投票結果

K (採点:7)

うん、好漢な北川くんが素敵でした。

臆病でも、精一杯前を向いて己を貫いていく意志というのは、
見ているだけで気持ちよいものがあります。基本的に私は、
栞ノーマルED後の香里は、北川くんには少し役不足かなと
思っているのですが、この北川くんでしたら、不器用でも
ちょっとずつ近づいていけるかなーと思いました。応援し
たくなるようなほほえましい関係です。

一つ不満な点があるとすれば、金魚すくいのシーンを回想
でさらっと流したのは勿体無いなーという気がします。

proofreader (採点:1)

また北川が捏造されてる。
それにしても。なんか、手を変え品を変えたまったく同じ話を、何度も読ませさせられている気分。

コロリン (採点:6)

前半の説明に粗が多く半眼で続きを読んだが、後半は滞らず読ませられた。
深くまで補わないのが「若い」らしさを生んでいた。

最後の文は私には醒めて映った。

峻 (採点:8)

おお、思ったよりいい話でした。
この微妙な関係での終わらせ方は割りと大好きです。
これが中篇なら不満なんですが短編ならむしろOK。

はむ (採点:5)

ぐっときました。ぐっときた話だけに、グットなんて（バカ）。なかなかにいいお話だと思います。けれども話の作り方が無難で、ネタが使い古された感があるのはいなめませんが。もっと独自の要素があればなおよかったですね。

あー (採点:8)

普通に楽しいです。って、無責任な感想ですな。

春日　姫宮 (採点:3)

　どうせなら中編に出して、この先も描いて欲しかったです。
　状況説明は十分でしたが、描写が不十分なように感じました。

Foolis (採点:6)

なんか全体的に惜しいなぁと思った。
書きたいことは結構いいと思う。個人的にかなり好み。
ただ、見せ方が上手くないように思えた。
上手く調理し切れていないというか、なんというか。

Manuke (採点:9)

不器用な北川君の見せる優しさが心地よいお話でした。
ただ縁日の金魚ってすぐ死んじゃいますから、香里の元気づけになるのか心配ですね。
（細かいことですが、『あれこれ３年振り』のような誤字にはご注意）

ふぁんほーいどんく (採点:7)

これはいい北川ですね。いや、このこんぺではいい北川ばかりでしたが。
北川というキャラを考えたとき、二枚目になりきれてないという部分があると思うのですよ。
この作品ではその部分がでててよかったです。

りょーと (採点:6)

　大変面白く、また文章力や構成力なんかも含めて、すべてが巧いと思える作品だったのですが。
　どうも話の端々に違和感を感じてしまいました。一つ挙げると、香里がこんなに簡単に死んだ栞の事を語るのだろうかとか。
　人それぞれの解釈、というかキャラ感の違いだと思います。ただ、私としてはどうしてもその辺の違和感が消しきれませんでした。

ふもふも (採点:5)

文章の構成であれ？と思う個所がいくつかありました。
途中にギャグがありましたが、蛇足な気がしました。
最後はよかったと思います。

ゆーえむ (採点:8)

　結局何も解決してないけれど、それでも確かに一歩は踏み出せた……って感じですかね。
　個人的に北川好きなので、こういう話は嬉しいです。平穏に暮らしてきて、いきなりの香里の言葉に咄嗟には対応できなくて、それでもしっかりと考えて自分に出来ることをする。奇跡は起こせなくても支えることは出来る平凡な少年、北川潤の真骨頂ってところでしょうか。

Time (採点:6)

今後の北川の幸せを祈るばかりですｗ

久慈光樹 (採点:6)

　シリアス部分は非常に文章もしっかりしていて、何より北川くんの一人称がとても好印象でした。ですがそれだけに、コメディ部分の彼の一人称はやりすぎだと感じてしまいました。不真面目すぎるという意味ではなく、ぎこちなさ過ぎます。
　お話としては非常によくできていましたが、コメディ部分のぎこちなさが大きな原点材料だったと思います。残念。

山の上 (採点:7)

なんか北川のイメージがしっくりきます。
なんでかは私もわかりませんが。

Ｇａｒａ (採点:8)

　ほのぼのとしていて、そして悲しくて、でも未来への希望が見える素敵な話です。

　好きなタイプの話なんですけど、本編と矛盾してる箇所がありますね。現在の北川達が３年生なんですから、香里が栞と一緒に金魚を掬った「去年」は香里２年生、栞１年生、の時の筈。つまり、「栞が入学直後に倒れ、学校に通えなかった年」な訳です。その状態の栞を『夏場に』『人ごみの中に』連れ出してお祭りを楽しんでいた、というのはさすがに無理があります。

