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投票結果
- proofreader (採点:2)
- まあ、なんというか。
中編だから文章増やす、じゃなく、中編用のネタを持ってきてください。
ちょっと手法変えただけで、同じような話はたくさんあるしなあ。
- とらべる (採点:7)
- KANONのアフターストーリー（栞バッドエンドの後）なわけですが、祐一がどんな行動をしたのかが分かり面白かったです。しかし、文が続きすぎて少し読みにくかったです。行をもう少し改行して欲しかったです。
- ふぁんほーいどんく (採点:7)
- 肉付けのしっかりされたオリキャラだと思います。
点数が低いのは私がオリキャラヒロイン、オリキャラ主人公の作品が
きらいだからです。作品自体はおもしろかった。
- 電光刑事バン (採点:6)
- 祐一×オリキャラモノとしては好感の持てる内容です。
- 広咲瞑 (採点:7)
- 「栞に似ているから電話をかけた」って、祐一なんてひどい男……。気持ちはちょっとわかるけど。
そして、それに対して冷静に応対した涼子さんは、対照的にいい女だと思いました。kanonキャラとは正反対の、徹底的にリアリティを追求した性格ですよね。この話を語るのにものすごくぴったり合ってるキャラだと思います。語りくちも読んでて楽しかったです。
でもきっと、こういう話がいわゆる「kanonじゃなくてもいい」類の話なんだろうな……。
- あひる (採点:8)
- 涼子さんがおもしろいです。
こういう展開もありかな、と思えました。
祐一には伝えないよ、のところが上手いです。
もっと続きが読みたいお話でした。
- 村瀬香奈 (採点:5)
- はじめまして。
……うん、そうだよね。
好きな男性の昔のこと。過去のこと。知った上でそれでも今の自分が価値有るものだと判断する。
昔は昔。今は今。
そう判断する彼女はとても強い。
そうやって理解は出来てもどこかお話に納得できない。
「現実なんてそんなものだよ」と言われるのは少し辛い。
それはわたしが弱い人間のせいかもしれない。こういうひとにはわたしはなれないしなりたくない。
……と、ここまで書いてきて「書いた人」はひょっとして女性の立場で甘やかな”くだらない”幻想
や過去に囚われがち、または囚われている男性を皮肉っているのかな、と思いついたとき、すっとも
やもやが消えて、反感もなくなりました。
まぁ、そうだろうなぁ、という同意みたいなもの。
勿論kanonでこれをやる必要があるのかという疑問はちょこっとだけあるけれど。
失礼な推測ですが間違っていたらごめんなさい。
- 村人。 (採点:3)
- 後日談としてはアリの話だと思いますが、涼子というキャラがＫａｎｏｎの世界にとってかなり
異質な感じがしました。シニカルにすぎるといいますか。
オリキャラが出る場合、そのキャラを好きになれるかどうかが非常に大きいですね……
>「良かった、あなたが憎くない、なんて言ったら殴り倒すところだった」
この一行で、ああダメ、ダメって感じでしたｘｘ これがなかったら８点だったかもしれません……
それはそれとして、お菓子作りはお菓子作り（製菓）であって料理とは別ですよぅ＞＜
（↑それが言いたかった）
- アスパラギン酸 (採点:9)
- 未来像に違和感があまり感じられない。
空気というか設定に無理なく入れました。
バッドエンド後の物語として続きそう、いや、続け！
- 雨音 (採点:9)
- 涼子のキャラが良いですねぇ♪
ベタベタした甘さのない、気持ちの良いキャラでした。
村上涼子という名前の平凡さに、自身が言っているとおり、まさに正反対に育ってますね（笑
なんだかサッパリしない祐一を、良く愛してるなぁ。
多少展開に微妙なところもありましたが、
全体的にとても綺麗なお話でした♪
- 言之米 (採点:5)
- 好感が持てる作品では在るけど「コレはカノンSSか？」と聞かれると微妙。
なので微妙な点数で。
- 春日 姫宮 (採点:6)
- 痛々しいKanonの否定ですね。
今はまだ、自分はKanonにべったりなのですが、もう少し経って、また読み返してみるとこの作品に対する印象が変わるかも知れません。その時を楽しみにしています。
- 燃焼系オギノ式 (採点:1)
- なんだかなあ……
地名とか固有名詞を使いまくるのはいまいちのめり込めないですね。
一次としてはよく書けているほうだとは思いますが、書けてるだけ。
三流テレビドラマでもよくある物語。
結局のところそれをＫａｎｏｎで模倣してみました……程度でしかない。
故にＫａｎｏｎの二次創作としては評価に値しないと結論づけました。
一次創作するならＫａｎｏｎでしか語れない一般真理みたいなものをお願いします。
それが出来ないなら、原作を思い出して楽しむことすら出来ない無効な作品です。
というか、涼子と祐一がどこぞのテレビでやってるカップルの痴話喧嘩を放映・演出しているものを見ているみたいでかなり印象悪いです。確かに祐一はかっこいい男とも思えませんが、ここまで不誠実な人間に堕とすのもいかがなものかと。ＡＬＬＢＡＤとかＡＬＬＧＯＯＤの捏造された祐一像に引っ張られてません？ どうも祐一が色んな女を取っ換え引っ換えする設定が説明なしに使われるのは納得いかないです。確かに名前もプレイヤーが決められるような形のないキャラではありますが、作中の台詞数は極めて多いわけですし、人格がないとはとても言えないでしょう。
まあ、多分に自分の趣味といったものが含まれてそうですね、この感想。
一言『趣味が合わん』って意味にとってもらっても結構です。
- はむ (採点:4)
- なんだか尻切れトンボという感じがしました。ラストの描写が薄いです。中盤まではよくかけていたのにもったいないです。ただ、その中盤もちょっとくどい印象を持ってしまいましたが。
- 竹仙人 (採点:5)
- うーぅむ。文章自体はこなれていて読みやすかったんですけど、話がなんとも、内容がありそうでそれほどあるわけでもない、という。
涼子というフィルターを通して祐一を取り巻く環境を書きたかったのか、それとも涼子自体を書きたかったのか。栞は良かったんですけど、あゆのアレはどうだろう。いっそベンチの記憶とかにしてしまえば(何
総じて、主題がぼやけてるか、もしくは薄いような印象でした。
うーうむ。
とりあえず動画はいいですょ。無料動画が特に。
集めだしたら止まらなくなるのでちうい。
- まこみし感想隊Ｒ (採点:9)
- 真琴「あぅー、誰でもない人と祐一が付き合ってるー」
美汐「それもまた一つの選択肢でしょう。栞さんのシナリオでバッドエンドコース。
栞さんもあゆさんも助けられなかった、相沢さんと取った選択」
真琴「なんか随分さっぱりした人だったね。栞とは大違いで」
美汐「それもまた一つのいい対比になっていたと思います。
お話の方はその相沢さんと涼子さんが墓参りに来るというもの」
真琴「あゆが出てきたりして、ビックリしちゃった」
美汐「相沢さんの前ではなく、恋人である涼子さんの前に姿を現すあゆさん。
今の恋人が涼子さんでなければならない理由も語られており、説得力もあったと思います」
