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投票結果
- ふぁんほーいどんく (採点:7)
- こういう名雪なら読んでるほうも不快に感じずにすむ。
祐一が他のヒロインとひっつくと名雪の扱いはそりゃもう
ひどいことになりますから。
オリキャラやらサブヒロインとひっついた日には、原作の
かけらもない醜悪な生物にされてしまうのですよ。
- 電光刑事バン (採点:7)
- 名雪と真琴のデート、と言う展開には正直驚きました。しかし、序盤の自殺未遂ネタが少々唐突すぎて、全体の流れからすると不要なシーンに思えました。
名雪の心が赤裸々に暴露されるようなないようですが、結局悪に徹しきれない名雪らしさが良くかけていたと思います。
- 七瀬ユウジ (採点:5)
- 「だいきらい、だよ」は“ずん”ときました。（いい意味で、ですよ。）
- hisa (採点:4)
- エピローグ以外は面白く読ませてもらいました。
ただし、エピローグは無かったほうがいいなって思いました。
ただし、真琴の魅せ方はすばらしいものを感じました。
実際の真琴が、名雪に対してあんなに大人になれるかどうかのは疑問ですが、私的にはすっごく好きです。
結局、物語的に好き嫌いで点数をつけてしまい感想をつけていますが文章的にはかなり良かったと思います。
- 久慈光樹 (採点:9)
- とてもいいお話でした。
名雪が真琴に対し「大嫌いだよ」という場面と、そこに繋がるまでの演出が見事で思わずため息をついてしまいました。やられた。
ですがだからこそ、そこから「大好き」に変わるまでがあまりにも急すぎる気がしました。あれだけ思い切ったことを言ったのですから、その直後にやっぱり大好きでは真実味が無いというか、ちょっと拍子抜けだったかもしれません。
それでもテーマとしてはとても良かったですし、しっかりと書ききれていると思います。お見事でした。
- あおき哲夫 (採点:7)
- 悪くなかったんですが、どうもなにかが足りない。個人的に昔話やお伽話が作中に封入されているのが嫌いだからかもしれません。もっとさり気なく上手な例え話が入れられなかったのかな、と思うのです。
- 村人。 (採点:10)
- うぅん…
名雪、やりすぎでしょとか
真琴が対照的に大人すぎるなぁとか
思ったりもしましたが、それは得た人と得られなかった人で必然的につく差ということで納得です
名雪の行動についてはやっぱり色々とあるのですが、ラストがとても綺麗でしたし、
じーんときてしまったので、やっぱり好きなのです。
最後ははっぴーですよね、ええ♪
- Longhorn (採点:9)
- いいにゃあ。とっても。……いやその、ぶるまが、じゃなくて。
……本当だよ？
- 言之米 (採点:9)
- 名雪は・・・イイ女になるね！ってかイイ女だ！(＞Δ＜)ｂ
美汐は書き手によって性格変わるから面白いね。
パニック赤面体質の美汐も可愛いです。
- 春日 姫宮 (採点:3)
- 全然キャラが違います。
文章は悪くないですし、本当はこの一言で斬ってすてる程悪い作品では無いのですが。
- Liar (採点:10)
- 名雪の強さと弱さ、真琴の純粋さと優しさが光る良作です。
個人的に、話の形式が今回随一と思われる程に美しかったと思います。
自傷行為で始まるプロローグによって目を引きつけ、途中に挟まれる童話によって話自体の効果を更に高め、その結実した姿としての"Disenchant" is over. へと繋がっていく……。
今回、名雪もので本当に上手いと思った内の一つです。
- proofreader (採点:4)
- まあ。展開がありきたり。いらんネタ多すぎ。ぶるまは他所でやってくれ。
いい表現もあったし、サブタイトルのつけ方なんかはうまくいってるんだけどなあ。
- はむ (採点:5)
- 物語はオーソドックスで、平凡で、まぁまぁの出来で。それなりによかったと思います。
- 雨音 (採点:7)
- 名雪がどうしようもないほど良い子ちゃんですねぇ〜。
嫌いといいながらも、それを押し通せない辺りが、彼女の長所であり、敗因ですね（苦笑
と、まぁそれは良いとして。
キャラがすごく良かったです。
やや原作の人格からはずれているところがあるように感じましたが、
心地の良い方向への誤差だったので、別段気にはなりませんでした。
名雪と真琴の関係って言うのは、かなり難しいところがあると思いますし、
この作品でも、その部分に関しては消化しきれているとは思いませんでしたが、
最後の仲の良い二人は、とてもよかったです。
出番は少なかったですが、美汐も良い感じでしたし♪（笑
途中で挿入されている御伽噺（？）は、正直かなり微妙でしたが、
読み終わって、気持ちの良い作品でした。
- 広咲瞑 (採点:8)
- キャラの掛け合いに笑って、真琴に萌えて、名雪の心情にすごく共感しました。
観覧車の辺りで、このままダーク展開突入なのかなあと思っていたけど、幸せな終わり方で安心でした。
- まこみし感想隊Ｒ (採点:9)
- 美汐「Disenchant――解呪。懐かしいですね」
真琴「あぅ？ 懐かしいの？」
美汐「……別次元の記憶です。気にしないでください。
さて、このお話の中で語られるのは名雪さんの想い」
真琴「うん……真琴が帰ってきたら、名雪は嫌な気持ちにもなるよね……」
美汐「それについては、書き手の解釈しだいでしょうか。このお話では名雪さんも真琴のことを好きで――
でも相沢さんのことも好きで」
真琴「だからって何で自分に呪いなんかかけちゃうの？」
美汐「そうやって真琴のことを嫌えば、自分の胸の痛みが少なくなると思ったのでしょうか。
もしくは単なる嫉妬か。単に自分の好きな人を取った人間を困らせたかっただけかもしれません」
真琴「あぅー、なんとなくわかるけど、やっぱりわかんない……」
美汐「その名雪さんの心を溶かす――呪いを解くのは、真琴の純粋な気持ち、なのでしょうね」