　祐一の強引なまでのお節介とは違った、北川だからこその等身大の気遣いが、リアルな人間関係を感じさせてくれて、良いストーリーでした。

雨音 (採点:5)

前半までの展開はとても面白かったんですけど……
その後、後半のシーンが、まるで何事も無かったようにほのぼのと進んでいくのには、ちょっと困惑しました。
香里のあの告白は、結構とんでもない内容だと思うのですが？
それを聞いて、それでも直ぐにあんな風に普通に話せるもんでしょうか？
なんだか、真ん中がスコーンと抜けてるように感じました。

大谷晶広 (採点:8)

香里の内心を逐次描写しているわけでもないのに、香里の気持ちが伝わってきました。語らせないことによる心中描写というものも存在するのか、と思い知らされました。
また、北川の一人称によるユーモアな文体が、いい感じです。欠点らしい欠点は見当たらなかったように思います。
北川が真面目に金魚の飼育方法についての論文を書く後日談なんてあったらよかったのに、と思ったり思わなかったり。

あおき哲夫 (採点:8)

シーンの切り取り方は良好。無駄なことを書かなかったのも評価高いです。ただ香里の独白近辺の唐突さは拭えなかったか。北川が誘われる側でなく誘う側だったなら、祭りへと向かう香里の葛藤を描けただろう。香里が北川に栞のことを告げる理由にもなったはず。それを考えると導入部が勿体なかった。

Natsu (採点:5)

ほのぼのしててよかったです。
３年間同じクラスでいまだに『水瀬さん』なのは変な感じでしたが。

Longhorn (採点:8)

　ううむ。強い香里ですね。ちょっと個人的な想定とは外れましたが、こういう香里もいいですね。
　最後の行に「夏」か「夏休み」を持ってきて、その上の行の該当部分を削って（その上でよい形に整形するのは言うまでもありませんが、作者さんには簡単なことでしょう）みても、いいのかも知れません。
　妙な感想でした。

ありあも (採点:5)

北川→名雪って水瀬さんなのかなぁ・・・

燃焼系オギノ式 (採点:7)

普通に良かったですね。
設定があまりない二人をうまく使った作品だと思います。
まあ、これといって光る強烈な印象があるとも思えませんが。

まこみし感想隊Ｒ (採点:9)

真琴「えとね、どーしても気になることがあるのよぅ」
美汐「一体なんですか？」
真琴「北川が買ったアイス、結局どうなったの？」
美汐「…………」
真琴「あぅーっ、なによぅ」
美汐「真琴らしい、と思っただけです。気にしないでください。
　　　さて、お話ですが、最初は単なる日常物だと思いました」
真琴「でも突然、栞の話が出てくるんだもん、ビックリしちゃった」
美汐「そうですね。ですが、俄然面白くなったとも言えます。
　　　栞さんのことを思い出す香里さんと、そんな彼女に何かしてあげようと思う北川さん」
真琴「でも、金魚をとってあげる、っていうのが微妙なところよねぇ」
美汐「そうですか？　普通の高校生があの場でできる選択としては、最善のものだと思いましたよ」
真琴「香里も、それで大して変わった、って感じじゃないし……」
美汐「親密度プラス１、といった感じでしょうか。ですが、それが良かったと思います」
真琴「あぅー、そっかなぁ。地味なお話だと思ったんだけど」
美汐「確かに派手ではありません。ですが、二人とも普通の高校生として実に自然でした。
　　　地の文の北川さんの感情説明も、それらしく書かれていて好感が持てました」
真琴「まあ、いきなり香里が北川のこと愛してる、って言い出したりするよりは、良かったと思うけど」
美汐「あと個人的に気になったのは、５匹捕った金魚が一月もしないうちに１匹に減ってしまったというところです」
真琴「え？　別にごく普通の話じゃないの？」
美汐「これはもしかしたら、Kanonのヒロインを意味しているのかもしれません。
　　　名雪さんと一緒になると、他のヒロインはその影で亡くなっている可能性が高いのですから」
真琴「あぅー、それは考え過ぎよぅ」

柾人 (採点:5)

青臭い思考は祐一よりも北川のほうがしっくりくる。何でだろう？

HQ (採点:9)