真琴「ちょっと最後がひょーしぬけしちゃったけど。
いきなりキャンバス、とか出てくるし」
美汐「そうですね。あゆさんからの頼み――ボクたちのことを忘れてください――を伝えない、と言っているのに、
白いキャンバス――全てを忘れまっさらになった状態――が必要というのは矛盾しているように感じます」
真琴「これがなければ、もっとよかったんだけどなぁ」
美汐「おそらく、栞さんが絵を描くと言うことを絡めてのなんらかの話を考えていたのではないでしょうか？」
真琴「あっ、それで時間が足りなくなって削っちゃったとか？」
美汐「さて、真相はどうなのでしょうか」
- 魂魄 妖夢 (採点:8)
- 涼子がなぜ、過去の祐一と栞を見ることが出来たのか、なぜ、あゆと会って話をすることが出来たのか、と、少し引っかかる所もありますが、全体としてきちんとまとめられた話だと思います。地の文の、涼子一人称での小ネタもいい。
- R・S (採点:3)
- 消化不良、といった感じが否めません。後、改行が少ないせいか、多少読みにくい印象を受けました。なんか勿体無いです。
オリジナルキャラである村上さんには好感が持てました。良いキャラクターだと思います。
- 柾人 (採点:4)
- オリキャラ視点で原作の物語を綴っただけで、独創性に欠ける。
終盤で何か読み手を驚かすしかけが欲しかった。
- Manuke (採点:7)
- 不思議な雰囲気が良い作品でした。
部外者の立場から見たKanonの世界なんですね。面白いと思います。
ただ、やはり涼子嬢に感情移入できないため、SSとしてはあまり楽しめませんでした。
また、祐一の影が薄いのも残念に思うところです。
- あおき哲夫 (採点:9)
- 遅れてきたKANONというところだろうか。生き写しの誰かと付き合ってる祐一というと、物語的にはネガティブな方向に流れそうなものだが、視点と語り口を第三者に預けているから、寄りかかりがなくていい。突き放すだけ突き放しているところもこの物語の中では追認というか、意味あることとして描かれていて心地良い。オリキャラをメインに据えた物語としては珍しいほどだ。涼子というキャラが良い味を出してる。ただ涼子主観なので栞と生き写しという設定がちょっと目立たなかったのは残念。それとあゆが涼子に出逢った理由付けももう少し欲しかった。祐一を絡めていれば誰にでも出逢う可能性はあるとはいえ、現在では亡くなっていることだし。それと最後の言葉を伝えない、という選択は賛否両論がありそうだ。違う言葉で良いから、祐一の背中を押す涼子であったら、彼女のことをもっと好めたかもしれない。
- Ｇａｒａ (採点:3)
- 話としては纏まってるんですけど……この祐一、嫌いだな、私……
栞と付き合ってた祐一、てことは「余命幾許も無い相手と真剣に恋をした祐一」な訳で、当然それだけの覚悟のあった祐一の筈。幾らＢａｄＥｎｄを向かえたからといって全てに後ろ向きになってしまうのは弱過ぎます。栞の死を受け入れられないで街をさまよう、なんて、栞と交わした数々の約束を無にする行為です。しかも、「栞の面影を求めて」香里と付き合い、更には「栞に似ていたから」涼子と付き合うなんていう無茶苦茶未練がましい生き方されてしまっては、そりゃああゆも栞も化けて出てくる事でしょう。
自分が栞だったら、ここまで「死んでも死に切れ無い」程情けない男になるんなら最初から付き合わないでください、と枕元で泣きそうです。
あゆの「ボクたちのこと、忘れてください」の言葉、涼子さん伝えるべきだと思いますよ？その上で「栞代わりの私の事も忘れてね」と引導渡して別れるべきですよ？その祐一。
祐一像に魅力を感じないのでどうにも話に入り込めませんでした。この祐一をこれ程皆で想い、気遣うのは正直言って不自然ですね。女がこの祐一を甘やかすだけの理由が読み取れませんでした。
ところでアイスクリームですけど、冬でも大抵売ってますよ？更に言うと、プレーンなアイスクリームの殆どにはそもそも賞味期限というものがありません。製品の性質上腐敗も酸化もしないので、溶けていない限り何年でも保存可能なものです。
- K (採点:7)
- オリキャラメインということで少し構えて読んだのですが、
いやいや意外と世界観にマッチしたキャラとなっており、
良い意味で驚きました。骨子はALL END後なのでしょうが、
それぞれに過去を受け止めていく様が丁寧に描かれてい
て、好感触でした。
ただ、この世界の祐一くんが『(あゆや栞を）救える道が
あったかもしれない』などと言うでしょうか。私には、
何だか神視点めいた傲慢さに見えて仕方がありません。
私は、この世界の祐一くんならば『少しでも力になって
やれるかもしれない』という台詞を選んだ気がします。
- Ryou (採点:8)
- 上手いです。
オリキャラもしっかりと立っていますし。
- 碧郎 (採点:8)
- 女性一人称というのは、難しいものです。作者さんが女性の方なら話は違うのかもしれ
ませんが、少なくとも僕は想像の中でしか書けず、それは間違いなく違和感を持たれる方
も多いであろう物になると思います。
これはおそらく、その違和感を上手に削り取ったお話なんだろうなあと感じました。同
一人物の女性一人称でありながら、これだけ読むのに苦労しないお話も珍しい。セリフ的
一人称だからこそでもありましょうが、それを飽きさせないように描く力は見事だと思い
ます。
- じゅう (採点:7)
- 実に自然で魅力的なオリキャラだと思いました。
第三者的視点から見たKanon登場人物の評価というのも良く描けています。
終盤はやや情報がごちゃついていたように思います。
- Foolis (採点:8)
- 村上涼子ちゃん最高。非常に魅力のあるキャラクタです。
百花屋でのやり取りが非常にいい感じでした。
元ネタがあるのかどうかは分からないですが、ほんとにイイキャラしています。
文章自体もテンポよく、楽しく読めました。よかったです。
- ちいーゆ (採点:4)
- 何だろうなぁ、よくありそうな話の主人公をオリキャラにしただけって印象しか残らない話でした。バッドエンド後の後日談としては、かなり凡庸なお話でしたね。
- VAL (採点:2)
- 涼子さん、ですか。
……第三者の視点で表現したかったんだと思います。その気持ちは分からないでもないです。
でもその利点が殆ど感じられませんでした。祐一に対してあまりいい気分がしませんし。
- Liar (採点:6)
- オリキャラが出ているせいか、若干説明が多い様な気がしましたが、話その物を見ると面白かったです。
ＫＡＮＯＮという虚構の世界を現実的な視点で見ると、ここまでキャラクタの幼さが強調されるのだな、と改めて知った様な気がします。
- 夏葵 (採点:9)
- ここまで離れた第三者視点というのも珍しいですね。突き放した視点だからこそベタベタするところがないですし、面白い見方だと思います。ラストはちょっと賛成しかねる部分もあって全部を褒められないんですけど、良作であったことは間違いないと思います。
- 雪蛙 (採点:6)
- オリキャラの心情というかつぶやきが面白いです。ちょっとファンタジーテイストですがそこがまた良かった。