真琴「そうなのかなぁ……」
美汐「その感情の推移もうまく描けており、良かったと思います」
真琴「最後、ちゃんと仲直りできたしね」
- 竹仙人 (採点:8)
- うーん、いい話や……でもぶるまって……ヒンシュク買わないように……
計算され尽くしたような組み立て方に文体、キャラクター。もっくり堪能させていただきました。
面白かったです。
- 魂魄 妖夢 (採点:6)
- 悪くはないのですが、真琴に対する名雪の心情が分かりやすいような分かりづらいような。だいきらいと言った割には、解決がスムーズでしたし。
閑話にはそれなりの効果はあったと思います。ただ、語り手が筆者なのか名雪なのか、曖昧な気がします。
- 柾人 (採点:6)
- 妙にハイテンションなのに心に黒いモノを抱えている名雪が怖い。観覧車のシーンで、特に真琴の服を脱がすあたりダーク系の物語かと思ったほど。
それだけに名雪があっさり真琴に説得され、彼女のことを好きだと言ったのには違和感を感じる。
- 名無し＠デフォ (採点:9)
- まず、純粋に『上手だ』と思いました。
構成や、台詞回しや、表現力等など・・・。
でも、一番『上手』と感じたのは、
淡々と、でも積み重ねた年月の分だけ重みのある名雪の感情を
とても丁寧に書き上げた事です。
真琴の素直さや明るさが、それを更に強調して、
より深みを増しているのが効果的だと思います。
- Foolis (採点:7)
- 物語り全体に流れる雰囲気は好きだし、キャラのやり取りは見ていて面白い。
ただ、残念なのが、名雪と真琴の観覧車でのやり取り。
いくらなんでもあっさりしすぎな感じがする。それが残念でした。
- Manuke (採点:9)
- うわ……。恐いです、名雪(^^;)
それはともかくとして、名雪の想いと決着、真琴の心がとても上手く表現できていると感じました。
各キャラクタも魅力的です。
タイトルやサブジェクトも味がありました。
あそこまで踏み込んで、なかったことにするのはどうかな、と思わないでもないんですけど。
いや、あんまし暗くなるのも苦手なので、個人的にはほっとしたところですが(^^;)
- はね〜〜 (採点:9)
- 【Disenchant/解呪】１白 Instant enchant或いはArtifact１つを破壊する（激謎）
えーっと、訳の分からない書き出しですいません、分かる人にだけ分かるネタです（笑）
まず最初に思った事は
「ジャンル表記してないけど、ダークだったら嫌だなぁ……」
です（汗）中盤辺りでは『はぅ〜ん！ だ、ダークぅ……』と思っちゃいましたし（汗）
正直読み進めていく上で、色々と気になることはありました。名雪や祐一や真琴の台詞（まあ美汐も）で、時々ではありますが違和感を覚える事があったのは残念です。（推敲不足に感じました）
しかし、４つの章分けと各々の章タイトルのセンスは驚くほどに秀逸でした。章分けは正直な話、私も難しくて中々やれませんが、この話は実に効果的に章分けがなされていました。
後は、割と見た話の筋ではあるのに、個々の台詞が凄くインパクトがありました。
「わたしは、水瀬名雪は、沢渡真琴のことが。
――だいきらい、だよ」
この台詞を見た途端、バチン！ と体中に電流が走りました。そして
「ねえ、名雪……いろんなことが、あったよね」
「――とんでけ」
これら真琴の台詞で、全身に風が吹きました。凄く、その。感動して。体が震えて。
さらにはタイトルの『Disenchant』の真の意味がここで明らかになりますね。その見せ方も凄く素晴らしいです。私としてはこの時点で１０点を入れる気満々でした。
後は、閑話で挿入されている『お姫様』などの童話のような語り口も大好きです。童話好きな私のツボをピンポイントでついていたというのもありますが、凄く綺麗でした。
ただ、除算される呪いの前半分がどうにも野暮ったいんですね……。祐一と美汐の会話なんかは、ちょっと描き方が雑ですし、浮いてるんですよ。
真琴の話に美汐を出したいという気持ちは凄くわかりますが、この程度の描写ならば、美汐はむしろ出ない方がストーリー的にびしっとはまるかもしれません。
でも、ラストシーンは無茶苦茶綺麗なんですよねぇ……（泣）
個人的には１０点付けたかったです。でも、どうしても気になる所が多かったので１点だけひきました。
しかし心に残る素晴らしい、本当に素晴らしいお話でした。
※採点項目とは無関係ですが、ぶるまに大爆笑です（笑）でもー、あのー、もしあの方だったならばの話ですけれど、匿名コンペって場を考えるならば、ご自分の名前を書くに等しい行為はそろそろ止めましょうよ〜（笑）
- Ｇａｒａ (採点:8)
- 他ヒロインシナリオでの名雪の想いを描く作品って、名雪の想いを歪んだ物として表現してるのが多いですけど、この作品では子供の頃の想いを引き摺っているが故の素直でストレートな名雪の想いを描いてくれていて好印象でした。
真琴の反応次第ではダークな展開に転げ落ちそうな歪みを抱えた観覧車のシーンが、真琴にあまり似合わない程の素直な本心の吐露によって昇華されていく光景は綺麗でした。
それにしても「好きな人が好きな人の事も好きな自分」ていうかなり複雑な女心を無理無く描いてますね。そういう経験でもあるんでしょうか？（笑
祐一と真琴両方に対する嫉妬と恋慕から暴走した「真琴への愛撫」のシーン、異様にリアルでした。自分にもああいう感情持った経験あったの思い出しました（笑
- HQ (採点:6)
- 名雪がほかのヒロイン相手にサブキャラとして行動してることの説明に、少々妙な
スパイスを振りかけたもの。ただ、そのスパイスは、謎じゃむだった…
以上です。
- 雪蛙 (採点:8)
- 気の合う名雪と真琴がいいコンビというか妙にかわいいというか（爆）。
いきなり名雪が真琴にキスしたときはどうしようかと右往左往（ｗ）。しかし名雪の「だいきらい」って本当に威力のある、読み手をギクッとさせるものがあるなぁ。
加算、減算、乗算、除算を使った副題も良かった。