　夏祭り。受験生の有給？休暇。うまい具合にシリアスをからめて、
でもほのぼのした雰囲気がある。夏に読んだらもうちょっと楽しめる？

YOU (採点:6)

名雪がはぐれたのは作戦だったんだろうな、きっと。北川の軽い考えが現実に打ち砕かれるところ。その前後での北川の成長が印象に残りました。

Ichi (採点:10)

凡人なかっこよさの北川君がいいです。
それに、演出もすばらしい。特に花火のシーンが、お気に入りです。
楽しませていただきました。

duven (採点:3)

どうも台詞、役回りからしても北川より祐一向きの話のような。
北川を使いたいのなら、そこにいるのが北川でなければならない話でなければ。
祐一の位置に北川をスライドさせただけでは、既存の作品の劣化コピーにしか見えません。

夏葵 (採点:8)

香里も無口ではいられなかった。聞き手として選ばれた北川。ふたりの微妙な関係の始まり。青春だと思う。いいなぁ。

歩人 (採点:7)

北川が最後に決めましたね。彼の心情もなかなかうまく表現されています。良かったです。

VAL (採点:7)

　要約すれば栞の事を知った北川の励ましなわけですけど……。
　ムードぶち壊し……いえ、むしろあの辺りのほのぼの具合が良かったです。北川の頑張りが良いです。
　ただ、それ以外の構成や、終わり方は、少し弱いかなと思いました。

earthy (採点:7)

この話、北川が面白かったです。

すずめつめ (採点:2)

私が女の子だったら、この北川君には惚れそうもありません。

広咲瞑 (採点:8)

間を開けて二度読んだのですが、二度目のとき、なんかすごくジンときました。
北川の語り口かな……

竹仙人 (採点:5)

　うぅん、凄まじいほどに王道です。
　最後の最後でガクッときましたが(笑

　まさしく可もなく不可もなく。

和也 (採点:7)

うん。悪くないです。まだ高校生ですから、北川も妙に老成したセリフを吐くよりも、こういう風に意味も無く金魚を捕まえたり、適当なことを言っちゃう方が僕にはしっくり来ます。多少ご都合主義的、というか香里のキャラが軽いのが気になりましたけど、高校生らしい好作だったと思います。

じゅう (採点:9)

打ち上げ花火と打ち明け話は発音が似ている――って意識したのかどうかはわかりませんが。
テンポの良い語り口調が、文章をすいすいと読ませてくれました。
仲良し４人組の楽しい日常雰囲気にはじまって、その楽しい場から香里のちょっと湿っぽい話へのシフトがとても自然です。北川も、変にすかしたセリフを吐かずに日常会話の延長線として香里に元気をわけてやるシーンはとても暖かな感じを受けました。

Tnhhs (採点:6)

悪くないです
ただ、北川の描き方が良かったには良かったのですが、私にはすこし合わない気がしました
これは、ただの私の個人的な趣味ですが

Ecila (採点:6)

北川の泥臭さみたいのがもっと溢れてたらくどくなりすぎたかもしれません。ほどほどの北川さで細かいことを意識することもなしに読めたと思う。

クリボー (採点:7)

結構好きですけど、最後の最後が。
もうちょっと別のいいまわしが良いかと。
あの言葉だと、終わった感が少し減少されます。
「話」ではなく別の何かにできれば良かったのですが…

Revin (採点:3)

普通でした。これといって悪くもなく……という印象でした。
もっと主張を詰め込んだ方がいいように俺は思います。

村瀬香奈 (採点:8)

キタカオだー。

はっ。すみません。短編で初めてあったものですから。
はじめまして。

雰囲気がとてもよかったです。

投票数 135 : 単純平均点 6.21
10点	3
9点	10
8点	22
7点	35
6点	22
5点	21
4点	7
3点	7
2点	4
1点	4

KATUO　 03/11/18 17:46 ＜作者＞

読んでくださった全ての方々、ありがとうございました。
そして感想を寄せてくださった皆様には、本当に感謝の表しようもありません。
また、このような場所を設けてくださったいたちん様、ありがとうございました。
この場で深く感謝の意を申し上げます。

個別レスについては少しずつ書いていきたいと思います。
それから、ＳＳについての感想、質問等ありましたらどうぞ。

KATUO　 03/11/20 0:42 ＜作者＞

それでは個別レスを。
残りの方々へのレスはもう少しお待ちください。
申し訳ありません。


>Kさん

ありがとうございます。
こんな北川君ですが、いつまでも応援してあげてください(笑

>金魚すくいのシーン
物語のテンポを損ねそうだったので省きました。それが吉と出たか凶と出たかは分かりませんが。


>proofreaderさん

この手の北川ＳＳは世に溢れ返っているので、なんとか既存作品とかぶらないよう心掛けましたが、どうにもうまくいきません。
今までとは何か違うものを作りたかったのですが、すみませんでした。