ただ香里が祐一にあそこまで憤っていたのなら自然消滅よりは具体的な別れ話があったほうが良かったのではと思います。
- ゆーえむ (採点:6)
- 栞バッドエンドからの派生、と言った感じでしょうか。どうも祐一がダメ人間に見えてしまいますが……最近の流行なんでしょうか、ダメ主人公って（天いなの時紀やＬＯＶＥＲＳの崇、君望の孝之とか）。涼子のキャラも立ってますし、文章も申し分ないのですが、なんとなく面白いと断言できないのは何故なのでしょう……いえ、面白いつまらないで言えば面白いのですが。
- 歩人 (採点:4)
- ラストがちょっぴり気に入らない。悪くはないけど……あまり感じるものがなかった。
- HQ (採点:7)
- 饒舌で男らしい彼女。キャラは立ってます。が、そのかわり饒舌すぎて余韻を楽しむ
余地がない。あとはラスト。最後の最後にもうひと言、なにか欲しかったような。
| 投票数 86 : 単純平均点 5.90 |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | |
- naoki 03/12/07 1:18 ＜作者＞
- うっわ、すっげぇ微妙な順位……中途半端すぎてやんなっちゃう。
とはいえ、真ん中くらいってのは、ほぼ予想通りですね。
予想より若干、高いか。
感想内容もざっと見た感じでは、ほぼ予想通り、狙い通りでした。
まあ、なによりも。
あと１０ｋｂは欲しかった、というのが推敲途中でずっと感じていたことで。
夏の終わりから書き始めて、三度の改訂、と一度の全面書き直しを経て、書き上げた、手間と労力に関しては、一番だと自負してます。ま、そんな自負など何の意味もないですけど。
祐一にはもっともっと、語って欲しかった。でも、容量がそれを許してくれなかった。他を削る？ 最後、すべてを書き直したのは、容量を削るのが最大の理由だったのに、どうしてそれができようか。涼子が電波飛ばしてる部分だって、彼女のキャラ付け、位置づけのためには必要不可欠なのです。
今回の、作品の狙い、っつーか、動機。
「確実に嫌われるであろう、内容、ジャンルで敢えて勝負して、かのんSSとはどんなものなのか、読み手、書き手ともに、再考して欲しい」
順位的にめちゃくちゃ微妙なので、この点に関しては失敗ですね。せめてすっごい下なら、そんなことは考えるまでもない、ってことで納得いくのにな。すっごい上なら、問題提起としては大成功。……作品の出来から言って、仕方ない面もあるとはいえ、もうちょっと上か下か、行って欲しかった。
で。
内容的には、何人か指摘されていますが、Kanon世界に対する（ひとりよがりな）信奉や愛着を思いっきり茶化しているんです。白いキャンバス、そして、街が遠ざかる。一度、その信奉を捨てろ！ で、もう一度考え直せ！ っていう感じかな。涼子がシニカルな態度を取り続けているのはそれが理由です。
ひとそれぞれ、いろいろな感じ方はあるはずですし、たとえば祐一がこんなキャラではおかしい（俗にU１なんて言われてるものなど）、っていうのはとても的外れなものに思えます。まあ、だったらお前もU１書けよ、って感じですけど。
ぼくの祐一像は、基本的に駄目な男で、どうしようもないけど、それでも自分の出来ることなら精一杯やろうとして、でもやっぱり駄目男だからやろうとするだけで、実際には出来なくて、そんな自分を内心で貶めてるような、そんな姿なんです。あまりに情けなくて、同時にとっても健気でもあって。
この祐一像は壊したくない。でも、この祐一像を人に押し付けようとは思わない。ひとそれぞれ、いろんな祐一や名雪がいて、しかるべきなんです。
自分とあわないものを、頭ごなしに否定している人が結構見受けられます。そんなひとにこそ、読んで欲しい。もっといろんな世界を知っても良いんじゃないかな。自分の視線を絶対化してはいけない。相対化しないといけない。そうしないと、偏屈になるばかりです。自分の狭い王国の中で楽しんでいるのは、寂しいですよ。
……もちろん、これは、ぼく自身に対する言葉でもあります。
ところで。トップ10の作品を見る限りでは、結局のところ。
「擬似恋愛が楽しめればそれで良い」ってことのようですね。
なんか、ものすごくそれはわかるなぁ……
話は変わりますが。
ぼくのSSはこれで最後です。
えーっと、感想をつけてくださった方々にレスです。
- naoki 03/12/07 2:25 ＜作者＞
- 敬称は略させていただきます。
>proofreader (採点:2)
>まあ、なんというか。
>中編だから文章増やす、じゃなく、中編用のネタを持ってきてください。
>ちょっと手法変えただけで、同じような話はたくさんあるしなあ。
……失礼ですねぇ。
同じような話、ってあなたそんなに読んだことあるんですか？
少なくとも、ぼくは彼氏の元彼女の墓参りをする女の子なんて知りません。
>とらべる (採点:7)
>KANONのアフターストーリー（栞バッドエンドの後）なわけですが、祐一がどんな行動をしたのかが分かり面白かったです。しかし、文が続きすぎて少し読みにくかったです。行をもう少し改行して欲しかったです。
あなたの文章も同じくらい読みにくいですけど？
ひとに言いたいんなら、自分も改行くらいちゃんとしたらどうですか。
>ふぁんほーいどんく (採点:7)
>肉付けのしっかりされたオリキャラだと思います。
>点数が低いのは私がオリキャラヒロイン、オリキャラ主人公の作品が
>きらいだからです。作品自体はおもしろかった。
そんなあなたにこそ、このSSを読んでいただきたかったんです。
楽しんでいただけたようで、大変嬉しいです。
>電光刑事バン (採点:6)
>祐一×オリキャラモノとしては好感の持てる内容です。
そうですか、なんともはや、狙い通りです。
>広咲瞑 (採点:7)
>「栞に似ているから電話をかけた」って、祐一なんてひどい男……。気持ちはちょっとわかるけど。
>そして、それに対して冷静に応対した涼子さんは、対照的にいい女だと思いました。>kanonキャラとは正反対の、徹底的にリアリティを追求した性格ですよね。この話を語るのにものすごくぴったり合ってるキャラだと思います。語りくちも読んでて楽しかったです。
>でもきっと、こういう話がいわゆる「kanonじゃなくてもいい」類の話なんだろうな……。
ええ、多分、これは「Kanonじゃなくてもいい（かもしれない）」話です。
ぼくは祐一を酷い男だと思っていますし、それが魅力だとも思っています。リアリティ、というか、そうですね、とにかくKanonに対するアンチテーゼとなるような、そんなキャラが必要だったんです。
>あひる (採点:8)
>涼子さんがおもしろいです。
>こういう展開もありかな、と思えました。
>祐一には伝えないよ、のところが上手いです。
>もっと続きが読みたいお話でした。
涼子さんに萌えてくださいｗ
どんな展開だって、ありなんですよ、どんな展開だって。認めなくちゃ、始まらない、否定するのは簡単ですから。
続きは、もはやKanonは一切関係がなくなります。ですので、そこはいろいろとあなたのほうで、想像してください。
物語って、そういうものだと思いますから。
>村瀬香奈 (採点:5)