- じゅう (採点:6)
- タイトルはDisenchantよりDisenchantmentの方がよいと思います（ラストの英文も）。
黒い名雪はなかなか魅力的でした。
閑話は、具体的に描かれすぎて、あえて昔話風にした意味が薄れてしまったように思います。
- K (採点:9)
- ああ、だから解呪……なのですね、納得。
物語全篇に何かしらの魅力を感じたのですけど、
特に観覧車の場面、真琴が名雪の心を柔らかく
包み込む場面は、緊張感の中に優しさが強く感
じられて、好きでした。
ラストの落とし方も秀逸、堪能させて頂きました。
- ちいーゆ (採点:9)
- グルービー！
これだけの容量に、よくぞここまで纏めた！ という感じです。不足していると感じられる部分もなく、非常に楽しく最後まで読めました。
実はこのSSを読む直前に、真琴がかなり大人っぽいSSを読んでいたんですよ。そのせいもあってか、何だかこのSSの真琴がすごく可愛らしく思えました。それこそ「ちゅー」したいくらいに（笑）
実に面白い作品でした。ありがとうございます。
- 夏葵 (採点:7)
- 良いお話だ…。
なんかこうモヤモヤする部分もありますけど、ラストが大変良かったので無問題ですｗ
- VAL (採点:9)
- 何て言うか……お話の入り方から、盛り上がりから、締め方まで、見事ですね。
真琴と名雪。嫉妬の話、単純に好意を持っている話、混ざった話、ありますけど。この話はそのブレンド具合が上手いです。絶妙です。
観覧車の中で真琴が語った名雪との日々──ああ、いいなあって思えました。
- 投票者３．５回目 (採点:10)
- 閑話・二は大きくて読みにくいと思いました。
最後に二人が逃げるのは無理矢理だと思いました。
戦乱の夏という言い回しは物騒でちょっと嫌でした。
どろどろしつつ仲良くなる、等身大の人間関係が好きでした。
- ゆーえむ (採点:10)
- いや、いい話を読ませていただきました。名雪の想いが嫌になり過ぎず、綺麗になり過ぎず、いいバランスになっていると感じました。個人的にはもう少しすっぱりと綺麗に想いに決着をつけてもいいと思うのですが、あまり綺麗過ぎても人間味に欠けますしね。
- 名無し＠デフォ (採点:8)
- 名雪と真琴の交流がしっかり書けていて、まさにこういうのが読みたかった。狼狽する美汐も面白かった。
減点分は以下の２つ。
・本編の名雪が、可愛いってだけで同性にキスするとは思えん。されるならまだしも。
特に最近は「とりあえず女の子同士でキスさせときゃいいや」という安易な百合が氾濫しているので、厳しい目を向けざるを得ない。積み重ねた想いや絆のないキスなんて萎えるだけじゃい。
・耳元で「大嫌いだよ」ってパターンといえばパターンだが、冷静に考えれば 性 格 悪 い よ ね … 。
衝動的に言ったならまだしも、意図的に効果的に真琴が傷つくのを承知でそういうことを"できる"って時点で性根が腐ってる。後で謝りゃあいってもんじゃないぜ。
む、批判の方が長くなってしまった。まあこれがなければ10点だったということで。
- はにゃーん (採点:9)
- 素敵ー♪
空気が大好きっす。はてさて、七瀬友紀さんだろーか。違ったらごめんなさい。
こんなふうにちゃんと真琴を書けているというだけで憧れます。（笑
- 歩人 (採点:9)
- むう、上手い。人物、心情、情景描写が秀逸。構成、プロットその他も言うこと無し。エピローグも綺麗。堪能させていただきました。
- 黒鯖寿司 (採点:9)
- 二人のお互いへの想いが観覧車のシーンで丁寧に描かれていて良かったです。
この二人のペアがＫａｎｏｎで一番好きなので嬉しいです。
| 投票数 82 : 単純平均点 7.32 |
| 10点 | |
| 9点 | |
| 8点 | |
| 7点 | |
| 6点 | |
| 5点 | |
| 4点 | |
| 3点 | |
| 2点 | |
| 1点 | 0 |
- 七瀬友紀 03/12/07 0:43 ＜作者＞
- どもです。Disenchant書きました七瀬友紀です。
いたちんさん、ありがとうございます。
読んでくださった方々、ありがとうございます。
まこぴー、らぶ。
名雪さん、大変なことさせちゃってごめんなさい。
みっしー、出番少なくてごめんなさい。
あいしてんよーっ。
- ななな。 03/12/07 0:44 ＜作者＞
- ぽかぽかおふろ。
おふろは大好き。
からだの中の疲れたところが、ふぃーって溶けていっちゃうみたい。
頭の上でぴろもにゃー。なんだかとっても気持ちよさそう。
ねこはおふろが嫌いっていうけど、あれきっとうそだよね。
だって、ぴろはこんなにうれしそうだもん。
お湯がちゃぷちゃぷ。湯気はほわほわ。
気持ちいいし、歌でも唄っちゃおうかな。
なんて考えていると、おふろの曇りガラス扉の向こうに、人影が見えた。
……祐一、かな？
祐一は、あたしがおふろに入ってると、ときどき勝手に入ってくる。おとこのこなのに。
それははずかしいし、えっちでいけないことだ。
だから、入って来たりしたら、お湯をばしゃってかけて追っ払わないといけない。
……でも。
ちょっとだけなら。
一緒に入っても、いいかな？
って、なにかんがえてるのあたしのばかーっ。
「真琴ー？」
「わっ」
そんなあたしに、人影から声がかかる。
でも、それは予想していた祐一のものとは違っていた。
「名雪？」
「うん。そうだよ」
「どうしたの？」
「うん。真琴と一緒に、おふろ入ろうと思って」
「あ……うん。そーだね」
ちょっとびっくりしたけれど、あたしはとりあえずそう答えた。
扉が開き、名雪が中に入ってくる。名雪はまずは体を洗いはじめて、あたしはそれをじっと見る。
……きれいだなあ。
名雪とはおんなのこ同士だけど、でもやっぱりそう思う。胸とかもおっきいし。
ちょっと、自分のそれと見比べてみる。
……。
うー。
「真琴、どうしたの？」
「え？ えと、なんでもないよっ」