>コロリンさん

北川の若さは常に心がけました。うまく表現できていたようなので嬉しいです。
最後の一文は、もっといいやり方があったろうにと自分でも反省しています。最後の最後に冷めさせてしまい、申し訳ないです。


>峻さん

ありがとうございます。
こういう微妙な関係は私も大好きです（笑


>はむさん

新しいものは常に求めているのですが、日常の話の中でそれを表現するのは難しいです。……言い訳ですね。頑張ります。


>あーさん

とんでもありません。全然無責任じゃないです。
楽しく読んで頂いて幸いです。
ありがとうございました。


>春日　姫宮さん

この話での中編は元から考えていませんでした。
だから私の中では、先はありません。
最後の一文は読者の想像に委ねたいという思いから書きました。

状況描写は私の力量不足です。頑張ります。


>Foolisさん

力量不足です。すみませんでした。頑張ります。


>Manukeさん

ありがとうございました。

>金魚
10年は生きます。屋台のおじさんも保証してくれてます。だからきっと大丈夫！

>誤字
やってしまった…。幾度となく見直ししたのですが、くそお。
ご指摘ありがとうございました。


>ふぁんほーいどんくさん

ありがとうございます。
自分が思った通りの北川君が出せたみたいなので嬉しいです。


>りょーとさん

去年と同じ場所に同じ屋台があるのを見つけたことで、ふと何かを思い出して、思わず話してしまったのではないでしょうか。
だから聞き手はきっと北川君でなくてもよかったのかもしれませんね。大人びているとはいえ、香里は高校生です。理由もなく、ちょっとしたことで心が揺れるということもあると私は思いました。それが私の香里像です。


>ふもふもさん

ギャグの部分は、北川が想像していたことと現実との違いを見せるために入れました。だけど、あの部分だけ浮いていた感は否めせん。すみませんでした。


>ゆーえむさん

感想読んで涙出そうになりました。
自分が書きたかったことをものの見事に言ってくれた。本当にありがとうございました。


>Timeさん

祈りましょうｗ


>久慈光樹さん

上でも語ったように、コメディ部分は北川の想像と現実のギャップのようなものを表わせたらいいなあ、と書きました。
ぎこちなさは完全に力量不足です。狙って笑いをとるのは本当に難しい。すみませんでした。


>山の上さん

こういう若さというか、青さというかが北川君なのではないでしょうか。
私もよく分かりません（笑


>Ｇａｒａさん

>栞
　あれは蒸し暑い夏の日だった。
「お姉ちゃん！」
　ドカンと大きな音を立ててドアが開き、その音に負けないぐらい大きな声を出しながら栞があたしの部屋に入ってきた。部屋に入るときはノックをしろなんて野暮なことはもはや言う気にもならない。
「突然どうしたのよ、栞」
　ちょうど夏休みの宿題に手をつけていたあたしは、突然の栞の訪問を驚きもせず慌てもせずにサラリと受け止めた。このくらい日常茶判事、いつものことだ。いちいち驚いていたら、この子と同じ家で生活なんてできない。
　イスを引き、栞の方を向いた。なにやら相当慌てているようだ。だけどどうせ大したことじゃないだろう、とこの子と過ごした長年の経験が言っている。
「で、本当にどうしたの？」
「今日、この街のお祭りでしたー。忘れてましたよっっー」
　ああ、そう言えば。今年ももうそんな時期なんだ。
「それで？」
「え？えーと、……花火も上がるらしいですよ」
「それで？」
「えーと、一緒に行きませんか、って」
　やっぱり大したことなかった。
　あたしは小さく溜め息をついて言った。
「栞、あんたね、祭って毎年行ってるじゃない」
「毎年行ってるから今年も行きたいんですっ」
　本当に楽しみにしているように笑う栞。高校１年にもなって。
「いい加減飽きなさいって」
「飽きません」
「それにあんた、それでも一応病人でしょ」
「最近はバッチリ調子がいいから大丈夫ですよ」
　事実だった。
　ここ最近の栞は本当に病人なのかと疑う程に絶好調で、終日家の中をピョンピョン飛び回っていた。体の調子がいいときに限って、夏休みで学校に行けないのが非常に残念そうだ。
「それじゃあ、お母さんとお父さんと行ったら？」
「お母さんとお父さんは大河ドラマをなんとしても観るからダメだって……」
　大河ドラマ、ねえ。
「じゃあひとりで行きなさいよ」
「ひとりじゃつまんないですよぉ……」
　今にも泣きそうな顔で言う。この顔で迫られたらノーとは言えない。
　あたしも妹には弱いなあと思いつつ、解きかけの英語の問題集を閉じた。
「本当に今日だけよ」
「やったー」と飛び跳ねながら体いっぱいで喜びを表そうとする栞。その姿は見ようによっては小学生にも、はたまた無邪気な子犬のようにも見えた。
　あたしはそんな栞にヤレヤレと苦笑しながら、心の中ではもしかしたら少しだけ嬉しかったのかもしれない。