>はじめまして。
>……うん、そうだよね。
>好きな男性の昔のこと。過去のこと。知った上でそれでも今の自分が価値有るものだと判断する。
>昔は昔。今は今。
>そう判断する彼女はとても強い。
>そうやって理解は出来てもどこかお話に納得できない。
>「現実なんてそんなものだよ」と言われるのは少し辛い。
>それはわたしが弱い人間のせいかもしれない。こういうひとにはわたしはなれないしなりたくない。
>……と、ここまで書いてきて「書いた人」はひょっとして女性の立場で甘やかな”くだらない”幻想や過去に囚われがち、または囚われている男性を皮肉っているのかな、と思いついたとき、すっともやもやが消えて、反感もなくなりました。
>まぁ、そうだろうなぁ、という同意みたいなもの。
>勿論kanonでこれをやる必要があるのかという疑問はちょこっとだけあるけれど。
>失礼な推測ですが間違っていたらごめんなさい。
その理解の仕方は、おそらくとても真っ当な理解の仕方です。
ぼくだって、自分が読者としてこれを読んだら、きっとそう理解します。
書き手の意図としては、男性というより、KanonSSの読者を皮肉っています。
>村人。 (採点:3)
>後日談としてはアリの話だと思いますが、涼子というキャラがＫａｎｏｎの世界にとってかなり異質な感じがしました。シニカルにすぎるといいますか。
>オリキャラが出る場合、そのキャラを好きになれるかどうかが非常に大きいですね……
>>「良かった、あなたが憎くない、なんて言ったら殴り倒すところだった」
>この一行で、ああダメ、ダメって感じでしたｘｘ これがなかったら８点だったかもしれません……
>それはそれとして、お菓子作りはお菓子作り（製菓）であって料理とは別ですよぅ＞＜
>（↑それが言いたかった）
異質なキャラでないと困るんです。
Kanonを茶化そうと思うなら、内部からでは絶対に無理。それは自己欺瞞というか、卑下でしかない。外部から冷静に見つめなくてはならない、そのためのキャラクターです、村上涼子は。
それはそれとして。涼子さん、料理嫌いで、台所に立つのも嫌いなんですよｗ お菓子作りと料理の区別のへったくれもありゃしませんｗ
>アスパラギン酸 (採点:9)
>未来像に違和感があまり感じられない。
>空気というか設定に無理なく入れました。
>バッドエンド後の物語として続きそう、いや、続け！
続けません。彼らはKanonの世界から旅立ってしまっていますから。
終着点じゃないんです、どのキャラクターにとっても。ゲームの世界は、通過地点でしかないんです。たとえばこんな未来を選んでしまうことだって、ありえた。
それ以後は、自由にあなたの中で想像してください。
>雨音 (採点:9)
>涼子のキャラが良いですねぇ♪
>ベタベタした甘さのない、気持ちの良いキャラでした。
>村上涼子という名前の平凡さに、自身が言っているとおり、まさに正反対に育ってますね（笑
>なんだかサッパリしない祐一を、良く愛してるなぁ。
>多少展開に微妙なところもありましたが、
>全体的にとても綺麗なお話でした♪
さあ、一緒に涼子に萌えましょうｗ
なんだかんだ言っても、ぼくはKanonが好きなんですよ、ええ。もう、情熱を込めて好きですよ。それが祐一に対する涼子の恋心にストレートに出ちゃってます。
そうですね、表面的にはとてもきれいですけど、……中はぐしゃぐしゃで。そのぐしゃぐしゃになんとか折り合いをつけて、きれいさを装っているんです。
展開については、正直、こんなのありえんと思いますｗ
>言之米 (採点:5)
>好感が持てる作品では在るけど「コレはカノンSSか？」と聞かれると微妙。
>なので微妙な点数で。
れっきとしたKanonSSです。
ぜんぜん微妙じゃないです。
>春日 姫宮 (採点:6)
>痛々しいKanonの否定ですね。
>今はまだ、自分はKanonにべったりなのですが、もう少し経って、また読み返してみるとこの作品に対する印象が変わるかも知れません。その時を楽しみにしています。
そうですね、Kanonの否定です。もっとも本当に否定しているのは、SSの読者によくある考え方、ですけど。
もう少し経って読み返したとき、きっとあなたは、その醜悪さに愕然とするでしょう。読み返さないほうが、多分、良いですよ。
>燃焼系オギノ式 (採点:1)
>なんだかなあ……
>地名とか固有名詞を使いまくるのはいまいちのめり込めないですね。
>一次としてはよく書けているほうだとは思いますが、書けてるだけ。
>三流テレビドラマでもよくある物語。
>結局のところそれをＫａｎｏｎで模倣してみました……程度でしかない。
>故にＫａｎｏｎの二次創作としては評価に値しないと結論づけました。
>一次創作するならＫａｎｏｎでしか語れない一般真理みたいなものをお願いします。
>それが出来ないなら、原作を思い出して楽しむことすら出来ない無効な作品です。
>というか、涼子と祐一がどこぞのテレビでやってるカップルの痴話喧嘩を放映・演出しているものを見ているみたいでかなり印象悪いです。確かに祐一はかっこいい男とも思えませんが、ここまで不誠実な人間に堕とすのもいかがなものかと。ＡＬＬＢＡＤとかＡＬＬＧＯＯＤの捏造された祐一像に引っ張られてません？ どうも祐一が色んな女を取っ換え引っ換えする設定が説明なしに使われるのは納得いかないです。確かに名前もプレイヤーが決められるような形のないキャラではありますが、作中の台詞数は極めて多いわけですし、人格がないとはとても言えないでしょう。
>まあ、多分に自分の趣味といったものが含まれてそうですね、この感想。
>一言『趣味が合わん』って意味にとってもらっても結構です。
あなたには、もう、それこそ、十回くらい、読み返していただきたいですね。別にぼくは祐一のキャラを捏造してもいないし（ぼくの解釈を捏造とおっしゃるなら別ですが）、模倣でもない。アフターストーリーです。
っていうか、よくある話、ってそのよくある話のタイトル、あなたはいったいいくつこの場ですぐに出てきますか？
>はむ (採点:4)
>なんだか尻切れトンボという感じがしました。ラストの描写が薄いです。中盤まではよくかけていたのにもったいないです。ただ、その中盤もちょっとくどい印象を持ってしまいましたが。
尻切れトンボなのは気のせいではないです。あと１０ｋｂはないと困ります、とても困りました。ちなみに中盤は、もっともっと、くどく書きたかったんです。
>竹仙人 (採点:5)
>うーぅむ。文章自体はこなれていて読みやすかったんですけど、話がなんとも、内容がありそうでそれほどあるわけでもない、という。
>涼子というフィルターを通して祐一を取り巻く環境を書きたかったのか、それとも涼子自体を書きたかったのか。栞は良かったんですけど、あゆのアレはどうだろう。いっそベンチの記憶とかにしてしまえば(何
>総じて、主題がぼやけてるか、もしくは薄いような印象でした。
>うーうむ。
>とりあえず動画はいいですょ。無料動画が特に。
>集めだしたら止まらなくなるのでちうい。
涼子というのは、Kanonとは無関係で、だからこそパースペクティヴな存在であります。書きたかったのは涼子自身ではなく、もちろん祐一を取り巻く環境です。