あわててごまかす。さすがに、体をじろじろ見てたとか気付かれたら、ちょっとはずかしい。
「ふーん」
そう言って、名雪はあたしの方を見る。思わず体を隠す。先に見といてなんだけど、やっぱり……恥ずかしい。
そう思っていると、名雪はあたしの方に体を近づけてきた。それがちょっと急だったから、びっくりしてしまう。
「わ、名雪、どうしたの？」
「うん……ねえ、真琴。胸、ちょっとおっきくなった？」
「えっ？」
そう言って。
名雪は、あたしの方に指を伸ばし、
- ななななな。 03/12/07 0:46 ＜作者＞
- 以上は、このＳＳのモトとなった「真琴と名雪がおふろでアレやソレ」の冒頭部分なのですが、さすがにウルトラやべーって感じなので取りやめにしたのでした。まる。
＊
――幕末。
「判りやすいSSがもてる！
これからはシンプル＆オーソドックスの時代じゃよ！」
「……まあ、判らなくもないが。
でも、お前にそんなSSが書けるのか？」
「黙らんかこのカノンスキー！ いいか？ わしのSSは……。
・かのんSSこんぺ：タイトルが判りづらい。
・おねSSこんぺ ：内容が判りづらい。
・月姫SSこんぺ ：なんでスク水やねん。
と無い無いづくしなのですよ？ こんなのはもういやなんじゃよーっ！」
「そのわりにはなんか嬉しそうだが……。まあいい。
で、お前の言うオーソドックスなカノンSSってのは、どんなのなんだ？」
「百合」
だめそう（俺が）。
＊
そんなこんなでDisenchantでした。メインコンセプトは「真琴の鎖骨」でありてひょ。
上に書いたとおり、今回はオーソドックスにいってみるつもりだったのですが、書いてる前後に読んだのが「きみとぼくの壊れた世界」だったり「ドリルホールインマイブレイン」だったり「コズミック・ジョーカー」だったり「プリンセスブライド」だったりした時点でひき返すべきだったのかもしれません。うに。
タイトルのモトネタはマジックザギャザリングのカードでした。解呪解呪。
内容的には國府田マリ子さんの曲であるところの「木漏れ日のイリュージョン」に影響受けてます。ご結婚おめでとうございます。
あとはロマンス的にプリンセスブライド。４章とエピローグの間にはSledgeHammerRomanceをかけることを推奨してみたり。
今回のこんぺに際して、他に思いついた話としては「まいさゆで百合」とか「美坂姉妹で百合」とか「まこみしのHTML講座」とか「祐一くんが二丁拳銃持ってハトの飛ぶ教会でサーチアンドデストロイ」とか考えたのですが、少なくとも最後のやつをやめといた当時の自分に感謝したい気分です。
ともあれ、5位という光栄な位置につけたことをありがたく思う次第であります。
おって感想へのレスをさせていただきたいと思います。
とりあえず、それではーっ。
- 七瀬友紀 03/12/07 3:17 ＜作者＞
- ふぁんほーいどんくさん (採点:7)
＞こういう名雪なら読んでるほうも不快に感じずにすむ。
＞祐一が他のヒロインとひっつくと名雪の扱いはそりゃもう
＞ひどいことになりますから。
＞オリキャラやらサブヒロインとひっついた日には、原作の
＞かけらもない醜悪な生物にされてしまうのですよ。
どもです。
今回は名雪さんにいろいろやってもらいすぎたよーな気がしてましたので、ちょっと感想がこわかったのですが、わりと受け入れてくださったようでありがとうございます。
電光刑事バンさん (採点:7)
＞名雪と真琴のデート、と言う展開には正直驚きました。しかし、序盤の自殺未遂ネタが少々唐突すぎて、全体の流れからすると不要なシーンに思えました。
＞名雪の心が赤裸々に暴露されるようなないようですが、結局悪に徹しきれない名雪らしさが良くかけていたと思います。
プロローグは名雪にヤバげな雰囲気を漂わせておいて、中盤から「ひょっとしてダーク突入？」と思わせるのが主な目的であったのですが、ちょいとバランスが悪かったかもしれません。ごめんなさいでした。
七瀬ユウジさん (採点:5)
＞「だいきらい、だよ」は“ずん”ときました。（いい意味で、ですよ。）
はい、ありがとうございます。
ずん、という感じに書きました。ずん。
hisaさん (採点:4)
＞エピローグ以外は面白く読ませてもらいました。
＞ただし、エピローグは無かったほうがいいなって思いました。
＞ただし、真琴の魅せ方はすばらしいものを感じました。
＞実際の真琴が、名雪に対してあんなに大人になれるかどうかのは疑問ですが、私的にはすっごく好きです。
＞結局、物語的に好き嫌いで点数をつけてしまい感想をつけていますが文章的にはかなり良かったと思います。
全体的に真琴シナリオ・裏ってコンセプトでしたので、ラストシーンは結婚式にしたかったのですが、やはり浮いてたかもしれません。
真琴は、本編からちょっと成長してる、ってイメージでした。
文章は色々やってみましたので、誉めていただきありがとうございます。
- 七瀬友紀 03/12/07 3:21 ＜作者＞
- 久慈光樹さん (採点:9)
＞とてもいいお話でした。
＞名雪が真琴に対し「大嫌いだよ」という場面と、そこに繋がるまでの演出が見事で思わずため息をついてしまいました。やられた。
＞ですがだからこそ、そこから「大好き」に変わるまでがあまりにも急すぎる気がしました。あれだけ思い切ったことを言ったのですから、その直後にやっぱり大好きでは真実味が無いというか、ちょっと拍子抜けだったかもしれません。
＞それでもテーマとしてはとても良かったですし、しっかりと書ききれていると思います。お見事でした。
はい。三章の展開はちょっと急だったかと思ってます。ちょっと直したいポイント。
他はわりと好きになってくださったようで、ありがとうございました。
あおき哲夫さん (採点:7)
＞悪くなかったんですが、どうもなにかが足りない。個人的に昔話やお伽話が作中に封入されているのが嫌いだからかもしれません。もっとさり気なく上手な例え話が入れられなかったのかな、と思うのです。