のような経緯があって栞は香里と一緒にお祭りに行くことになりました。苦しい…。

>リアルな人間関係
北川だからこそ書けた話だと自分では思っています。
ありがとうございました。


>雨音さん

色々悩んだ末に、北川の中である決心のようなものができたのでしょうね。逃げるのはやめにしよう、後悔だけは嫌だと。
だからあの告白後も香里と普通に話せたのだと思います。それから再登場時に、香里がいつも通りの表情（あくまで表面上のですが）だったこともあるかもしれません。


>大谷晶広さん

>心中描写
意図してやったのではないのですが、香里の気持ちまで読み取ってくれたのは、嬉しい限りです。ありがとうございました。

>後日談
論文書くことを理由に香里の家に上がりこんで、金魚を間に少しずつふたりの距離を縮めていく、ような感じでしょか。嫌な男になりそうだ。


>あおき哲夫さん

なるほど。勉強になります。
言われてみれば、確かに香里の葛藤についてはほとんど触れられていません。そこらへんの部分をもっと掘り下げて書きたかったです。ありがとうございました。


>Natsuさん

>水瀬さん
これまでに自分が読んできたＳＳが色濃く影響しています。どちらがいいかというのは言及しかねますが、私の中では「水瀬さん」の方が北川っぽいかなと思っています。もちろん人それぞれなのですが。


>Longhornさん

最後の描写について。
冒頭で「夏休みなんてない」と北川は言っています。ところがラストでは「夏休みはまだまだ続く」と言っています。今まで受験受験で色のないモノクロの日々を過ごしてきた北川は、この夏祭りをきっかけに少し違った日常を見つけました。即ち彼の中で新しい話が始まった。
そんな意味で最後の行は「話」で締めました。
それからもちろん、これからの展開は読者の方々の想像に任せたいという意味も含んでいます。
だけどもっと上手いやり方があっただろうに、自分……。すみませんでした。


>ありあもさん

どっちがいいかは分かりませんが、私の中では「水瀬さん」で定着しています。そっちの方が北川君らしいかなあ、と。


>燃焼系オギノ式さん

何の印象も与えられないというのは残念であり、またせっかく読んでいただいたのに大変申し訳ないです。
頑張ります。


>まこみし感想隊Ｒさん

どっちが本音なのかが気になりますが、とにかく。
>アイス
溶けました。
いや、子どもに食べられて、それが縁で金魚すくいを手伝ったのかも。ご想像にお任せするということで。

>金魚
やられました。深い読みですね。５匹に大きな意味はないです。


>柾人さん

私もそう思います。
北川の性格は、ゲーム本編ではそれほど深く語られていないのに何ででしょう？


>HQさん

ありがとうございました。
夏の方が雰囲気は楽しめるかもしれません。逆に夏の暑さの描写がイマイチだ！と叩かれるかも……。


>YOUさん

>作戦
全ては計算済み？マコちゃんですね（笑

北川の成長はこのＳＳで一番表したかったもののひとつです。ありがとうございました。


>Ichiさん

花火のシーンは気合い入れて書きました。元々、花火が書きたくてこの話を書き始めたと言っても過言ではないので。
楽しいんで頂いて光栄です。ありがとうございました。


>duvenさん

私はこの話は北川じゃないとできなかったのだと思っています。なぜ祐一じゃダメなのかと聞かれると、なかなか説明が難しいのですが、あの若さやら青さやらを出せるのは北川しかいないと思いました。ただ単に自分が北川・香里が好きなだけかもしれませんが、それでも。