内容がありそうでない、というのは、文体の影響も多分にあります。
動画はねぇ、止まらなくなりますからねぇ、困ったものですねぇｗ
>まこみし感想隊Ｒ (採点:9)
>真琴「あぅー、誰でもない人と祐一が付き合ってるー」
>美汐「それもまた一つの選択肢でしょう。栞さんのシナリオでバッドエンドコース。
>栞さんもあゆさんも助けられなかった、相沢さんと取った選択」
>真琴「なんか随分さっぱりした人だったね。栞とは大違いで」
>美汐「それもまた一つのいい対比になっていたと思います。
>お話の方はその相沢さんと涼子さんが墓参りに来るというもの」
>真琴「あゆが出てきたりして、ビックリしちゃった」
>美汐「相沢さんの前ではなく、恋人である涼子さんの前に姿を現すあゆさん。
>今の恋人が涼子さんでなければならない理由も語られており、説得力もあったと思います」
>真琴「ちょっと最後がひょーしぬけしちゃったけど。
>いきなりキャンバス、とか出てくるし」
>美汐「そうですね。あゆさんからの頼み――ボクたちのことを忘れてください――を伝えない、と言っているのに、
>白いキャンバス――全てを忘れまっさらになった状態――が必要というのは矛盾しているように感じます」
>真琴「これがなければ、もっとよかったんだけどなぁ」
>美汐「おそらく、栞さんが絵を描くと言うことを絡めてのなんらかの話を考えていたのではないでしょうか？」
>真琴「あっ、それで時間が足りなくなって削っちゃったとか？」
>美汐「さて、真相はどうなのでしょうか」
真相は、時間が足りないのではなく、もうごく単純に、容量が足りなくて足りなくて困っていたのであります。あとはもう、まったく、ご指摘のとおりです、はい。
>魂魄 妖夢 (採点:8)
>涼子がなぜ、過去の祐一と栞を見ることが出来たのか、なぜ、あゆと会って話をすることが出来たのか、と、少し引っかかる所もありますが、全体としてきちんとまとめられた話だと思います。地の文の、涼子一人称での小ネタもいい。
書き手にも、どうして涼子が過去の祐一と栞を見ることが出来るのか、さっぱりわかりません。一応、あゆの仕業、となっているんですが、あるいはジャムのせいにしても良いですｗ
ってか、そこは無理やりにでも納得するところであって、ひっかかるところではないですよ。
- naoki 03/12/07 2:25 ＜作者＞
- >R・S (採点:3)
>消化不良、といった感じが否めません。後、改行が少ないせいか、多少読みにくい印象を受けました。なんか勿体無いです。
>オリジナルキャラである村上さんには好感が持てました。良いキャラクターだと思います。
読みにくいと感じるのは、あなたの読書経験とぼくのそれとの違いに他なりません。ぼくは逆に、改行が多いと、読みにくく感じることが多いです。
消化不良、それはもう、書き手の感想でもあります。
で、涼子さんを良いキャラだと思ったんでしたら、一緒に涼子さんに萌えましょうｗ
>柾人 (採点:4)
>オリキャラ視点で原作の物語を綴っただけで、独創性に欠ける。
>終盤で何か読み手を驚かすしかけが欲しかった。
あなたはいったい、独創性というものの何をご存知なんですか？
仕掛けだけが、物語ではないです。もちろん、仕掛けだって小説の面白さのひとつではありますけどね、それはひとつでしかない。楽しむべき点はもっと他に、たくさんあります。
>Manuke (採点:7)
>不思議な雰囲気が良い作品でした。
>部外者の立場から見たKanonの世界なんですね。面白いと思います。
>ただ、やはり涼子嬢に感情移入できないため、SSとしてはあまり楽しめませんでした。
>また、祐一の影が薄いのも残念に思うところです。
祐一の影の薄さはすなわち、涼子のキャラの濃さにあります。電波飛ばすなよ、電波ｗ
感情移入できないあなたにこそ、こういうSSを読んでいただきたいです。
>あおき哲夫 (採点:9)
>遅れてきたKANONというところだろうか。生き写しの誰かと付き合ってる祐一というと、物語的にはネガティブな方向に流れそうなものだが、視点と語り口を第三者に預けているから、寄りかかりがなくていい。突き放すだけ突き放しているところもこの物語の中では追認というか、意味あることとして描かれていて心地良い。オリキャラをメインに据えた物語としては珍しいほどだ。涼子というキャラが良い味を出してる。ただ涼子主観なので栞と生き写しという設定がちょっと目立たなかったのは残念。それとあゆが涼子に出逢った理由付けももう少し欲しかった。祐一を絡めていれば誰にでも出逢う可能性はあるとはいえ、現在では亡くなっていることだし。それと最後の言葉を伝えない、という選択は賛否両論がありそうだ。違う言葉で良いから、祐一の背中を押す涼子であったら、彼女のことをもっと好めたかもしれない。
いろいろと、深く考えてくださったようで、とてもありがたいことです。
>Ｇａｒａ (採点:3)
>話としては纏まってるんですけど……この祐一、嫌いだな、私……
>栞と付き合ってた祐一、てことは「余命幾許も無い相手と真剣に恋をした祐一」な訳で、当然それだけの覚悟のあった祐一の筈。幾らＢａｄＥｎｄを向かえたからといって全てに後ろ向きになってしまうのは弱過ぎます。栞の死を受け入れられないで街をさまよう、なんて、栞と交わした数々の約束を無にする行為です。しかも、「栞の面影を求めて」香里と付き合い、更には「栞に似ていたから」涼子と付き合うなんていう無茶苦茶未練がましい生き方されてしまっては、そりゃああゆも栞も化けて出てくる事でしょう。
>自分が栞だったら、ここまで「死んでも死に切れ無い」程情けない男になるんなら最初から付き合わないでください、と枕元で泣きそうです。
>あゆの「ボクたちのこと、忘れてください」の言葉、涼子さん伝えるべきだと思いますよ？その上で「栞代わりの私の事も忘れてね」と引導渡して別れるべきですよ？その祐一。
>祐一像に魅力を感じないのでどうにも話に入り込めませんでした。この祐一をこれ程皆で想い、気遣うのは正直言って不自然ですね。女がこの祐一を甘やかすだけの理由が読み取れませんでした。
>ところでアイスクリームですけど、冬でも大抵売ってますよ？更に言うと、プレーンなアイスクリームの殆どにはそもそも賞味期限というものがありません。製品の性質上腐敗も酸化もしないので、溶けていない限り何年でも保存可能なものです。
無駄にかっこいい祐一しか好きになれないあなたにとっては、この祐一は嫌いでしょうし、きっと太宰治だって嫌いでしょうね。好きなのに理由なんてないんですよ、本当は。
もちろん、そんなあなたにこそ、こういうSSは読んでいただく価値があると考えます。
それにしても面白いですね、あおきさんとまったく正対する感想を、ちょうどそのすぐ隣に書いていらっしゃるんですから。
アイスクリームのところは、そこまでして一生懸命かたってくださらなくて結構です。ディテールは大事ですが、そこにばかりこだわると、全体を見失う。
>K (採点:7)
>オリキャラメインということで少し構えて読んだのですが、いやいや意外と世界観にマッチしたキャラとなっており、良い意味で驚きました。骨子はALL END後なのでしょうが、それぞれに過去を受け止めていく様が丁寧に描かれていて、好感触でした。