そですね。あれを間に入れたのは、名雪さん視点で真琴シナリオのあらすじを書くのが目的だったのですが、もちょっとうまくやった方がよかったと思います。
村人。さん (採点:10)
＞うぅん…
＞名雪、やりすぎでしょとか
＞真琴が対照的に大人すぎるなぁとか
＞思ったりもしましたが、それは得た人と得られなかった人で必然的につく差ということで納得です
＞名雪の行動についてはやっぱり色々とあるのですが、ラストがとても綺麗でしたし、
＞じーんときてしまったので、やっぱり好きなのです。
＞最後ははっぴーですよね、ええ♪
どもです、10点ありがとうございますー。
名雪さんにはやりすぎてもらったりしてしまいました。もうしわけない。
私も最後ははっぴーが好きです。しあわせいちばん。
Longhornさん (採点:9)
＞いいにゃあ。とっても。……いやその、ぶるまが、じゃなくて。
＞……本当だよ？
ぶるまですね。
ぶるまなのですね。
もうろんぐさんったら。
- 七瀬友紀 03/12/07 4:0 ＜作者＞
- 言之米さん (採点:9)
＞名雪は・・・イイ女になるね！ってかイイ女だ！(＞Δ＜)ｂ
＞美汐は書き手によって性格変わるから面白いね。
＞パニック赤面体質の美汐も可愛いです。
名雪さんは、他のひとのお話で、祐一くんとの恋が実らなかった先も、なんだか味わい深いと思うです、はい。
美汐さんはちょっといつも書いてる話のノリで書きすぎた感もありました。反省反省。
春日 姫宮さん (採点:3)
＞全然キャラが違います。
＞文章は悪くないですし、本当はこの一言で斬ってすてる程悪い作品では無いのですが。
はい。名雪のキャラは意図的に変えたところもあるのですが、やはり違和感を与えてしまったようで申し訳ありません。精進いたします。
Liarさん (採点:10)
＞名雪の強さと弱さ、真琴の純粋さと優しさが光る良作です。
＞個人的に、話の形式が今回随一と思われる程に美しかったと思います。
＞自傷行為で始まるプロローグによって目を引きつけ、途中に挟まれる童話によって話自体の効果を更に高め、その結実した姿としての"Disenchant" is over. へと繋がっていく……。
＞今回、名雪もので本当に上手いと思った内の一つです。
１０点ありがとうございますーっ。
もったいないお言葉の数々、どうもです。
proofreaderさん (採点:4)
＞まあ。展開がありきたり。いらんネタ多すぎ。ぶるまは他所でやってくれ。
＞いい表現もあったし、サブタイトルのつけ方なんかはうまくいってるんだけどなあ。
あーっと、私は普段はぶるまやってないのです……。
あと、小ネタをいれてしまうのは性分なのです。もうしわけない。
それはそれとして、表現等ほめていただきありがとうございますー。
はむさん (採点:5)
＞物語はオーソドックスで、平凡で、まぁまぁの出来で。それなりによかったと思います。
はい、オーソドックスを目指しました。
それを突破できずもうしわけありません。
雨音さん (採点:7)
＞名雪がどうしようもないほど良い子ちゃんですねぇ〜。
＞嫌いといいながらも、それを押し通せない辺りが、彼女の長所であり、敗因ですね（苦笑
＞と、まぁそれは良いとして。
＞キャラがすごく良かったです。
＞やや原作の人格からはずれているところがあるように感じましたが、
＞心地の良い方向への誤差だったので、別段気にはなりませんでした。
＞名雪と真琴の関係って言うのは、かなり難しいところがあると思いますし、
＞この作品でも、その部分に関しては消化しきれているとは思いませんでしたが、
＞最後の仲の良い二人は、とてもよかったです。
出番は少なかったですが、美汐も良い感じでしたし♪（笑
＞途中で挿入されている御伽噺（？）は、正直かなり微妙でしたが、
＞読み終わって、気持ちの良い作品でした。
はい、名雪さんはひねくれたいい子さんでした。
名雪と真琴の関係はここからスタートってつもりだったのですが、やっぱり消化不良の感があります。
ありがとうございました。
＊
では、今晩はこれくらいでー。
続きはまた明日以降に書かせていただきたいと思います。
- 七瀬友紀 03/12/08 2:40 ＜作者＞
- それでは後半に突入しますです。
＊
広咲瞑さん (採点:8)
＞キャラの掛け合いに笑って、真琴に萌えて、名雪の心情にすごく共感しました。
＞観覧車の辺りで、このままダーク展開突入なのかなあと思っていたけど、幸せな終わり方で安心でした。
はい、ダーク風味はひっかけでした。
物語のラストは出来れば幸せに。らぶです。
まこみし感想隊Ｒさん (採点:9)
＞美汐「Disenchant――解呪。懐かしいですね」
＞真琴「あぅ？ 懐かしいの？」
＞美汐「……別次元の記憶です。気にしないでください。
＞ さて、このお話の中で語られるのは名雪さんの想い」
＞真琴「うん……真琴が帰ってきたら、名雪は嫌な気持ちにもなるよね……」
＞美汐「それについては、書き手の解釈しだいでしょうか。このお話では名雪さんも真琴のことを好きで――
＞ でも相沢さんのことも好きで」
＞真琴「だからって何で自分に呪いなんかかけちゃうの？」
＞美汐「そうやって真琴のことを嫌えば、自分の胸の痛みが少なくなると思ったのでしょうか。
＞ もしくは単なる嫉妬か。単に自分の好きな人を取った人間を困らせたかっただけかもしれません」
＞真琴「あぅー、なんとなくわかるけど、やっぱりわかんない……」
＞美汐「その名雪さんの心を溶かす――呪いを解くのは、真琴の純粋な気持ち、なのでしょうね」
＞真琴「そうなのかなぁ……」
＞美汐「その感情の推移もうまく描けており、良かったと思います」
＞真琴「最後、ちゃんと仲直りできたしね」
どちらかと言うと黒使いなので解呪は羨望の的でした。てえか敵。
私のネビニラルの円盤を割りやがるんじゃよー。
さておき、感想ありがとうございました。
名雪さんの自分に対する呪いは、緩衝のためと言うよりは、そうでもしないと真琴に気持ちを打ち明けられないというか、そんな感じを想定してたりしました。
