。相沢さんが目覚めるまで――
つまり、籠の中から出ても良いと思えるようになるまで。夢の世界に介入しつつ」
＞真琴「ふーん。そうなんだぁ。ヘンな設定のお話ー」
＞美汐「そうですか？ 面白かったですけれどもね。ただ、いくつか解らない描写があって、困っていますが」
＞真琴「え？ 美汐が解らないのなんてあるんだ」
＞美汐「一つは、ホオズキの香りはなんだったのか。少女と鳥のダンスは何を意味していたのか」
＞真琴「最後のシーン、見た目は綺麗そうだけどね」
＞美汐「これだけの話ですから、何か意味はあるのかと思ったのですが……どうでしょう？」
お見事な読みです。脱帽です。まこみし様の読みで、見事に的中なされております。
これだけ読んでくださったら、作者冥利に尽きます。もう一度、お礼を言わせてください。
ありがとうございます。
では、僭越ながら、少しだけ解説をいたしたいと思います。
ホオズキという花は、盆に添えられる花とされており、夢の世界・現実世界ともに、夏の話であります。
夏ということは、盆があります。そこで、ホオズキの香りなのです。
盆の時期のホオズキ。その香り。何を指しているかは――かたらないでよいと自分で思っています。
次に、鳥とのダンスですが。
これの意味するところは、言葉にしにくいのですが、鳥の『訴え』です。
鳥が何を指すのかは……御考え通りだとおもいますので、伏せておきます。
非常にわかりづらい話となってしまい、恐縮ですが、質問に対してはこれが答えとなります。
最後のシーンがどこを指しているのかがわかりにくいので……これはダンスでよかったのでしょうか？（汗
間違っていたのなら、ご指摘くださいませ。
もう一度、区切ります。
- TANUKIN 03/12/07 18:57 ＜作者＞
最後です。
＞吐迄宴様
初めまして。五点との評価、ありがとうございます。
＞掴みの雰囲気がいいですね。その色彩感覚と"騒がしい"静寂が特に効果的だと思います。
＞日常の中にあってもそれが時折混じる辺りには、思わず息を呑まされてしまいます。
すごく苦労したところですので、お褒め頂きありがとうございます。
他のところよりは少しだけ力を入れてみたところです。
＞しかし、その情景の美しさを表現しきれていたかどうかちょっと疑問にも思ったり。
＞描かれた情景そのものは美しい(はず)なのに、それを描くはずの文章に難があるような気がします。
＞一言で済ましますと……とかく文章がクドイ。
＞情景はシンプルで極彩色でもなければ、賑やかでもない。なのに、これだけの文章量になるというのは
＞あまりテンポが良いようには思えませんでした。
＞敢えてそうしたもどかしいテンポを狙ったのかも知れませんが、良い間を生むというよりは
＞大量の無駄を生んでしまったような気がして多少イライラさせられてしまいました。
大変的確なお言葉です。
はい、その通りです。文章がクドイ。
私のSSの致命的な弱点となっているものです。
イライラなされるのも無理がございません。
ご指摘を心にとどめ、改善できるように頑張りたいと思います。
＞話の内容は新味はないものの、破綻もなく纏まっていてなかなか面白かったと思います。
＞特に籠の中の鳥を望む祐一にはゾクリとさせられてしまいました。
＞誰もが持っているであろう、幸せな幻想或いは過去への逃避の願望を指摘するなかなかにショッキングな
＞場面ではなかったかと思います。……私だけかも(汗
そう感じていただけて、本当に嬉しいです。
誰しもが持っている逃避への願望を少し描きたかったのですから。
＞広坂美芳様
初めまして。七点との高評価、ありがとうございます。
＞どうして祐一が入院しているのか、とか。その説明が一切無いようだけど。
＞その欠落が却って、この作品に流れる雰囲気を支えているように思える。
はい、お思いの通りです。流れる雰囲気を壊したくないためなのと、読者様のお任せしようとの考えでした。
お褒め頂き、ありがとうございます。
＞蝉の鳴き声が繰り返されるのが効果的。
しばらく使っていなかった書き方ですから、受け入れられるか冷や汗ものでしたが、受け入れてもらえたようで嬉しいです。
＞じゅう様
初めまして。三点との評価、ありがとうございます。
＞現実なのか比喩なのか幻想なのか解らない状況描写が混ざり合って、
＞よくわからないお話でした。
やはり抽象的過ぎたようです。単に私の筆力不足ですね、今後頑張りたいと思います。
＞K様
初めまして。三点との評価、ありがとうございます。
＞書きたいことは分かるのですが、物語の構成が甘いため、
＞全体的にちぐはぐでしまりのないお話になってました。
甘かったですか。これでも少しばかり時間を書けたつもりだったのですが……やはり、精進が足りませんね。勉強しなおしたいと思います。
＞ラストのサプライズを演出する話は総じて、全体の構成を
＞綿密に計算する必要があるのに、それを怠っている印象が
＞強かったです。
私は綿密に計算したつもりでしたが、やはり足りなかったようです。
ご指摘を胸に留め、今後とも頑張らせていただきたいと思います。
＞ちいーゆ様
初めまして。四点との評価、ありがとうございます。
＞文章自体って、話を伝え易くするのには勿論重要なんだけど、話の面白さ自体には全く関係ないんだよなぁ、ということを思いました。
＞楽しみどころがわからないSSの評価は難しいです
楽しんでもらえなかったようで申し訳ございませんでした。
今後は、楽しめるような作品を描くために精進したいと思います。
＞VAL様
初めまして。二点との評価、ありがとうございます。
＞理解できませんでした。ごめんなさい。
いえ、お謝りになられないでください。
本来ならば、謝るのはこっちなのですから。
わかりづらい文章、申し訳ございませんでした。
＞歩人様
初めまして。六点との評価、ありがとうございます。
＞哀愁漂う作品。祐一は幸せな夢を見ているわけですね。良い作品です。
はい、その通りでございます。
祐一は幸せな夢を見て、魅せられているわけです。
よい作品との言葉、誠にありがとうございます。
これを持ちまして、感想をつけてくださった二十六名の読者様へのレスとさせていただきます。
総評として、やはり『わからなかった』が多かったようですね。
少し残念でした。精進をしなければならないようです。
勘違いのレスを返したところもあるかもしれませんが、その場合は笑って見過ごしくださいませ。
読者の皆様方から高い評価もいただけましたし、同時にためになるご指摘も頂きました。
もう一度だけ、礼を言わせてください。
ありがとうございました。
次があれば、もう一度出てみようかと思います。
その時は、宜しくお願いいたしますね。
それでは、ＴＡＮＵＫＩＮでした。
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