>ただ、この世界の祐一くんが『(あゆや栞を）救える道があったかもしれない』などと言うでしょうか。私には、何だか神視点めいた傲慢さに見えて仕方がありません。
>私は、この世界の祐一くんならば『少しでも力になってやれるかもしれない』という台詞を選んだ気がします。
大抵、そうやって自責の念に襲われる人は傲慢なものです。……このあたり、U1設定が入ってますね、ふふふ。
意外と、というのは失礼ですよｗ オリキャラをこんぺに出すくらいですから、それくらいの技量は持ち合わせていますよ。
>Ryou (採点:8)
>上手いです。
>オリキャラもしっかりと立っていますし。
巧いでしょ。
まあ、それだけ、っていうところもありますが。
>碧郎 (採点:8)
>女性一人称というのは、難しいものです。作者さんが女性の方なら話は違うのかもしれ
ませんが、少なくとも僕は想像の中でしか書けず、それは間違いなく違和感を持たれる方
も多いであろう物になると思います。
>これはおそらく、その違和感を上手に削り取ったお話なんだろうなあと感じました。同
一人物の女性一人称でありながら、これだけ読むのに苦労しないお話も珍しい。セリフ的
一人称だからこそでもありましょうが、それを飽きさせないように描く力は見事だと思い
ます。
多分、異性を巧く書けるかどうかは資質の問題です。実のところ、ぼくは男を書くのが下手です。ぼく自身は男なのにねぇ。
でも、そんなところは悩むところじゃない。どんな人物も、相対化して見ることしか出来ないんですから、違和感があるかどうかは大して問題じゃないんです。
読むのに苦労させない、ってのは、これはかなり気をつけました。朗読すると、結構、リズムが良くて、面白いと思いますよ。
>じゅう (採点:7)
>実に自然で魅力的なオリキャラだと思いました。
>第三者的視点から見たKanon登場人物の評価というのも良く描けています。
>終盤はやや情報がごちゃついていたように思います。
もっとも、このオリキャラは、ぼく自身でもありますがね。
終盤は、本当、容量が足りなくて、強引にあわせちゃいました……
>Foolis (採点:8)
>村上涼子ちゃん最高。非常に魅力のあるキャラクタです。
>百花屋でのやり取りが非常にいい感じでした。
>元ネタがあるのかどうかは分からないですが、ほんとにイイキャラしています。
>文章自体もテンポよく、楽しく読めました。よかったです。
元ねたはぼくですｗ 電波でびびび、とか呟くのも実話。友人に一度やったことがありますが、その友人はノリが良いので、「うわぁ」とか叫びながら、しびれたふりをしてくれました。いや、とてもよい友人に恵まれましたよ、ぼくは。
ところで。
涼子さんに、思う存分、萌えましょうｗ
>ちいーゆ (採点:4)
>何だろうなぁ、よくありそうな話の主人公をオリキャラにしただけって印象しか残らない話でした。バッドエンド後の後日談としては、かなり凡庸なお話でしたね。
凡庸、って言葉を語れるくらいに、あなたは小説その他、読んできましたか？ 奇を衒うのが個性ではありません。
>VAL (採点:2)
>涼子さん、ですか。
>……第三者の視点で表現したかったんだと思います。その気持ちは分からないでもないです。
>でもその利点が殆ど感じられませんでした。祐一に対してあまりいい気分がしませんし。
そんなあなたにこそ、たとえばこんな物語を。
一般に、U１SSって呼ばれるものって、設定以前に文章下手ですよ、救いようがないくらいに。もっとも、批判されるべきはその下手さであって、設定ではありません。
文章が下手でそもそもつまんねぇ、ってことはないと思うので、良い気分を持たなくて結構ですから、こういうお話だって許容できるくらいにはなっていただきたいです。
>Liar (採点:6)
>オリキャラが出ているせいか、若干説明が多い様な気がしましたが、話その物を見ると面白かったです。
>ＫＡＮＯＮという虚構の世界を現実的な視点で見ると、ここまでキャラクタの幼さが強調されるのだな、と改めて知った様な気がします。
やっぱり、面白くないと駄目ですよ。設定はともかくとして。
Kanonキャラの幼さ、はしかし、魅力でもありますから。
>夏葵 (採点:9)
>ここまで離れた第三者視点というのも珍しいですね。突き放した視点だからこそベタベタするところがないですし、面白い見方だと思います。ラストはちょっと賛成しかねる部分もあって全部を褒められないんですけど、良作であったことは間違いないと思います。
やっぱり、書き手はこういう意識が強いのでしょうね。
最後の部分は（というか、涼子という存在自体）、賛否両論があるはずで、もっとたくさん１点がついてもおかしくないです。
>雪蛙 (採点:6)
>オリキャラの心情というかつぶやきが面白いです。ちょっとファンタジーテイストですがそこがまた良かった。
>ただ香里が祐一にあそこまで憤っていたのなら自然消滅よりは具体的な別れ話があったほうが良かったのではと思います。
具体的な別れ話をするほどの仲では、本来なかったってことですよ。香里の憤りはもうちょっと別のところにあって、それは涼子の存在にあるんです。あそこに涼子がいなかったら、香里はよろこんで祐一を受け入れたことでしょう。ところが、そこには「栞そっくりな」涼子がいたわけです。
そりゃ、誰でも怒りますよ。
>ゆーえむ (採点:6)
>栞バッドエンドからの派生、と言った感じでしょうか。どうも祐一がダメ人間に見えてしまいますが……最近の流行なんでしょうか、ダメ主人公って（天いなの時紀やＬＯＶＥＲＳの崇、君望の孝之とか）。涼子のキャラも立ってますし、文章も申し分ないのですが、なんとなく面白いと断言できないのは何故なのでしょう……いえ、面白いつまらないで言えば面白いのですが。
駄目男は、最近のサブカルからブンガクまで、最近の主流です。やっぱ、流行にはのらないと。
面白い、と断念できないあなたの感想は、とても率直ですし、当然のものでしょう。なぜなら、ぼくはKanonを否定しているからです。
>歩人 (採点:4)
>ラストがちょっぴり気に入らない。悪くはないけど……あまり感じるものがなかった。
ラストはぼくも気に入らない、もっと手を入れたい。
感じるものがないのは、そのせいなのか、それとも、もっと別の理由があるのかもしれませんけれども。
>HQ (採点:7)
>饒舌で男らしい彼女。キャラは立ってます。が、そのかわり饒舌すぎて余韻を楽しむ余地がない。あとはラスト。最後の最後にもうひと言、なにか欲しかったような。
余韻が作れませんでした。
最後がきちんと書ければ、多分、余韻は楽しめたはずなんですけど、だめだめなので、もう、ぜんぜんだめだめでしたので。
- naoki 03/12/07 2:28 ＜作者＞
- 一部、噛み付いていますが、あまりお気になさらないように。
作品内容自体が、読み手に対する批判的内容を含んでいますので、レスもそれにあわせてみただけのことです。
議論は大歓迎ですので、（ぼくのこういう態度が気に入らない、って方もさぞかし多いことでしょうし）、掲示板は解放します。