やり方は間違ってましたが、それでもあれは「一歩」だと思ってます。はい。
竹仙人さん (採点:8)
＞うーん、いい話や……でもぶるまって……ヒンシュク買わないように……
＞計算され尽くしたような組み立て方に文体、キャラクター。もっくり堪能させていただきました。
＞面白かったです。
あうー、なにかぶるまは鬼門だった模様です。ボクはただぶるまが好きなだけなのに。
まあそれはさておいて、ありがとうございました。
魂魄 妖夢さん (採点:6)
＞悪くはないのですが、真琴に対する名雪の心情が分かりやすいような分かりづらいような。だいきらいと言った割には、解決がスムーズでしたし。
＞閑話にはそれなりの効果はあったと思います。ただ、語り手が筆者なのか名雪なのか、曖昧な気がします。
はい、やっぱり名雪の心の変化は急だったかもです。あのあたりをこう、もうちょっとうまくやるべきでした。
閑話も判りづらかったですね。ごめんなさい。
柾人さん (採点:6)
＞妙にハイテンションなのに心に黒いモノを抱えている名雪が怖い。観覧車のシーンで、特に真琴の服を脱がすあたりダーク系の物語かと思ったほど。
＞それだけに名雪があっさり真琴に説得され、彼女のことを好きだと言ったのには違和感を感じる。
はいです。ジャンルは「ほのぼのダーク」って感じでひとつ。
やはり今回の反省点はそこですね。精進いたしますです。
名無し＠デフォさん (採点:9)
＞まず、純粋に『上手だ』と思いました。
＞構成や、台詞回しや、表現力等など・・・。
＞でも、一番『上手』と感じたのは、
＞淡々と、でも積み重ねた年月の分だけ重みのある名雪の感情を
＞とても丁寧に書き上げた事です。
＞真琴の素直さや明るさが、それを更に強調して、
＞より深みを増しているのが効果的だと思います。
うきゅー、ありがとうございますー。
なゆまこも最終的には仲良しになって欲しいです。はい。
Foolisさん (採点:7)
＞物語り全体に流れる雰囲気は好きだし、キャラのやり取りは見ていて面白い。
＞ただ、残念なのが、名雪と真琴の観覧車でのやり取り。
＞いくらなんでもあっさりしすぎな感じがする。それが残念でした。
はい、ちょいとあっさり風味でありました。
展開の唐突さ、私の大きな欠点です。反省いたします。
ありがとうございました。
Manukeさん (採点:9)
＞うわ……。恐いです、名雪(^^;)
＞それはともかくとして、名雪の想いと決着、真琴の心がとても上手く表現できていると感＞じました。
＞各キャラクタも魅力的です。
＞タイトルやサブジェクトも味がありました。
＞あそこまで踏み込んで、なかったことにするのはどうかな、と思わないでもないんですけど。
＞いや、あんまし暗くなるのも苦手なので、個人的にはほっとしたところですが(^^;)
名雪さん、こわいです。
この手のこわい名雪さんを書いたのははじめてなのですが、こわがってもらえて光栄です。名雪さんにはごめんなさい。
解決はもっと工夫すべきでした。猛省いたします。
はね〜〜さん (採点:9)
＞【Disenchant/解呪】１白 Instant enchant或いはArtifact１つを破壊する（激謎）
＞えーっと、訳の分からない書き出しですいません、分かる人にだけ分かるネタです（笑）
＞まず最初に思った事は
＞「ジャンル表記してないけど、ダークだったら嫌だなぁ……」
＞です（汗）中盤辺りでは『はぅ〜ん！ だ、ダークぅ……』と思っちゃいましたし（汗）
＞正直読み進めていく上で、色々と気になることはありました。名雪や祐一や真琴の台詞（まあ美汐も）で、時々ではありますが違和感を覚える事があったのは残念です。（推敲不足に感じました）
＞しかし、４つの章分けと各々の章タイトルのセンスは驚くほどに秀逸でした。章分けは正直な話、私も難しくて中々やれませんが、この話は実に効果的に章分けがなされていました。
＞後は、割と見た話の筋ではあるのに、個々の台詞が凄くインパクトがありました。
＞「わたしは、水瀬名雪は、沢渡真琴のことが。
＞――だいきらい、だよ」
＞この台詞を見た途端、バチン！ と体中に電流が走りました。そして
＞「ねえ、名雪……いろんなことが、あったよね」
＞「――とんでけ」
＞これら真琴の台詞で、全身に風が吹きました。凄く、その。感動して。体が震えて。
＞さらにはタイトルの『Disenchant』の真の意味がここで明らかになりますね。その見せ方も凄く素晴らしいです。私としてはこの時点で１０点を入れる気満々でした。
＞後は、閑話で挿入されている『お姫様』などの童話のような語り口も大好きです。童話好きな私のツボをピンポイントでついていたというのもありますが、凄く綺麗でした。
＞ただ、除算される呪いの前半分がどうにも野暮ったいんですね……。祐一と美汐の会話なんかは、ちょっと描き方が雑ですし、浮いてるんですよ。
＞真琴の話に美汐を出したいという気持ちは凄くわかりますが、この程度の描写ならば、美汐はむしろ出ない方がストーリー的にびしっとはまるかもしれません。
＞でも、ラストシーンは無茶苦茶綺麗なんですよねぇ……（泣）
＞個人的には１０点付けたかったです。でも、どうしても気になる所が多かったので１点だけひきました。
＞しかし心に残る素晴らしい、本当に素晴らしいお話でした。
＞※採点項目とは無関係ですが、ぶるまに大爆笑です（笑）でもー、あのー、もしあの方だったならばの話ですけれど、匿名コンペって場を考えるならば、ご自分の名前を書くに等しい行為はそろそろ止めましょうよ〜（笑）
やっぱりぶるまはあかんかったのですかー。あうー。
みゅー、ぱんつは出さないようにはしたのですがー。
そしてマジックネタを判ってもらえてうれしいです。
美汐さんが出てくるあたりはちょっと駆け足で書いちゃったかもしれません。申し訳ありませんでした。ごめんなさい。
ともあれ、ありがとうございました。