ゆーえむ　 03/11/21 18:58

はじめまして、感想を書かせていただきましたゆーえむと申します。
まずは11位おめでとうございます。

なにやら思うままに書いた感想に大層なレスをいただいてしまい、嬉しいやら旅立っていいやら。
私は北川好き、しかも香里絡みだとなお良しという人間なので、この話にとても楽しく読ませていただきました。
空欄と言う事はＨＰを持っていらっしゃらないのでしょうか？
是非他の話も読んでみたいのですが……

KATUO　 03/11/22 1:8 ＜作者＞

遅くなりました。残りの方々へのスレです。


>夏葵さん

青春ですねえ。いいなぁ（笑


>歩人さん

北川の心情は可能な限り手を加えました。うまく表現できていれば嬉しいです。ありがとうございます。


>VALさん

ムードを大切にするか、ノリの良さを大切にするか。実際、子どもを登場させるかどうかは結構迷いました。だけど上手い具合いったようです。ありがとうございました。
>終わり方
皆さんのご指摘の通り、物語のシメにあれではどうにも締まりがありませんでした。申し訳ありませんでした。


>earthyさん

面白く読んで頂いて嬉しいです。ありがとうございました。


>すずめつめさん

もてる北川を書きたかったわけではないので、それで当然の気がします。香里にしたって、今だ彼は恋愛対象にすら入ってないでしょう。
だけど、惚れるとかではなく、大人として少しだけ成長した北川君を見てやってほしいです。それがどんなに小さなことであっても、きっと大事なことだと思うから。


>広咲瞑さん

北川の語り口が盛況ですね（笑
作者として嬉しい限りです。
ニ度もお読み頂き、ありがとうございました。


>竹仙人さん

最後の最後ですみませんでした。
もしも次回機会があれば可を狙いたいです。


>和也さん

ありがとうございます。
>香里のキャラ
色々と気を配ったのですが、軽く見えてしまったでしょうか。申し訳ありませんでした。


>じゅうさん

>打ち上げ花火と打ち明け話
深い読みですね。だけどそこまでは考えませんでした。意識してた方が良かったのでしょうか。それともが逆？「ダジャレじゃねーか、ふざけんな！」って怒られたりして……。
>元気をわけてやるシーン
北川と香里とのやりとりをそのように形容して頂けると本当に嬉しいです。ありがとうございました。


>Tnhhsさん

私の中の北川君はこんな感じです。
原作で彼について深くは語られていない分、ひとそれぞれに色々な北川像あると思います。だから合わないと感じるのはむしろ当然のことなのかもしれません。それでも「悪くない」と言って頂いて嬉しいです。ありがとうございました。


>Ecilaさん

泥臭いというか、青臭いというか。自分の中の北川をありのままに書いたらこうなりました。


>クリボーさん

既述ですが、最後の「話」は、この物語はまだまだこの先も続いていて、だけどこの後の展開は読者の想像に任せたいという思いから書きました。ただもっと上手いやり方は確かにあったと思います。すみませんでいした。


>Revinさん

あまり主張しすぎると高校生らしさが失われていくような気もします。ちょっと軽いかな、ぐらいなのが彼らには一番似合うのだと私は思いました。


>村瀬香奈さん

キタカオです。私も大好きです。
>雰囲気
祭りの雰囲気、香里の告白、北川の失踪感、シリアスながらもほのぼのーとしたムード。
全て大切に書きました。ありがとうございます。

KATUO　 03/11/22 1:37 ＜作者＞

>ゆーえむさん

こちらこそはじめまして。
>大層なレス
とんでもないです。感じたことをそのまま書きました。本当にありがとうございます。
>ＨＰ
申し訳ないのですが、所持していません。
ネット上に公開されているものもごく僅かです。
だけど是非と言って下さっているので１つだけ……。
かなり前に書いたものですが、Ｋeyのオフィシャルサイト内のＳＳ掲示板の33番あたりに「取り憑かれた北川！」というのがひっそりと置いてあります。
ただここで紹介しても果たしていいものか……。
というのも、そのＳＳは話の内容こそ違えども、設定等がこの「金魚」と酷似しております（同じ世界の話という訳ではなく）。なので正直お勧めはできません。それでも読んでもいいと言ってくだされるのなら「金魚」は一先ず忘れて読んでやって下さい。……そんな無茶な。
けっこうな量がありますので、つまらないと思ったら途中で切り捨て御免してくださっても結構です。遠慮はいりません（笑
無駄に長くなってしましましたが、それではここらへんで失礼します。