では、締めとして。
読んでくださった方々、感想を読んでくださった方々、そしてこのような場を用意してくださったいたちん様に、感謝の意を表明したいと思います。
みなさま、ありがとうございました。
- はね〜〜 03/12/07 3:34
作者のnaokiさん初めまして〜。へたれ感想書き及びＳＳ書きのはね〜〜です〜。
……まあ、中編はほとんど採点が出来なかったので、今から掲示板を開いている方だけにでも順に感想と採点を入れていこうと、そういうわけで（苦笑）
なお、私はどんな大作家さんでもどんな高順位の方でも気にせずに思った事と思った評価しか書きませんのでどうぞご安心ください（笑）
085 白いキャンバス（８点）
んー。力のある方ですねぇ……文章力、平均水準を大きく超えています。基本作法などのミスなどは一切ありませんし。……って、本当に文章力凄い（汗）読み辛いなんて一度も思わなかったです。
テーマは……現実は物語のように甘くは無い、リアルとはこういう物だ、でしょうか？
あゆも栞も、名雪も秋子さんもキャラは良く把握してあります。ストーリー構成にも無理はありません。そして、オリキャラである涼子が凄く生き生きと、文章の端から端まであふれんばかりに描かれています。
私、本当はオリキャラって嫌いなんですよ。何ていうか、ただ作者の願望だけを投影して、本編を無視してカノンのキャラを添え物にするだけして捨てる、そんな話を多く見すぎたのが理由ですが。
オリキャラを出すなら、そのキャラ単体だけでも話を描けるくらいに書き込むか、或いはただのチョイ役に留めて置けよ、と何度ディスプレイ越しに突っ込みを入れた事か（汗）
ただこの話は明らかにそのような話とは根本的に一線を画しています。
何ていうんでしょうかね、オリキャラの『正』を成さんの描くキャラだと考えると、この作者さんのオリキャラは『負』でしょうか。無論どちらが上でどちらが下、という意味ではありませんよ。
でも正直、この話は１００ＫＢ以上で読みたいですね。文庫本くらいの容量を書けというのは酷に過ぎる意見かもしれませんが、ラストを無理矢理抑えた感じがしますので。後は
三流テレビドラマとかでも良くあるもんね。
この台詞は……好き嫌いで言わせて頂くと、大っ嫌いです。
でも、この場にこの台詞以外で何かはまる台詞あるかと言われれば、私は無いと思いますが。
単純好き嫌いで言えば、私はこの話はあまり好きではありません。ただ、逆に言ったら好み以外の問題では、ラストの〆が急なことを除き点を引く所が存在しません。
何が凄いかってここが一番凄いんですよ、この話。好き嫌いを抜きにしても高得点をつい入れさせてしまうような、プロのような文章といいますか。
抜き身の日本刀を読者に対して構えるような、そんな作者さんの真剣さが伝わってきましたし。
そして、これだけしっかりと練りこまれた話である以上、私からは８点を進呈いたします。
『好み』という私の中での採点項目での加点がほぼ無い中で、これだけ減点が少なくて高得点を取るＳＳも珍しいです。……んー、何か悔しいなぁ（苦笑）
後はこの作者さんならここまで希望を出しても良いと思いますが……タイトルの『白いキャンバス』という言葉をもっと生かしてください。締めでそれを綺麗に持ってくるのには失敗してますので。
褒めてるのかどうか訳の分からない感想ですいません。多分褒めてます（ぉ）
最後に、間違いなくこの話は良作でした。以上、実に私らしくない感想でしたー（苦笑）
追記
涼子ちゃんがちょっとだけ可愛いと思いました、はい（笑）
- 燃焼系オギノ式 03/12/07 4:1
- ＞っていうか、よくある話、ってそのよくある話のタイトル、あなたはいったいいくつこの場ですぐに出てきますか？
近所のnaokiお兄ちゃんの日記と、親戚の涼子オバチャンが悪酔いして喋り散らしてるお話に似てました。
と諸々の意味込めてレスしておいてみますか。
というか、私としては何でＫａｎｏｎでこんな話を書きたがるのかがよくわからないのです。
Ｋａｎｏｎへの新たな感動を求めて読みに来た読者として一言苦言を残させてもらいます。
そういう偏った感想人と思われても構いません。
- 名無し 03/12/07 5:27
- えっと、僕匿名で投稿した「擬似恋愛が楽しめればそれで良い」うちの一人なんですけれども。
恥かしいのであんまり語らないでください。SSの書き手がみんなあなたみたいな考えを持ってると思われたら甚だ迷惑です。
芸のつもりなのかもしれませんけれど、見ていてこの上なく恥かしいです。
だいたいから。
言いたいこと、表現したいことを作中に載せられなかった、読者の方に届けることができなかった。それだけでSS作家さんとしては敗北じゃないんですか？
「ボクの絵は上手なんだー」と泣き叫ぶ駄々っ子みたいで見ていてすげぇ見苦しいです。
大概にしておけや、見苦しい。
- proofreader 03/12/07 11:6
- >……失礼ですねぇ。
>同じような話、ってあなたそんなに読んだことあるんですか？
>少なくとも、ぼくは彼氏の元彼女の墓参りをする女の子なんて知りません。
あははははは。どっちが失礼やねん（笑）。
はっきり言って、御宅より、読んだKanonSSの数は、はるかに上ですな。
市販小説なら、確かに私は浪人してまで読書するようなことはありませんでしたが、それでも読んでる方です。まあ、浪人自体してませんが。
というか、なんでそんなに読書自慢してるのに、無知の知、くらいの話を知らないんだろう。
- ちいーゆ 03/12/07 12:20
- さて、もう一つの「閲覧専用」が書きこめるようになっていたので。
はじめまして……ではないんですが、まぁいいです。『はじめまして』。
以前、真意は不明ですが「自分の力不足で」と言った方と同一人物とは思えないほどの傲慢ぶりに、ほとほと失望させられました。
そうした傲慢さは、時として「自信」に繋がり、人によっては「自信に満ち溢れた頼れる奴」と思われるのでしょうが、一歩間違えば「厚顔無恥（無知）」でもあると言えます。
高校生辺りならばまだ許されるレベルですし、事実私も昔はそうだったのである意味微笑ましいのですが……。
もしあなたが高校生以上の年齢だと言うのならば、悪いことは言いません。早くあらためた方がよいです。実体験、そして周囲の似たような人間を見ての忠告です。
まずは己の力量と現実の差を冷静に、真直ぐに見詰め直してください。
どうも自信に満ち溢れた作品を書かれたようですが、居並ぶ否定的な感想を見ればわかる通り、二次創作としてはかなり悪い出来です。最悪なことに、真ん中よりも上の順位になってしまっているので、あなたの自信は揺らぎもしなかったようですが……。
最後に、読書経験を楯にして人を批判し自分の正当性を主張するのは、自分の脳内に留めておきましょう。私自身、自慢できるほど読書はしておりませんが、友人の中にはそれこそ年に数百冊、様々な種類の本を読んで誇らず奢らず謙虚に創作活動をしている人もいます。あなたの読書経験がどれほど凄いのかはわかりませんが、作品による結果を出せずに「俺はすげーだろ？」と遠吠えしているのを見ると、苦笑すら浮かんできません。哀れです。