Ｇａｒａさん (採点:8)
＞他ヒロインシナリオでの名雪の想いを描く作品って、名雪の想いを歪んだ物として表現してるのが多いですけど、この作品では子供の頃の想いを引き摺っているが故の素直でストレートな名雪の想いを描いてくれていて好印象でした。
＞真琴の反応次第ではダークな展開に転げ落ちそうな歪みを抱えた観覧車のシーンが、真琴にあまり似合わない程の素直な本心の吐露によって昇華されていく光景は綺麗でした。
＞それにしても「好きな人が好きな人の事も好きな自分」ていうかなり複雑な女心を無理無く描いてますね。そういう経験でもあるんでしょうか？（笑
＞祐一と真琴両方に対する嫉妬と恋慕から暴走した「真琴への愛撫」のシーン、異様にリアルでした。自分にもああいう感情持った経験あったの思い出しました（笑
名雪さんのシリアスな話を書いたことはあまりなかったので、今回は思考実験というか、名雪さんは真琴シナリオにおいてどんなことを考えているだろう、ということを想像しながら書いてみました。
正直になれない二人の歩みより、という感じで書きました。この二人には仲良くやってもらいたいです。
女のひとの心は残念ながら経験不足ゆえよく判らなかったりしたので、國府田マリ子さんとかCoccoさんとかの歌を聴きながらイメージしたのでした。ということでそーゆー経験はなかったりー。
HQさん (採点:6)
＞名雪がほかのヒロイン相手にサブキャラとして行動してることの説明に、少々妙な
スパイスを振りかけたもの。ただ、そのスパイスは、謎じゃむだった…
＞以上です。
謎でした。じゃむじゃむ。
いちおーオーソドックスを目指したのですがー。
雪蛙さん (採点:8)
＞気の合う名雪と真琴がいいコンビというか妙にかわいいというか（爆）。
＞いきなり名雪が真琴にキスしたときはどうしようかと右往左往（ｗ）。しかし名雪の「だいきらい」って本当に威力のある、読み手をギクッとさせるものがあるなぁ。
＞加算、減算、乗算、除算を使った副題も良かった。
なゆまこも書いてて楽しかったです。らぶらぶ。
加減乗除は「Lの季節」つうゲームの章タイトルに「日常＋１」てのがあってそれが好きだったので、ちょっとひねって加算される〜を思いついてから、残りの３つを考えてみたりしました。
じゅうさん (採点:6)
＞タイトルはDisenchantよりDisenchantmentの方がよいと思います（ラストの英文も）。
＞黒い名雪はなかなか魅力的でした。
＞閑話は、具体的に描かれすぎて、あえて昔話風にした意味が薄れてしまったように思います。
えと、上にのべたとーりの理由で、モトネタがDisenchantだったのでそうなったのでした。
黒めの名雪さんは初挑戦でした。お気に召していただけたようで幸いです。
Kさん (採点:9)
＞ああ、だから解呪……なのですね、納得。
＞物語全篇に何かしらの魅力を感じたのですけど、
＞特に観覧車の場面、真琴が名雪の心を柔らかく
＞包み込む場面は、緊張感の中に優しさが強く感
＞じられて、好きでした。
＞ラストの落とし方も秀逸、堪能させて頂きました。
Disenchantは実はトリプルミーニングだったのですがやっぱり上手く生かせなかったようです。要反省。
さておき、気に入っていただけたようでありがとうございました。かのんの半分はやさしさでできています。
ちいーゆさん (採点:9)
＞グルービー！
＞これだけの容量に、よくぞここまで纏めた！ という感じです。不足していると感じられる部分もなく、非常に楽しく最後まで読めました。
＞実はこのSSを読む直前に、真琴がかなり大人っぽいSSを読んでいたんですよ。そのせいもあってか、何だかこのSSの真琴がすごく可愛らしく思えました。それこそ「ちゅー」したいくらいに（笑）
＞実に面白い作品でした。ありがとうございます。
ぐるーびーっ！
真琴かわいかったですかー。うれしいですっ。らぶゆえっ。
夏葵さん (採点:7)
＞良いお話だ…。
＞なんかこうモヤモヤする部分もありますけど、ラストが大変良かったので無問題ですｗ
モヤモヤさせてしまいもうしわけありませんー。
ラスト、私としてはけっこう気に入っていたりします。ありがとうございました。
VALさん (採点:9)
＞何て言うか……お話の入り方から、盛り上がりから、締め方まで、見事ですね。
＞真琴と名雪。嫉妬の話、単純に好意を持っている話、混ざった話、ありますけど。この話はそのブレンド具合が上手いです。絶妙です。
＞観覧車の中で真琴が語った名雪との日々──ああ、いいなあって思えました。
想い出を話し合うという展開が好きなのでした。名雪と真琴の関係、がんばってみました。
ありがとうございました。
投票者３．５回目さん (採点:10)
＞閑話・二は大きくて読みにくいと思いました。
＞最後に二人が逃げるのは無理矢理だと思いました。
＞戦乱の夏という言い回しは物騒でちょっと嫌でした。
＞どろどろしつつ仲良くなる、等身大の人間関係が好きでした。
問題点指摘、ありがとうございます。
これからも、がんばっていく次第です。
やさぐれつつ仲良し、らぶです。
ゆーえむさん (採点:10)
＞いや、いい話を読ませていただきました。名雪の想いが嫌になり過ぎず、綺麗になり過ぎず、いいバランスになっていると感じました。個人的にはもう少しすっぱりと綺麗に想いに決着をつけてもいいと思うのですが、あまり綺麗過ぎても人間味に欠けますしね。
ふい、ありがとうございましたー。
ちょっと煮え切らない感じなのは私の性格によるものかもしれません。プチやさぐれが好きなのですー。
名無し＠デフォさん (採点:8)
＞名雪と真琴の交流がしっかり書けていて、まさにこういうのが読みたかった。狼狽する美汐も面白かった。
＞減点分は以下の２つ。
＞・本編の名雪が、可愛いってだけで同性にキスするとは思えん。されるならまだしも。
＞特に最近は「とりあえず女の子同士でキスさせときゃいいや」という安易な百合が氾濫しているので、厳しい目を向けざるを得ない。積み重ねた想いや絆のないキスなんて萎えるだけじゃい。
＞・耳元で「大嫌いだよ」ってパターンといえばパターンだが、冷静に考えれば 性 格 悪 い よ ね … 。
＞衝動的に言ったならまだしも、意図的に効果的に真琴が傷つくのを承知でそういうことを"できる"って時点で性根が腐ってる。後で謝りゃあいってもんじゃないぜ。
む、批判の方が長くなってしまった。まあこれがなければ10点だったということで。
ういっス、どもです。すみません私百合好きです。
さておき、名雪のキスに関しましては、こー、なんというか上手くいえないのですが祐一のポジションに立って真琴を見たかったとかなんとかもやもやと考えていたのですが、うまく表現しきれずもうしわけありません。
あと名雪さんも性格悪くしちゃってごめんなさい。
はにゃーんさん (採点:9)
＞素敵ー♪
＞空気が大好きっす。はてさて、七瀬友紀さんだろーか。違ったらごめんなさい。
＞こんなふうにちゃんと真琴を書けているというだけで憧れます。（笑
はい、七瀬友紀でしたー。なぜバレたーっ。
もしよろしかったらどのへんがポイントだったか教えてくださいませー。隠しますからー。
ともあれ真琴を描けてるといわれるのは私にとって最大級の誉め言葉であります。ありがとうございましたー。
歩人さん (採点:9)
＞むう、上手い。人物、心情、情景描写が秀逸。構成、プロットその他も言うこと無し。エピローグも綺麗。堪能させていただきました。
や、ありがとうございます。てれてれ。
黒鯖寿司さん (採点:9)
＞二人のお互いへの想いが観覧車のシーンで丁寧に描かれていて良かったです。
＞この二人のペアがＫａｎｏｎで一番好きなので嬉しいです。
私は本来まこみし派閥なのですが、前回もそうだったので二連続だとあれかなーと思ったのでなゆまこにしました。この二人の組み合わせも大好きですー。
＊
というわけで全レスでした。
感想を書いてくださったみなさま、読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
そして、できれば、次の機会にお会いしましょう。
それではっ。
- はにゃん 03/12/08 10:22
- ご依頼承り、見つけたポイントを言いに来ましたー。ぴぴー。（笑
１、シーンの区切り方がフリップフロップと重なって見えた。
２、シーンごとの「加算される日常」とかの付け方が↑と同じように見えた。
３、文章にある癖と雰囲気がそんな感じだった。
４、文体がそのまんまだった。
５、キャラが。
６、特に真琴が。
７、つまり真琴が。
８、ひたすら真琴が。
――以降延々と真琴の名前が続く。
以上ですー。（マテ
ではではっ。
- 七瀬友紀 03/12/08 22:41 ＜作者＞
- ＞はにゃんさん。
お答えありがとうございましたー。
しかし……文体などは、たしかにそのまんまな気もしますし、迷彩すればよかったとも思いますが……。
真琴は！
真琴だけは！
真琴に関してだけは、自分を欺くことができなかったのです！
うう、先生ごめんなさい。
とすると、次回があるとしたら、真琴を出してはいけないということになるのでしょうか。
あうー。そんな酷なことはないでしょーっ。
- Revin 03/12/09 15:16
- こんにちは。IRCで少しお目にかかりましたれびんです。
開催中にはほとんどの作品を読んでなかったんですが、何となくついさっきSSを読ませてもらいました。
感想を書いてみようかと。
全体的に、ちょっと形式的過ぎる感は否めませんでした。構成に関してです。
昔話を模した閑話を使うのも少々やり過ぎのようにも。趣向の問題ですね。
でもいい所が目立ったので、それだけでは終わらない作品であったと感じました。
冒頭の名雪のカッターの所は、雰囲気がかなり伝わって来てゾクゾクしました。
あとは観覧車の中の出来事とかも好きですね。その後のぶるまは知ってるだけにニヤリとｗ
真琴は好きなキャラじゃないんですが、この真琴は好きです。
何だか言う順番がおかしい気もしますけど、5位おめでとうございます。(゜∀゜)
お疲れ様でした。
- Alice 03/12/09 17:14
- もう好き。LOVE。今回の好きSSの三本指筆頭っす。えと、私の中で。
なんか微笑ま痛くてゾワゾワしました。名雪の「だいきらい、だよ」までのカタルシスが辛抱溜まらんかったです。
これからの二人のビジョンがなんか手を繋いでベッドに眠ってるようなイメージ。
どっちがおねーちゃんか良く分からないような感じですけどね。
真琴のお話で美汐もいたけど、それ以上に名雪の方が強烈な印象。
内容的にも斬新で良かったなぁ〜。やっぱり。
チャットでは調子が（体の）悪くて対応できなかったんですけれども、なおざりではございますが、こちらで挨拶させて貰いました。
これからも頑張って下さい。
- 七瀬友紀 03/12/09 23:1 ＜作者＞
- まこみし文庫をよろしく！（宣伝
さておき、書きこみどもありがとうございますです。うス。
＞Revinさん
どもですー。
閑話の挿入は130cmさんとこのゲームであるところの「プリンセスブライド」をやった影響が大なのですが、やるならもっと凝ったりうまいことやったりした方がよかったかもです。
冒頭はダーク風味に挑戦してみました。ダークはあんまり書いたことなかったのでどきどき。
えーと、あとぶるまに関しましては当方悪意はなかったのです、ただ出したかっただけなのですー。
＞Aliceさん
Loveといってくれるありすさんにらぶー。
添い寝はいいですね。添い寝らぶ。
私の趣味としては、基本的には名雪さんがお姉ちゃんチックだったりするのですが、ときどき真琴がちょっとだけ大人びたりするのですよ。そんなのがらぶです。
これからもがんばります。よろしくおねがいします。それではー。
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