これが最後の作品とのことで、もうお会いすることがないのが唯一の救いです。何かの間違いで作家デビューしたとしても、私はあなたほど読書していないと思うので、手に取る機会もまずないでしょう。
さようなら。
- naoki 03/12/07 14:36 ＜作者＞
- ご意見その他、お寄せいただいて、ありがとうございます。
>はね〜さん
わざわざありがとうございます。
オリキャラを嫌いな人、ってものすごく大勢いらっしゃると思うんですよ。特に、このSSみたいに、悪意をこめた言い方をすれば「他のキャラを引き立て役にしているオリキャラSS」は。
だから、そんな嫌いな人に「オリキャラSSだって面白い！」ってことを知ってもらいたいんです。
で、あと、いろいろご不満な点があるかと思いますが。
１００ｋｂ。
……これだけ書ける、ってとてもすごいことですよ。ぼくはまだまだ、そこまで書ける自信はありません。５０ｋｂ程度なら、そこそこ面白いものを書けるとは思いますけれど。
白いキャンバス。
もう、このキーワード、生かせなくて困ったものです。一応、栞と祐一の会話をかなり絵画の部分に絞って語らせてはみたのですが……ラストは本当に、ひどい出来ですよ。イメージの提示しかしてないんだから、それじゃ駄目だろ！ ４０ｋｂでおさまるような、エピソードの組み合わせ方、ってあるはずなんですが、見つけられないのです……
あ、そうそう、涼子さん、良いキャラだとお思いでしたら。
一緒に萌えましょうｗ
>燃焼系オギノ式さん
>Ｋａｎｏｎへの新たな感動を求めて
ぼくだって、それは同じです。ただ、ほんのちょっとだけ、考え方が違うんだと思います。こんな、はっきり言ってゲテモノに近い代物を投稿したのは、そのほんのちょっとの違いを、理解できそうな方向に、ほんのちょっとだけ動かす起爆剤、にしたかったからなんです。
んー、ちょっと無理ですか。
>名無しさん
ぼくは擬似恋愛自体は肯定しています。
いや、だって、面白いしｗ
第二位のSSを読ませていただきましたけど（話題になってたし）とても面白かった。
でもだからって、そればかりが延々と並ぶのも面白くないし、もっと別の種類の面白さ、をぼくは提供したかった。
ぼくみたいなこと考えて、SS書いてるバカは、ぼくしかいませんよ。
ぼくは、あなたがおそらく大嫌いな、「俺語りSS」の書き手でしかありません。ぼくにはそれしか書けない。
でもそんなSSにも面白いものがある（このSSは比較的面白いSSだと思いますけど）ってことを称揚したいんです。
>proofreaderさん
無知の知。知識としては知っておりますが、その実践はなかなか難しい。
満足した愚か者よりも、不満足なソクラテスになることの方が良いことである、という言葉もありますね。
まさにそのとおりです。知識自体はそれほど重要なことではありません。問題としているのは価値基準の持ち方です。
（最初書き込みしたとき、敬称が抜けておりました。訂正してお詫びします）
>ちいーゆさん
年に数百冊、ぼくもそういう生活を送りたいものです……ご忠告、痛み入ります。
成功しているか否か、は順位で判断するしかありません。客観的な指針がそれしかないんですから。
あなたは失敗していると思っていらっしゃるようです。ぼく自身も、これは盛大な失敗だと思っています。順位が中途半端すぎる。もっと１点がつくと思っていたんですけど。
逆に言えば、作品の出来も大したことないのに（竹仙人さんや歩人さんが、とても面白いところをついてくださっていますね）、こんな順位が取れちゃうのも変な話です……それは裏を返せば、こういうSSが喜ばれる余地はかなりのところあるのかもしれない、ということなんだと思います。
作品の意図自体は失敗しましたけど、その余地があるかもしれない、というのを示すことは出来たんじゃないかな、とも思っています。
- 春日 姫宮 03/12/07 21:10
- 初めまして。
>>痛々しいKanonの否定ですね。
>>今はまだ、自分はKanonにべったりなのですが、もう少し経って、また読み返してみるとこの作品に対する印象が変わるかも知れません。その時を楽しみにしています。
>そうですね、Kanonの否定です。もっとも本当に否定しているのは、SSの読者によくある考え方、ですけど。
>もう少し経って読み返したとき、きっとあなたは、その醜悪さに愕然とするでしょう。読み返さないほうが、多分、良いですよ。
痛痛しい、と書いたのはその醜悪さに（多分）気が付いてしまったからです。自分は今回こんぺで初めてＫａｎｏｎＳＳを書いた人間です。この作品はおそらく、反対にＫａｎｏｎＳＳからそろそろ卒業しようとしている方か、既に卒業なさった方が警鐘を鳴らしているのかな？ と思ってあのように書きました。予想通りではありましたが、なんだか寂しい気はします。
プレイしてからまだ間が無いこともあり、自分は未だに典型的なＫａｎｏｎマンセー人間です。そして、何かを熱烈に愛する人に必ずつきまとうその痛痛しさは承知しているつもりなのですが、今はまだ変われそうにありません。この作品もＫａｎｏｎの世界観は十分に踏襲していて、文章としても非常に高レベルだとは思いましたが、自分の中でどこか受け入れられない部分を感じたのも確かです。
自分の最後の発言は、自分がいつかＫａｎｏｎから離れてしまう時にもう一度このＳＳを読み返そうという意味です。そうすれば、少しはnaokiさんの意図に共感を覚えられるかも知れません。そのとき改めて感想を書いても宜しいでしょうか？
……いつになるかは分かりませんが。
と、本気で痛い書き込みになってしまいそうなのでここからは私信を。
前回おねこん中編で感想をいただいた人間です。改めてありがとうございました。
その節は当を得た感想をいただいて大変嬉しく思っていました。今回naokiさんが感想書きに参加なさらなかったことや、今回を最後のＳＳとすることは大変残念なのですが、また機会があればどこかのこんぺでお会いしましょう。
なれなれしい書き込み、大変失礼いたしました。
- naoki 03/12/07 23:4 ＜作者＞
- >春日さん
ぼくがいったいどんな失礼な感想を書いたのかと思って、思わず探しちゃいましたよｗ
わざわざレスを下さって、どうもありがとうございます。
卒業というか、なんというか、白いキャンバス、というイメージは、ぼく自身の無意識的なものも反映されていて、これは別に言うべきものではないのですけれど、新しいことを始めたいからいままでの自分をリセットしたい、という強い気持ちの現れに、結果的になってしまっている部分があります。これこそ、ぼく自身が意図しないことだったのですが。
あなたがもう一度読もうと思ったそのときに、あなたにとってまだそれだけの価値がこのSSにあるかどうかは大変微妙ですが……こんなこと考えるバカもいた、ってくらいに思っていただければ、充分です。
読み返したとき、感想をわざわざぼくに下さる必要はありません。その感想はぼくなんかに伝えるものじゃない、人に伝えるべきものなんかじゃない、心の中でしまっておいてこそ、価値が出てくるものだと思いますから。
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